在庫金額の上昇が気になってきた経営者の方向けの資料 発注担当者にこの資料を見せて、ちゃんと理解させて下さい。 そうすると、次第に在庫のメリット、デメリットを理解することができるようになり、在庫量の適正化を考えて行動してくれるようになるはずです！

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棚卸金額削減プロジェクト
在庫量は放っておくと、次第に増えてしまい、経営を悪化してしまう原因になります。
棚卸金額を適正化し、有効スペースの確保と、キャッシュフローの改善を図ります。
■もくじ
◎在庫を抱えるメリット
・機会損失を防ぐ
◎在庫を抱えるデメリット
・保管スペースが無くなる
・在庫管理の作業が増える
・キャッシュが減る
◎どうやって在庫を減らすか？
・現状分析（在庫金額の推移）
・棚卸後に在庫適正量のＭＴＧを行う

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機会損失を防ぐ（メリット ）
在庫があることのメリットと言えば、機会損失を防ぐことではないでしょうか
在庫部品があれば、
・お客さんが欲しいと思った時に買ってもらえます。
・在庫が充実していれば、他の商品も買ってもらえる可能性がある
でも、もし在庫部品が無かったら、、、
・売りたいときに売れない
・お客さんからの信頼を失う
結果、売上に悪影響を与えてしまいます。
そのため、在庫が必要だということは 理解いただけると思います。

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保管損スペースを圧迫する（デメリット ）
在庫部品を置けば置くほど、収納スペースを圧迫します。
収納スペースが圧迫されたことによって、以下の問題点が発生します。
■新しく部品を頼んだとしても置くスペースがない。
⇒倉庫スペースにも限りがあります。
⇒頻度の少ない部材は、その都度発注で対応
■新しい試みができなくなる
⇒倉庫内に新たな資材の保管ができなかった。
■倉庫保管料が発生する
⇒倉庫を別で借りている場合、在庫が増えれば増えるほど、
大きな倉庫が必要となるため、その分、賃料が高くなる。

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在庫管理の作業が増える（デメリット ）
在庫が増えれば増えるほど、在庫管理の手間が増えます。
手間が増えるということは、在庫管理者の残業時間が増える原因となります。
例えば、
今まで、１００種類だけだった在庫部品が、
１年後、１，０００種類に増えてしまったら・・・。
◎ 置くスペースを考える時間が必要になってくる
◎ 置く棚を作るのに時間が必要になってくる
◎ 棚卸の時に、数える時間が増えてしまう。
◎ 棚卸の時に、差異が発生した際、原因追及に時間がかかる
◎ 在庫部品を発注する際に、不足している在庫がどれかを選別するのに時間がかかる
◎ 火災が起きた場合、殆どの商品が使えなくなってしまい、多額の損害が発生する。
◎ 盗難された時、多額の損害が発生する。

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キヤッシュ（現金同等物）が減る（デメリット ）
■例えば５０万円の資金で、雑貨屋さんを設立した場合
４５万円を支払って雑貨用品を仕入れました。
・在庫金額（棚卸金額）は４５万円です。
・残りの手持ち資金は５万円だけになりました。
新しくパソコン（８万円）を１台、購入しようとしましたが、
手持ちの資金が５万円しかないので、購入することができませんでした。
これは極端な例ではありますが、在庫（棚卸資産）が４５万円残っているということは、
４５万円のお金を使って、棚に商品を飾っていると言い換えることができます。
手持ち資金が無くなることによって、
◎他に、もっと投資したかった物が購入できなくなります。
◎従業員への給料が払えなくなる可能性が高くなります。
◎取引先への支払ができなくなる可能性が高くなります。
特に、得意先への支払ができなくなると倒産の危機に繋がります。