SlideShare a Scribd company logo
1 of 139
Download to read offline
公

開

版

WebSocket /
WebRTCの技術紹介
2014/02/24

情報機器テクノロジセンタ
回り道 康博
本日のテーマ
WebSocket
WebRTC
2
まずはWebSocket

3
の前に
HTTPのおさらい

4
HTTP
•

Webにおける通信の基本

•

HTTPリクエスト=レスポンスのやり取りの繰り返し
クライアント

サーバ

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
(並列読み込みによる時間短縮は本題でないので割愛)

5
HTTP
•

Webにおける通信の基本

•

HTTPリクエスト=レスポンスのやり取りの繰り返し
クライアント

HTML、JavaScript、
CSS、…を順に要求

サーバ

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
(並列読み込みによる時間短縮は本題でないので割愛)

5
HTTP
•

Webにおける通信の基本

•

HTTPリクエスト=レスポンスのやり取りの繰り返し
クライアント

HTML、JavaScript、
CSS、…を順に要求

サーバ

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
(並列読み込みによる時間短縮は本題でないので割愛)

5
HTTP
•

Webにおける通信の基本

•

HTTPリクエスト=レスポンスのやり取りの繰り返し
クライアント

HTML、JavaScript、
CSS、…を順に要求

サーバ

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
(並列読み込みによる時間短縮は本題でないので割愛)

5
HTTP
•

Webにおける通信の基本

•

HTTPリクエスト=レスポンスのやり取りの繰り返し
クライアント

HTML、JavaScript、
CSS、…を順に要求

サーバ

…

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
(並列読み込みによる時間短縮は本題でないので割愛)

5
HTTP
•

Webにおける通信の基本

•

HTTPリクエスト=レスポンスのやり取りの繰り返し
クライアント

…

描画

HTML、JavaScript、
CSS、…を順に要求

サーバ

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
(並列読み込みによる時間短縮は本題でないので割愛)

5
HTTPの欠点
1. リソース(URI)単位でしか要求・取得ができ
ない
•

100リソースあったら、100回リクエストとレスポンス
を繰り返す

2. 要求をクライアントからしか送れない
•

素の方法ではサーバからPUSHできない

3. HTTPヘッダが大きい
•

小さいデータを送ると、HTTPヘッダが相対的に大きい
6
HTTPの欠点への対策
1. リソース(URI)単位でしか要求・
取得ができない

7
HTTPの欠点への対策
1. リソース(URI)単位でしか要求・
取得ができない

ファイル数を減らす
まとめられるファイルをまとめる
7
HTTPの欠点への対策
2. 要求をクライアントからしか送れな
い

8
HTTPの欠点への対策
2. 要求をクライアントからしか送れな
い

PUSH手法を導入する
ポーリング、Comet…
8
HTTPの欠点への対策
3. HTTPヘッダが大きい

9
HTTPの欠点への対策
3. HTTPヘッダが大きい

お手上げ
9
で、新しい仕様
1. リソース(URI)単位でしか要求・取得ができ
ない
2. 要求をクライアントからしか送れない
3. HTTPヘッダが大きい

10
で、新しい仕様
1. リソース(URI)単位でしか要求・取得ができ
ない
SPDY HTTP 2.0(まだdraft※)
2. 要求をクライアントからしか送れない
3. HTTPヘッダが大きい

※ 2014/02/13版 http://tools.ietf.org/html/draft-ietf-httpbis-http2-10

10
で、新しい仕様
1. リソース(URI)単位でしか要求・取得ができ
ない
SPDY HTTP 2.0(まだdraft※)
2. 要求をクライアントからしか送れない

WebSocket
3. HTTPヘッダが大きい

※ 2014/02/13版 http://tools.ietf.org/html/draft-ietf-httpbis-http2-10

10
で、新しい仕様
1. リソース(URI)単位でしか要求・取得ができ
ない
SPDY HTTP 2.0(まだdraft※)
2. 要求をクライアントからしか送れない

WebSocket
3. HTTPヘッダが大きい

SPDY HTTP 2.0(ヘッダサイズ圧縮)
WebSocket(HTTPを使わない)
※ 2014/02/13版 http://tools.ietf.org/html/draft-ietf-httpbis-http2-10

10
改めてWebSocket

11
お話しすること
•

概要

•

標準化状況

•

通信イメージ

•

HTTPとWebSocketの通信量の比較

•

同じくPUSH方式の比較

•

ブラウザの対応状況
12
お話ししないこと
•

データ形式、パラメータ

•

最新の標準化状況
•

現在進行形で新しいドラフトが出ている…

13
WebSocketの概要
•

HTTPと同じくクライアント=サーバ型
•

•

アプリケーション層のプロトコル、下位層
はTCP
•

•

WebSocketクライアントとWebSocketサーバの
ペアで動作

これもHTTPと同様

クライアントとサーバの双方からデータを
送受信
14
WebSocketの概要
•

URIスキーム
•
•

•

ws://∼(HTTPの「http://∼」相当)
wss://∼(HTTPの「https://∼」相当)

WebSocketプロトコルに未対応のネッ
トワーク機器が多い
•

TLS/SSLの上をhttps://∼のフリをして
こっそり流すのが常套
15
ws://∼
HTTPプロトコルと異なるデータが流れてくるので
通信経路上のネットワーク機器が通信を遮断する可能性

HTTP

WebSocket
TCP

http://∼

ws://∼
16
wss://∼
HTTP

WebSocket
TLS/SSL
TCP

https://∼

wss://∼
17
wss://∼
HTTP

WebSocket
TLS/SSL

暗号化

TCP
https://∼

wss://∼
17
wss://∼
暗号化後のレイヤなので、通信経路上では見分けがつかない

HTTP

WebSocket
TLS/SSL

暗号化

TCP
https://∼

wss://∼
17
wss://∼
ws://∼より引っかかりにくい
暗号化後のレイヤなので、通信経路上では見分けがつかない

HTTP

WebSocket
TLS/SSL

暗号化

TCP
https://∼

wss://∼
17
WebSocketの標準化状況
•

WebSocketプロトコル(@IETF、RFC6455)
•
•

通信規格側の仕様

•

•

Proposed Standard

http://tools.ietf.org/html/rfc6455

WebSocket API(@W3C)
•

Candidate Recommendation

•

Web API側(JavaScriptから使う側)の仕様

•

http://www.w3.org/TR/websockets/
18
WebSocketを端的に表すと

Web上でソケット通信っぽい
ことをするための規格

19
WebSocket通信のイメージ

クライアント

サーバ

WebSocket

メッセージ
20
WebSocket通信のイメージ
WebSocketの確立
(HTTPからUPGRADE)

クライアント

サーバ

WebSocket

メッセージ
20
WebSocket通信のイメージ
WebSocketの確立
(HTTPからUPGRADE)

