2016.6.17 Cybozuさんとの共同セミナーでの資料。 リージョナルヘッドクオーター企業が、データをどのように管理すべきか、Kintoneを使ってどのような管理が行なえるか、具体例を混じえて説明しています。

1. 2016-06-17
リージョナルHQから各国へ
最適な情報だけをセキュアに配信 !
～在庫情報や船舶スケジュール、
技術ノウハウの共有まで～
TAMSAN Pte Ltd
藤原 寛明

2. 2016-06-17
TAMSANについて

3. 2016-06-17
Pte Ltd
2012年 8月 設立
* 日本法人は 1992年設立
116名（グループ全体）

4. 2016-06-17
シンガポールでプランニング、プロマネを
日本で実制作・開発を行なっています。
基本的
には

5. 2016-06-17
10カ国以上を対象にした
キャンペーンサイトを構築したり

6. 2016-06-17
アンケートウェブアプリ開発や
記事2万件以上のメディアサイトの構築

7. 2016-06-17
インター校向けのe-Learningシステムや
20カ国以上の代理店向けの会員サイト

8. 2016-06-17
スマホアプリ、コーポレートサイト、
医療アプリ、Facebookページ など

9. 2016-06-17
企業のビジネス課題に対して
最新のデジタル技術を用いた
ソリューションをプランニングして
制作・開発を行なう、
デジタルプロダクションです。
2016-06-16

10. 2016-06-17
藤原 寛明
Managing Director
2005年 自動車部品専門商社入社
2006年 エクアドル代理店駐在
2008年 退社 → アルゼンチンへ
アルゼンチンでビジネスの真似事を2年
2010年 帰国 → 株）TAM 入社
2012年 TAMSAN立ち上げのため来星
1982年生まれ
愛媛県大三島出身
立命館大学卒

11. 2016-06-17
リージョナルHQから各国へ
最適な情報だけをセキュアに配信 !
powered by
～在庫情報から船舶スケジュールまで～

12. 2016-06-17
Agenda
よく伺うRHQの現状とその要因・背景
課題と、現状の抱えるリスク
Kintoneを中心とした
情報共有システムソリューション
実現できることの具体例
1
2
3
4

13. 2016-06-17
毎日変動する
在庫情報、価格情報、
船舶のスケジュールの変更情報…

14. 2016-06-17
周辺国の
グループ企業や、代理店さんなどと
どのように共有されていますか？

15. 2016-06-17
よく伺うRHQの現状とその要因・背景1

16. 2016-06-17
よく伺うRHQの現状1
・RHQとして、アジア各国を管理
・「日本本社 → RHQ → アジア各国」
という流れで、RHQに届く情報を配信・共有
・上記の流れを実現するシステムは存在しないし、
存在する予定もない
・在庫情報・価格情報・技術ノウハウなど
大事な情報はまずRHQで管理

17. 2016-06-17
よく伺うRHQの現状1
その結果の、共有方法は

18. 2016-06-17
RHQ

19. 2016-06-17
よく伺うRHQの現状1
１．日本本社などのシステムから
Excel/CSVファイル生成
３．ファイルをメールに添付してメール送信
２．ファイルを手動orメールで取得、
共有先に最適化するためにファイルを編集
→共有完了！

20. 2016-06-17
解決、改善を妨げる要因は？

21. 2016-06-17
その要因や背景1
・日本本社のシステムは触ることができない、
または、改修は社内的にオオゴトすぎる
・新規システムを作りたいが、
いくらかかって、どこまで実現できるかが
わからない
・実は既にシンガポールで作ってしまってるが
イントラネットワークの中でしか機能しない
・・・など

22. 2016-06-17
課題と、現状の抱えるリスク2

23. 2016-06-17
リスク、手間、ビジネス的な制限

24. 2016-06-17
RHQ

25. 2016-06-17
課題と、現状の抱えるリスク2
１．日本本社などのシステムから
Excel/CSVファイル生成
３．ファイルをメールに添付してメール送信
２．ファイルを手動orメールで取得、
共有先に最適化するためにファイルを編集
→共有完了！
毎回編集することの手間

26. 2016-06-17
課題と、現状の抱えるリスク2
１．日本本社などのシステムから
Excel/CSVファイル生成
３．ファイルをメールに添付してメール送信
２．ファイルを手動orメールで取得、
共有先に最適化するためにファイルを編集
→共有完了！
マニュアル作業に起因
するミスの発生
→ 誤った情報の配信

