2011卒制ドキュメント
- 2. ま
ぼ
ろ
し
の
き
は
- maboroshinokiwa -
他 映 プ 卒
媒 像 ロ 研
体 関 セ 最
資 係 ス 終
料 資 ド 決
料 キ 定
ュ 資
メ 料
ン
ト
36 28 12 2
| | | |
38 35 27 11
頁 頁 頁 頁
- 3. 卒 卒
研
研 最
終
決
最 定
資
終 料
決
定
資
料
卒業研究概要
展示計画書
空間構成
シナリオ
機能構成図
2
- 4. 卒
研 2011年度 デザイン情報学科 卒業研究 【概要】 最終版
最
終 氏名 : クラス : 番号 : 所属ゼミ指導教員 :
決
定 タイトル :
資 サブタイトル :
料
タイトル(英語) :
サブタイトル(英語) :
指導教員サイン: 副指導教員サイン:
3
提出締切 : 10月15日(土)17:00 学科研究室提出 ※サインをもらった後学科WebサイトからPDFも提出のこと
- 5. 卒
2011年度 デザイン情報学科 卒業研究 【展示計画書】 最終版
研
最
氏名 : クラス : 番号 : 所属ゼミ指導教員 : 終
決
タイトル : 定
サブタイトル :
資
タイトル(英語) :
料
サブタイトル(英語) :
展示計画(使用機材/作品サイズ/展示スペース/展示場所/展示方法等、出来るだけ詳細に):
指導教員サイン: 副指導教員サイン:
4
提出締切 : 10月15日(土)17:00 学科研究室提出 ※サインをもらった後学科WebサイトからPDFも提出のこと
- 8. 空間構成図
卒
研
最
終
決
定
資
料
プロジェクターは会場の上方
の梁に網棚を渡してその上に
乗せる。
黄色い長方形は障子紙。
上方の網棚から、吊るす。 覗き
穴は地上から120cmの高さぐ
らい。鑑賞台以上の高さ)
(
奥の灰色は投影台。 奥の壁に
寄せる。机には黒い布のカバ
ーをかける。 机の中にノートPC
を置いてUSBコードを上方へ
繋げる。USBコードは上方から
吊るした暗幕で隠す。
7
- 9. 卒
研
最
終
決
障子紙から投影台までの長さは約2m。
定
投影台の端を中心に半径2mの半円上に
資
30°60°90°120°150°
、 、 、 、 の角度で障子
料
紙を配置する。
障子紙は1.5間用の幅690cmを使用す
る。
プロジェクターは上方から鏡を使って下
方に投影する。動画は左右反転したもの
を投影する。
8
- 11. シナリオ
卒
研
最
終
決
定
資
料
1 会場に到着。
: 遠目に作品全体を見る 2 近づいて吊ってある箱の中身を確認する
:
3 台の上に投影された映像を見る
: 4 垂れ幕に穴が空いているのに気がつく
:
5 穴をのぞく
: と合成された像が見える 6 もう1度会場全体を見て現象の特殊性を感じる
:
10
- 12. 機能構成図
卒
研
最
終
決
定
資
料 障子紙は全部で5枚を右図のよう
に配置します。
投影する映像は「春」夏」秋」冬」
「 「 「
の4種類です。
ま
ぼ
ろ
し
の
き
は
1 最初に①の地点から見える
: 2 投影された映像を左右に回転させる。
: ②〜⑤の中から2点を選
映像を投影する。投影する映像 び、 それぞれの場所から見えるように回転角度を変える。
は春夏秋冬の中から2つを選 (例 ④と③の位置から映像が見えるようにしたい場合、
: 左の映像
んで投影する。 は左に60°右の映像は右に30°
回転させる)
3 各映像は15〜20秒ほどで終わる。
: 終わりのシーンは映像の透明度が100%から0%に下がる。透明度
が下がるのに合わせて映像を①の位置から見える角度に回転させる。 映像が完全に消えたら最初に戻
って別のパターンの映像が流れる。
映像は春夏秋冬の組み合わせを変えたものだけで、 基本的に2種類以上の映像は重ねない。
11
- 13. プ
ロ
セ
ス
ド プ
ロ
キ セ
ス
ド
ュ キ
ュ
メ メ
ン
ト
ン
ト
没案
展示実習
中間発表
最近の取り組み
今後取り組むこと
12
- 14. 没案
●四畳半宇宙
暗闇を利用した浮遊感の中に光の点を配置
することでもとある空間よりも大きな空間を
感じられるようになるという仮定のもと、癒
「
し空間の創造」をテーマにした企画。
プ
ロ
セ
ス
ド
キ
ュ
メ
ン
ト
●水面倒影映像
東山魁夷の特集番組を見て思いついた
企画。水面に移る倒影を効果的に利用し
た映像を制作し、さらに水面の振動も加
えた自作品になる予定だった。振動スピ
ーカーを利用して水面の振動という自然
現象を偶然では無く計画的に制御しよう
とした。
13
- 15. プ
ロ
セ
ス
ド
キ
ュ
メ
ン
その後、暗闇の中で声に反応するキューブを設置し、音」
「 を視覚化するような空間構成に変更。結局、
ト
完全な暗闇を作ることが難しいため断念。
●こいこい