クライアント

サーバ

WebSocket

メッセージ
20
WebSocket通信のイメージ
WebSocketの確立
(HTTPからUPGRADE)

クライアント

サーバ

WebSocket

メッセージ
20
WebSocket通信のイメージ
WebSocketの確立
(HTTPからUPGRADE)

クライアント

サーバ

WebSocket

メッセージ
20
WebSocket通信のイメージ
WebSocketの確立
(HTTPからUPGRADE)

クライアント

双方から任意のデータを送信
サーバ

WebSocket

メッセージ
20
WebSocket通信のイメージ

クライアント

サーバ

WebSocket

メッセージ
21
WebSocket通信のイメージ
送信完了前に別の送信を開始しても可

クライアント

サーバ

WebSocket

メッセージ
21
WebSocket通信のイメージ
送信完了前に別の送信を開始しても可

クライアント

サーバ

WebSocket

クロスしても可

メッセージ
21
WebSocket通信のイメージ

WebSocket

メッセージ
22
WebSocketのフレーム
•

制御フレーム
•
•

Pingフレーム

•

•

Closeフレーム

Pongフレーム

データフレーム
•
•

•

Textフレーム
Binaryフレーム

継続フレーム
23
WebSocketのフレームサイズ
4 byte
フラグ+基本ペイロード長 (2 byte)
拡張ペイロード長 (0 or 2 or 8 byte)
Masking-key (0 or 4 byte)
!
合計 最小2 byte∼最大14 byte
ペイロードデータ(データ格納部)
∼8 EiB

24
一方、HTTPレスポンスヘッダ
Accept-Ranges:bytes
Age:243815
Content-Length:371
Content-Type:text/css
Date:Thu, 13 Feb 2014 07:14:14 GMT
ETag:"a7ac8-173-4a66f8ada8500"
Last-Modified:Fri, 24 Jun 2011 06:45:08 GMT
Server:Apache
…

25
一方、HTTPレスポンスヘッダ
Accept-Ranges:bytes
Age:243815
ここだけで約20 byte
Content-Length:371
Content-Type:text/css
Date:Thu, 13 Feb 2014 07:14:14 GMT
ETag:"a7ac8-173-4a66f8ada8500"
Last-Modified:Fri, 24 Jun 2011 06:45:08 GMT
Server:Apache
…

25
一方、HTTPレスポンスヘッダ
Accept-Ranges:bytes
Age:243815
ここだけで約20 byte
Content-Length:371
Content-Type:text/css
Date:Thu, 13 Feb 2014 07:14:14 GMT
ETag:"a7ac8-173-4a66f8ada8500"
Last-Modified:Fri, 24 Jun 2011 06:45:08 GMT
Server:Apache
…

上記で約200 byte
(一般に数百 byteのオーダー)

25
HTTPとWebSocketの通信量

•

以下の仮定を置いて比較
•

HTTPはヘッダ長は200 byte

•

WebSocketはマスクあり(4 byteの
Masking-keyあり)

26
本文が10 byteの場合
•

HTTP
•

200(byte) + 10(byte) = 210(byte)

!

•

WebSocket
•

基本ペイロード長の範囲に収まる

•

6(byte) + 10(byte) = 16(byte)
27
本文が10 byteの場合
•

HTTP
•

200(byte) + 10(byte) = 210(byte)

!

•

WebSocket
•

基本ペイロード長の範囲に収まる

•

圧倒的な差

6(byte) + 10(byte) = 16(byte)
27
本文が1024 byteの場合
•

HTTP
•

200(byte) + 1024(byte) = 1224(byte)

!

•

WebSocket
•

拡張ペイロード長で+2 byte

•

8(byte) + 1024(byte) = 1032(byte)
28
本文が1024 byteの場合
•

HTTP
•

200(byte) + 1024(byte) = 1224(byte)

!

•

WebSocket

これでも差が大きい

•

拡張ペイロード長で+2 byte

•

8(byte) + 1024(byte) = 1032(byte)
28
通信量はWebSocketが有利

•

本文が小さいほどHTTPとの差が顕著

•

小さいメッセージを頻繁にやり取りす
るケースで、WebSocketは特に有利

29
話は変わって
Webの世界のサーバPUSH

30
PUSH方式の変遷

31
PUSH方式の変遷
ポーリング

31
PUSH方式の変遷
ポーリング
Comet(※)

※ Comet: Ajax+ロングポーリングによるサーバPUSHの総称

31
PUSH方式の変遷
ポーリング
Comet(※)
Server Sent Events
※ Comet: Ajax+ロングポーリングによるサーバPUSHの総称

31
PUSH方式の変遷
ポーリング
Comet(※)
Server Sent Events

WebSocket

※ Comet: Ajax+ロングポーリングによるサーバPUSHの総称

31
ポーリングによるPUSH
•

クライアント契機でHTMLやXML/jsonを取得

•

疑似PUSH
クライアント

Ajax

サーバ

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
32
ポーリングによるPUSH
•

クライアント契機でHTMLやXML/jsonを取得

•

疑似PUSH
クライアント

Ajax

サーバ

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
32
ポーリングによるPUSH
•

クライアント契機でHTMLやXML/jsonを取得

•

疑似PUSH
クライアント

Ajax

サーバ

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
32
ポーリングによるPUSH
•

クライアント契機でHTMLやXML/jsonを取得

•

疑似PUSH

Ajax

画面を更新
クライアント

サーバ

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
32
ポーリングによるPUSH
•

クライアント契機でHTMLやXML/jsonを取得

•

疑似PUSH

Ajax

画面を更新
クライアント

サーバ

…

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
32
CometによるPUSH
•

サーバ契機でHTMLやXML/jsonを取得

•

サーバからの即応性が改善された擬似PUSH
クライアント

サーバ

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
33
CometによるPUSH
•

サーバ契機でHTMLやXML/jsonを取得

•

サーバからの即応性が改善された擬似PUSH
クライアント

サーバ

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
33
CometによるPUSH
•

サーバ契機でHTMLやXML/jsonを取得

•

サーバからの即応性が改善された擬似PUSH
クライアント

データ発生まで
レスポンスを保留
サーバ

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
33
CometによるPUSH
•

サーバ契機でHTMLやXML/jsonを取得

•

サーバからの即応性が改善された擬似PUSH
クライアント

データ発生まで
レスポンスを保留
サーバ

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
33
CometによるPUSH
•

サーバ契機でHTMLやXML/jsonを取得

•

サーバからの即応性が改善された擬似PUSH
画面を更新
クライアント

データ発生まで
レスポンスを保留
サーバ

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
33
CometによるPUSH
•

サーバ契機でHTMLやXML/jsonを取得

•

サーバからの即応性が改善された擬似PUSH
画面を更新
クライアント

データ発生まで
レスポンスを保留
サーバ

次のPUSH用の
リクエストを投げる
HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
33
CometによるPUSH
•

