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被告:プロダクトオーナー
「プロダクトオーナーは、開発チームから生み出されるプロダク
トの価値の最大化に責任を持つ。」
スクラムガイド
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容疑①:ピボット遅れ
16
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実装する前に手動でサービス
回して、収益性をテストしたら
良かったのでは?なぜ、リー
ンスタートアップできなかった
か。
ペルソナもリーンキャンバスも作ったがユーザーヒアリン
グの数は不十分だったかもしれない。
だが、2017年9月の正式リリース後の状況を見て、大規
模向けニーズにピボットしている。
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2017年8月1日時点で、「実は
ニーズがないのでは?」って気
が付いているのでは。正式リ
リース前に、なぜ、手を打たな
かったのですか。
証拠品:「HIKKOSHIクラウド事業計画 P22」
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遅くとも2017年の7月末時点でピ
ボットできた可能性ありますよね。
その後の「開発②」フェーズでの
人件費は、もっと別の使い道も
あったのでは。
・・・おっしゃる通りです。
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容疑②:優先度取り違え
20
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同じく2017年8月1日時点の報
告には、β版にアップロードされ
たファイルの変換作業を実施
し、機能を向上させているとあ
りますが、
証拠品:「HIKKOSHIクラウド事業計画 P22」
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その後2018年1月15日に営業
担当が実施したユーザー候補
向けのアンケートによると、機
能と直接かかわらないフィード
バックがあります。 証拠品:「HIKKOSHIクラウド for Excel ご検討者様向けアンケート」
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βの目的は、フィードバックから活動
全般を改善することがなのに、アッ
プロードファイルの変換というわか
りやすい作業に没頭していたように
見えます。POのエゴでバックログの
優先度を取り違えたことはないです
か?
証拠品:岡島幸男著 「受託開発の極意」28P
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・・・否定できません。
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容疑③:複数のゴール
25
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2017年2月28日作成の計画書に
あるゴール設定を見てください。3
つもゴールがあってはサービスの
成功にフォーカスできなくはない
ですか。
証拠品:「HIKKOSHIクラウド事業計画 P2」
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そもそも組織構造に問題がある
のではないですか。新規のプロダ
クトオーナーと既存のアカウントマ
ネージャを兼任したら、利益相反
となりませんか?
証拠品:「当時の組織」(イメージ)
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おまけに、アジャイルチームな
のに役割を固定化しているの
はおかしくないですか。 証拠品:「HIKKOSHIクラウド事業計画 P10」
© Copyright 2019, ESM, Inc. 29
確かに、セグメントの責任者とPOを兼務してしまったために、計画の見極めが甘くなったことは
否定できない。既存の請負プロジェクトの都合もあり、ベストメンバーは組めなかった。兼務が
故に、ステークホルダとして機能しなかったのも事実だ。
ただし、組織構造の変更は容易ではない。それに、POである私のの意識と行動によって回避
できたはずだ。
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それは組織の力学を忖度し
たと言えるのではありません
か。
・・・。
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被告POの深層心理
31
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意識か無意識かわからないけど、奥底にある「不都合な本音」
● Why「①ピボット遅れ」
○ 予算は、人件費 > 広告宣伝費。なぜなら稼働が埋まらないでしょ。
● Why「②優先度取り違え」
○ 目の前のお客様の満足度を重視したい。なぜなら、そこからの継続受
