NPO法人NICEが地域と地球にポップな架け橋を創る活動の推進を目的として始めた国際ボランティア大賞（http://www.nice1.gr.jp/wc-award-2016/）。今年2016年大会は、全国から16事業、13人のボランティアによるエントリーをいただき、10月に東日本・西日本・北日本で地方予選大会を開催いたしました。 予選大会の結果、プロジェクト部門は4事業、ボランティア部門は3名が、12月の全国大会出場を決めました。現在、残りの全国大会出場枠（1事業と2名）をかけて、WEB投票を実施中！ 西日本予選大会ボランティア部門にエントリーした井上毅さんのスライドです。西日本予選大会を1位通過し、全国大会出場が決定！

1. Kampot
Cambodia
活動期間：9/1-9/13 井上毅
【NICE】 【大賞2016】

2. 1. 活動背景
活動地域：Kampot (, Cambodia)
・国民一人当たりの所得が日本の約7.6％（「世界保健統計2015」）
・知識人を中心とした大量虐殺の歴史（’75～’79、ポルポト政権時）
活動組織：CYA (Cambodian Youth Action)
・授業料無料のコミュニティースクール（CLC）を運営する組織
・ミッションは、地域の子供たちに語学等の教育と異文化交流
の機会を与えること

3. 2. 地域の課題解決
一人でも多くの子どもにCYAをもっと
好きになってもらって、様々なことを
積極的に学べる場をつくろう！
１. 英語授業
２. 文化交流・あそび
３. 施設の補修
目的
活動

4. 2.① 英語授業
「現地の子たちの身になる授業をしたい！」
・各クラスごとでレベルに合った授業を、各チームで考案
・最年少クラスでは基礎単語を反復練習
「日本人スタッフとしての付加価値を出したい！」
・日本文化の紹介
・日本語の歌を紹介
「何より、楽しんでもらいたい！」
・折り紙タイム
・フルーツバスケット、ビンゴゲーム

5. 2.② 文化交流、あそび
カルチャーデイ
・互いの国の文化を紹介
・盆踊り、歌の紹介
ホームステイ
・現地の生活を体験！
・子ども達と遊んだり、話を聞いたりできた！
コミュニティー訪問
・地域の方の社会に対する考え、ニーズを聞けた
キリングフィールド見学

6. 2.② 文化交流、あそび
「オリンピック」
・生徒、スタッフがチームに分かれ、ゲームで対決
・生徒たちと近づく良いきっかけに
その他、授業内外でのあそび、ゲームも‼

7. 2.③ 施設の補修
・机の修理、新しい机づくり ・図書室、本棚のペインティング

8. 3. 自分自身の成長
１．現地の「生の情報」を知ることができた
・カンボジアの素晴らしさ
・カンボジアの多くの問題点
（教育システム、産業構造、衛生面、環境への意識、
交通インフラ、etc.）
２．自分の順応力を知った
・「だいたいのことは何とかなる！」
⇒小さな「成功体験」？
３．コミュニケーションの大切さを再認識
・チームで動いていると、伝わっているようで伝わって
いないことも多々

9. 4. 現場で感じた社会への思い
１. カンボジアの子ども達のエネルギーに感動
・感受性が非常に強い‼
・「幸せの定義は人それぞれ」を改めて実感
2. 「課題先進国」を反面教師にしてほしい
・今後、カンボジアも他先進国が経験したのと同じ問題に
ぶつかる気がした
Ex.）環境問題、農業の衰退、伝統技術の衰退
⇒知ってほしい、伝えるべき

10. 4. 現場で感じた社会への思い
３. 教育環境がまだまだ未整備
地域住民のへのニーズは非常に高 「安くて良い」教育設備は不十分
ボランティアにできることは…
①長期的カリキュラムの設計
②授業に関するボランティア間の情報共有

11. 短期的プラン
＝もっと他の国を訪れたい‼
もっと多くのことを知りたい‼
5. 私の将来プラン
長期的プラン
＝ビジネス面からの貢献
・「援助」はサステナブルではない
・強い企業が生まれてこそ、前進する

12. ご清聴ありがとうございました！