サーバ契機でHTMLやXML/jsonを取得

•

サーバからの即応性が改善された擬似PUSH
画面を更新
クライアント

データ発生まで
レスポンスを保留
サーバ

次のPUSH用の
リクエストを投げる
HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
33
CometによるPUSH
•

サーバ契機でHTMLやXML/jsonを取得

•

サーバからの即応性が改善された擬似PUSH
画面を更新
クライアント

データ発生まで
レスポンスを保留
サーバ

次のPUSH用の
リクエストを投げる
HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
33
CometによるPUSH
•

サーバ契機でHTMLやXML/jsonを取得

•

サーバからの即応性が改善された擬似PUSH
画面を更新
クライアント

次のPUSH用の
リクエストを投げる

データ発生まで
レスポンスを保留
サーバ

この辺でデータが
発生するとラグ
HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
33
Server Sent Eventsによる
PUSH
•

Cometを洗練させたWeb標準(W3C CR)

•

本格的なPUSH
クライアント

サーバ

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
34
Server Sent Eventsによる
PUSH
•

Cometを洗練させたWeb標準(W3C CR)

•

本格的なPUSH
クライアント

サーバ

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
34
Server Sent Eventsによる
PUSH
•

Cometを洗練させたWeb標準(W3C CR)

•

本格的なPUSH
クライアント

データ発生のたびに
送信する
サーバ

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
34
Server Sent Eventsによる
PUSH
•

Cometを洗練させたWeb標準(W3C CR)

•

本格的なPUSH

データ発生のたびに
送信する

クライアント

サーバ
分割(chunked)データ扱い

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
34
Server Sent Eventsによる
PUSH
•

Cometを洗練させたWeb標準(W3C CR)

•

本格的なPUSH

データ発生のたびに
送信する

画面を更新
クライアント

サーバ
分割(chunked)データ扱い

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
34
Server Sent Eventsによる
PUSH
•

Cometを洗練させたWeb標準(W3C CR)

•

本格的なPUSH

データ発生のたびに
送信する

画面を更新
クライアント

サーバ
分割(chunked)データ扱い
クローズしていないのでさらに送れる

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
34
Server Sent Eventsによる
PUSH
•

Cometを洗練させたWeb標準(W3C CR)

•

本格的なPUSH

データ発生のたびに
送信する

画面を更新
クライアント

サーバ
分割(chunked)データ扱い
クローズしていないのでさらに送れる

HTTPリクエスト

HTTPレスポンス
34
WebSocketによるPUSH
•

HTTPの縛りを外して作られたWeb標準

•

本格的なPUSH
サーバ

WebSocket

メッセージ
35
WebSocketによるPUSH
•

HTTPの縛りを外して作られたWeb標準

•

本格的なPUSH
サーバ

WebSocket

メッセージ
35
WebSocketによるPUSH
•

HTTPの縛りを外して作られたWeb標準

•

本格的なPUSH

データ発生のたびに
送信する
サーバ

WebSocket

メッセージ
35
WebSocketによるPUSH
•

HTTPの縛りを外して作られたWeb標準

•

本格的なPUSH
画面を更新

データ発生のたびに
送信する
サーバ

WebSocket

メッセージ
35
WebSocketによるPUSH
•

HTTPの縛りを外して作られたWeb標準

•

本格的なPUSH
画面を更新

データ発生のたびに
送信する
サーバ

WebSocket

メッセージ
35
PUSH方式まとめ
ポーリング
Comet
Server Sent Events

WebSocket
36
PUSH方式まとめ
ポーリング

旧

Comet
Server Sent Events

WebSocket 新
36
PUSH方式まとめ
ポーリング
HTTPの拡張で進化

旧

Comet

Server Sent Events

WebSocket 新
36
PUSH方式まとめ
ポーリング
HTTPの拡張で進化

Comet

Server Sent Events

旧

突然変異

WebSocket 新
36
ブラウザのWeb Socket API
対応状況
ブラウザ名

対応状況

Internet Explorer

10以降

Chrome

13以降

Firefox

11以降

Opera

12.10以降

iOS (UIWebView)

6.0以降

iOS (Safari Mobile)

同上

Android (WebView)

4.4

Android (Chrome)

18以降

•

PCの現行ブラウザは基本的に使用可能(但しIE9以下は )

