S din local

Service Design in Local Miho Matsuzono

Miho Matsuzono
松薗美帆
- Ethnographer (Cultural Anthropology)
Recruit
- Digital Marketing
- Product Manager
- UX Designer/UX Researcher

企画の背景
❖ 島の大事な産業である漁業だが、魚価の下落や離島と
いう特性上避けられない運搬費が重なり厳しい状況。
❖ それに危機感を持つ島の人が、ゆくゆく直販を見据えて
まずは漁師と消費者がつながる場として漁師に会いに行
くフェスをやりたいというアイデアを持っていた。
❖ その原案の詳細化と実行プロセスに携わった。

https://youtu.be/p8diSo0AfNA
※どんなイベントかは当日映像をぜひご覧ください

地域ならではのステークホルダー
❖ 漁師間での上下関係
❖ 集落同士の関係性
❖ 漁協との切っても切れない関係性
❖ 島の人間関係（ルーツが数百年前にることも）…
もちろん組織図やエコマップなど存在せず、どこにタブー
があるかわからない状態で気をつけて可視化していく

見えてきたインサイト
❖ 漁師でないやつらが何をやりたいんだ？という不信感
❖ 漁師の仕事は好きだが、このままでは子供に継がせら
れないというやるせない思い
❖ 六次産業化へ挑戦したいという野心
❖ 本物を獲ることはできるから、自信をもって外に発信し
たり売ってほしいという期待 →ここが応えられる価値

地域×サービスデザインの可能性
❖ 地域の歴史や関係性を可視化したり、新しくつなぎ直すこと
ができる（地域へのリスペクトは大前提）
❖ よそ者視点で地域にある素材や可能性を再発見できる客観性
❖ 地域は余白だらけ。地域課題に対してサービスデザインプロ
セスを通して地域課題の解決ができる。実践がつめる
❖ 一方で地域を消費してしまわないよう心がけが必要。あくま
で主役はそこに住み続ける地域の人たち。外部の人間だから
できる関わり方をみつける（期待値調整も）

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