注と点から面の拡大が重要だからだ。お客様は太陽で私たちはひま
わりでしょ。
● Why「③複数のゴール」
○ 組織全体のためになるゴールを、決められた期間・予算で達成する。
なぜって?それこそが仕事でしょ。
32
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奥底=メンタルモデル=「〇〇脳」
33
メンタルモデル
出来事
行動パターン
構造
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受託開発20年強に培われた、被告POの「受託脳」
34
メンタルモデル
基本的価値観 問題・課題解決で「目の前のお客様をハッピーに」
運営スタイル プロジェクト志向(目的達成志向)
ステークホルダ対応 一点集中、「太陽とひまわり」
コミュニケーション フェイス2フェイス重視、階層的
営業拡大 「点から面」
KPI 要員稼働率、一人当たり付加価値
リーダーシップ 兄貴(コマンド&コントロール的)
コミュニティ 社内から外に広がる
育成 社内で純粋培養
ただし、メンタルモデルそれ自体に良し悪しはない
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まとめ:残酷な事実
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「HIKKOSHIクラウドのPO」の場合
● POは、受託開発のプロであるがゆえに失敗した。
● POが所属する組織も、「受託脳」が発達しているがゆえに、
無意識的に、危うい計画を通してしまい、怪しい兆候があっ
ても、見てみぬふりをした可能性がある。
● メンタルモデルは強固。本人も気が付かないことが多く、組
織の文化として拡散する。
36
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失敗から学び成長するために
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失敗するたびにやってみよう
● 事実を洗いふりかえる。
● 自分のメンタルモデルを書き出してみる。
● 周りも見まわしてみる。
● オープンなマインドでフィードバックを受け入れる。
● インプットを増やす。
● メンタルモデルのアップデートを図る。
38
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私の場合:「受託脳」からの離脱
39
メンタルモデル 「受託」 「共創」
基本的価値観 問題・課題解決で「目の前のお客様をハッピーに」 問題・課題を発見し「まだ見ぬお客様もハッピーに」
運営スタイル プロジェクト志向(目的達成志向) コミュニティ志向(持続志向)
ステークホルダ対応 一点集中、「太陽とひまわり」 同時並行、「Win-Win or No-deal」
コミュニケーション フェイス2フェイス重視、階層的 オンライン活用、フラット
営業拡大 「点から面」 「点から線」
KPI 要員稼働率、一人当たり付加価値 活動あたりのROI
リーダーシップ 兄貴(コマンド&コントロール的) バディ(サーバント的)
コミュニティ 社内から外に広がる 社内外の境界があいまいに
育成 社内で純粋培養 社外の知見も活用
新しいメンタルモデルへのアップデートへのきっかけ
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現在チャレンジしていること
40
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アジャイルスタジオ福井のディレクター(=PO)
41
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生業である受託開発サービス
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アジャイルでお客様と共創できる場づくり
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新しい形の開発・教育支援サービスを作りたい
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新しいメンタルモデルで
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総売り上げ:35,400円 受託エンジニアが自社サービスのPOをやって学んだこと。

  • 1. © Copyright 2019, ESM, Inc. 総売り上げ:35,400円 受託エンジニアが自社サービスの POをやって学んだこと。 明日の開発カンファレンス 2019 1
  • 2. © Copyright 2019, ESM, Inc. 自己紹介 2 岡島 幸男
  • 3. © Copyright 2019, ESM, Inc. あるサービスの一生 3
  • 4. © Copyright 2019, ESM, Inc. ミッション・ポッシブル 4 Google (G Suite) の代理店ビジネスから始め受託開発、そして自社サービスへの流れ
