青学陸上競技部・原晋（はらすすむ）監督。 かつては本戦出場もかなわなかった弱小チームを3連覇、史上4校目の大学駅伝3冠を達成。 強いチームを作る監督のコミュニケーションのコツを学ぶために、「相談される関係を作る」をテーマにしてみました。

1. 相談される関係を作る
日曜朝、カフェで読書会
The DECK Coffee & Pie（原宿）
室川 和也
2017.01.15（日）

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強いチームを作る監督の
コミュニケーション
青学陸上競技部・原晋（はらすすむ）監督。
かつては本戦出場もかなわなかった弱小チームを
3連覇、史上4校目の大学駅伝3冠を達成。
強いチームを作る監督のコミュニケーションのコツ
を学ぶために、「相談される関係を作る」をテーマ
にしてみました。
参考リンク：青学･原監督｢管理職の仕事は管理じゃない｣
http://toyokeizai.net/articles/-/151440

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「相談できる人」に育てる
強いチームをつくるうえで重要なことは、監督が指
示を出さなくても部員それぞれがやるべきことを考
えて、実行できることです。
指示待ち集団ではなく、考える集団。言葉にするの
は簡単ですが、考える集団をつくるには、土壌づく
りと同様に時間が必要です。
考える集団をつくるには、「相談できる人」に育てる
ことです。相談するとはどういうことかを部員に教
えることから始めました。

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「報告」でなくて「相談」 とは？
選手が「足が痛いです」と私に言ってきたとします。
それは相談ではなく報告です。
「今回はトレーニングAにしたいと考えていますが、
監督はどう思いますか？」と自分で答えを出すとこ
ろまで求めます。そのとき、それが本当の相談であ
ると部員に話してあげるようにしています。
では、「相談される関係」とは何だろう？

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相談される関係とは何だろう？
信頼関係
信頼とはすべての重要な人間関係の核である。
信頼なしには、与えることも、一体感を得ることも、
リスクを犯すこともできない。
知らないことがあっても、気にしない、気にならない。
役割分担
違うことをする協力関係だということ。
同じことをする上下関係だと教える側・教わる側になってしまう。
大事だと思うこと
違うことをする協力関係が、知らないことがあっても、
気にしない、気にならない。

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知らないことがあっても、
気にしない、気にならない。
知
っ
て
い
る
範
囲
相談
相談相談
違うことをする協力関係
① 違いを理解し自立すること
② 自分の考えを相談すること
③ 同じ方向を向くこと

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まとめ
相談される関係を作ろう。
知らないことがあっても、気にしない、
気にならない。
① 違いを理解し自立すること
② 自分の考えを相談すること
③ 同じ方向を向くこと
相談される関係が出来れば、同じ方向を
向いているか、良い方向かを考えられる。