先日お客様先でお話しする機会をいただいた時の資料です。 デジタルトランスフォーメーションを推進するために必要なアジャイル開発とDevOpsについてお話ししました。

1. アジャイル開発
＆ DevOps
Masaru Takahashi
Cloud Solution Architect
Customer Success Unit

2. © Microsoft Corporation
これは、システム開発に
限った話ではありません。
働き方のお話しです。

3. © Microsoft Corporation
市場のニーズ・技術革新・グローバル化
開発プロジェクトに要した期間ライフサイクル短縮化の理由
製品が短命な上に、ライバルの動きが速い
資料：経済産業省 2016年版ものづくり白書より

4. © Microsoft Corporation
サービス提供型ビジネスモデルで継続的な収益を得る

5. © Microsoft Corporation
ビジネスモデルの変革を支えるための手段

6. © Microsoft Corporation
アジャイル開発

7. © Microsoft Corporation
https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html
アジャイルソフトウェア開発宣言

8. © Microsoft Corporation
アジャイル宣言の背後にある原則
私たちは以下の原則に従う:
1. 顧客満足を最優先し、価値のあるソフトウェアを早く継続的に提供します。
2. 要求の変更はたとえ開発の後期であっても歓迎します。変化を味方につけることによって、お
客様の競争力を引き上げます。
3. 動くソフトウェアを、2-3週間から2-3ヶ月というできるだけ短い時間間隔でリリースします。
4. ビジネス側の人と開発者は、プロジェクトを通して日々一緒に働かなければなりません。
5. 意欲に満ちた人々を集めてプロジェクトを構成します。環境と支援を与え仕事が無事終わるま
で彼らを信頼します。
6. 情報を伝えるもっとも効率的で効果的な方法はフェイス・トゥ・フェイスで話をすることです。
7. 動くソフトウェアこそが進捗の最も重要な尺度です。
8. アジャイル･プロセスは持続可能な開発を促進します。一定のペースを継続的に維持できるよ
うにしなければなりません。
9. 技術的卓越性と優れた設計に対する不断の注意が機敏さを高めます。
10. シンプルさ（ムダなく作れる量を最大限にすること）が本質です。
11. 最良のアーキテクチャ・要求・設計は、自己組織的なチームから生み出されます。
12. チームがもっと効率を高めることができるかを定期的に振り返り、それに基づいて自分たちの
やり方を最適に調整します。
https://agilemanifesto.org/iso/ja/principles.html

9. © Microsoft Corporation
プロジェクトあるある
• 作るものが決まっていないのにリリース日は確定している
• どうせ開発は続くのに初期開発は後のことを考えていない
• 未来予測はできないはずなのに見積もりは精度を問われる
• 色々先送りされて、あとで問題が噴出する

10. © Microsoft Corporation
• 決まった範囲を最速で作成しようとしている
• 開発が継続的でソフトウェアは進化し続けることを理解している
• 壮大な計画よりも手の上に乗る計画を信じる
• 問題が小さなうちに手当てする
アジャイル開発

11. © Microsoft Corporation
開発手法の違いをざっくりと（時間と作業工程）
要件定義
設計
製造
機能テスト
統合テスト
＜ウォーターフォール＞
時間
製品を作り込む作業 品質を作り込む作業
＜アジャイル＞
要
件
設
計
製
造
機
テ
統
テ
要
件
設
計
製
造
機
テ
統
テ
要
件
設
計
製
造
機
テ
統
テ
要
件
設
計
製
造
機
テ
統
テ
作業工程は消えない、短期でできる仕掛けが重要

12. © Microsoft Corporation
＜アジャイル＞
問題収束の予測（マネジメント目線）
要件定義 設計 製造 機能テスト 統合テスト
＜ウォーターフォール＞
時間
要
件
設
計
製
造
機
テ
統
テ
要
件
設
計
製
造
機
テ
統
テ
要
件
設
計
製
造
機
テ
統
テ
要
件
設
計
製
造
機
テ
統
テ

13. © Microsoft Corporation
• プロジェクトのゴールを定義 ≒ エンドユーザーバリュー
• ステークホルダーもコミット
• 遅延に対する現実的な対策
本当にきちんとやれていますか？（例）
わかっていても、期間が長いと人間は怠惰になる

14. © Microsoft Corporation
• 決まった範囲を最速で作成しようとしている
• 開発が継続的でソフトウェアは進化し続けることを理解している
• 壮大な計画よりも手の上に乗る計画を信じる
• 問題が小さなうちに手当てする
アジャイル開発
変化を前提とし、コツコツ確実に積み上げる

15. © Microsoft Corporation
DevOps

16. © Microsoft Corporation
DevOps に必要な６つのツールと４つのカルチャー
https://www.slideshare.net/jallspaw/10-deploys-per-day-dev-and-ops-cooperation-at-flickr/16-Dev_and_Ops

17. © Microsoft Corporation
https://technet.microsoft.com/ja-jp/mt676451.aspx

18. © Microsoft Corporation
個別最適化された DEV と OPS
製造
テスト
引継ぎ企画
設計
デプロイ
運用
監視企画
構築

19. © Microsoft Corporation
コンフリクトする DEV と OPS の想い

20. © Microsoft Corporation
DevOps による全体最適が作り出す価値
DEV vs OPS ⇒ DevOps vs 問題

21. © Microsoft Corporation
DevOps
OPSDEV
高い品質を維持したまま、有益なフィードバックを
反映し続けるループの生成

22. © Microsoft Corporation
• 開発を手の上に乗る大きさにする
• 継続的な改善を実施、結果を可視化する
• 持続可能なゴールを全員で共有する
アジャイル開発 ＆ DevOps は何を推奨しているのか
神に祈るのをやめて現実と向き合いなさい

23. © Microsoft Corporation
どこから手をつけたら良いか：ツール

24. © Microsoft Corporation
どこから手をつけたら良いか：カルチャー

25. © Microsoft Corporation
Digital transformation for Developer
エンジニアの尊厳を守る為に必要な改革

26. © Microsoft Corporation
Azure DevOps
エンタープライズ利用が可能なツール群が必要な組織のための、End-to-end ソリューション
End-to-endの
トレーサビリ
ティを完全サ
ポート
Better together
チームやプロ
ジェクトのサイ
ズにあわせて拡
張
高可用性、マル
チリージョン、
ハイブリッド
(クラウド、オ
ンプレミス)
カスタマーサ
ポート
一貫性のある管
理者権限、その
他アクセスコン
トロール
https://azure.com/devops
Azure Boards Azure Repos Azure Pipelines Azure Test Plans Azure Artifacts
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27. © Microsoft Corporation
さいごに
生産性 ＝ 価値 ／ 労力
∞ ≒0

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