  • 5. © Copyright 2019, ESM, Inc. ビジネスドリブン 5
  • 6. © Copyright 2019, ESM, Inc. 確かな手応え 6 Google Cloud Partner Summit Japan ‘17 のピッチコンテストで Partner Contest Winner
  • 7. © Copyright 2019, ESM, Inc. まっとうなアジャイル開発 7 Scrum による開発。岡島がプロダクトオーナーに。一番優秀なエンジニアを確保。
  • 8. © Copyright 2019, ESM, Inc. Scrum 8
  • 9. © Copyright 2019, ESM, Inc. 大規模イベントでのβユーザー募集 9 Google Cloud Next ‘17 に出展し募集。正式リリースに向けたフィードバックを期待。
  • 10. © Copyright 2019, ESM, Inc. 大々的なリリース 10 全社的なバックアップを得て、様々な機会での発表とアピール
  • 11. © Copyright 2019, ESM, Inc. 終焉 11
  • 12. © Copyright 2019, ESM, Inc. サービスの生まれてから死ぬまで 12 企画からサービス終了まで、 2年とちょっとでした。 構想・企画 2017年 2018年 2019年 開発① β リリース 開発② 正式 リリース 正式サービス サービス 終了
  • 13. © Copyright 2019, ESM, Inc. ROI 35,400円 13 20,000,000円
  • 14. © Copyright 2019, ESM, Inc. 犯人捜し 14
  • 15. © Copyright 2019, ESM, Inc. 被告:プロダクトオーナー 「プロダクトオーナーは、開発チームから生み出されるプロダク トの価値の最大化に責任を持つ。」 スクラムガイド 15
  • 16. © Copyright 2019, ESM, Inc. 容疑①:ピボット遅れ 16
  • 17. © Copyright 2019, ESM, Inc. 17 実装する前に手動でサービス 回して、収益性をテストしたら 良かったのでは?なぜ、リー ンスタートアップできなかった か。 ペルソナもリーンキャンバスも作ったがユーザーヒアリン グの数は不十分だったかもしれない。 だが、2017年9月の正式リリース後の状況を見て、大規 模向けニーズにピボットしている。
  • 18. © Copyright 2019, ESM, Inc. 18 2017年8月1日時点で、「実は ニーズがないのでは?」って気 が付いているのでは。正式リ リース前に、なぜ、手を打たな かったのですか。 証拠品:「HIKKOSHIクラウド事業計画 P22」
  • 19. © Copyright 2019, ESM, Inc. 19 遅くとも2017年の7月末時点でピ ボットできた可能性ありますよね。 その後の「開発②」フェーズでの 人件費は、もっと別の使い道も あったのでは。 ・・・おっしゃる通りです。
  • 20. © Copyright 2019, ESM, Inc. 容疑②:優先度取り違え 20
  • 21. © Copyright 2019, ESM, Inc. 21 同じく2017年8月1日時点の報 告には、β版にアップロードされ たファイルの変換作業を実施 し、機能を向上させているとあ りますが、 証拠品:「HIKKOSHIクラウド事業計画 P22」
  • 22. © Copyright 2019, ESM, Inc. 22 その後2018年1月15日に営業 担当が実施したユーザー候補 向けのアンケートによると、機 能と直接かかわらないフィード バックがあります。 証拠品:「HIKKOSHIクラウド for Excel ご検討者様向けアンケート」
  • 23. © Copyright 2019, ESM, Inc. 23 βの目的は、フィードバックから活動 全般を改善することがなのに、アッ プロードファイルの変換というわか りやすい作業に没頭していたように 見えます。POのエゴでバックログの 優先度を取り違えたことはないです か? 証拠品:岡島幸男著 「受託開発の極意」28P
  • 24. © Copyright 2019, ESM, Inc. 24 ・・・否定できません。
  • 25. © Copyright 2019, ESM, Inc. 容疑③:複数のゴール 25
  • 26. © Copyright 2019, ESM, Inc. 26 2017年2月28日作成の計画書に あるゴール設定を見てください。3 つもゴールがあってはサービスの 成功にフォーカスできなくはない ですか。 証拠品:「HIKKOSHIクラウド事業計画 P2」
  • 27. © Copyright 2019, ESM, Inc. 27 そもそも組織構造に問題がある のではないですか。新規のプロダ クトオーナーと既存のアカウントマ ネージャを兼任したら、利益相反 となりませんか? 証拠品:「当時の組織」(イメージ)
  • 28. © Copyright 2019, ESM, Inc. 28 おまけに、アジャイルチームな のに役割を固定化しているの はおかしくないですか。 証拠品:「HIKKOSHIクラウド事業計画 P10」