•

モバイルはAndroidのWebView(アプリ組み込み用エンジン)が難

•

なおWebSocketクライアントが必ずしもブラウザである必要はない
37
WebSocketのまとめ
•

Webでソケット通信的なことを行うための規格

•

WebSocketプロトコルとWebSocket APIから
成る

•

通信量はHTTPで同内容を送るより少ない

•

双方向通信に向いている

•

モダンブラウザの多くで対応済み
•

但しAndroidのWebViewは未
38
続いてWebRTC

39
お話しすること
•

概要

•

標準化状況

•

音声・映像通信までの流れ

•

PeerConnectionの課題

•

WebRTCの利用事例

•

ブラウザの対応状況
40
お話ししないこと
•

MediaCaptureの利用事例
•

MediaCaptureはカメラやマイクの入力をキャ
プチャするための仕様

•

MediaCaptureと別のメディア操作用APIを
組み合わせることでいろいろ応用できる

41
概要
•

RTC=Real-Time Communication

•

音声/ビデオチャット、データ通信を
使ったリアルタイムコミュニケーショ
ン

•

WebRTCは単一の規格でなく、Web
でRTCを行うための仕様群
42
表現を変えると
•

Web標準でSkype等の機能を実現する
ための仕様群
•

OS毎にネイティブアプリを作らずに

•

Flashやブラウザプラグインを使わずに

43
WebRTCの標準化状況
•

WebRTC (@W3C)
•
•

PeerConnectionとDataChannel、DTMFなども

•

•

Working Draft

http://www.w3.org/TR/webrtc/

Media Capture and Streams(@W3C)
•
•

ブラウザから動画(カメラ)や音声(マイク)へアクセスするための仕様

•

•

Working Draft

http://www.w3.org/TR/mediacapture-streams/

RTCWEB(@IETF)
•

draft

•

プロトコルやコーデックの取り決め等々

•

https://tools.ietf.org/wg/rtcweb/ 以下の各ドラフト
44
WebRTCの利用例

Dialogicのサイトより引用
https://www.dialogic.com/ja/landing/webrtc.aspx

•

1対1のビデオチャット

•

画面共有、ファイル共有

•

コンタクトセンタ

•

グループチャット

•

他のコミュニケーション規格(SIP、PSTN、…)と相互接続
45
WebRTCの利用例

Dialogicのサイトより引用
https://www.dialogic.com/ja/landing/webrtc.aspx

•

1対1のビデオチャット

•

画面共有、ファイル共有

•

コンタクトセンタ

•

グループチャット

•

他のコミュニケーション規格(SIP、PSTN、…)と相互接続

この辺からハードルが高い
45
WebRTCを構成する仕様
• PeerConnection
• DataChannel
• MediaStream

46
PeerConnection

•

クライアント同士をP2Pで接続するた
めの仕様

•

下位層はUDP

47
DataChannel
•

任意のデータをPeerConnection経由
で送るための仕様

•

テキストメッセージとか写真とか資料
とか、使い方は自由

48
MediaCapture
•

正確にはWebRTCの一部ではない
•

Specificationも別

•

ブラウザからマイクやカメラへアクセスする
ための仕様

•

MeiaCaptureで取得したStreamを
PeerConnection経由で通信相手とやり取り

•

単独で使える
49
PeerConnectionの流れ

50
一般的な流れ
Webアプリケーションサーバ
• Webアプリ
• シグナリング機能

クライアントB

クライアントA
STUNサーバ

51
一般的な流れ
Webアプリケーションサーバ
• Webアプリ
• シグナリング機能

クライアントB

クライアントA
STUNサーバ
①クライアントはSTUNサー
バで自身のグローバルIP/Port
を確認
51
一般的な流れ
②クライアントは自分の
IP/Portやアプリ用情報を
添えて接続要求を送信

Webアプリケーションサーバ
• Webアプリ
• シグナリング機能

クライアントB

クライアントA
STUNサーバ
①クライアントはSTUNサー
バで自身のグローバルIP/Port
を確認
51
一般的な流れ
②クライアントは自分の
IP/Portやアプリ用情報を
添えて接続要求を送信

Webアプリケーションサーバ
• Webアプリ
• シグナリング機能

クライアントB
③繋ぎたい相手のIP/Portを
シグナリング機能で確認して
接続
クライアントA
STUNサーバ
①クライアントはSTUNサー
バで自身のグローバルIP/Port
を確認
51
STUN
•

STUN=Simple Traversal of UDP
through NAT

•

またの名をUDPホールパンチング

•

NATの内側にあるノードからグローバ
ルのIP/Port(トランスポートアドレ
ス)を確認して「穴」を開ける仕組み
52
前述の流れで繋がらないケース
Webアプリケーションサーバ

クライアントB

クライアントA
STUNサーバ

53
前述の流れで繋がらないケース
Webアプリケーションサーバ

ルータのNAT機能やファイアウォールに
ガードされて、外から中に入れない
 →シンメトリックNATの可能性

クライアントB

クライアントA
STUNサーバ

53
「シンメトリックNAT」
以外のNAT
•

NATの内側のノードが外へアクセスする時、NAT
は内側と外側のIP/Port同士をマッピングする
•

リクエストを投げると、外からレスポンスが帰ってこれ
る

•

かつ任意のアドレスから「マッピング済みのIP/
Port」へアクセスするとクライアントへ転送して
くれる

•

なのでSTUNサーバから取得したIP/Portを使って、
第三者であるクライアントBがAへ接続できる
54
一般的な流れ(改)
Webアプリケーションサーバ

STUNサーバで確認した
IP/Port

クライアントB

クライアントA
STUNサーバ

55
一般的な流れ(改)
Webアプリケーションサーバ

STUNサーバで確認した
IP/Port
STUNサーバから見えるIP/Portは第三
者も使える
 →同じIP/PortでBもアクセスできる

クライアントB

クライアントA
STUNサーバ

55
シンメトリックNAT
•

「内側から外へアクセスした時の相手
先からのアクセス」のみポートマッピ
ングが有効
•

•

それ以外は遮断される

STUNサーバでないクライアントBは、
STUNサーバ向けに開けられたIP/Port
を使ってもAへ接続できない
56
シンメトリックNATでの流れ
Webアプリケーションサーバ

STUNサーバで確認した
IP/Port

クライアントB

クライアントA
STUNサーバ

57
シンメトリックNATでの流れ
Webアプリケーションサーバ

STUNサーバで確認した
IP/Port STUNサーバから見えるIP/PortはSTUN

クライアントB

サーバ専用
 →Bからはアクセスできない
クライアントA
STUNサーバ

57
シンメトリックNAT vs TURN
Webアプリケーションサーバ

TURNサーバ向けの
IP/Port

クライアントB

クライアントA

58
シンメトリックNAT vs TURN
Webアプリケーションサーバ

TURNサーバ向けの
IP/Port

クライアントB

TURNサーバ
クライアントA

TURNサーバ経由でAとBを接続

58
シンメトリックNAT vs TURN
Webアプリケーションサーバ

TURNサーバ向けの
IP/Port

クライアントB

TURNサーバ
クライアントA

TURNサーバ経由でAとBを接続
TURNサーバからの接続なので通れる=勝利

58
TURN
•

Traversal Using Relay NAT

•

NATの内側にあるノードに対して透過
的な経路(トンネル)を提供する

•

すべての通信をパススルーするので、
ノードが増えるほどTURNサーバの帯
域が消費される
•

STUNサーバに比べて運用コストが高い
59
ICE
•

Interactive Connectivity Establishment

•

常にSTUNを使うとシンメトリックNAT
の時に到達できない

•

常にTURNを使うとコストが高い

•

ICEは、STUNが使えない時だけTURNへ
フォールバックする
•

WebRTCのPeerConnectionはICEに対応
60
PeerConnectionのまとめ

ネットワーク周りの
ハードルが高い
普通のWeb APIと勝手が違うポイント
61
ここでスライドを振り返る
②クライアントは自分の
IP/Portやアプリ用情報を
添えて接続要求を送信

Webアプリケーションサーバ
• Webアプリ
• シグナリング機能

クライアントB
③繋ぎたい相手のIP/Portを
シグナリング機能で確認して
接続
クライアントA
STUNサーバ
①クライアントはSTUNサー
バで自身のグローバルIP/Port
を確認
62
ここでスライドを振り返る
②クライアントは自分の
IP/Portやアプリ用情報を
添えて接続要求を送信

Webアプリケーションサーバ
• Webアプリ
• シグナリング機能

クライアントB
③繋ぎたい相手のIP/Portを
シグナリング機能で確認して
接続

ここにWebSocketを
使うことが多い

クライアントA

STUNサーバ
①クライアントはSTUNサー
バで自身のグローバルIP/Port
を確認
62
WebRTCとWebSocket
•

WebRTCはシグナリングが必要だが、シグナリ
ングの手段は任意(仕様外)

•

WebSocketはリアルタイムPUSHに向いている

•

WebRTCに対応しているブラウザはWebSocket
にも対応している

63
WebRTCとWebSocket
•

WebRTCはシグナリングが必要だが、シグナリ
ングの手段は任意(仕様外)

•

WebSocketはリアルタイムPUSHに向いている

•

WebRTCに対応しているブラウザはWebSocket
にも対応している

ということでWebSocketが使われる
63
WebRTCの利用事例
•

PeerConnection周りを肩代わりするサービス
•
•

•

PeerJS
SkyWay

WebRTCを使ったコミュニケーションプラット
フォーム
•

•

OpenTok(TokBox)

WebRTCとSIP等を相互接続する製品
•

PowerMedia XMS(Dialogic社)
64
PeerJS
•

http://peerjs.com/

•

OSS(MIT License)

•

クライアント用ライブラリ(WebRTCのラッパ)
の提供

•

対になるサーバの提供(クラウドサービス)
!

