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Editor's Notes
- <マスメディア> ・一方向性 送り手 / 受け手の役割がほぼ固定されており、互いの立場が交換されることはほとんどない 受け手側から送り手側へとフィードバックするコミュニケーションのルートは、ごく限定的にしか作動しない(『電子メディア論』より) <電子メディア> ・双方向性 受け手も送り手になり得る 送り手と受け手のコミュニケーションが発生 ⇒ こうした「双方向性」「時間や空間の制約からの解放」「個別性」などが、マスメディアの代替として電子メディアが台頭してきた大きな要因
- ・双方向性 (テレビや新聞などのマスメディア)送られてくる情報を受動的に受け取るだけ ( Twitter )流れてくる情報に対して意見、また他の人の意見に触れることも ・時間や空間の制約なし 140 文字という短い文字数でつぶやける⇒編集作業が不要で気軽に発言⇒情報の流れの高速化 新聞や雑誌、テレビ番組などはきちんとした形に編集する必要があるため(尚且つ発行や放送する時間が決まっている)、どうしてもタイムラグが生じる リアルタイムで大量の情報が流れてくる Twitter !
- ・「ふぁぼったー」 発言に対して「お気に入り」の星アイコンをクリックした / された、という情報を可視化するサービス ・「 Togetter (とぅぎゃったー)」 特定の誰か、あるいは複数人のつぶやきを 1 本のリストに集めてそこにパーマリンクを貼るサービス(あるテーマにそって人為的に発言を集めて新しいコンテンツとできる) ・「ツイテレ」 テレビの各チャンネルに対して仮想的なチャットルームに入るような感じで、視聴者がテレビの前で行ってきたようなつぶやきを共有するサービス ・「 Oketter 」 Okwave 発で、 Q&A 掲示板と同じことを 140 字でやってみようという試み ⇒ Twitter が果たす機能・役割は今後も拡大していくと思われる
- ・盛り上がってもその場だけ? 流れ去るのが Twitter (そこが魅力でもあるが…) TL 上の話題はリアルタイムでコロコロ変わる 新聞だったら「一週間分読んで最近何が起きたのか振り返る」こともできるが、 Twitter だと過ぎた話題はすでに TL 上には存在せず どんどん消費されていく情報 ・流れる情報の「質」に問題あり? 140 字で全てを語ることは難しい 常に TL にはり付いて逐一情報を得ている人は少ない 自分が見ている時に TL に流れている情報だけを得る ⇒ 情報の断片化
- ・個別化志向、脱大衆化の弊害 いろんな方向にアンテナをはり、様々なタイプの人をフォローしている人もいるだろうが… その辺りは個々人に委ねられる 「同じ趣味の人しかフォローしない」人だっている テレビや新聞などは基本的に、同一の情報を多数の受け手に提供する ⇒ 周囲と「同じ情報を共有している」という前提がある 「社会」全体としての一体感、連帯 個々の得る情報がバラバラ 価値観や興味もバラバラ 「社会」の一体感よりも「個」 マスメディア⇒パーソナルメディア これが良い事なのか悪い事なのかは一概には言えないが…
- ・マスメディアしか果たせない役割…確かな取材力、正確な情報(怪しい部分も多々あるが)など ・個人が情報の取捨選択をする ・例)ラジオと Twitter ラジオの DJ が Twitter にて曲のリクエストを募る 曲中に DJ とリスナーが Twitter にてダイレクトにコミュニケーション、その内容を番組に反映 リスナー同士もTwitterにてリアルタイムでコミュニケーション ⇒ ラジオとTwitterが連携することにより、番組制作者や DJ とリスナーが共につくり上げていく、より魅力あるメディアに!