SlideShare a Scribd company logo
1
めての でモンゴル初 個人旅行 ?
これまで、パッケージツアーでの海外旅行をしていたわたし、
それなのに、初めての個人旅行で、しかも、モンゴルを選んだその訳は?
い を たい 、 の の になる でした。「広 草原 見 !」 「一人前 旅 設計図会員 」
昨年( 2012 年)旅の設計図会の集まりで香川さんが、みんなでそれぞれに
旅の設計図を作って、モンゴルに集合しよう、となったのです。
そこで、私もこの機会に自分で、自分なりのモンゴル旅行を作って、個人旅
行に挑戦してみよう決心しました。同じく初挑戦の芝口さんと励まし合いな
がら、行きたい所選び、切符、宿、モンゴルについてからのツアーなど旅行
” ”手配を 自分で やってみることにしました。
とにかく、旅行の手配はいろいろな方に手助けしていただくにしても、飛行
機に乗ること、到着してからホテルまでの車をつかまえること、ホテルの
チェックイン、レストランでの食事の注文、これまで添乗員さん任せで何も
せずに済んでいたことを、全部このわたしがやらなければならないのです。
どうなることやら・・・・でも は 、 るぞ私 楽天家 頑張 !
モンゴルの国旗:左の図形は上から、火・地
球・水・太陽・月・陰陽を表しているのだそ
うです
はモンゴルについて べることから最初 調
<旅行情報>
・ Wikitravel  ”モンゴル” 
・地球の歩き方社ガイドブック”モンゴル”
<何を見るべきか>
・ NPO 日本モンゴル親善協会”観光地案内と
  地図(分りやすくて良い)
・地球の歩き方社ガイドブック”モンゴル”
  一番詳しい
・ TripAdvisor” モンゴルの旅行ガイド”から
  名所&観光スポット(クチコミ)
・風の旅行社のツアー・プラン
<モンゴルでの暮らし>
・ JICA” 生活情報” モンゴル
・ Monmole さんのブログ”モンゴルにおります”
・太田千絵著”モンゴルンルン”
・ブログ ”モンゴルまるかじり”
・モンゴル最新ニュース
・言語
<食事>
・ Wikipedia  ”モンゴル料理”
・ e-food.jp” モンゴル料理”
情報源
<国、国土、歴史、民族、社会など基礎情報>
・ Wikipedia の ”モンゴル”
・外務省 ”モンゴル基礎データ”
・ JICA ” モンゴル・プロフィール
・旅行時期の天候⇒旅の設計図会
・日の出、日没時刻⇒旅の設計図会
<歴史・文化>
・司馬遼太郎著 ”モンゴル紀行”
・金岡秀郎著 ”モンゴルを知るための 65 章”
・井上靖著 ”蒼き狼”
・江川波夫著 ”北アジア史”
・中央公論社・世界の歴史6 ”宋と元”
<治安、安全情報>
・外務省”海外安全ホームページ”のモンゴル
・在モンゴル日本大使館の”安全の手引”、
 ウランバートル市内安全情報、および、
 ウランバートル市内警察署、交番所在地図
・ JICA” 生活情報”  12. 治安、緊急時の心得
   交通事故
・風土病⇒厚生労働省検疫所
モンゴルの国章
べてわかったこと調 (1)
4
● モンゴルは広大な国でした(日本の 4 倍)
GoogleEarthをベースに作図
べてわかったこと調 (2)
5
● モンゴルの見どころ
● 世界遺産
・オルホン渓谷の文化的景観(文化遺産、地図①)
モンゴル=アルタイ山脈の岩絵群 (文化遺産、地図②)
ウヴス・ヌール盆地(自然遺産、地図③)
● ウランバートル市
・ザイサンの丘から市内一望できる
・ボグドハーン宮殿美術館(仏教美術)
・ガンダンテグチンレン寺院(五体投地をする人々)、
・自然史博物館で隕石、恐竜
・日本人墓地跡
・ザハ(=市場、モンゴル人の日常生活を見る)
・スフバートル広場(チンギスハーンの銅像)
● 自然景観
・ゴビ砂漠(サハラ砂漠のような砂漠ではなく草原が主体で
 とこおろどころに砂丘)
UB City から真南のダランザトガト市まで飛行機
ダランザトガトをベースにしてジープでのツアー
1日 10 時間も車に乗ることを覚悟
モルツオグ砂丘のらくだ乗り
・フブスブルぐ湖(自称、モンゴルのスイス)周辺の針葉樹林
・モンゴルの世界自然遺産・ウブス湖と周辺盆地
針葉樹林、氷河、草原、砂漠の景観をもつ地帯
(モンゴル最も北西にある地域で遠い)
・草原(到る所にある)
● ” ”世界文化遺産 オルホン渓谷の文化的景観
・ハラホリン(カラコルムの現在的発音)の村
(モンゴル帝国時代の都であったが今は寒村)
・エルデニソーの仏教大寺院群
・仏教寺院の地ツェツェルレグ周辺と温泉
・ブルド(この地方に珍しく砂丘がある)
ハラホリンツアーは UB City で予約できる、車単位の
人数がいると割安、 UB City ~ハラホリンは 1 泊 2 日の
3 食付きツアーが多い
● モンゴル体験ツアー
・乗馬体験
テレルジ  UB City から楽々日帰りできる自然保養地
到る所に草原乗馬ツアーあり
・遊牧民テント・ステイ(寝袋必要)
・ゴビ砂漠の星空
” ”・モンゴルの夏の祭り ナーダム  毎年 7 月 11 , 12 日
小さな村でも開かれる、相撲、競馬、弓射の
3 種競技、モンゴル人の楽しみの日
● チンギスハーンゆかりの地
・ダダル(北東、ロシア国境近い、自称・生誕地)
・ビンデル(北東部、クリルタイ跡など)
・バルハ・ゴル村(ノモンハン事件戦場跡、北東部
チョイバルサンから車
以上をめぐると 4 泊 5 日は必要
以下、首都ウランバートル ( Улаанбатар 、英 : Ulan Bator )
を "UB City” と略します
べてわかったこと調 (3)
6
モンゴル の と旅行 注意事項 旅準備
● 服装 
7 月は年を通じて最も暑い時期であるが、それでも
UB City で全国平均 18 ~ 28 度で、日本の初夏の気候。
ただ、夕刻から朝まではかなり冷え込み、また、突然
雨が降ったりすると急激に気温が下がるので、ウィン
ドブレーカ、首に巻くもの、など冷え込み対策も必要
とにかく紫外線が強いので UV 対策(日焼け止め、サ
ングラス、つばひろの帽子は必携
いつの間にか発汗が乾いて、洗顔をしたくなるが水が
あまりないので、ウエットティッシュ、おしぼりをい
つでも出せるよう工夫
蚊やアブの多いシーズンである。地元の殺虫剤スプ
レーを買って部屋におこう。地方にでるときは必ず持
ち歩く。「蠅蛆症」で眼をやられることがある。これ
は蠅が飛んできて眼に蛆をうみつけるのでとにかく痛
い。蛆を全部つまみだすまで治らない。
● 夜は真っ暗闇である
因みに 2013 年 7 月 19 日、ハラホリンでは日の出
06:21、日没 22:08 、月齢は4ぐらいなので、夜 10 時
過ぎまで明るいが、日が暮れてしまえば月もなく真っ
暗なので、夜中に外に出て用を足す必要のある場所で
は懐中電灯必携
● トイレを探すのが大変
遊牧民テントにはトイレは無いので、青空トイレを利
用。どこかに窪地を見つけ、使用済みペーパは風に飛
ばないように土にうめてモンゴルの大地に返す
● 通貨単位は "Tg"(トゥグリク)で 100Tg≒6 円
UB City のホテル、土産屋以外は Tgで支払うのが普通
、特に地方では Tgしか通じないので、あらかじめ準
備をして出かけること。通常の食事で 3000~5000Tg
ぐらい、市内バスが 100Tg。 US$ からの両替は 100 ド
ル紙幣が一番交換率がいい
● 交通事故多発
左側通行 道路四つ角・五つ角・6つ角が多く注意
● 野良犬に注意
犬を見てかわいいなどと近づかないこと。狂犬病は現
在まだ致死の病で予防方法も治療方法もない。また、
” ”ヤギ、羊などにも人畜共通感染症 フルセラ 病がある。
無防備に触らない。
● 市場(ザハ)に行く時は質素ないでたちで
市場には外国人専用の窃盗団、スリ集団が常時出没す
る。ナイフをもっていて、バッグを切り裂いて盗み出
す。高価なものを身につけて市場のような雑踏に入り
込まないように
● 煮沸していない水は絶対に飲まない
歯磨きにもペットボトルの水を使うこと、温めた程度
ではダメ、完全に煮沸したお湯を使うこと
● いざというときに
・警察  102 、救急車 103
・日本領事館  011-320777 、緊急時 70161647
・さくら病院 外国人外来  011-450210
医療水準は決して高くないから、すぐ日本に帰れるよ