•

通信周りの実装が簡単に

•

ブラウザ間の実装差を吸収
65
SkyWay
•

http://nttcom.github.io/skyway/

•

NTTコミュニケーションズが提供

•

PeerJSベース

•

APIキー(Webアプリ)毎のアクティ
ブ接続状況を確認する機能
66
字幕付きボイスチャット
•

SkyWayのデモアプリの一つ

•

Web Speech API(※)を組み合わせて、声をテキスト
化して画面に表示
※ Chromeに実装されている、音声認識のAPI

67
字幕付きボイスチャット
•

SkyWayのデモアプリの一つ

•

Web Speech API(※)を組み合わせて、声をテキスト
化して画面に表示
※ Chromeに実装されている、音声認識のAPI

音声チャットの内容がその場でテ
キスト化されて画面に表示される

67
OpenTok
•

http://tokbox.com/opentok

•

TokBox社

•

多者間通話

•

録画
•

WebRTC単体ではP2P=1対1、多者間通話の実現
はWebアプリ開発者による作り込みが必要

•

TokBoxはプラットフォーム機能として提供、簡単
に機能を組み込めるように
68
PowerMedia XMS
•

https://www.dialogic.com/ja/products/
media-server-software/xms.aspx

•

Dialogic社

•

メディアサーバ
•

WebRTCと別のメディア(SIP等)を相互接続
•

•

ラッパライブラリによるWebRTC接続とUI部品

音声/動画コーデックを相互変換
69
PowerMedia XMS
XMS Highlights:

•

既存オペレーターサービスのWebRTCへの置換

•

ユーザーはスマホから電話発信及び受信

•

オペレーションコストの削減

•

Dialogic JS APIを利用してApp. Serverと接続

•

WebRTC JS APIの簡便さ

•

SIP/WebRTCのインターワーキング

•

WebRTC通話

•

Application
Server

Web Portal

SIP
Media Ctrl

Signaling over
WebSocket

Dialogic
WebRTC JS API

IP/PSTN
Network

RTP

PowerMedia XMS

SRTP

Agent

SIPクライアントとWebRTCクライアントを相互接続
音声/動画コーデックを変換
http://ngw.ntt-at.co.jp/product/media/products/PowerMedia_XMS.html

70
ブラウザのWebRTC対応状況
ブラウザ名

PeerConnection DataChannel MediaStream

Internet Explorer

同左

同左

Chrome

○/prefixed(※)

同左

同左

Firefox

○/prefixed(※)

同左

同左

Opera

○/prefixed(※)

同左

同左

iOS (UIWebView)

同左

同左

iOS (Mobile Safari)

同左

同左

Android (WebView)

同左

同左

同左

同左

Android (Chrome) ○/prefixed(※)
•

Chrome、Firefox、Operaが対応

•

APIが流動的なため、各ブラウザともベンダプレフィックス付き

•

2014/02/24現在

実装が過渡的なため、本資料ではバージョン番号を明記しない
71
WebRTCの問題
•

仕様が流動的
•

ブラウザ間、あるいは同一ブラウザでもバージョンによっ
て実装に差異がある

•

当面はPeerJS等のライブラリに依存せざるを得ない
•

Webアプリ開発者が個別に対応するのは辛い

•

IE(Microsoft)とSafari(Apple)が未対応

•

国内ではあまり活発でない
•

日本はテレビ電話/ビデオチャットを使う文化が弱い…ら
しい
72
NTTアドバンステクノロジ株式会社 情報機器テクノロジセンタ
〒212-0014 神奈川県川崎市幸区大宮町1310 ミューザ川崎セントラルタワー
TEL : 044-589-6094 FAX : 044-541-1381
http://www.ntt-at.co.jp/

More Related Content

What's hot

新入社員のための大規模ゲーム開発入門 サーバサイド編
新入社員のための大規模ゲーム開発入門 サーバサイド編新入社員のための大規模ゲーム開発入門 サーバサイド編
新入社員のための大規模ゲーム開発入門 サーバサイド編infinite_loop
 
Java ORマッパー選定のポイント #jsug
Java ORマッパー選定のポイント #jsugJava ORマッパー選定のポイント #jsug
Java ORマッパー選定のポイント #jsugMasatoshi Tada
 
例外設計における大罪
例外設計における大罪例外設計における大罪
例外設計における大罪Takuto Wada
 
日本語テストメソッドについて
日本語テストメソッドについて日本語テストメソッドについて
日本語テストメソッドについてkumake
 
Ruby で高速なプログラムを書く
Ruby で高速なプログラムを書くRuby で高速なプログラムを書く
Ruby で高速なプログラムを書くmametter
 
コンテナ未経験新人が学ぶコンテナ技術入門
コンテナ未経験新人が学ぶコンテナ技術入門コンテナ未経験新人が学ぶコンテナ技術入門
コンテナ未経験新人が学ぶコンテナ技術入門Kohei Tokunaga
 
導入から 10 年、PHP の trait は滅びるべきなのか その適切な使いどころと弱点、将来について
導入から 10 年、PHP の trait は滅びるべきなのか その適切な使いどころと弱点、将来について導入から 10 年、PHP の trait は滅びるべきなのか その適切な使いどころと弱点、将来について
導入から 10 年、PHP の trait は滅びるべきなのか その適切な使いどころと弱点、将来についてshinjiigarashi
 
ソーシャルゲーム案件におけるDB分割のPHP実装
ソーシャルゲーム案件におけるDB分割のPHP実装ソーシャルゲーム案件におけるDB分割のPHP実装
ソーシャルゲーム案件におけるDB分割のPHP実装infinite_loop
 
新たなgitのブランチモデル「Git Feature Flow」!Git Flow,Git Hub Flow,Git Lab Flowを超えれるか?
新たなgitのブランチモデル「Git Feature Flow」!Git Flow,Git Hub Flow,Git Lab Flowを超えれるか?新たなgitのブランチモデル「Git Feature Flow」!Git Flow,Git Hub Flow,Git Lab Flowを超えれるか?
新たなgitのブランチモデル「Git Feature Flow」!Git Flow,Git Hub Flow,Git Lab Flowを超えれるか?naoki koyama
 
