a report of introduction of VR/AR devices to equipment for investigating material science. Part 1 is shown in the following link: https://www.slideshare.net/JunyaIshioka/180721-the-concept-of-social-electron-microscope-107005816

1. Social Electron Microscope構想
先端VRとHoloLensを大学の材料研究現場に唐突にぶっこんでみーた話
石岡準也
DoMCN 大学連携担当
物理 × 顕微鏡 × VR/AR
協力(インターン研究→実地運用）
①北海道大学
超高圧電子顕微鏡室
②株式会社リコー VC開発
ひきこもりでも
科学する
2018/10/ 6 Tokyo HoloLens ミートアップ vol.10 ＠日本マイクロソフト
電子顕微鏡運用の遠隔支援システム（VR×360゜×AR）
を実装してわかったこと

2. 実験支援者 実験者
北海道大学エネルギー・マテリアル融合領域研究センター
量子エネルギー変換材料分野研究室・超高圧電子顕微鏡室協力のもと試験運用
約10ｍ
多拠点接続３６０ライブストリーミング実験支援システム
スライド末尾に
付録

3. 実験支援者 実験者
北海道大学エネルギー・マテリアル融合領域研究センター
量子エネルギー変換材料分野研究室・超高圧電子顕微鏡室協力のもと試験運用
約10ｍ
多拠点接続３６０ライブストリーミング実験支援システムボスケテシステム搭載（命名者：でちでちさん＠十勝）
XVI Inc. Mikulus βver.

4. 想定ユーザは「10年前の自分」と「1～10年後の自分」
・実験はするけどよく分かってない
・研究費は結構無駄遣いする（した
・論文を読んでは捨てる毎日
・実験は先行でやって地雷を把握
・でも本番をやるのは学生
・世界中の論文を査読する毎日
特性
・ハイテク好き
・心配性
・飽き性
特性
・貧乏性
・過保護
・マルチタスク

5. ・既知 が必要
・再現性を上げたい
・好奇心をブースト
・危機察知の勘はある
・学生の理解度も知りたい
・未知 が必要
あらゆる既知を
AR環境で
取り出せる
VR+360観察で
遠隔地の出来事を
自分事にできる
想定ユーザは「10年前の自分」と「1～10年後の自分」
既知と未知の橋渡しをオンラインで
うまく回して体験を底上げしたかった
→引きこもれる

6. 研究進捗は遅れた（チームで使いこなせなかった）
実施条件
・研究ツールとして運用
・強制はしない
・使いたくなったら申告→
使い方のレクチャの後
無制限使用可能権利を与える
・遊びに試すも可
・プライバシーは最大限注意
当時のアンケート（5分強制）

7. 実施条件
・研究ツールとして運用
・強制はしない
・使いたくなったら申告→
使い方のレクチャの後
無制限使用可能権利を与える
・遊びに試すも可
・プライバシーは最大限注意
研究進捗は遅れた（チームで使いこなせなかった）
当時のアンケート（5分強制）
リテラシー
受容性
キャズム

8. どうすればHoloLens使うようになるのか？
「被ってみなければ判らない」にたどり着けない
①体験の質をさらに上げる
・通信相手のメンター（自分）がアバター
・平面ベースSUIだけじゃなく3Dのオブジェクトが
ガンガン出る etc.
②導入の相手を変える
・ハイテクリテラシーの高い研究現場にねじ込む

9. どんなねじ込み方？
想定のユーザーを「自分」にしたが、
現場にいたのは「自分」ではない学生
ミートアップに来ちゃう様な
学生（他分野）は、良いかも
安定的に業績が出せると思っている現場
災害・危機に見舞われてしまいつつも
近々に成果を求められているピンチな組織
ミスマッチ
不要論
人
場

10. 今考えているポイント（仮説）
ターゲットの組織内に
xR民が2名以上いる
※自分の場合は自分だけだったので
誰と議論しても「ふ～ん」で終わった
xR民:未体験マン = 2:1の状況を作って内部で各個伝達する

11. https://ncase.me/crowds/ja.html
5ページ目の課題より引用xR民（感染源）
未xR民:友達の1/5がxR民だとxR民に変身
次ターンで次世代の感染源になる設定
xRコミュニティ
他コミュ
他コミュ
友達の線の
追加本数は同じ
非感染コミュのまま
経時
6ターン
感染コミュ誕生
文化の感染シミュレーションで理解できるかも

12. こいつすごい大事
「群衆の英知もしくは狂気」
https://ncase.me/crowds/ja.html

13. まとめ
勝手プロジェクトで導入前例を打ち込んでみた
定着には工夫が必要
合理性では心理的抵抗感は解決しにくい

14. 今さら自己紹介
＠jun_mh4g 低温物理
博士（工学）
電子顕微鏡
技術開発
真の
無職
「2人目」を創るお仕事を
お手伝いしたいです
上級VR技術者（素人）
デバイス買って放置マン
Oculus Go二台買った

16. Social Electron Microscope構想
先端VRとHoloLensを大学の材料研究現場に唐突にぶっこんでみーた話
石岡準也
DoMCN 大学連携担当
2018/7/21 札幌 HoloLens ミートアップ vol.2 ＠ウフル 札幌
日本電子JEM-ARM1300 HPより
物理 × 顕微鏡 × VR/AR
協力(インターン研究→実地運用）
①北海道大学
超高圧電子顕微鏡室
②株式会社リコー VC開発
https://www.slideshare.net/JunyaIshi
oka/180721-the-concept-of-social-
electron-microscope-107005816

17. 11/29アンケート実施 （表裏5分）
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