う海外旅行保険の中で疾病保険も掛けておくこと(ク
レジットカードの保険では疾病がカバーされていない
場合がある)
を りました旅行計画 作
7
地図で見ると、日本の4倍もあって広い
モンゴルのごくせまい部分を旅行するだ
”けですが、旅の目的 モンゴルの草原を見
” ” ”る 、 個人旅行に挑戦する は十分にカバー
できそうです。
この旅行の総合企画をした香川さんは療
養中で今回は欠席となりました
松本さんは今回の旅行で、訪問国が 100
か国目になるという海外旅行の大ベテラ
ンで、今回もいろいろ指導していただき
たいと思います。
● 参加のみなさんは早々と計画を立てました● わたしが立てた計画は・・・・・・・・
設計図制作  2012.9 月現在
<旅行計画のポイント>
● 7/18 の夕食会出席が旅行の条件。余裕のある計画を。
● モンゴル唯一の世界文化遺産オルホン河畔にある、 13 世紀
に始まるモンゴル帝国の都の址ハラホリン(古名カラコルム
、ウランバートルの西 230km )へのツアーをハイライトにし
て、その間でモンゴルの大自然を楽しみたい
●満天の星空の下で露天風呂?の謳い文句あり、それを楽し
みにしてジグール温泉を選ぶ
の旅行 手配(1)
8
〔住所〕   Peace Avenue 44, Bayanzurkh district
〔料金〕 デラックスシングル  US$55
(税・サービス朝食込み)
〔支払い〕 カード払い OK
〔予約〕 テムジンホテルの予約サイトからメール
で予約する
〔アィセス〕 ホテルに出迎えを頼む
旅行計画が決まり、同行者が決まったらネットで予
約することにした
● ホテル
Temuujin Hotel (テムジン・ホテル)
TripAdvisor の口コミでは UB にある国際旅行者向けのホテ
ル 44 軒のうち中位にあり、決して、良い方ではないが
・オーナーが日本在住で、オーナーにメールで手配でき
る
・スタッフが日本語を話し、日本人のお客様が多く
  日本人旅行者の接遇に慣れている
・空港との送迎も頼むことができる
・朝食に日本食もある
・住宅街にあって静か
・今回のメンバーも宿泊
などの理由でここを選んだ。
の旅行 手配(2)
9
● ウランバートルへの航空券
今まではパッケージツアーだけだったのでマイレージを利用
したことがなかったが、香川さんのご指導で全日空の
マイレージが貯まっていたのを利用して切符を入手する
ことに挑戦することになった。
全日空で北京まで行き、そこから、同じスター・アライ
アンスの CA (中国国際航空)で UB City まで飛ぶこと
にした。
<航空スケジュール>
( 注)1
:日本とモンゴル(夏時間時期)時差なし
    2
:中国と日本、モンゴル間 時差 1 時間
パックツアーでもマイルが貯まることを再確認しました。
どんな時でもマイルをため込むカードを見せること、
そこで駄目でも帰国してから手続きができることが
あるようです。カード会社のサイトでの学習が必要です。
◆ 羽田空港からの国際線も初めて
まずやることは やれることは? ?
の<旅行 手配>
●UB Ci t y のホテルは計画通りメールで申込み。
● 送迎は、飛行機の到着時間をメールで知らせて、
迎えの依頼をしたが、返信メールが来ないのが心配
だった。
 (結果は OK だった)
● マイレージを使って航空券を購入
いろいろ相談しながら、トライした。モンゴルに行
くにはまず持っているマイルでは足りなかったが、
運よくマイルのバーゲンをやっていたので不足分早
速購入した。
続いてインターネットでマイレージ航空券を購入。
旅行条件の皆と集合する日に合わせること、それに
間に合うように目的地まで行くようにすることで苦
労したが、 17 日分が運よく一人分だけあったので
、購入する。友達は次の日に二人席があったので購
入。ようやく一安心。
乗り継ぎの北京空港はネットで事前に調べたり、一
日早く着いたメンバーからのメールで万事 OK
● 市内観光・ハラホリンツアーは皆で話し合ったり
、旅慣れた Mさんの話を聞いて決め、 UB Ci t y の
テムジンホテルを通じて出発前に手配を済ませた
<最終的に旅行計画はこのようになりました>
         UB City :ウランバートル市
での り ぎ北京首都空港 乗 継
最初の難関が待ち構えています。
ひとりで国際線の乗り継ぎなど
初めての体験で、機内ではどきどき
しましたが、案ずるより生むがやすし
スムーズに乗換えることができました。
歩き方は、国際線(全日空)から
 国際線(中国国際航空)の
 乗り継ぎなので、
<北京ー UB Ci t y 間の搭乗券がなければ>
● 全日空の到着は第3ターミナル
 (3 E Ter mi nal )
入国審査前にある Tr ansi t
  Count er 群の中から CA ( Ai r
  Chi na) を探して北京・ UB Ci t y 間の
  E- Ti cket を見せて搭乗券をもらい、
 搭乗ゲート、搭乗開始時刻を確認
<搭乗券があれば>
○入国審査場はパスして(=中国に入国しない)
● 審査場両脇にある専用エスカレーターで
2 階の国際線出発フロアへ降りる
●2 階で保安検査と税関の審査を受けて、搭乗ロビーへ
● CA の搭乗ゲートを探して、ラウンジで搭乗案内を待つ
(注)北京首都空港にはターミナルが3つあり、
●全日空の到着は第3ターミナル(3号航站楼)
●中国国際航空の国際線出発も、
   有難いことに第3ターミナルで、出発階は2階
1 日目・ 7 月 17 日
図は全日空の案内から
午後 6 時ごろ、ウランバートルのジンギスカーン
国際空港に到着
日没が 10 時頃なので、まだまだ十分に明るい
出迎えてくれるはずのホテルの車はどこに?
<テムジンホテル>にチェックイン
ホテルは日本語が大丈夫とあったが、ぜんぜん通じ
ないではありませんか。しかし身振り手振りで頑張
って、部屋に入ることができました。予約は二人の
予定だったので一日目はそのままだったが、「二日
目以降は一人部屋にする」と片言の英語で変更でき
ました。
食事はメニューを見て指差し OK
個人旅行では、自分の意見ははっきりと言う。値段
交渉・見たいところ・食べたいもの・ガイドを自分の
考えでしっかり交渉することが肝心であることをあ
らためで悟ったのでありました。
一人旅の初日、北京空港の乗り継ぎもホテルの出迎えも無事、上手く行きました。まずは一安心。
2 日目・ 7 月 18 日
めでたく  全員集合
15
あっ 香
川さ~ん
2 日目・ 7 月 18 日
ハルホリン の旅行 手配
16
ホテルの交渉をメールでしたように、ツ
アーもメールでできるようなので、各自行
きたい所を話し合い、その後はリーダー M
さんにお任せし、日本出発前に設定しても
らいました。
マイクロバスと思っていましたが、ジープ
が良いということです。参加するかどうか
の意思確認をちゃんとしなかったために、
その後辞める人が出て、金額がアップした。
乗り物・ホテルすべてが増額されました。
ガイドはテムジンホテルの日本語が分かる
人と電話で連絡しあうことにしたが、通じ
ない部分もあって面白く楽しめました。
3 日目・ 7 月 19 日
今日から2泊3日で、世界遺産オルロン河畔
と周辺の歴史遺産、特に歴史的な古都ハルホ
リン( Qar aqor um,  カラコルム)を訪ね
ます。
3 日目・ 7 月 19 日
テムジンホテルで朝食、チェックアウト
8: 40  打ち合わせ
9: 00  テムジンホテル出発
  9: 30 頃  Khabu Hotel に立ち寄り
前田夫妻ピックアップ
昼食:テムジンホテル
       の弁当
17 : 00 頃 ハラホリンの
ムフライホテルにチェックイン
1 人部屋)
<ハラホリンツアー 2 泊 3 日の 1 日目>
ムフライホテルの北東、世界遺産のエルニデ・ゾーに太陽がのぼります
4 日目・ 7 月 20 日
08: 00 ムフライホテルで朝食
     チェックアウト
08: 45 歩いてハラホリン博物館へ
10: 30  徒歩でエルデニ・ゾーへ
世界遺産の仏教寺院群を見学
( 2 時間)
昼食 ハラホリンのホテルから 500m
にレストラン街あり、昼食
午後、ツェツェルレグ地区のジグール温泉へ
日本人経営のツーリストキャンプ
露天風呂をいただく
     