最終決定のアイデアのもととなった企画。
床面に映し出された巨大な縦長に歪んだ像
を、ある位置から見ると正しい比率で見える
というもの。モチーフは花札で「生け花+映
像」で3次元と映像の融合をし、今までに無
い変わった映像表現を試みよう とした。
このアイデアでは360°
を12に割り、各位置から
同時に12種類の映像を同時に見せよう として
いる。この時点では鑑賞位置の指定については
特に考えていない。
14
- 16. 最終決定案の参考作品
●julian Beever ジュ
( リアン ビーバー)
・ 氏の作品
プ
ロ
セ
ス
ド
キ
ュ
メ
ン
ト
画像引用元 http://www.julianbeever.net/pave.htm
:
15
- 17. ジュリアン ビーバーという人の作品は平面作品で
・
ある。しかし、 写真を見るとただの平面作品には見
えない。絵が3次元の奥行きと立体感を持ってそこ
に存在しているかのように見える。 彼の絵はリアル
タッチだが、 3次元の質感とは異なる。明らかに絵
だとわかるけれど2次元という概念の中に収まりき
らないところに彼の作品の魅力があるように思う。
この手法を使って映像と3次元空間の融合を図り
たいと考えた。
プ
ロ
セ
ス
ド
キ
ュ
メ
ン
ト
<見せたい像> <実際に描かれた像>
16
- 18. 展示実習
●実験の場と ての展示実習
し
展示演習の企画は没案の「こいこい」を簡易的にしたものを提出した。展示演習は展示と
しての完成形を示すのでは無く 投影位置、
、 鑑賞位置、投影映像の大きさ、機材配置位置
を計測する場として利用した。展示演習の実験結果をもとに実現可能な展示計画を考案
することが一番の目的であった。
プ
ロ
セ
ス
ド
キ
ュ
メ
ン
ト
17
- 19. プ
ロ
セ
ス
ド
キ
ュ
メ
ン
ト
投影映像は4種類用意し、それぞれに縦横比率が違
うものを用意した。
また、複数の映像を重ねて複数
の角度から映像を認識できるような映像も制作して
実験した。
投影場所はあまり良いとは言えな
い場所だったが、必要な情報は入
手できた。
18
- 20. 展示実習後の実験
プ
ロ
セ
ス
ド
キ
ュ
メ
ン
ト
展示実習後は展示で得た結果をもとに簡易的な装置を作り、 投影実験を重ねた。
展示実習で視点の固定および片目での鑑賞が必要と感じたため、鑑賞装置」
「 の導入を決定し
た。視点の高さと鑑賞距離の関係も実験を行い、投影する平面と鑑賞視点位置が近ければ近い
ほど、投影位置と鑑賞位置の距離が短くなるという結果が出た。この結果をもとに会場全体の展
示計画を変更し、最終案に近いところまで詰めていった。
19
- 21. プ
ロ
セ
ス
ド
キ
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ト
20
- 23. プ
ロ
セ
ス
ド
キ
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ン
ト
22
- 24. 空間イメージおよび映像モチーフの決定
●空間イメージ
映像の中身を「幽霊」と考えていた時の空間イメ
ージ図。場所はタスクルームか演習室を想定して
おり、一番下の図がその時点での決定案。
プ
ロ
セ
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ド
キ
ュ
メ
ン
ト
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- 25. ●映像モチーフ
プ
ロ
セ
ス
ド
キ
ュ
メ
ン
ト
映像コンテンツをクレイアニメで制作するこ
とを展示実習後に決めていた。 しかし、実際
クレイアニメで動画を撮ろう と準備した段階
で造形が上手く できないという理由から断
念。パペットアニメを制作するこ とに変更し、
人形を作り始める。 動画を複数用意するこ と
は事前に決定していたため、四季」
「 をモチ
ーフに動画を制作するこ とにし、 上のイメー
ジ画を制作した。 主役は幽霊から 「木の精(
木霊)に変更した。
」
最終的な見え方のイメージは上図の4枚で
は無く左図。
24
- 26. 最終提出までの取り組み
●9号館地下1階小展示室
11月に展示場所を演習室から9号館地下1階の展示室に変更するこ とになった。
投影面とプロジェクターの設置距離が2mほどだと投影面に映せる映像が1mほどになる。
そうなると鑑賞位置から見える像が4cmほどになってしまい、展示のメインでもある映像が
見づらくなるという問題が出る。それを改善するために、投影面とプロジェクターの位置を
できるだけ離さなければならない。
そこで天井の高い9号館地下展示室に移動するこ とに決めた。
場所の変更に伴い展示計画も変更。 最終版の企画書および展示計画書を作成した。
