環境・貧困・紛争等、地球規模の問題がますます深刻になり、また日本社会の 閉塞感が強まる中、国境を越えて活躍する国際ボランティア活動の持つ様々な力が 大勢の方々に注目されています。NICEは、「国際ボランティア大賞」を国内外の 沢山のNGOやボランティアと共に創設し、より多くの方に魅力をお届けします！2015年国際ボランティア大賞ボランティア部門にノミネートした、平野遥さんのスライドです。 .

1. 【NICE】ケニア【大賞１５】
平野 遥

2. 活動背景
 ケニアのHIV患者率は
世界４位
→AIDSにより親を亡くした子、
生まれながらにHIV患者である
子供もいる
 シングルマザー、１０代の母
も多いため、経済的理由など
で親と離れて孤児院で暮ら
す子供が非常に多い

3. 病院でカウンセリングに参加
 HIV,AIDSについて学ぶ
 HIV患者とカウンセリングをし、
彼らの背景について聞いたり、
薬の使用方法について説明
したりした
 診察室で看護師の補助をし
たり、レイプ問題解決に関
わったりするメンバーも

4. 子供たちとアクティビティ
 ダンスパーティー
 塗り絵
 折り紙
 空手ごっこ
 最終日にフランスから寄付
されたぬいぐるみをプレゼ
ント
こんにちゅわ～って抱きついてきてくれる
子供たちに癒される毎日

5. 子供たちとディスカッション
 英語が話せる年上の子供
たちと彼らの考えについて
話し合った
 孤児院の外に出たことがな
い彼らたちは外の世界に興
味津々
 大きな夢を語ってくれる子
供たち
 メンバーの国のイメージを
聞いたり、それぞれの国に
ついて紹介したりもした

6. 地域の人たちと交流
 ケニア人のメンバーと
チャパティーづくり
 地元の音楽フェスに参加
し、ケニアの伝統音楽や
子供たちと一緒に歌を
歌って地元の人たちとた
くさん交流することができ
た

7. 成長
 旅の始まりから信じられ
ないトラブルばかりだった
が、めげない忍耐力とカ
ルチャーショックを楽しむ
柔軟性を得た
 困ったときには必ず誰か
が助けてくれるし、どうに
かなる！ハクナマタタ
→何事も挑戦してみようと
いう度胸がついた！！

8. 社会への思い①
 子供たちの世界には人種、言葉
の壁なんて最初からなかった
人種にこだわる大人はなんてちっ
ぽけなんだろう
 孤児院の子供たちは、はいはい
しかできない赤ちゃんも含め、簡
単にぐずったり泣いたりしなかっ
た
孤児院の子供たちの強さから学
べる人はたくさんいると思う

9. 社会への思い②
 ケニアでの暮らしは日本のように便利で
はないが、人々はいつも笑顔で楽しそう
で、自分たちの暮らしに満足していた
彼らは小さなことに幸せを見つけるのが
上手なんだと思う
 ケニアにはHIVや孤児という大きな問題
がある ま
た、同性愛者排除意識、男尊女卑が残
る地域も多い
 世界を大きく変えることは簡単なことで
はないが、すべては気づくことから始ま
ると思う
この問題を一人でも多くの人に知っても
らい、人々の心を動かすことが私にでき
ることの一つなのかもしれない

10. 将来プラン
 孤児院と連絡を取り合って子供
たちの成長を見届けたい
 今回自分が目にした世界はほん
の一部
将来は他の場所で助けを必要と
している子供たちを訪れ、自分に
できることをもっと見つけたい
 世界に出るたびに日本の素晴ら
しさに気づかされる
日本についてもっと学び、より多
くの人に日本の魅力を伝えたい