手帳を用いて、予定の「仕分け」をした結果の、予定実行率と満足度についての考察結果。 対象範囲：2017年4月～12月。

1. 2017年の予定と実施実績
集計結果と分析
by さやまゆき
2018.02.12 横浜手帳勉強会４ （SS公開用改変VER.)

2. 発表者について
さやま ゆき
◦ twitter: @yuma887plnr
◦ Site: http://sayama-yuki.net/

3. はじめに
以前フリペ(FFP8;2017/8/20コミティア121配布)で触れた件です。
「手帳を道具として使う以上、なんらかの効用をもたらしてるはずだ」というふうに考えてみ
たところ、やはりもたらしていました。
それでは「効用」をどう測定するか？ですが、書いた量ではなく、「想定通りに進んだ」÷
「自分に関係する事象の数」ではどうか、と考えてみました。
使用手帳：トコだけ手帳（集計対象期間：2017年4月～12月）

4. 使いかた
マンスリー（予定情報メモ） ウィークリー（投入した予定）

5. 使いかた概要
①2017年4月から予定（未来の事象）管理を以下のようにした
・まず、予定情報が入ってくる（即座にメモ）
→ 決断期日を大まかに定めておく
・それに対して（決断期日までに）する／しないを決める
・しなかった（選ばなかった）事象についてはあれこれ言わない
→ 「無理なものは無理」の割り切り。
②実績としてどれだけ達成できたか、集計してみた
■できた
■できなかった（不本意な急用などによる割り込み等）
■変更（本意として急に変えた） …など。

6. 使いかた （この流れになる）
マンスリー（予定情報メモ） ウィークリー（投入した予定）
催事情報の仕入れ
→記入
実際の予定
審議
採用

7. 集計してみた。とりあえず。

8. とりあえずExcelに書き出してみた

9. チェックして気づいたこと
最初にExcelのフィールドが決まったのではなく、
調べながらExcelのフィールドを決めていった
（日付、催事名、採用・不採用、が最初に作った項目）
まずは「予定の候補」を見てみた
そこから
「実際に予定に入れた（参加予定）」
「予定に入れなかった（不参加決定）」
と存在していることがわかった
実際に予定に入れた（参加予定）が、結果は
「実際参加した」（参加）
「諸事情があって参加できなかった」（事故）
の２つがあった
不参加決定でも、当日に別の予定を入れるケースもあった。

10. 書き出した内容
年月日
予定数 → 予定の候補数
対応数 → 予定として採用して、そして実際に参加した数
不参 → 予定として採用せず。始めから行かないことにした数
断念（事故） → 予定として採用したが、参加できなかった数
当日新規 → 予定なしまたは不参であったが、当日参加を決めた数
当日居た場所
対応方法 → 不参、断念の理由
Remarks → その日の予定の内容についてなど。

11. 集計結果
集計対象期間：2017年4月～12月（8ヶ月）
予定数（検討行事数）：101件
予定日数（上記の対象日数）：72日
対応数（実施数）：56件
不参数（不参加決定）：40件
断念数（事故などで参加できず）：4件
新規数（不参、断念などから新規で入れた数）：3件
実際に予定として入れた件数は56+4=62件。

12. 達成割合
達成割合
達成：56件(93%)
断念：4件(7%）
9割超えていました。

13. 「断念（事故）」4件の内訳
①8月19日（ほぼ日手帳ラインナッププレビュー）
体調不良により断念 → 翌週に延期し達成（27日）
②10月1日（地方の手帳イベント）
タイミングが合ったものの、急用対応（not仕事）のため断念
③10月15日（ライブ＠名古屋国際会議場）
チケットがご用意されず参加不能
→ 同日の別イベント（ライブ＠幕張メッセ）へ振り替え
④12月2日（ライブ＠東京国際フォーラム）
チケットがご用意されず参加不能
→ ぎりぎりまで他ルート手配を試みるも調達出来ず、
結局参加不能

14. 「断念」した結果について
①は後日達成できたので問題なし
③は別の達成したいことが実現できたので問題なし
②は正直どうしようもなかった
→ 別の日に改めて参加したい（します！）
④は正直どうしようもない状態ではあったが、
どうしても行きたかったものだったので
「重大インシデント（但し対応のしようがなかった）」扱い。
※なお、最大の入手阻害要因はテンバイヤーの介在。てめえら絶対許さない。

15. 「不参」にした結果の後悔は？
①しょっぱなから参加しないことにしてた、あとは他の参加者へ「あとは頼んだ！：と
いう感覚だった
②「出来ないものは出来ない」判断をした。無理はしない。
不思議と、後悔はなかった。
2段階（以上）のステップを踏むことで
・無理した結果の失敗が減った
・あとから「行けば良かった」の後悔が減った
・主に上記が解決したのでQOLが上がった（と思う、たぶん）
※QOL = Quarity Of Life

16. 2016年以前について
■2016年
予定は、CITTA手帳のウィークリー(V)中心。
前段の、予定仕分け処理は無し。（以下同様）
■2015年
予定は、ジブン手帳を用いました
■2014年
ほぼ日手帳カズンのウィークリーを使いました
■2011年
ほぼ日手帳オリジナル、チェック欄（上）を活用。
（今とライフスタイルが異なったためこれでもよかった）

17. Thank You!