This document describes the history and business model of a software company called PowerTools. It discusses the company's focus on developing component libraries since 1983. More recently, it has developed components for technologies like Visual Basic, Java, and .NET. It also describes PowerTools' adoption of the Model-View-ViewModel (MVVM) pattern for structuring applications built for the WPF framework. MVVM aims to separate application logic and user interface code while maintaining a loose coupling between these elements.

1. グレープシテゖ株式会社
八巻 雄哉

3.  ソフトウェゕ事業歴 25 年超
 文化オリエント株式会社（ BOC ）1980.05 ~ 2001.12
 1983年 私学会計システム Leyser 販売開始
 コンポーネントと共に歩んで15年
 1993年 PowerTools® 販売開始
 Visual Basic 用コンポーネント（ VBX → OCX → ActiveX ）
 2000年 Java対応コンポーネント販売開始
 2002年 PowerTools® for .NET 販売開始
 2008年 PowerTools® シリーズ15周年

4.  ソフトウェゕを Model / View /
ViewModelの３つに分けて構築する
WPFゕプリケーションに適用可能な
ソフトウェゕゕーキテクチャ

5.  MVC（ Model / View / Controller ）
 ソフトウェゕゕーキテクチャは
フレームワークに依存する。
 M-V-VMは
WPF UIフレームワーク版MVC

6. UIとロジックの分離
 各コンポーネント間の依存性を最小限に
 UIではなくロジックを主体とした開発

7. 保守性（変更耐性）

再利用性

テスト容易性

分業


8.  Model（DataModel）
 ゕプリケーションが扱う
データと手続きを表現する要素
 View
 データを視覚化して表示する要素
 ユーザー操作を受け取る要素
 ViewModel
 Viewのために最適化されたModel
 Viewのデータと状態を管理する要素
 ViewとModelのゕダプター

9. Unit Test View
XAML
最小限の
テストメソッド コードビハ゗ンド
コマンドバ゗ンデゖング データバ゗ンデゖング
ViewModel
Viewに最適化されたModel、コマンド
データの受け渡し 業務フゔンクションの実行
Model
データ、業務ロジック

10. ① データバインディング
 System.Windows.Data.Bindingクラス
 INotifyPropertyChanged゗ンターフェ゗ス
 IDataErrorInfo゗ンターフェ゗ス
② コマンド
 System.Windows.Input.ICommand
゗ンターフェ゗ス
 ICommandSource゗ンターフェ゗ス

11.  ソフトウェゕゕーキテクチャに
「ただひとつの真の実装」は存在しない。

12.  BMI測定ゕプリケーション

13. Demo 0

14.  Bindingオブジェクト
 ２つの異なるオブジェクトのプロパテゖ値を同期
バ゗ンデゖング バ゗ンデゖング
ターゲット ソース
バ゗ンデゖング
データ
オブジェクト
UI要素
オブジェクト
OneWay
依存関係 TwoWay プロパテゖ
プロパテゖ
OneWayToSource

15. ターゲット ソース
Personオブジェクト
TextBox
Textプロパテゖ Heightプロパテゖ
TextBox
Textプロパテゖ Weightプロパテゖ
<TextBox Text=quot;{Binding Weight,
Source={StaticResource person}}quot;/>

16.  FrameworkElement.DataContextプロパ
テゖ
 Bindingオブジェクトごとにソースを
指定するのではなく、
共通のソースとして指定する場合に使用
 DataContextプロパテゖに設定した
ソースオブジェクトは、子要素に継承される。

17. ターゲット ソース
Personオブジェクト
DataContextプロパテゖ
this.DataContext = new Person();
TextBox
Textプロパテゖ Heightプロパテゖ
TextBox
Textプロパテゖ Weightプロパテゖ
<TextBox Text=quot;{Binding Weight}quot;/>

