1. 潜熱蓄熱
Latent Heat Storage

2. 蓄熱とは
• 夜間に熱を蓄えて、昼間に使うしくみ
• 何に蓄えるか？
– 水
• 比熱 4.2kJ/(kg K) 7℃
– 氷
• 336 kJ/kg 相変化温度 0℃
– その他
• 潜熱蓄熱材

3. 潜熱蓄熱材
• 空調に適した温度で相変化する物質
– パラフィン ( ろうそくの原料 )
– 水和塩：硫酸ナトリウム、酢酸ナトリウム
• パラフィン
– CH3-CH2-CH2 ・・・ CH2-CH3
– 炭素の数が多いと融点が高い
– 炭素 14(5℃ ）、 16(18 )℃ 、 18(28 )℃
– 石油精製でできる
– 混合すると融点を調整できる
– 混合すると潜熱量が減る ( 純物質 200kJ/kg)

4. 潜熱蓄熱材の利用
• 水を熱媒に使う
– タンク投入方式
• 水槽に入れて使う
• JX ( エコジュール ) 、大気社 ( ストラサーム )
• 空気を熱媒につかう
– ダクトに入れる
• 形状は水槽と同様
– 室内に設置する
• 建材に混入する

5. 潜熱蓄熱材の特徴
• 伝熱のためには温度差が必要
– 6℃ の融点： 凝固 4℃ 、融解 8℃
• 蓄熱材の熱抵抗が存在する
– パラフィンは熱伝導率が小さい
• 相変化は温度幅が存在する
– 物質の純度が低いほど幅は広い
– 出力の温度が変動する

6. 潜熱蓄熱材の使い方
時刻
温
度
熱容量
マルチ空調機との組み合わせ
室内に設置する方法

7. 潜熱蓄熱材の使い方
時刻
温
度
熱容量
マルチ空調機との組み合わせ
室内に設置する方法