OpenAPI 3.0でmicroserviceのAPI定義を試みてハマった話
OpenAPI 3.0でmicroserviceのAPI定義を試みてハマった話OpenAPI 3.0でmicroserviceのAPI定義を試みてハマった話
OpenAPI 3.0でmicroserviceのAPI定義を試みてハマった話Daichi Koike
 
MongoDBが遅いときの切り分け方法
MongoDBが遅いときの切り分け方法MongoDBが遅いときの切り分け方法
MongoDBが遅いときの切り分け方法Tetsutaro Watanabe
 
Javaのログ出力: 道具と考え方
Javaのログ出力: 道具と考え方Javaのログ出力: 道具と考え方
Javaのログ出力: 道具と考え方Taku Miyakawa
 
コンテナの作り方「Dockerは裏方で何をしているのか?」
コンテナの作り方「Dockerは裏方で何をしているのか?」コンテナの作り方「Dockerは裏方で何をしているのか?」
コンテナの作り方「Dockerは裏方で何をしているのか?」Masahito Zembutsu
 
Redisの特徴と活用方法について
Redisの特徴と活用方法についてRedisの特徴と活用方法について
Redisの特徴と活用方法についてYuji Otani
 
BuildKitによる高速でセキュアなイメージビルド
BuildKitによる高速でセキュアなイメージビルドBuildKitによる高速でセキュアなイメージビルド
BuildKitによる高速でセキュアなイメージビルドAkihiro Suda
 
PHP-FPM の子プロセス制御方法と設定をおさらいしよう
PHP-FPM の子プロセス制御方法と設定をおさらいしようPHP-FPM の子プロセス制御方法と設定をおさらいしよう
PHP-FPM の子プロセス制御方法と設定をおさらいしようShohei Okada
 
実運用して分かったRabbit MQの良いところ・気をつけること #jjug
実運用して分かったRabbit MQの良いところ・気をつけること #jjug実運用して分かったRabbit MQの良いところ・気をつけること #jjug
実運用して分かったRabbit MQの良いところ・気をつけること #jjugYahoo!デベロッパーネットワーク
 
世界一わかりやすいClean Architecture
世界一わかりやすいClean Architecture世界一わかりやすいClean Architecture
世界一わかりやすいClean ArchitectureAtsushi Nakamura
 

What's hot (20)

新入社員のための大規模ゲーム開発入門 サーバサイド編
新入社員のための大規模ゲーム開発入門 サーバサイド編新入社員のための大規模ゲーム開発入門 サーバサイド編
新入社員のための大規模ゲーム開発入門 サーバサイド編
 
Java ORマッパー選定のポイント #jsug
Java ORマッパー選定のポイント #jsugJava ORマッパー選定のポイント #jsug
Java ORマッパー選定のポイント #jsug
 
例外設計における大罪
例外設計における大罪例外設計における大罪
例外設計における大罪
 
日本語テストメソッドについて
日本語テストメソッドについて日本語テストメソッドについて
日本語テストメソッドについて
 
Ruby で高速なプログラムを書く
Ruby で高速なプログラムを書くRuby で高速なプログラムを書く
Ruby で高速なプログラムを書く
 
コンテナ未経験新人が学ぶコンテナ技術入門
コンテナ未経験新人が学ぶコンテナ技術入門コンテナ未経験新人が学ぶコンテナ技術入門
コンテナ未経験新人が学ぶコンテナ技術入門
 
導入から 10 年、PHP の trait は滅びるべきなのか その適切な使いどころと弱点、将来について
導入から 10 年、PHP の trait は滅びるべきなのか その適切な使いどころと弱点、将来について導入から 10 年、PHP の trait は滅びるべきなのか その適切な使いどころと弱点、将来について
導入から 10 年、PHP の trait は滅びるべきなのか その適切な使いどころと弱点、将来について
 
分散トレーシング技術について(Open tracingやjaeger)
分散トレーシング技術について(Open tracingやjaeger)分散トレーシング技術について(Open tracingやjaeger)
分散トレーシング技術について(Open tracingやjaeger)
 
ソーシャルゲーム案件におけるDB分割のPHP実装
ソーシャルゲーム案件におけるDB分割のPHP実装ソーシャルゲーム案件におけるDB分割のPHP実装
ソーシャルゲーム案件におけるDB分割のPHP実装
 
Docker超入門
Docker超入門Docker超入門
Docker超入門
 
新たなgitのブランチモデル「Git Feature Flow」!Git Flow,Git Hub Flow,Git Lab Flowを超えれるか?
新たなgitのブランチモデル「Git Feature Flow」!Git Flow,Git Hub Flow,Git Lab Flowを超えれるか?新たなgitのブランチモデル「Git Feature Flow」!Git Flow,Git Hub Flow,Git Lab Flowを超えれるか?
新たなgitのブランチモデル「Git Feature Flow」!Git Flow,Git Hub Flow,Git Lab Flowを超えれるか?
 
OpenAPI 3.0でmicroserviceのAPI定義を試みてハマった話
OpenAPI 3.0でmicroserviceのAPI定義を試みてハマった話OpenAPI 3.0でmicroserviceのAPI定義を試みてハマった話
OpenAPI 3.0でmicroserviceのAPI定義を試みてハマった話
 
MongoDBが遅いときの切り分け方法
MongoDBが遅いときの切り分け方法MongoDBが遅いときの切り分け方法
MongoDBが遅いときの切り分け方法
 
Javaのログ出力: 道具と考え方
Javaのログ出力: 道具と考え方Javaのログ出力: 道具と考え方
Javaのログ出力: 道具と考え方
 
コンテナの作り方「Dockerは裏方で何をしているのか?」
コンテナの作り方「Dockerは裏方で何をしているのか?」コンテナの作り方「Dockerは裏方で何をしているのか?」
コンテナの作り方「Dockerは裏方で何をしているのか?」
 
Redisの特徴と活用方法について
Redisの特徴と活用方法についてRedisの特徴と活用方法について
Redisの特徴と活用方法について
 
BuildKitによる高速でセキュアなイメージビルド
BuildKitによる高速でセキュアなイメージビルドBuildKitによる高速でセキュアなイメージビルド
BuildKitによる高速でセキュアなイメージビルド
 
PHP-FPM の子プロセス制御方法と設定をおさらいしよう
PHP-FPM の子プロセス制御方法と設定をおさらいしようPHP-FPM の子プロセス制御方法と設定をおさらいしよう
PHP-FPM の子プロセス制御方法と設定をおさらいしよう
 
