肩書は当時のものです。 現在のプロフィール 山下　研一 株式会社シンクアップ　共同経営者（専務取締役）・プランナー 株式会社C&H（バーチャルロッカー）　取締役 学校広報ソーシャルメディア活用勉強会（GKB48）　事務局長 特定非営利活動法人（NPO）マナビバ　理事長 各種ご相談、ご連絡は右記まで　blackcoff@gmail.com FB : blackcoffee21

1. 大学改革期の広報の課題
どのようにソーシャルメディアに
取り組むか
私学経営研究会 2013年度4月定例セミナー
聖学院大学 広報局長
山下 研一

2. 序章
概 略

3. 大学と広報
● 規模 募集人員 800名以上の大学と以下の大学
● 広報の課題 学園（大学）広報と募集広報
Public Relations と Promotion
2000年（平成12年）まで圧倒的な売り手市場状態が
続いたので広報の必要性を感じなかった

4. 大学公式ホームページ
● 大学公式サイトの誕生までの歴史
JUNET 1984年
www 1990年 （CERN ティム・バーナーズ＝リー）
日本最初のホームページ KEK 1992年
インターネット商用化 1995年
大学の公式ホームページは2000年ごろから事務部
署から始まる。
● その後、出自を忘れた発展をしてきた
http://www.ibarakiken.gr.jp/www/index.html

5. ソーシャルということ
● インターネットによる社会のソーシャル化とグロー
バル化
– マスメディア vs. ソーシャルメディア
– 打ち上げ花火と線香花火
– web2.0 検索とマッシュアップ ⇒ 社会のソーシャル化を考
える上で重要ですがこのあたりは省略
● 3･11以後の日本社会の変化
– twitterとFacebook
– ソーシャル化はブームではなくトレンド

6. 第一章
大学広報について

7. 学校広報の従来のチャンネル
● 大学パンフレットなどの紙媒体
● 公式ホームページ
● イベント オープンキャンパス等
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● 広告 働きかける 情報誌・テレビ・ラジオ・交通広告
● プレスリリース 大学プレスセンター・New2u
● プロモーション 会場相談会・高校訪問

8. 広報に対する違和感
● 広告宣伝との混同
● 組織的未分化 業務に追われる日々・振り回される日々
● インフォマーシャル
広報費の問題
● 大学序列化
個性輝く大学ということとの矛盾
センター試験

9. 広報とは何か
● 真実性 情報公開
● 公開性 IR
● 速報性 WEB
● ＋網羅性 大学ポートレート
● 大学の主体的活動が必要 広報魂

10. 第二章
ソーシャルメディアを
使った広報戦略

11. インターネットと大学広報
● 出自からインターネットをとらえ直してみよう！
● 活用を考える
● 「インターネットを活用した大学広報」というサバイ
バル戦略がある

12. ● ネットが「巨大な強者」（国家、大資本、大組織…）よりも
「小さな弱者」（個人、小資本、小組織…）と親和性の高い
技術であること。
● ネットが人々の「善」なるもの、人々の小さな努力を集積す
る可能性を秘めた技術であること。
● ネットがこれまでは「ほんの一部の人たち」にのみ可能だ
った行為（例：表現、社会貢献）をすべての人々に開放す
る技術であること。
● ネットが「個」の固有性（個性、志向性）を発見し増幅する
ことにおいて極めて有効な技術であること。
● ネットが社会に多様な選択肢を増やす方向の技術である
こと。
「ウェブ時代をゆく-いかに働き、いかに学ぶか」
梅田望夫 ちくま新書 2007年11月
「インターネット時代」の広報的読み方

13. ソーシャルメディアの始め方
● セキュリティとプライバシーの問題
– セキュリティポリシーとガイドラインの作成
● TwitterとFacebookの公式アカウントの開設
● 広報課内にまず担当者を決める（第一ステージ）
● あとは実践あるのみ ゆるさとホスピタリティ
● ソーシャルメディアのリテラシーを身につける

14. 従来の広報の仕事との違い
● ソーシャルメディア時代の広報（一例）
「息をするように記事を書き、まばたきするよ
うに画像を撮る」
– 大学はコンテンツにあふれている。
– スマートフォンを使った取材
– 広報魂
● プレスリリース
● 広報の大学間連携
● 情報システム部門との連携

15. 第三章
ソーシャルメディアの
実例

20. 第四章
大学改革と広報の課題

21. 大学改革と広報の課題
● 広報 組織的な取り組み
● 大学全体の広報戦略を立てることが重要
– 建学の精神
● 発信力

22. 大学二極化とダイヤモンド型の構造
極
極
合併・統合
淘汰
入学難易度
受験生獲得競争
少子化に負けた♪いえ
偏差値に負けた♪
大学二極化とダイヤモンド型の構造

23. 選抜からマッチングへ
大学が選抜する → 受
験生に選んでもらう
選んでもらうには「大学の顔立ち」をはっ
きりさせる
個性化（強み）と情報公開を徹底する
カッコいいとかカワイイではない

24. セグメンテーションとターゲティング
• 幅広い学力層の存在
– 多様な学習歴 学習指導要領/多様な履修ス
タイル
– いじめ/学校への不適応 「それでも大学だけ
は行きたい」
– 家庭問題
– 経済格差問題
• 均質な社会から多様な社会へ
• 教育の得意分野を見定める ターゲティング

25. 教育で忘れられた層の発見