プ ●展示模型ver.01/ver.02
ロ
セ
ス
ド
キ
ュ
メ
ン
ト
最初に制作した模型は投影台が円形で鑑賞装置4つに加えて6つの照明キューブを吊るす予定だ
った。
その後に模型を作り直し、鑑賞装置5つと照明装置2つとし、投影台を長方形に変更した。
25
- 28. ●鑑賞装置
15cm
13cm
プ ◀
電池設置板 障
15cm
ロ 子
セ 紙
ス 方
ド 面
キ か
ら
ュ 見
メ た
ン 写
ト 真
◀
暗
闇
鑑賞装置は鑑賞者の視野を限定するためのフレー で
の
ムである。会場の天井から吊るし、下方に重りをつ
鑑
けて引っ張ることで揺れを防止する。 賞
装置上方にはLEDライトを設置し、箱の中を適度に 装
照らす。電力は電池によって供給する。 置
卒業制作展に向けて
●既に用意できたもの ●これから用意するもの
■パペットアニメ用人形 □鑑賞装置5つ
■展示計画 □投影台
■鑑賞装置設計図 レプリカ
・ □投影用映像4種
■空間構成構想 □説明パネル
■コマ撮り撮影環境
■絵コンテ
27
- 29. 映
像
関
係
資
料
映
像
関
撮影用人形写真 係
資
料
絵コンテ 春
:
絵コンテ 夏
:
絵コンテ 秋
:
絵コンテ 冬
:
28
- 30. 撮影用人形
●四季の動物面と小物
コンセプトイラストは能面だったが、
シンプルなデザインの動物面に変更した。
▲左から春 サル 桜/夏 キツネ 和傘/秋 カラス 団扇/冬 ウサギ 雪の結晶
: ・ : ・ : ・ : ・
●中身の人形 面無しの姿は作品中には登場しない。
映
像
関
係
資
料
29
- 31. ●春の猿面
春らしい朗らかで明るいイメージ。花見の酒を
飲み過ぎて顔が赤くなる人から猿のイメージ
が浮かんだ。
●夏の狐面
映
像
関
係
資
料
狐は夏にするか秋にするか迷った。和傘が出来上がって「狐の嫁入り」というアイデアが浮かん
だので夏になった。面が他のものより厚くて思いのでバランスがとりづらい。
30
- 32. ●秋の鴉面
カラス天狗のイメージで作成。面が黒いため
正面向きだとクチバシの存在が判別しづらく
なるのが課題。
●冬の兎面
一番最後にデザインが決まった面。カラスの面
映 と違ってかなり撮影しやすい面。
像
関
係
資
料
31
- 33. 絵コンテ 春
:
映
●動画について 像
関
動画は1つの季節につき15秒〜30秒ほど 係
の長さのものを制作する。 資
映像を短くした理由は、 この映像を鑑賞す 料
る体勢が「穴を覗く という形になるため
」
である。
4種類の動画全ての合計の長さも3分以
内におさめることによってより多くの人に
全ての動画を見てもらえるようにしたい。
コマ撮りの画像の枚数は1秒間に10枚以
上を目指し、できるだけ自然な動きになる
ように調節をする。
動画は全て背景は黒一色で 「人形+季節
感を出すエフェク で構成する。
ト」
32
- 37. 他
媒
体
資
料
模型についての補足説明
DVDディスク
DVD収録映像目次
他
媒
体
資
料
36
- 38. 立体模型について
●展示会場配置模型 (参考ページ p.2 p.7~10)
:
・展示模型の縮尺は30分の1サイズ。
・吊るしてあるオブジェクトの位置は目安。
・投影台の足が見えている状態だが、 本番は
黒いカバーをかけてw:2m/h:1m/D2mの直
方体に見えるようにする。
●鑑賞装置模型 (参考ページ p.27)
:
・模型の縮尺は1分の1サイズ。上部の照明を組み込むス
ペースは縮小予定。
・模型は厚紙で制作しているが、 本番用はベニヤなどの軽
めの木材を利用して箱を成形する。
・本番はピアノ線で吊る予定だが、 模型は釣り糸で代用し
ている。糸を持って持ち上げるこ とも可能。
・照明は本番に利用するものを使用している。
下にある図の手順で点灯させるこ とができる。明るい場所
ではあまりわからないが、暗い場所だとそれなりの照明効
果は得られる。照明の色味はもう少し暖かみのあるものに
できないか検討中。
他
媒
体
資
料
37
- 39. DVD目次
1 体験フロー (01:17)
:
10ページのシナリオに沿った実験動画
2 コマ撮り映像 (00:59)
:
動きの練習で制作した動画。本番には使用しない
3 投影用映像 (00:40)
:
実際投影するものとほぼ同じ比率の動画。 上のコマ撮り映像と内容は同じ
閲覧ありがとうございました 他
媒
体
28008124 武蔵野美術大学造形学部
資
デザイン情報学科 4-D-12 今泉ゼミ
料
新保 綾乃
HP▶http://rhinohorn2011.appspot.com/
卒制ブログ▶http://as-works.blogspot.com/
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