実運用して分かったRabbit MQの良いところ・気をつけること #jjug
実運用して分かったRabbit MQの良いところ・気をつけること #jjug実運用して分かったRabbit MQの良いところ・気をつけること #jjug
実運用して分かったRabbit MQの良いところ・気をつけること #jjug
 
世界一わかりやすいClean Architecture
世界一わかりやすいClean Architecture世界一わかりやすいClean Architecture
世界一わかりやすいClean Architecture
 

Similar to WebSocket / WebRTCの技術紹介

サーバPUSHざっくりまとめ
サーバPUSHざっくりまとめサーバPUSHざっくりまとめ
サーバPUSHざっくりまとめYasuhiro Mawarimichi
 
HTTP入門
HTTP入門HTTP入門
HTTP入門Sho A
 
再入門、サーバープッシュ技術
再入門、サーバープッシュ技術再入門、サーバープッシュ技術
再入門、サーバープッシュ技術Shin Sekaryo
 
Janogia20120921 yoshinotakeshi
Janogia20120921 yoshinotakeshiJanogia20120921 yoshinotakeshi
Janogia20120921 yoshinotakeshiKeisuke Ishibashi
 
REST APIに入門する。
REST APIに入門する。REST APIに入門する。
REST APIに入門する。Kazushi Kawamura
 
5分でわかるWebRTCの仕組み - html5minutes vol.01
5分でわかるWebRTCの仕組み - html5minutes vol.015分でわかるWebRTCの仕組み - html5minutes vol.01
5分でわかるWebRTCの仕組み - html5minutes vol.01西畑 一馬
 
websocket-survery
websocket-surverywebsocket-survery
websocket-surveryhogemaru_
 
WebAppDev勉強会 #1 at cafe? IKAGAWA DO
WebAppDev勉強会 #1 at cafe? IKAGAWA DOWebAppDev勉強会 #1 at cafe? IKAGAWA DO
WebAppDev勉強会 #1 at cafe? IKAGAWA DOKohei Noda
 
WebSocket Protocol と Plack::Middleware::WebSocket
WebSocket Protocol と Plack::Middleware::WebSocketWebSocket Protocol と Plack::Middleware::WebSocket
WebSocket Protocol と Plack::Middleware::WebSocketYu Nobuoka
 
いよいよ始められる Java EEでのWebSocket #jjug #jjug_ccc #ccc_r21
いよいよ始められる Java EEでのWebSocket #jjug #jjug_ccc #ccc_r21いよいよ始められる Java EEでのWebSocket #jjug #jjug_ccc #ccc_r21
いよいよ始められる Java EEでのWebSocket #jjug #jjug_ccc #ccc_r21Takakiyo Tanaka
 
20110622 haruyama webso]cket
20110622 haruyama webso]cket20110622 haruyama webso]cket
20110622 haruyama webso]cketMakoto Haruyama
 
これから利用拡大?WebSocket
これから利用拡大?WebSocketこれから利用拡大?WebSocket
これから利用拡大?WebSocketAdvancedTechNight
 
Rust で簡易 HTTP サーバーを作ってみよう
Rust で簡易 HTTP サーバーを作ってみようRust で簡易 HTTP サーバーを作ってみよう
Rust で簡易 HTTP サーバーを作ってみようYuki Toyoda ✲
 
HTTPを理解する
HTTPを理解するHTTPを理解する
HTTPを理解するIIJ
 
Lesson01
Lesson01Lesson01
Lesson01MRI
 
Java8でhttpサーバを実装してみた
Java8でhttpサーバを実装してみたJava8でhttpサーバを実装してみた
Java8でhttpサーバを実装してみた夕人 江熊
 
Web Environments
Web EnvironmentsWeb Environments
Web Environmentsnasa9084
 

Similar to WebSocket / WebRTCの技術紹介 (20)

サーバPUSHざっくりまとめ
サーバPUSHざっくりまとめサーバPUSHざっくりまとめ
サーバPUSHざっくりまとめ
 
RESTful Webサービス
RESTful WebサービスRESTful Webサービス
RESTful Webサービス
 
HTTP入門
HTTP入門HTTP入門
HTTP入門
 
再入門、サーバープッシュ技術
再入門、サーバープッシュ技術再入門、サーバープッシュ技術
再入門、サーバープッシュ技術
 
Janogia20120921 yoshinotakeshi
Janogia20120921 yoshinotakeshiJanogia20120921 yoshinotakeshi
Janogia20120921 yoshinotakeshi
 
REST APIに入門する。
REST APIに入門する。REST APIに入門する。
REST APIに入門する。
 
5分でわかるWebRTCの仕組み - html5minutes vol.01
5分でわかるWebRTCの仕組み - html5minutes vol.015分でわかるWebRTCの仕組み - html5minutes vol.01
5分でわかるWebRTCの仕組み - html5minutes vol.01
 
websocket-survery
websocket-surverywebsocket-survery
websocket-survery
 
WebAppDev勉強会 #1 at cafe? IKAGAWA DO
WebAppDev勉強会 #1 at cafe? IKAGAWA DOWebAppDev勉強会 #1 at cafe? IKAGAWA DO
WebAppDev勉強会 #1 at cafe? IKAGAWA DO
 
WebSocket Protocol と Plack::Middleware::WebSocket
WebSocket Protocol と Plack::Middleware::WebSocketWebSocket Protocol と Plack::Middleware::WebSocket
WebSocket Protocol と Plack::Middleware::WebSocket
 
いよいよ始められる Java EEでのWebSocket #jjug #jjug_ccc #ccc_r21
いよいよ始められる Java EEでのWebSocket #jjug #jjug_ccc #ccc_r21いよいよ始められる Java EEでのWebSocket #jjug #jjug_ccc #ccc_r21
いよいよ始められる Java EEでのWebSocket #jjug #jjug_ccc #ccc_r21
 
Web基礎
Web基礎Web基礎
Web基礎
 
20110622 haruyama webso]cket
20110622 haruyama webso]cket20110622 haruyama webso]cket
20110622 haruyama webso]cket
 
これから利用拡大?WebSocket
これから利用拡大?WebSocketこれから利用拡大?WebSocket
これから利用拡大?WebSocket
 
Rust で簡易 HTTP サーバーを作ってみよう
Rust で簡易 HTTP サーバーを作ってみようRust で簡易 HTTP サーバーを作ってみよう
Rust で簡易 HTTP サーバーを作ってみよう
 
HTTPを理解する
HTTPを理解するHTTPを理解する
HTTPを理解する
 
Lesson01
Lesson01Lesson01
Lesson01
 
Java8でhttpサーバを実装してみた
Java8でhttpサーバを実装してみたJava8でhttpサーバを実装してみた
Java8でhttpサーバを実装してみた
 