27. 2016-06-17
課題と、現状の抱えるリスク2
１．日本本社などのシステムから
Excel/CSVファイル生成
３．ファイルをメールに添付してメール送信
２．ファイルを手動orメールで取得、
共有先に最適化するためにファイルを編集
→共有完了！
送信先の誤りなどによ
る、誤った情報の配信
リスク

28. 2016-06-17
課題と、現状の抱えるリスク2
１．日本本社などのシステムから
Excel/CSVファイル生成
３．ファイルをメールに添付してメール送信
２．ファイルを手動orメールで取得、
共有先に最適化するためにファイルを編集
→共有完了！
送信完了したが、
受け取り手が
どのくらい活用しているかわからない。

29. 2016-06-17
課題と、現状の抱えるリスク2
１．日本本社などのシステムから
Excel/CSVファイル生成
３．ファイルをメールに添付してメール送信
２．ファイルを手動orメールで取得、
共有先に最適化するためにファイルを編集
→共有完了！
営業スタッフなどが
外出先で確認したくても
Excelファイル開かないと確認できない

30. 2016-06-17
課題と、現状の抱えるリスク2
１．日本本社などのシステムから
Excel/CSVファイル生成
３．ファイルをメールに添付してメール送信
２．ファイルを手動orメールで取得、
共有先に最適化するためにファイルを編集
→共有完了！
そもそも、機密性の高い情報を
誰でも編集できるExcel形式で
メールで配信しているのは・・・

31. 2016-06-17
課題と、現状の抱えるリスク2
１．日本本社などのシステムから
Excel/CSVファイル生成
３．ファイルをメールに添付してメール送信
２．ファイルを手動orメールで取得、
共有先に最適化するためにファイルを編集
→共有完了！
このフローで共有ができない
機密性の高い情報は、
そもそも共有自体していない

32. 2016-06-17
解決できます

33. 2016-06-17
Kintoneを中心とした
情報共有システムソリューション
3

34. 2016-06-17
情報共有システムソリューション3
ⅰ. 情報をKintoneに集約して管理
ⅱ. Kintoneに集約した情報をウェブで表示
ユーザ属性に応じて情報を出し分け
ⅲ. RHQ → 各拠点 の一方向だけではなく
RHQ ⇔ 各拠点 のインタラクティブな設計に
ⅳ. 拡張性を持たせて、
ビジネス戦略に応じた機能拡張に柔軟に対応

35. 2016-06-17
全体の構成イメージ

36. 2016-06-17
情報共有システムソリューション3
別サーバ
Batch
処理
日本本社サーバ
既存システム
・管理
・配信
・分析
・閲覧
・フィードバック
・資料のダウンロード
・アップロード
RHQ

37. 2016-06-17
ⅰ. 情報をKintoneに集約して管理

38. 2016-06-17
RHQ
情報共有システムソリューション3
別サーバ
Batch
処理
日本本社サーバ
既存システム
管理
・ユーザの属性に応じた情報だけを配信
・ユーザの環境に最適化して表示

39. 2016-06-17
情報共有システムソリューション3
ⅰ. 情報をKintoneに集約して管理
・日本本社などのシステムから
外部からもセキュアに接続可能なサーバへ
ExcelやCSVファイルで情報を格納
・毎日や◯時間に１回など、定期的に、
上記サーバ ⇔ Kintone
の情報アップデート処理プログラムを設置

40. 2016-06-17
情報共有システムソリューション3
別サーバ
Batch
処理
日本本社サーバ
既存システム
管理
・ユーザの属性に応じた情報だけを配信
・ユーザの環境に最適化して表示
RHQ

41. 2016-06-17
情報共有システムソリューション3
ⅰ. 情報をKintoneに集約して管理
・情報の編集、アップデートなど
Kintoneで一元管理
・追加で配信したい情報や
RHQ独自管理の情報を追加

42. 2016-06-17
情報共有システムソリューション3
ⅰ. 情報をKintoneに集約して管理
・ユーザ軸やコンテンツ軸での閲覧状況、
特定コンテンツのダウンロード状況
などを確認
・ログイン、閲覧ログを管理することで
万が一のケースの、漏洩元を特定

43. 2016-06-17
ⅱ. Kintoneに集約した情報をウェブで表示
ユーザ属性に応じて情報を出し分け

44. 2016-06-17
RHQ
情報共有システムソリューション3
別サーバ
Batch
処理
日本本社サーバ
既存システム
管理
・ユーザの属性に応じた情報だけを配信
・ユーザの環境に最適化して表示
・閲覧
・フィードバック
・資料のダウンロード
・アップロード

