私は英語文化コースゼミに所属しています。今年の前期の演習の授業で発表した際の資料です。 人の体と文化という課題で、私は自分にとっても身近である食事から、イギリス文化を考えてみようとこのテーマを選びました。 来年度からは卒論でイギリス文学「マクベス」を研究しますが、この授業で学んだイギリス文化を取り込んで研究していきたいと考えています。

1. 階級と食事
14－034－082
遠矢奈央

2. 上流階級
• 食材の種類が豊富、量も多い
Ex) 卵料理、ベーコンなどの肉、トースト
コース料理
アフタヌーンティー
サンドイッチなどの軽食

3. 中流階級
• 満足のいく食事
• 上流階級をまねつつも、節約も美徳とされる
Ex) 卵かベーコン、パン、
メイン料理、野菜、果物
パン、ケーキを2，3種
メイン料理、スープ、パン

4. 労働者階級
• 質素な食事
• 使用する食材が限られている
Ex) 卵料理かベーコン
ジャガイモ料理を主食に、肉または野菜
缶詰か、ケーキか、卵、パン
メイン料理とパン

5. 食生活の変化
17世紀～19世紀
①輸入により様々な食物が入手可能に
• 主に上流階級
• 労働者階級：じゃがいも、缶詰
②フルブレックファスト

6. メイド、執事
• 使用人の数＝ステイタス
執事＞メイド
• 様々な役割分担
上：平均１０人
中：１～３人

7. 参考文献
• 『暮らしのイギリス史』 ルーシー・ワースリー(エヌティティ出版、
2013)
• 『メイドと執事の文化誌』 シャーン・エヴァンス（原書房、2012）
• 『英国メイドの日常』 村上リコ（河出書房新社、2011）
• 『シャーロックホームズと見るヴィクトリア朝英国の食卓と生活』 関
矢悦子（株式会社原書房、2014）