More Related Content Similar to Google App Engine Similar to Google App Engine (20) Google App Engine2. Google App Engine とは? クラウドコンピューティング基盤の本命 サーバーが無料に近いコストで利用できます。 NO COST GoogleAppEngine は、 2008 年 4 月から始まった Google のインフラが利用出来るサービスです。利用者は Google のサーバーインフラ上にアプリケーション、システムを構築する事により拡張性が高く強固なセキュリティを低コスト(ほぼ無料)で実現する事が可能です。 自社で WEB 上のサービスを開発する場合のインフラ、サーバーのコスト 将来的なアクセス増を見越して分散環境で構築(複数台を利用) 初期コスト大 初期コストを抑えて1台で開発 アクセス増加でシステムリニューアルが必要 GoogleAppEngine なら、上記の両方のメリットを活かしたまま 3. 過去の WEB サービス構築例その1 こんな経験ありませんか? 最小 構成で始めた場合のリスク モバイルキャンペーンサイト アクセス集中!!! サーバーダウン!!! 機会損失!!!! PC 向け WEB サービス 仕方なくリニューアル そろそろ負荷分散が必要か。 サーバーを増やすか。 え?そんな設計になってない? ユーザー数や PV も増えてきた・・・ 4. 過去の WEB サービス構築例その2 こんな経験ありませんか? 大規模 構成で始めた場合のリスク データベース 2 台構成 アプリケーションサーバ5台構成 月間50万 PV 初期投資が重く採算合わずサービス終了・・ 5. Google App Engine のメリット メリット1 サーバーが、すぐに、無料で使える 初期投資がかからないというのは非常に大きな魅力です。そしてすぐに使えるというのもスピードが求められるこの時代にはビジネスチャンスを逃さないためにも非常に重要な要素です。 (※) メリット2 G o o g l e のインフラなので高信頼、高セキュリティ ハードウェア障害などでサーバーが落ちると、機会損失のみでなく会社としての信頼にも関わります。さらにはクライアントに対して機会損失の損害を与えた場合には最悪の場合に損害賠償が発生する場合もあります。 GoogleAppEngione はセキュリティ的にも強固でサーバーが乗っ取られる心配もありません。 メリット3 ネットワーク管理者不要 ネットワークは Google 側で担保されているので、ネットワーク管理者を置く必要はありません。人件費としてのランニングコストも抑える事が可能です。 メリット4 アクセス集中でも OK !リニューアルいらず 最後に GoogleAppEngine の一番の特徴であり凄いところですが、例えばキャンペーンサイトなどを構築する場合、何かの広告の拍子でアクセスが集中する可能性があり、サーバーダウンの可能性がありますが、 Google では自動的に CPU の割り当てなどで対応され、アクセスを処理して機会の損失が減少します。また、システムが順調にユーザー数を増やした場合、1台のサーバでは耐えられないなど、システム全体のリニューアルの可能性も出てきますが、 GoogleAppEngine で構築した場合は、自動的なリソースの追加割り当てにより、リリース当初の構成のままアクセスが増えても対応する事が可能です。 ※ アクセスなどが多い場合有料になります。 ( 後述)但し非常に安価です。 6. Google App Engine のデメリット メリットだらけのように見える GoogleAppEngine ですが、それなりのデメリットも存在します。下記に GoogleAppEngine のデメリットを記載しておきます。 デメリット 1 対応言語は Java 又は Python のみ Ruby や PHP などは GoogleAppEngine 上では動作しません、システムは Java 又は Python で構築する必要があります。但し、 Java が動作するという事はその上で Jruby など動作させる事も可能という事です。 デメリット 2 リレーショナルデータベースが使えない データの保存に Oracle や MySQL といったデータベースを使う事が出来ません。変わりにデータの保存には BigTable という Google 独自のキーと値のデータストアを利用する必要があります。 Java は JDO で BigTable にアクセスします。 RDB では無いので設計の手法も少し異なります。但し、 BigTable は巨大なデータを格納する事が出来る Google 独自の技術なので、これを扱えるという事は Google ほどのデータ量になったとしても構造的に破綻しない事が約束されているようなものです。 デメリット 3 ストリーミングが使えない 現在 GoogleAppEngine ではストリーミングには対応していません。従ってストリーミングを扱うようなシステムには向いていません。また、その他ファイルアクセスやソケットの部分など細かい制約はいくつかあり、既存の Java のシステムなどがそのまま動くかというと、少し調整が必要になる場合があります。 上記のデメリットを補ってあまりあるメリットが Google App Engine にはあります。 Java のシステムでリニューアルをお考えの場合、現在のシステムがどの程度改修が必要かなど、お気軽にお問い合わせください。 7. 有料オプション 無料でサーバーや回線を利用できる Google App Engine ですが、全てが無料で利用出来る訳ではありません。一定以上のアクセス数やディスク使用料に応じて非常に安価な料金が発生します。下記に有料のオプションを記載します。 上記のとおり無料の領域は非常に多く、有料オプションが発生するような頃にはアフィリエイト広告収入などでも十分支払が可能な程度となっています。従って、インフラに関する限りでは広告収入のみでも破綻しにくい環境となっています。 項目 無料領域 有料オプション CPU コア 6.5 時間 / 日 10 セント / 時間 ストレージ 1G バイトまで 1G バイト 12 セント / 月 帯域 10G バイト / 日 下り 1G バイト 10 セント 上り 1G バイト 12 セント メール送信 7000 通 / 日 1 通 0.01 セント メール受信 2000 通 / 日 1 通 0.01 セント 8. コスト削減例 コスト削減例 :サーバー 7 台+回線1 G 共有=月額53万 年間 636万円 3年で 1,908万円 のコスト削減!!!! データベース 2 台構成 アプリケーションサーバ5台構成 レンタルサーバー (+ 回線費用 ) の例 サーバー1台:月額4万 ネットワーク回線1 G 共有月額25万 9. WHY TOPGATE ? 圧倒的な技術力と実績。そしてフレームワーク。 私たちトップゲートでは高い技術力と実績を持ち、日々 Google App Engine を研究しています。そして、今後来るであろうクラウドコンピューティングの時代に向けて GoogleAppEngine 上での開発の品質や生産性を向上させるフレームワークをオープンソースで構築しております。 また、システム面だけで無く、ユーザーインターフェースの設計、サイトの収益アップやコンバージョン率アップなどのご提案も同時に行う事が可能です。 高い技術と提案力で、トータルにお客様のシステムをサポートする。それが私たちの強みです。 Google App Engine は次世代のプラットフォームとして、今後の開発を大きく変えていく事でしょう。その為には今から取り組んでおき、開発に馴染んでおく事がこれからのビジネスを勝ち抜くために必要です。 私たちと共にこの新しい次世代のプラットフォームで、クオリティが高く、末永く利用できるシステムを是非構築していきましょう。 システムからネット広告までのトータルソリューション