Web Environments
Web EnvironmentsWeb Environments
Web Environments
 
[BurpSuiteJapan]HTTP基礎入門
[BurpSuiteJapan]HTTP基礎入門[BurpSuiteJapan]HTTP基礎入門
[BurpSuiteJapan]HTTP基礎入門
 

Recently uploaded

TataPixel: 畳の異方性を利用した切り替え可能なディスプレイの提案
TataPixel: 畳の異方性を利用した切り替え可能なディスプレイの提案TataPixel: 畳の異方性を利用した切り替え可能なディスプレイの提案
TataPixel: 畳の異方性を利用した切り替え可能なディスプレイの提案sugiuralab
 
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)Hiroki Ichikura
 
デジタル・フォレンジックの最新動向(2024年4月27日情洛会総会特別講演スライド)
デジタル・フォレンジックの最新動向(2024年4月27日情洛会総会特別講演スライド)デジタル・フォレンジックの最新動向(2024年4月27日情洛会総会特別講演スライド)
デジタル・フォレンジックの最新動向(2024年4月27日情洛会総会特別講演スライド)UEHARA, Tetsutaro
 
CTO, VPoE, テックリードなどリーダーポジションに登用したくなるのはどんな人材か?
CTO, VPoE, テックリードなどリーダーポジションに登用したくなるのはどんな人材か?CTO, VPoE, テックリードなどリーダーポジションに登用したくなるのはどんな人材か?
CTO, VPoE, テックリードなどリーダーポジションに登用したくなるのはどんな人材か?akihisamiyanaga1
 
AWS の OpenShift サービス (ROSA) を使った OpenShift Virtualizationの始め方.pdf
AWS の OpenShift サービス (ROSA) を使った OpenShift Virtualizationの始め方.pdfAWS の OpenShift サービス (ROSA) を使った OpenShift Virtualizationの始め方.pdf
AWS の OpenShift サービス (ROSA) を使った OpenShift Virtualizationの始め方.pdfFumieNakayama
 
自分史上一番早い2024振り返り〜コロナ後、仕事は通常ペースに戻ったか〜 by IoT fullstack engineer
自分史上一番早い2024振り返り〜コロナ後、仕事は通常ペースに戻ったか〜 by IoT fullstack engineer自分史上一番早い2024振り返り〜コロナ後、仕事は通常ペースに戻ったか〜 by IoT fullstack engineer
自分史上一番早い2024振り返り〜コロナ後、仕事は通常ペースに戻ったか〜 by IoT fullstack engineerYuki Kikuchi
 
モーダル間の変換後の一致性とジャンル表を用いた解釈可能性の考察 ~Text-to-MusicとText-To-ImageかつImage-to-Music...
モーダル間の変換後の一致性とジャンル表を用いた解釈可能性の考察  ~Text-to-MusicとText-To-ImageかつImage-to-Music...モーダル間の変換後の一致性とジャンル表を用いた解釈可能性の考察  ~Text-to-MusicとText-To-ImageかつImage-to-Music...
モーダル間の変換後の一致性とジャンル表を用いた解釈可能性の考察 ~Text-to-MusicとText-To-ImageかつImage-to-Music...博三 太田
 
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものですSOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものですiPride Co., Ltd.
 
クラウドネイティブなサーバー仮想化基盤 - OpenShift Virtualization.pdf
クラウドネイティブなサーバー仮想化基盤 - OpenShift Virtualization.pdfクラウドネイティブなサーバー仮想化基盤 - OpenShift Virtualization.pdf
クラウドネイティブなサーバー仮想化基盤 - OpenShift Virtualization.pdfFumieNakayama
 

Recently uploaded (9)

TataPixel: 畳の異方性を利用した切り替え可能なディスプレイの提案
TataPixel: 畳の異方性を利用した切り替え可能なディスプレイの提案TataPixel: 畳の異方性を利用した切り替え可能なディスプレイの提案
TataPixel: 畳の異方性を利用した切り替え可能なディスプレイの提案
 
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
 
デジタル・フォレンジックの最新動向(2024年4月27日情洛会総会特別講演スライド)
デジタル・フォレンジックの最新動向(2024年4月27日情洛会総会特別講演スライド)デジタル・フォレンジックの最新動向(2024年4月27日情洛会総会特別講演スライド)
デジタル・フォレンジックの最新動向(2024年4月27日情洛会総会特別講演スライド)
 
CTO, VPoE, テックリードなどリーダーポジションに登用したくなるのはどんな人材か?
CTO, VPoE, テックリードなどリーダーポジションに登用したくなるのはどんな人材か?CTO, VPoE, テックリードなどリーダーポジションに登用したくなるのはどんな人材か?
CTO, VPoE, テックリードなどリーダーポジションに登用したくなるのはどんな人材か?
 
AWS の OpenShift サービス (ROSA) を使った OpenShift Virtualizationの始め方.pdf
AWS の OpenShift サービス (ROSA) を使った OpenShift Virtualizationの始め方.pdfAWS の OpenShift サービス (ROSA) を使った OpenShift Virtualizationの始め方.pdf
AWS の OpenShift サービス (ROSA) を使った OpenShift Virtualizationの始め方.pdf
 
自分史上一番早い2024振り返り〜コロナ後、仕事は通常ペースに戻ったか〜 by IoT fullstack engineer
自分史上一番早い2024振り返り〜コロナ後、仕事は通常ペースに戻ったか〜 by IoT fullstack engineer自分史上一番早い2024振り返り〜コロナ後、仕事は通常ペースに戻ったか〜 by IoT fullstack engineer
自分史上一番早い2024振り返り〜コロナ後、仕事は通常ペースに戻ったか〜 by IoT fullstack engineer
 
モーダル間の変換後の一致性とジャンル表を用いた解釈可能性の考察 ~Text-to-MusicとText-To-ImageかつImage-to-Music...
モーダル間の変換後の一致性とジャンル表を用いた解釈可能性の考察  ~Text-to-MusicとText-To-ImageかつImage-to-Music...モーダル間の変換後の一致性とジャンル表を用いた解釈可能性の考察  ~Text-to-MusicとText-To-ImageかつImage-to-Music...
モーダル間の変換後の一致性とジャンル表を用いた解釈可能性の考察 ~Text-to-MusicとText-To-ImageかつImage-to-Music...
 
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものですSOPを理解する       2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
SOPを理解する 2024/04/19 の勉強会で発表されたものです
 
クラウドネイティブなサーバー仮想化基盤 - OpenShift Virtualization.pdf
クラウドネイティブなサーバー仮想化基盤 - OpenShift Virtualization.pdfクラウドネイティブなサーバー仮想化基盤 - OpenShift Virtualization.pdf
クラウドネイティブなサーバー仮想化基盤 - OpenShift Virtualization.pdf
 

WebSocket / WebRTCの技術紹介