ハラホリン博物館( 9 : 00 開館)
2011 年開館 JI CA の援助で建設された
エルデニ・ゾー 2 西門近く
入館料 5500Tg 、写真撮影 5000Tg
英語 OK  トイレきれい
JI CA 職員橋本さんが管理されていた
チベット エルデニ ゾー仏教遺跡 ・
108 個の卒塔姿(ストゥーパ)の塔と外壁に囲ま
れた約 400 m * 400 mの正方形の境内に建つ仏教
大寺院群。モンゴルで最古の固定した寺院 伽藍
や付属の建物が 18 棟現存
入館料  3500Tg 、写真撮影  7000Tg
ジグール温泉泊
芝口さん・浅味さん・私
4 日目・ 7 月 20 日 <ハラホリンツアー 2 泊 3 日の 2 日目>
ゲル型の
 ゲストハウス
ハラホリン の博物館(日本 JICA が支援)
におかれた草原 亀石
のエルデニ ゾーの と仏教寺院群 ・ 外壁 入場門
4 日目・ 7 月 20 日
エルデニ ゾーの・ 入場門 の中国式 三寺
さまが られている釈迦 祀 西寺
T と夫妻 再会
エルデニ ゾー の・ 内 寺院群
西寺
エルデニ ゾー の・ 内 寺院群
ツェンケル へ う温泉地 向
ジグール温泉到着
近くの源泉からお湯を引いているという。
内湯と露天風呂あり。この草原の中の露
天でモンゴルの満天の星空を見ることが
できるでしょうか。残念ながら曇ってい
ます。
しみにしていたモンゴルの は えません楽 星空 見
でした
5日目・ 7 月 21 日 <ハラホリンツアー 2 泊 3 日の 3 日目>
ツェツェルレグ
ツェツェルレグの Fai r f i el d Guest house
では西洋風のケーキとコーヒーを楽しめると
言うので期待したが店が閉まっていた。
ハラホリンのレストラ
ンで昼食にピロシキの
ようなもの? ロシア
は近い
お みでし休
た
残念!
なぜか?
の へ馬 生産地
06: 30 ~ 7: 00  起床・朝食
     チェックアウト
08: 30  ホテルを出発してツェツェルレグへ
     車窓から清楚な街並みをみて
ハラホリンへ向う
昼食 ハラホリン市内のレストランで1時間
  食事と休息
午後、ブルドで砂丘見学を予定
( 30 分)
19: 00   UBCi t y 帰着
夕食 市内レストランにで
夕食後ホテルにチェックイン
5日目・ 7 月 21 日
ツェツェルレグ く の行 途中 道路事情
ナーダム りに う祭 遇
5日目・ 7 月 21 日
世界的に有名なモンゴルの夏の祭
典ナーダムは毎年7月の国家記念
日に開かれるということですが、
町や村でのナーダムは UB Ci t y
の国家規模の大会からずれて開か
れるのでしょう。
偶然にもハラホリンの村の祭りを
みることができました。
面白いことに(本当は面白くない
のですが)、近郷近在のホテルの
料理人がこの祭りの賄いに行って
しまって、ホテルにはコックがい
ないために、レストランを閉めて
しまうことになるのだそうです。
これは本当らしく、私たちも予定
したホテルではなく、近くの食堂
を案内されて一安心したのです。
ブルド サラブレットの産地
砂丘で有名なブルドへ行きたいと話したが、
なぜかサラブレッドの産地に連れて行かれた。
青いスカーフを首に巻いた馬の銅像を見て一
同唖然とした
ブルドの砂丘は思っていたより
広く、やはり「百聞は一見に如
かず」でした
ウランバートル市内26日目・ 7 月 22 日
旅仲間4名とガイドさんでウランバートル市内の観光へ
町を一望できるザイサン・トルゴイの丘からスタート
ザイサン・トルゴイの丘の抗日勝利のレリーフがあった
中心地スフバートル広場
にあるモンゴル革命の指
導者スフバートルの銅像
とどこからでも目立つブ
ルースカイホテル
チベット仏教寺院の中心
的存在ガンダン・テグチ
ンレン寺院にあった大き
な観音像
横綱朝青龍関が建立した
といわれている鳥居があ
りました
今回のモンゴル旅行の最終日、もう一度草原
を見たくて、芦澤さんと二人で北東郊外の保
養地テレルジへ行きました。首都・ウラン
バートルから北東へ 70km ほど離れた風光明
媚な保養地でした。
7日目・ 7 月 23 日
近郊の村のチンギスハーン・
テーマパークにあった銀色に
輝く大きなチンギスハーンの
像
モンゴル文化の象徴・ゲル式
のツーリストキャンプが多い
テレルジの保養ホテルの代表、テレルジホテル
さんお め松本 勧
ホテルでのんびりとティー
タイムを しみました楽
8日目・ 7 月 24 日帰国
旅の最後に、ついにやってしま
いました。これまでの旅が調子
よく運んでいたのに。すべての
幸運を使い切ってしまったので
しょうか、旅の神様はついに試
練を与えました。「個人旅行っ
ちゅうもんはそんな甘いもので
はおまへんでぇ」
背景の北京首都空港の写真は Wikipedia"Beijing Int'l Airport から引用しました
私がお世話になった Mさんはこの旅行で
訪問国の数が 100 か国になったとのこ
と、すごいですね
思い出すのは楽しいことばかり
でこぼこ道、車の排気ガス、それさえも
  もはや珍しく、楽しい出来事でした。
広い草原でのおトイレ、狭い日本では
  不可能でしょう。
迷子になった時に私をホテルまで届けて
  くれて、プラム一個だけしか受け取らなかった
  お父さんの優しいまなざし
何時もなら怖いはずの小動物達も
  モンゴルの楽しかった思い出となりました。
旅の設計図会でいつも私に教えてくだ
さった香川さん、このモンゴル旅行の発
起人でもあった香川さんがこの旅行を前
にして逝ってしまいました。
このモンゴルの草原の青空の上から旅の
無事を祈っていてくれたような気がしま
す。私のこの旅行を香川さんに捧げます
。
分ったことが多々ありました。
クレジットカードで支払うより、日本円現金で
  払う方が随分と得だったこと
UBCi t y の道を渡るときは、少しでも待って
  現地の人と一緒に渡った方がいい
  一人で渡ると怖い目に逢う
モンゴルはこんなに草原があるのに、土が
  痩せているのか畑が見当たらず、温室も
  なく、野菜・果物は輸入に頼っていいるとか。
  そのため、レストランでも輸入物の食材を使う
  せいかとてつもなく高い。
  国営のデパートも街のスーパーも国産品は
  驚くほど安いのに、輸入品は高かった。
最後の最後でのトラブルで、ウランバートルの
空港職員のののんびりさ加減を恨めしく思った
ことは事実ですが、今になってしまえば逆に楽
しい思い出です。恨んだり、悔しがったりする
よりも、思いきって自分で創る旅に出たことの
方が遥かに大切で、良き体験でした。
一人前に個人旅行できるまでは大変なことと実
感しましたが、いろいろな方のアドバイスを
伺って、あきらめないで挑戦してみることが大
切で、そこに成長があると悟りました。今回の
モンゴル旅行は楽しいことばかりでした。