18. Demo 10

19.  ソースのプロパテゖ値が変更されたことを
ターゲットに通知するために
ソース側に必要な゗ンターフェ゗ス
 ソース側の各プロパテゖが変更された際に、
PropertyChanged゗ベントを発生させる
ように実装する。
class Person : INotifyPropertyChanged
public event PropertyChangedEventHandler PropertyChanged;

20. public double Bmi
{
get { return _bmi; }
private set
{
_bmi = value;
this.OnPropertyChanged(quot;Bmiquot;);
}
}
void OnPropertyChanged(string propertyName)
{
PropertyChangedEventHandler handler = this.PropertyChanged;
if (handler != null)
handler(this, new PropertyChangedEventArgs(propertyName));
}

21. ターゲット ソース
Personオブジェクト
20 20
TextBox
Textプロパテゖ Bmiプロパテゖ
this.OnPropertyChanged(quot;Bmiquot;);
Calculateメソッド
Bmi = Weight / Math.Pow(Height, 2);

22. Demo 11

23. View Model

24. View
XAML
最小限の
コードビハ゗ンド
データバ゗ンデゖング
業務フゔンクションの実行
Model
データ、業務ロジック

25.  「身長」、「体重」のデフォルトを、
未入力状態とする。
 ModelのHeightとWeight
はdouble型
 Modelと直接バ゗ンド
すると、未入力状態には
できない。

26. View
データバ゗ンデゖング エラー通知
ViewModel string型
Height 入力データ検証
• string.IsNullOrEmpty
• double.TryParse
データ受け渡し
Model double型
Height

27.  WPFにおける入力データの検証は、
データバ゗ンデゖングの
プロセスの1つとして行われる。
バ゗ンデゖング バ゗ンデゖング
ターゲット ソース
UI要素 データ
バ゗ンデゖング
オブジェクト
オブジェクト
依存関係
検証 変換 プロパテゖ
プロパテゖ

28.  検証はBinding.ValidationRules
プロパテゖに設定された
ルールに基づいて行われる。
 既定で用意されているルールは２つ
 ExceptionValidationRule
 DataErrorValidationRule（WPF 3.5から）
 ソースオブジェクトのIDataErrorInfo
゗ンターフェ゗ス実装で発生するエラーを
チェックする検証ルール

29. <TextBox>
<TextBox.Text>
<Binding Path=quot;Heightquot;>
<Binding.ValidationRules>
<DataErrorValidationRule/>
</Binding.ValidationRules>
</Binding>
</TextBox.Text>
</TextBox>
簡略記法
Text=quot;{Binding Height, ValidatesOnDataErrors=true}quot;

30.  Binding.ValidatesOnDataErrorsプロパテゖ
 trueに設定することで、ValidationRules
プロパテゖにDataErrorValidationRuleを
設定した状態になる。
Text=quot;{Binding Height, ValidatesOnDataErrors=true}quot;
ちなみにExceptionValidationRuleでも
同様のプロパテゖあり
Text=quot;{Binding Height, ValidatesOnExceptions=true}quot;

31.  Errorプロパテゖ
 オブジェクトに関する
エラーメッセージを返す。
 Itemプロパテゖ（゗ンデクサ）
 指定した名前のプロパテゖに関する
エラーメッセージを返す。

32. public string this[string columnName]
{
get
{
string msg = null;
if (columnName == quot;Heightquot;)
{
if (string.IsNullOrEmpty(Height))
msg = quot;未入力quot;;
}
return msg;
}
}

33. ターゲット ソース
class PersonViewModel
: IDataErrorInfo
1a 1a
TextBox
Textプロパテゖ Heightプロパテゖ
検証
Text=quot;{Binding Height, ValidatesOnDataErrors=true}quot;
バ゗ンドしている
プロパテゖ名で
Validation.Errors
゗ンデクサ ゗ンデクサを参照
添付プロパテゖに
ValidationErrorが public string this[string columnName]
追加される。 戻り値：
エラーメッセージ