  • 29. © Copyright 2019, ESM, Inc. 29 確かに、セグメントの責任者とPOを兼務してしまったために、計画の見極めが甘くなったことは 否定できない。既存の請負プロジェクトの都合もあり、ベストメンバーは組めなかった。兼務が 故に、ステークホルダとして機能しなかったのも事実だ。 ただし、組織構造の変更は容易ではない。それに、POである私のの意識と行動によって回避 できたはずだ。
  • 30. © Copyright 2019, ESM, Inc. 30 それは組織の力学を忖度し たと言えるのではありません か。 ・・・。
  • 31. © Copyright 2019, ESM, Inc. 被告POの深層心理 31
  • 32. © Copyright 2019, ESM, Inc. 意識か無意識かわからないけど、奥底にある「不都合な本音」 ● Why「①ピボット遅れ」 ○ 予算は、人件費 > 広告宣伝費。なぜなら稼働が埋まらないでしょ。 ● Why「②優先度取り違え」 ○ 目の前のお客様の満足度を重視したい。なぜなら、そこからの継続受 注と点から面の拡大が重要だからだ。お客様は太陽で私たちはひま わりでしょ。 ● Why「③複数のゴール」 ○ 組織全体のためになるゴールを、決められた期間・予算で達成する。 なぜって?それこそが仕事でしょ。 32
  • 33. © Copyright 2019, ESM, Inc. 奥底=メンタルモデル=「〇〇脳」 33 メンタルモデル 出来事 行動パターン 構造
  • 34. © Copyright 2019, ESM, Inc. 受託開発20年強に培われた、被告POの「受託脳」 34 メンタルモデル 基本的価値観 問題・課題解決で「目の前のお客様をハッピーに」 運営スタイル プロジェクト志向(目的達成志向) ステークホルダ対応 一点集中、「太陽とひまわり」 コミュニケーション フェイス2フェイス重視、階層的 営業拡大 「点から面」 KPI 要員稼働率、一人当たり付加価値 リーダーシップ 兄貴(コマンド&コントロール的) コミュニティ 社内から外に広がる 育成 社内で純粋培養 ただし、メンタルモデルそれ自体に良し悪しはない
  • 35. © Copyright 2019, ESM, Inc. まとめ:残酷な事実 35
  • 36. © Copyright 2019, ESM, Inc. 「HIKKOSHIクラウドのPO」の場合 ● POは、受託開発のプロであるがゆえに失敗した。 ● POが所属する組織も、「受託脳」が発達しているがゆえに、 無意識的に、危うい計画を通してしまい、怪しい兆候があっ ても、見てみぬふりをした可能性がある。 ● メンタルモデルは強固。本人も気が付かないことが多く、組 織の文化として拡散する。 36
  • 37. © Copyright 2019, ESM, Inc. 失敗から学び成長するために 37
  • 38. © Copyright 2019, ESM, Inc. 失敗するたびにやってみよう ● 事実を洗いふりかえる。 ● 自分のメンタルモデルを書き出してみる。 ● 周りも見まわしてみる。 ● オープンなマインドでフィードバックを受け入れる。 ● インプットを増やす。 ● メンタルモデルのアップデートを図る。 38
  • 39. © Copyright 2019, ESM, Inc. 私の場合:「受託脳」からの離脱 39 メンタルモデル 「受託」 「共創」 基本的価値観 問題・課題解決で「目の前のお客様をハッピーに」 問題・課題を発見し「まだ見ぬお客様もハッピーに」 運営スタイル プロジェクト志向(目的達成志向) コミュニティ志向(持続志向) ステークホルダ対応 一点集中、「太陽とひまわり」 同時並行、「Win-Win or No-deal」 コミュニケーション フェイス2フェイス重視、階層的 オンライン活用、フラット 営業拡大 「点から面」 「点から線」 KPI 要員稼働率、一人当たり付加価値 活動あたりのROI リーダーシップ 兄貴(コマンド&コントロール的) バディ(サーバント的) コミュニティ 社内から外に広がる 社内外の境界があいまいに 育成 社内で純粋培養 社外の知見も活用 新しいメンタルモデルへのアップデートへのきっかけ
  • 40. © Copyright 2019, ESM, Inc. 現在チャレンジしていること 40
  • 41. © Copyright 2019, ESM, Inc. アジャイルスタジオ福井のディレクター(=PO) 41
  • 42. © Copyright 2019, ESM, Inc. 生業である受託開発サービス 42
  • 43. © Copyright 2019, ESM, Inc. アジャイルでお客様と共創できる場づくり 43
  • 44. © Copyright 2019, ESM, Inc. 新しい形の開発・教育支援サービスを作りたい 44
  • 45. © Copyright 2019, ESM, Inc. 新しいメンタルモデルで 受託ビジネスをアップデート中です 45
  • 46. © Copyright 2019, ESM, Inc. 見学お待ちしております。 46 「アジャイルスタジオ福井」