More Related Content

More from 旅の設計図会

旅の設計図 105.アルザスの旅 (2)ストラスブール観光船/Trip to Alsace (2)Strasbourg- 旅の設計図会
旅の設計図 105.アルザスの旅 (2)ストラスブール観光船/Trip to Alsace (2)Strasbourg- 旅の設計図会旅の設計図 105.アルザスの旅 (2)ストラスブール観光船/Trip to Alsace (2)Strasbourg- 旅の設計図会
旅の設計図 105.アルザスの旅 (2)ストラスブール観光船/Trip to Alsace (2)Strasbourg- 旅の設計図会
旅の設計図会
 
旅の設計図 96.パリを歩く (8)シテ島からセーヌ左岸へ /Walking Paris (8)Château de Versailles - 旅の設計図会
旅の設計図 96.パリを歩く (8)シテ島からセーヌ左岸へ /Walking Paris (8)Château de Versailles - 旅の設計図会旅の設計図 96.パリを歩く (8)シテ島からセーヌ左岸へ /Walking Paris (8)Château de Versailles - 旅の設計図会
旅の設計図 96.パリを歩く (8)シテ島からセーヌ左岸へ /Walking Paris (8)Château de Versailles - 旅の設計図会
旅の設計図会
 
旅の設計図 96.パリを歩く (1)モンマルトル/Walking Paris ( 1 ) Montmartre - 旅の設計図会
旅の設計図 96.パリを歩く (1)モンマルトル/Walking Paris ( 1 ) Montmartre - 旅の設計図会旅の設計図 96.パリを歩く (1)モンマルトル/Walking Paris ( 1 ) Montmartre - 旅の設計図会
旅の設計図 96.パリを歩く (1)モンマルトル/Walking Paris ( 1 ) Montmartre - 旅の設計図会
旅の設計図会
 
旅の設計図 90. マルタ島,マルタ共和国 / Malta - 旅の設計図会
旅の設計図 90. マルタ島,マルタ共和国 / Malta - 旅の設計図会旅の設計図 90. マルタ島,マルタ共和国 / Malta - 旅の設計図会
旅の設計図 90. マルタ島,マルタ共和国 / Malta - 旅の設計図会
旅の設計図会
 
旅の設計図 45.ラスベガス / Las Vegas,US(by 竹山/takeyama) - 旅の設計図会
旅の設計図 45.ラスベガス / Las Vegas,US(by 竹山/takeyama) - 旅の設計図会旅の設計図 45.ラスベガス / Las Vegas,US(by 竹山/takeyama) - 旅の設計図会
旅の設計図 45.ラスベガス / Las Vegas,US(by 竹山/takeyama) - 旅の設計図会
旅の設計図会
 