34.  Validation.Errors添付プロパテゖに
ValidationErrorが存在する場合、エラー
テンプレートが表示される。
 Validation.ErrorTemplate
添付プロパテゖ（ControlTemplate型）
 任意のControlTemplateを定義することで
UI上のフゖードバックをカスタマ゗ズ可能

35. Demo 20

36.  有効な値が入力されていない場合には、
「計算」ボタンを無効な状態にしたい。

37. private void ButtonStateUpadate()
{
if (string.IsNullOrEmpty(_textbox1.Text) || string.IsNullOrEmpty(_textbox2.Text))
_button1.IsEnabled = false;
else
_button1.IsEnabled = true;
}
 そもそも゗ベントハンドラを
１行も書かないって話は？
private void Button_Click(object sender, RoutedEventArgs e)
{
((Person)this.DataContext).Calculate();
}

38.  実行ロジックを切り離して、
再利用可能にする仕組み
 コマンドを作成しViewModelの
プロパテゖとして公開することで、
Viewはバ゗ンデゖングを利用して
実行ロジックを呼び出すことができる。

39.  ICommandSource゗ンターフェ゗スを
実装したクラス
 既定で存在するコマンドソース
 ButtonBase
 Button、CheckBox、RadioButtonなど
 Hyperlink
 MenuItem

40.  ICommand゗ンターフェ゗ス
 CanExecuteメソッド
 現在の状態でこのコマンドを実行できるかどう
かを判断するメソッド
 Executeメソッド
 コマンド実行時に呼び出されるメソッド
 CanExecuteChanged゗ベント
 コマンドを実行するかどうかに影響するような
変更があった場合に発生

41. ViewModel
1a
Heightプロパテゖ
<Button Command=quot;{Binding Calc}quot;/>
コマンドソース プロパテゖとしてコマンドを公開
public ICommand Calc
Commandプロパテゖ Calcプロパテゖ
private class CalcCommand
コマンド : ICommand
Executeメソッド CanExecuteメソッド CanExecuteChanged
゗ベント
実行可能かどうかを
実行処理 実行の可否が変化
判断し、不可の場合
した際に発生させる
にはfalseを返す

42. Demo 21

43. ViewModel
View
Model

44. ① テスト容易性
 単体テストが簡単に書けるか？
② 再利用性
 修正を行わずに、
Viewを差し替えることができるか？

45. Demo 30

46. Demo 40

47.  まずはデータバ゗ンデゖングを使って
Model-Viewから始めよう。
 こうなったときはViewModelの出番
 ViewとModelが直接バ゗ンドすると
何かと都合が悪い
 実装すべき場所が
ViewでもModelでもないコードがある
 ViewModelに対する単体テストを書いて
テストを自動化しよう。

48.  宣言的に記述されるバ゗ンデゖングは
デバッグが困難
 Visual Studio 2010に期待
 規模が小さく単純なゕプリケーションでは割に
合わない。
 ソフトウェゕゕーキテクチャに
「ただひとつの真の実装」は存在しない。
 是非GrapeCityブースに
お立ち寄りください。

49. 2008J Enterprise
Windowsフォーム、ASP.NETに加え、
グリッド、チャート、スケジュール、レポート
の４つのWPFコンポーネントが新登場
http://www.grapecity.com/japan/c1/

50.  Tales from the Smart Client
http://blogs.msdn.com/johngossman/
 Dan Crevier's Blog
http://blogs.msdn.com/dancre/
 Josh Smith on WPF
http://joshsmithonwpf.wordpress.com/
 Karl On WPF - .Net
http://karlshifflett.wordpress.com/
 CodeProject. Free source code and programming help
http://www.codeproject.com/

51. InputMan for WPF絶賛開発中!!
Developers Summit 2009
『デベロッパーに贈る！M-V-VMパターンで作るWPFアプリケーション』
2009年2月13日
グレープシテゖ株式会社 ツール事業部 テクニカルエバンジェリスト
Microsoft MVP for Development Platforms - Client App Dev Jan 2009 - Dec 2009
八巻 雄哉
http://d.hatena.ne.jp/Yamaki/