45. 2016-06-17
情報共有システムソリューション3
ⅱ. Kintoneに集約した情報をウェブで表示
ユーザ属性に応じて情報を出し分け
・会員サイトとして、セキュアな
ウェブサイトを構築
・Kintone × ウェブサイト を API連携。
Kintone内の情報をウェブサイトで表示
・ウェブサイトをモバイル対応

46. 2016-06-17
情報共有システムソリューション3
ⅱ. Kintoneに集約した情報をウェブで表示
ユーザ属性に応じて情報を出し分け
・会員情報として
ユーザの拠点情報／役職（＝権限）
をKintone内で管理
・会員＝RHQで把握・管理可能なユーザのみ
コンテンツを閲覧可能に
・ユーザに適した情報のみをKintoneから配信

47. 2016-06-17
ⅲ. RHQ → 各拠点 の一方向だけではなく
RHQ ⇔ 各拠点 のインタラクティブな設計に

48. 2016-06-17
情報共有システムソリューション3
別サーバ
Batch
処理
日本本社サーバ
既存システム
管理
・ユーザの属性に応じた情報だけを配信
・ユーザの環境に最適化して表示
・閲覧
・フィードバック
・資料のダウンロード
・アップロード
RHQ

49. 2016-06-17
情報共有システムソリューション3
ⅲ. RHQ → 各拠点 の一方向だけではなく
RHQ ⇔ 各拠点 のインタラクティブな設計に
・ユーザがウェブサイトから
フィードバックや、質問、発注を行なえる
ように設計するなど
インタラクティブな情報共有システムとして
円滑なコミュニケーション・管理を
実現する

50. 2016-06-17
ⅳ. 拡張性を持たせて、
ビジネス戦略に応じた機能拡張に柔軟に対応

51. 2016-06-17
・ユーザの属性に応じた情報だけを配信
・ユーザの環境に最適化して表示
・閲覧
・フィードバック
・資料のダウンロード
・アップロード
情報共有システムソリューション3
別サーバ
Batch
処理
日本本社サーバ
既存システム
管理

52. 2016-06-17
情報共有システムソリューション3
ⅳ. 拡張性を持たせて、
ビジネス戦略に応じた機能拡張に柔軟に対応
Kintoneは、使うものではなく
カスタマイズして
自社に最適につくりあげるもの。

53. 2016-06-17
情報共有システムソリューション3
ⅳ. 拡張性を持たせて、
ビジネス戦略に応じた機能拡張に柔軟に対応
・情報を集約して管理 × 会員の属性
→ 配信したいコンテンツを追加する場合に
・対象（地域／権限）を制限したり
・内容を制限したり
容易に実装可能

54. 2016-06-17
実現できることの具体例4

55. 2016-06-17
実現できることの具体例4
ⅰ. 在庫・価格情報を配信
ⅱ. 船舶スケジュールを共有
ⅲ. 技術資料をセキュアに配信
ⅳ. 社内教育システムとしての活用

56. 2016-06-17
実現できることの具体例4
ⅰ. 在庫・価格情報を配信

57. 2016-06-17
別サーバ
Batch
処理
日本本社サーバ
既存システム
・管理
・配信
・分析
・ユーザの属性に応じた情報だけを配信
・ユーザの環境に最適化して表示
・閲覧
・フィードバック
・資料のダウンロード
・アップロード
在庫・価格情報
実現できることの具体例4
私はオーナなので
価格を見られます
私は事務なので
価格は見えません
タイのオーナなの
でTHBで
価格が見えてます
RHQ

58. 2016-06-17
ⅱ. 船舶スケジュールを共有
実現できることの具体例4

59. 2016-06-17
RHQ
別サーバ
Batch
処理
日本本社サーバ
既存システム
・管理
・配信
・分析
・ユーザの属性に応じた情報だけを配信
・ユーザの環境に最適化して表示
・閲覧
・フィードバック
・資料のダウンロード
・アップロード
スケジュール
船舶情報を取得
実現できることの具体例4
私の荷物は
予定通りのよう。
３日ほど
ズレてるな
変更発生。
スケジュール変更と、
見積変更をやろう！