旅の設計図 31.ウィーンの天才達,オーストリア / Traveled to Austria - Vienna geniuses (by 沖原/okiha...
旅の設計図 31.ウィーンの天才達,オーストリア / Traveled to Austria - Vienna geniuses (by 沖原/okiha...旅の設計図 31.ウィーンの天才達,オーストリア / Traveled to Austria - Vienna geniuses (by 沖原/okiha...
旅の設計図 31.ウィーンの天才達,オーストリア / Traveled to Austria - Vienna geniuses (by 沖原/okiha...
旅の設計図会
 

More from 旅の設計図会 (6)

旅の設計図 105.アルザスの旅 (2)ストラスブール観光船/Trip to Alsace (2)Strasbourg- 旅の設計図会
旅の設計図 105.アルザスの旅 (2)ストラスブール観光船/Trip to Alsace (2)Strasbourg- 旅の設計図会旅の設計図 105.アルザスの旅 (2)ストラスブール観光船/Trip to Alsace (2)Strasbourg- 旅の設計図会
旅の設計図 105.アルザスの旅 (2)ストラスブール観光船/Trip to Alsace (2)Strasbourg- 旅の設計図会
 
旅の設計図 96.パリを歩く (8)シテ島からセーヌ左岸へ /Walking Paris (8)Château de Versailles - 旅の設計図会
旅の設計図 96.パリを歩く (8)シテ島からセーヌ左岸へ /Walking Paris (8)Château de Versailles - 旅の設計図会旅の設計図 96.パリを歩く (8)シテ島からセーヌ左岸へ /Walking Paris (8)Château de Versailles - 旅の設計図会
旅の設計図 96.パリを歩く (8)シテ島からセーヌ左岸へ /Walking Paris (8)Château de Versailles - 旅の設計図会
 
旅の設計図 96.パリを歩く (1)モンマルトル/Walking Paris ( 1 ) Montmartre - 旅の設計図会
旅の設計図 96.パリを歩く (1)モンマルトル/Walking Paris ( 1 ) Montmartre - 旅の設計図会旅の設計図 96.パリを歩く (1)モンマルトル/Walking Paris ( 1 ) Montmartre - 旅の設計図会
旅の設計図 96.パリを歩く (1)モンマルトル/Walking Paris ( 1 ) Montmartre - 旅の設計図会
 
旅の設計図 90. マルタ島,マルタ共和国 / Malta - 旅の設計図会
旅の設計図 90. マルタ島,マルタ共和国 / Malta - 旅の設計図会旅の設計図 90. マルタ島,マルタ共和国 / Malta - 旅の設計図会
旅の設計図 90. マルタ島,マルタ共和国 / Malta - 旅の設計図会
 
旅の設計図 45.ラスベガス / Las Vegas,US(by 竹山/takeyama) - 旅の設計図会
旅の設計図 45.ラスベガス / Las Vegas,US(by 竹山/takeyama) - 旅の設計図会旅の設計図 45.ラスベガス / Las Vegas,US(by 竹山/takeyama) - 旅の設計図会
旅の設計図 45.ラスベガス / Las Vegas,US(by 竹山/takeyama) - 旅の設計図会
 
旅の設計図 31.ウィーンの天才達,オーストリア / Traveled to Austria - Vienna geniuses (by 沖原/okiha...
旅の設計図 31.ウィーンの天才達,オーストリア / Traveled to Austria - Vienna geniuses (by 沖原/okiha...旅の設計図 31.ウィーンの天才達,オーストリア / Traveled to Austria - Vienna geniuses (by 沖原/okiha...
旅の設計図 31.ウィーンの天才達,オーストリア / Traveled to Austria - Vienna geniuses (by 沖原/okiha...
 

旅の設計図120. 13年夏・モンゴル旅行/'13 Summer Mongolia trip By Kamitani michie -旅の設計図会

  • 1. 1
  • 2. めての でモンゴル初 個人旅行 ? これまで、パッケージツアーでの海外旅行をしていたわたし、 それなのに、初めての個人旅行で、しかも、モンゴルを選んだその訳は? い を たい 、 の の になる でした。「広 草原 見 !」 「一人前 旅 設計図会員 」 昨年( 2012 年)旅の設計図会の集まりで香川さんが、みんなでそれぞれに 旅の設計図を作って、モンゴルに集合しよう、となったのです。 そこで、私もこの機会に自分で、自分なりのモンゴル旅行を作って、個人旅 行に挑戦してみよう決心しました。同じく初挑戦の芝口さんと励まし合いな がら、行きたい所選び、切符、宿、モンゴルについてからのツアーなど旅行 ” ”手配を 自分で やってみることにしました。 とにかく、旅行の手配はいろいろな方に手助けしていただくにしても、飛行 機に乗ること、到着してからホテルまでの車をつかまえること、ホテルの チェックイン、レストランでの食事の注文、これまで添乗員さん任せで何も せずに済んでいたことを、全部このわたしがやらなければならないのです。 どうなることやら・・・・でも は 、 るぞ私 楽天家 頑張 ! モンゴルの国旗:左の図形は上から、火・地 球・水・太陽・月・陰陽を表しているのだそ うです
  • 3. はモンゴルについて べることから最初 調 <旅行情報> ・ Wikitravel  ”モンゴル”  ・地球の歩き方社ガイドブック”モンゴル” <何を見るべきか> ・ NPO 日本モンゴル親善協会”観光地案内と   地図(分りやすくて良い) ・地球の歩き方社ガイドブック”モンゴル”   一番詳しい ・ TripAdvisor” モンゴルの旅行ガイド”から   名所&観光スポット(クチコミ) ・風の旅行社のツアー・プラン <モンゴルでの暮らし> ・ JICA” 生活情報” モンゴル ・ Monmole さんのブログ”モンゴルにおります” ・太田千絵著”モンゴルンルン” ・ブログ ”モンゴルまるかじり” ・モンゴル最新ニュース ・言語 <食事> ・ Wikipedia  ”モンゴル料理” ・ e-food.jp” モンゴル料理” 情報源 <国、国土、歴史、民族、社会など基礎情報> ・ Wikipedia の ”モンゴル” ・外務省 ”モンゴル基礎データ” ・ JICA ” モンゴル・プロフィール ・旅行時期の天候⇒旅の設計図会 ・日の出、日没時刻⇒旅の設計図会 <歴史・文化> ・司馬遼太郎著 ”モンゴル紀行” ・金岡秀郎著 ”モンゴルを知るための 65 章” ・井上靖著 ”蒼き狼” ・江川波夫著 ”北アジア史” ・中央公論社・世界の歴史6 ”宋と元” <治安、安全情報> ・外務省”海外安全ホームページ”のモンゴル ・在モンゴル日本大使館の”安全の手引”、  ウランバートル市内安全情報、および、  ウランバートル市内警察署、交番所在地図 ・ JICA” 生活情報”  12. 治安、緊急時の心得    交通事故 ・風土病⇒厚生労働省検疫所 モンゴルの国章
  • 5. べてわかったこと調 (2) 5 ● モンゴルの見どころ ● 世界遺産 ・オルホン渓谷の文化的景観(文化遺産、地図①) モンゴル=アルタイ山脈の岩絵群 (文化遺産、地図②) ウヴス・ヌール盆地(自然遺産、地図③) ● ウランバートル市 ・ザイサンの丘から市内一望できる ・ボグドハーン宮殿美術館(仏教美術) ・ガンダンテグチンレン寺院(五体投地をする人々)、 ・自然史博物館で隕石、恐竜 ・日本人墓地跡 ・ザハ(=市場、モンゴル人の日常生活を見る) ・スフバートル広場(チンギスハーンの銅像) ● 自然景観 ・ゴビ砂漠(サハラ砂漠のような砂漠ではなく草原が主体で  とこおろどころに砂丘) UB City から真南のダランザトガト市まで飛行機 ダランザトガトをベースにしてジープでのツアー 1日 10 時間も車に乗ることを覚悟 モルツオグ砂丘のらくだ乗り ・フブスブルぐ湖(自称、モンゴルのスイス)周辺の針葉樹林 ・モンゴルの世界自然遺産・ウブス湖と周辺盆地 針葉樹林、氷河、草原、砂漠の景観をもつ地帯 (モンゴル最も北西にある地域で遠い) ・草原(到る所にある) ● ” ”世界文化遺産 オルホン渓谷の文化的景観 ・ハラホリン(カラコルムの現在的発音)の村 (モンゴル帝国時代の都であったが今は寒村) ・エルデニソーの仏教大寺院群 ・仏教寺院の地ツェツェルレグ周辺と温泉 ・ブルド(この地方に珍しく砂丘がある) ハラホリンツアーは UB City で予約できる、車単位の 人数がいると割安、 UB City ~ハラホリンは 1 泊 2 日の 3 食付きツアーが多い ● モンゴル体験ツアー ・乗馬体験 テレルジ  UB City から楽々日帰りできる自然保養地 到る所に草原乗馬ツアーあり ・遊牧民テント・ステイ(寝袋必要) ・ゴビ砂漠の星空 ” ”・モンゴルの夏の祭り ナーダム  毎年 7 月 11 , 12 日 小さな村でも開かれる、相撲、競馬、弓射の 3 種競技、モンゴル人の楽しみの日 ● チンギスハーンゆかりの地 ・ダダル(北東、ロシア国境近い、自称・生誕地) ・ビンデル(北東部、クリルタイ跡など) ・バルハ・ゴル村(ノモンハン事件戦場跡、北東部 チョイバルサンから車 以上をめぐると 4 泊 5 日は必要 以下、首都ウランバートル ( Улаанбатар 、英 : Ulan Bator ) を "UB City” と略します
  • 6. べてわかったこと調 (3) 6 モンゴル の と旅行 注意事項 旅準備 ● 服装  7 月は年を通じて最も暑い時期であるが、それでも UB City で全国平均 18 ~ 28 度で、日本の初夏の気候。 ただ、夕刻から朝まではかなり冷え込み、また、突然 雨が降ったりすると急激に気温が下がるので、ウィン ドブレーカ、首に巻くもの、など冷え込み対策も必要 とにかく紫外線が強いので UV 対策(日焼け止め、サ ングラス、つばひろの帽子は必携 いつの間にか発汗が乾いて、洗顔をしたくなるが水が あまりないので、ウエットティッシュ、おしぼりをい つでも出せるよう工夫 蚊やアブの多いシーズンである。地元の殺虫剤スプ レーを買って部屋におこう。地方にでるときは必ず持 ち歩く。「蠅蛆症」で眼をやられることがある。これ は蠅が飛んできて眼に蛆をうみつけるのでとにかく痛 い。蛆を全部つまみだすまで治らない。 ● 夜は真っ暗闇である 因みに 2013 年 7 月 19 日、ハラホリンでは日の出 06:21、日没 22:08 、月齢は4ぐらいなので、夜 10 時 過ぎまで明るいが、日が暮れてしまえば月もなく真っ 暗なので、夜中に外に出て用を足す必要のある場所で は懐中電灯必携 ● トイレを探すのが大変 遊牧民テントにはトイレは無いので、青空トイレを利 用。どこかに窪地を見つけ、使用済みペーパは風に飛 ばないように土にうめてモンゴルの大地に返す ● 通貨単位は "Tg"(トゥグリク)で 100Tg≒6 円 UB City のホテル、土産屋以外は Tgで支払うのが普通 、特に地方では Tgしか通じないので、あらかじめ準 備をして出かけること。通常の食事で 3000~5000Tg ぐらい、市内バスが 100Tg。 US$ からの両替は 100 ド ル紙幣が一番交換率がいい ● 交通事故多発 左側通行 道路四つ角・五つ角・6つ角が多く注意 ● 野良犬に注意 犬を見てかわいいなどと近づかないこと。狂犬病は現 在まだ致死の病で予防方法も治療方法もない。また、 ” ”ヤギ、羊などにも人畜共通感染症 フルセラ 病がある。 無防備に触らない。 ● 市場(ザハ)に行く時は質素ないでたちで 市場には外国人専用の窃盗団、スリ集団が常時出没す る。ナイフをもっていて、バッグを切り裂いて盗み出 す。高価なものを身につけて市場のような雑踏に入り 込まないように ● 煮沸していない水は絶対に飲まない 歯磨きにもペットボトルの水を使うこと、温めた程度 ではダメ、完全に煮沸したお湯を使うこと ● いざというときに ・警察  102 、救急車 103 ・日本領事館  011-320777 、緊急時 70161647 ・さくら病院 外国人外来  011-450210 医療水準は決して高くないから、すぐ日本に帰れるよ う海外旅行保険の中で疾病保険も掛けておくこと(ク レジットカードの保険では疾病がカバーされていない 場合がある)