60. 2016-06-17
実現できることの具体例4
ⅲ. 技術資料をセキュアに配信

61. 2016-06-17
RHQ
別サーバ
Batch
処理
日本本社サーバ
既存システム
・管理
・配信
・分析
・ユーザの属性に応じた情報だけを配信
・ユーザの環境に最適化して表示
・閲覧
・フィードバック
・資料のダウンロード
・アップロード
実現できることの具体例4
この資料は
機密性が高いので
SMSのワンタイム認証コード
付きで配信しよう
他の人に見られると困るので
あの代理店にだけ
メールで配信を通知しよう

62. 2016-06-17
別サーバ
Batch
処理
日本本社サーバ
既存システム
・管理
・配信
・分析
・ユーザの属性に応じた情報だけを配信
・ユーザの環境に最適化して表示
・閲覧
・フィードバック
・資料のダウンロード
・アップロード
実現できることの具体例4
1.メール受取
2.アクセス
3.SMS申請
4.認証コード入力
5.資料閲覧

63. 2016-06-17
RHQ
別サーバ
Batch
処理
日本本社サーバ
既存システム
・管理
・配信
・分析
・ユーザの属性に応じた情報だけを配信
・ユーザの環境に最適化して表示
・閲覧
・フィードバック
・資料のダウンロード
・アップロード
実現できることの具体例4
この資料は有益だから
他社の友達にシェアしてや
ろう

64. 2016-06-17
RHQ
別サーバ
Batch
処理
日本本社サーバ
既存システム
・管理
・配信
・分析
・ユーザの属性に応じた情報だけを配信
・ユーザの環境に最適化して表示
・閲覧
・フィードバック
・資料のダウンロード
・アップロード
実現できることの具体例4
ドキュメントの背景に
僕の名前が入ってるから
バレちゃうから駄目だ…

65. 2016-06-17
ⅳ. 社内教育システムとしての活用
実現できることの具体例4

66. 2016-06-17
RHQ
別サーバ
Batch
処理
日本本社サーバ
既存システム
・管理
・配信
・分析
・ユーザの属性に応じた情報だけを配信
・ユーザの環境に最適化して表示
・閲覧
・フィードバック
・資料のダウンロード
・アップロード
実現できることの具体例4
来月から販売される
新製品の仕様について
みんなに勉強してもらおう

67. 2016-06-17
別サーバ
Batch
処理
日本本社サーバ
既存システム
・管理
・配信
・分析
・ユーザの属性に応じた情報だけを配信
・ユーザの環境に最適化して表示
・閲覧
・フィードバック
・資料のダウンロード
・アップロード
実現できることの具体例4
随分新しい切り口の
新製品が出るな。
各スタッフに勉強させないと。
ーーーーー
１．動画を見ておきなさい
２．課題をやっておきなさい

68. 2016-06-17
RHQ
別サーバ
Batch
処理
日本本社サーバ
既存システム
・管理
・配信
・分析
・ユーザの属性に応じた情報だけを配信
・ユーザの環境に最適化して表示
・閲覧
・フィードバック
・資料のダウンロード
・アップロード
実現できることの具体例4
動画を見て
課題をやりました！
課題をやりました！
（動画は面倒だから
見てないけど）

69. 2016-06-17
RHQ
別サーバ
Batch
処理
日本本社サーバ
既存システム
・管理
・配信
・分析
・ユーザの属性に応じた情報だけを配信
・ユーザの環境に最適化して表示
・閲覧
・フィードバック
・資料のダウンロード
・アップロード
実現できることの具体例4
課題が上がってきたが、
ベトナムのこの男性スタッフは
動画を閲覧してないな

70. 2016-06-17
開発の費用感

71. 2016-06-17
開発の費用感
約 S$25K ～ S$50K
本日お話したような内容で、
＊要件によって、
もっと抑えることができたり
膨らんでしまったりはあります。
＊開発初期工数です

72. 2016-06-17
Kintoneのメリット
（制作・開発視点を中心に）

73. 2016-06-17
Kintoneのメリット整理
・連携がしやすい
- ウェブサイトやモバイルアプリなどとの
情報連携を行ないやすく、
結果的に、開発工数を抑えることができる
・拡張性が高い
- プラグインなど沢山あるので
開発不要で設定のみで機能実装できる機能
もあったりする

74. 2016-06-17
Kintoneのメリット整理
・管理画面が使いやすい
- オペレーション担当の人や
管理者の人が、新しいシステムに慣れる時間
が、他のツールと比較して短め
・安い！
- 拡張性、機能面を鑑みると
他のCRMなどと比べて
ライセンス費用が非常に安い

75. 2016-06-17