  • 7. を りました旅行計画 作 7 地図で見ると、日本の4倍もあって広い モンゴルのごくせまい部分を旅行するだ ”けですが、旅の目的 モンゴルの草原を見 ” ” ”る 、 個人旅行に挑戦する は十分にカバー できそうです。 この旅行の総合企画をした香川さんは療 養中で今回は欠席となりました 松本さんは今回の旅行で、訪問国が 100 か国目になるという海外旅行の大ベテラ ンで、今回もいろいろ指導していただき たいと思います。 ● 参加のみなさんは早々と計画を立てました● わたしが立てた計画は・・・・・・・・ 設計図制作  2012.9 月現在 <旅行計画のポイント> ● 7/18 の夕食会出席が旅行の条件。余裕のある計画を。 ● モンゴル唯一の世界文化遺産オルホン河畔にある、 13 世紀 に始まるモンゴル帝国の都の址ハラホリン(古名カラコルム 、ウランバートルの西 230km )へのツアーをハイライトにし て、その間でモンゴルの大自然を楽しみたい ●満天の星空の下で露天風呂?の謳い文句あり、それを楽し みにしてジグール温泉を選ぶ
  • 8. の旅行 手配(1) 8 〔住所〕   Peace Avenue 44, Bayanzurkh district 〔料金〕 デラックスシングル  US$55 (税・サービス朝食込み) 〔支払い〕 カード払い OK 〔予約〕 テムジンホテルの予約サイトからメール で予約する 〔アィセス〕 ホテルに出迎えを頼む 旅行計画が決まり、同行者が決まったらネットで予 約することにした ● ホテル Temuujin Hotel (テムジン・ホテル) TripAdvisor の口コミでは UB にある国際旅行者向けのホテ ル 44 軒のうち中位にあり、決して、良い方ではないが ・オーナーが日本在住で、オーナーにメールで手配でき る ・スタッフが日本語を話し、日本人のお客様が多く   日本人旅行者の接遇に慣れている ・空港との送迎も頼むことができる ・朝食に日本食もある ・住宅街にあって静か ・今回のメンバーも宿泊 などの理由でここを選んだ。
  • 9. の旅行 手配(2) 9 ● ウランバートルへの航空券 今まではパッケージツアーだけだったのでマイレージを利用 したことがなかったが、香川さんのご指導で全日空の マイレージが貯まっていたのを利用して切符を入手する ことに挑戦することになった。 全日空で北京まで行き、そこから、同じスター・アライ アンスの CA (中国国際航空)で UB City まで飛ぶこと にした。 <航空スケジュール> ( 注)1 :日本とモンゴル(夏時間時期)時差なし     2 :中国と日本、モンゴル間 時差 1 時間 パックツアーでもマイルが貯まることを再確認しました。 どんな時でもマイルをため込むカードを見せること、 そこで駄目でも帰国してから手続きができることが あるようです。カード会社のサイトでの学習が必要です。 ◆ 羽田空港からの国際線も初めて
  • 10.
  • 11. まずやることは やれることは? ? の<旅行 手配> ●UB Ci t y のホテルは計画通りメールで申込み。 ● 送迎は、飛行機の到着時間をメールで知らせて、 迎えの依頼をしたが、返信メールが来ないのが心配 だった。  (結果は OK だった) ● マイレージを使って航空券を購入 いろいろ相談しながら、トライした。モンゴルに行 くにはまず持っているマイルでは足りなかったが、 運よくマイルのバーゲンをやっていたので不足分早 速購入した。 続いてインターネットでマイレージ航空券を購入。 旅行条件の皆と集合する日に合わせること、それに 間に合うように目的地まで行くようにすることで苦 労したが、 17 日分が運よく一人分だけあったので 、購入する。友達は次の日に二人席があったので購 入。ようやく一安心。 乗り継ぎの北京空港はネットで事前に調べたり、一 日早く着いたメンバーからのメールで万事 OK ● 市内観光・ハラホリンツアーは皆で話し合ったり 、旅慣れた Mさんの話を聞いて決め、 UB Ci t y の テムジンホテルを通じて出発前に手配を済ませた <最終的に旅行計画はこのようになりました>          UB City :ウランバートル市
  • 12. での り ぎ北京首都空港 乗 継 最初の難関が待ち構えています。 ひとりで国際線の乗り継ぎなど 初めての体験で、機内ではどきどき しましたが、案ずるより生むがやすし スムーズに乗換えることができました。 歩き方は、国際線(全日空)から  国際線(中国国際航空)の  乗り継ぎなので、 <北京ー UB Ci t y 間の搭乗券がなければ> ● 全日空の到着は第3ターミナル  (3 E Ter mi nal ) 入国審査前にある Tr ansi t   Count er 群の中から CA ( Ai r   Chi na) を探して北京・ UB Ci t y 間の   E- Ti cket を見せて搭乗券をもらい、  搭乗ゲート、搭乗開始時刻を確認 <搭乗券があれば> ○入国審査場はパスして(=中国に入国しない) ● 審査場両脇にある専用エスカレーターで 2 階の国際線出発フロアへ降りる ●2 階で保安検査と税関の審査を受けて、搭乗ロビーへ ● CA の搭乗ゲートを探して、ラウンジで搭乗案内を待つ (注)北京首都空港にはターミナルが3つあり、 ●全日空の到着は第3ターミナル(3号航站楼) ●中国国際航空の国際線出発も、    有難いことに第3ターミナルで、出発階は2階 1 日目・ 7 月 17 日 図は全日空の案内から
  • 13. 午後 6 時ごろ、ウランバートルのジンギスカーン 国際空港に到着 日没が 10 時頃なので、まだまだ十分に明るい 出迎えてくれるはずのホテルの車はどこに? <テムジンホテル>にチェックイン ホテルは日本語が大丈夫とあったが、ぜんぜん通じ ないではありませんか。しかし身振り手振りで頑張 って、部屋に入ることができました。予約は二人の 予定だったので一日目はそのままだったが、「二日 目以降は一人部屋にする」と片言の英語で変更でき ました。 食事はメニューを見て指差し OK 個人旅行では、自分の意見ははっきりと言う。値段 交渉・見たいところ・食べたいもの・ガイドを自分の 考えでしっかり交渉することが肝心であることをあ らためで悟ったのでありました。 一人旅の初日、北京空港の乗り継ぎもホテルの出迎えも無事、上手く行きました。まずは一安心。
  • 14. 2 日目・ 7 月 18 日
  • 16. ハルホリン の旅行 手配 16 ホテルの交渉をメールでしたように、ツ アーもメールでできるようなので、各自行 きたい所を話し合い、その後はリーダー M さんにお任せし、日本出発前に設定しても らいました。 マイクロバスと思っていましたが、ジープ が良いということです。参加するかどうか の意思確認をちゃんとしなかったために、 その後辞める人が出て、金額がアップした。 乗り物・ホテルすべてが増額されました。 ガイドはテムジンホテルの日本語が分かる 人と電話で連絡しあうことにしたが、通じ ない部分もあって面白く楽しめました。 3 日目・ 7 月 19 日 今日から2泊3日で、世界遺産オルロン河畔 と周辺の歴史遺産、特に歴史的な古都ハルホ リン( Qar aqor um,  カラコルム)を訪ね ます。
  • 17. 3 日目・ 7 月 19 日 テムジンホテルで朝食、チェックアウト 8: 40  打ち合わせ 9: 00  テムジンホテル出発   9: 30 頃  Khabu Hotel に立ち寄り 前田夫妻ピックアップ 昼食:テムジンホテル        の弁当 17 : 00 頃 ハラホリンの ムフライホテルにチェックイン 1 人部屋) <ハラホリンツアー 2 泊 3 日の 1 日目>
  • 18.
  • 19.
  • 21. 08: 00 ムフライホテルで朝食      チェックアウト 08: 45 歩いてハラホリン博物館へ 10: 30  徒歩でエルデニ・ゾーへ 世界遺産の仏教寺院群を見学 ( 2 時間) 昼食 ハラホリンのホテルから 500m にレストラン街あり、昼食 午後、ツェツェルレグ地区のジグール温泉へ 日本人経営のツーリストキャンプ 露天風呂をいただく       ハラホリン博物館( 9 : 00 開館) 2011 年開館 JI CA の援助で建設された エルデニ・ゾー 2 西門近く 入館料 5500Tg 、写真撮影 5000Tg 英語 OK  トイレきれい JI CA 職員橋本さんが管理されていた チベット エルデニ ゾー仏教遺跡 ・ 108 個の卒塔姿(ストゥーパ)の塔と外壁に囲ま れた約 400 m * 400 mの正方形の境内に建つ仏教 大寺院群。モンゴルで最古の固定した寺院 伽藍 や付属の建物が 18 棟現存 入館料  3500Tg 、写真撮影  7000Tg ジグール温泉泊 芝口さん・浅味さん・私 4 日目・ 7 月 20 日 <ハラホリンツアー 2 泊 3 日の 2 日目> ゲル型の  ゲストハウス
  • 22. ハラホリン の博物館(日本 JICA が支援) におかれた草原 亀石 のエルデニ ゾーの と仏教寺院群 ・ 外壁 入場門 4 日目・ 7 月 20 日
  • 23. エルデニ ゾーの・ 入場門 の中国式 三寺 さまが られている釈迦 祀 西寺 T と夫妻 再会 エルデニ ゾー の・ 内 寺院群
  • 28.
  • 29. 5日目・ 7 月 21 日 <ハラホリンツアー 2 泊 3 日の 3 日目> ツェツェルレグ ツェツェルレグの Fai r f i el d Guest house では西洋風のケーキとコーヒーを楽しめると 言うので期待したが店が閉まっていた。 ハラホリンのレストラ ンで昼食にピロシキの ようなもの? ロシア は近い お みでし休 た 残念! なぜか? の へ馬 生産地 06: 30 ~ 7: 00  起床・朝食      チェックアウト 08: 30  ホテルを出発してツェツェルレグへ      車窓から清楚な街並みをみて ハラホリンへ向う 昼食 ハラホリン市内のレストランで1時間   食事と休息 午後、ブルドで砂丘見学を予定 ( 30 分) 19: 00   UBCi t y 帰着 夕食 市内レストランにで 夕食後ホテルにチェックイン
  • 31. ツェツェルレグ く の行 途中 道路事情
  • 32. ナーダム りに う祭 遇 5日目・ 7 月 21 日 世界的に有名なモンゴルの夏の祭 典ナーダムは毎年7月の国家記念 日に開かれるということですが、 町や村でのナーダムは UB Ci t y の国家規模の大会からずれて開か れるのでしょう。 偶然にもハラホリンの村の祭りを みることができました。 面白いことに(本当は面白くない のですが)、近郷近在のホテルの 料理人がこの祭りの賄いに行って しまって、ホテルにはコックがい ないために、レストランを閉めて しまうことになるのだそうです。 これは本当らしく、私たちも予定 したホテルではなく、近くの食堂 を案内されて一安心したのです。
  • 34. ウランバートル市内26日目・ 7 月 22 日 旅仲間4名とガイドさんでウランバートル市内の観光へ 町を一望できるザイサン・トルゴイの丘からスタート
  • 38. 8日目・ 7 月 24 日帰国 旅の最後に、ついにやってしま いました。これまでの旅が調子 よく運んでいたのに。すべての 幸運を使い切ってしまったので しょうか、旅の神様はついに試 練を与えました。「個人旅行っ ちゅうもんはそんな甘いもので はおまへんでぇ」 背景の北京首都空港の写真は Wikipedia"Beijing Int'l Airport から引用しました
  • 39. 私がお世話になった Mさんはこの旅行で 訪問国の数が 100 か国になったとのこ と、すごいですね 思い出すのは楽しいことばかり でこぼこ道、車の排気ガス、それさえも   もはや珍しく、楽しい出来事でした。 広い草原でのおトイレ、狭い日本では   不可能でしょう。 迷子になった時に私をホテルまで届けて   くれて、プラム一個だけしか受け取らなかった   お父さんの優しいまなざし 何時もなら怖いはずの小動物達も   モンゴルの楽しかった思い出となりました。 旅の設計図会でいつも私に教えてくだ さった香川さん、このモンゴル旅行の発 起人でもあった香川さんがこの旅行を前 にして逝ってしまいました。 このモンゴルの草原の青空の上から旅の 無事を祈っていてくれたような気がしま す。私のこの旅行を香川さんに捧げます 。 分ったことが多々ありました。 クレジットカードで支払うより、日本円現金で   払う方が随分と得だったこと UBCi t y の道を渡るときは、少しでも待って   現地の人と一緒に渡った方がいい   一人で渡ると怖い目に逢う モンゴルはこんなに草原があるのに、土が   痩せているのか畑が見当たらず、温室も   なく、野菜・果物は輸入に頼っていいるとか。   そのため、レストランでも輸入物の食材を使う   せいかとてつもなく高い。   国営のデパートも街のスーパーも国産品は   驚くほど安いのに、輸入品は高かった。 最後の最後でのトラブルで、ウランバートルの 空港職員のののんびりさ加減を恨めしく思った ことは事実ですが、今になってしまえば逆に楽 しい思い出です。恨んだり、悔しがったりする よりも、思いきって自分で創る旅に出たことの 方が遥かに大切で、良き体験でした。 一人前に個人旅行できるまでは大変なことと実 感しましたが、いろいろな方のアドバイスを 伺って、あきらめないで挑戦してみることが大 切で、そこに成長があると悟りました。今回の モンゴル旅行は楽しいことばかりでした。

Editor's Notes

  1. 表紙に入れる事柄 必須事項 1.設計図のタイトル 2・旅行者名 (自分の設計図の場合は不要) 3.旅行期間 Option 1.背景  (【書式】→【背景】→「背景の設定」) 色紙 模様紙 絵葉書効果
  2. <number>.目次のページ   旅程が5日以上なら 目次があったほうが良い  
  3. <number>.目次のページ   旅程が5日以上なら 目次があったほうが良い  
  4. <number>.目次のページ   旅程が5日以上なら 目次があったほうが良い  
  5. <number>.目次のページ   旅程が5日以上なら 目次があったほうが良い  
  6. <number>.目次のページ   旅程が5日以上なら 目次があったほうが良い  
  7. <number>.目次のページ   旅程が5日以上なら 目次があったほうが良い