勤務・賃金(働くルール)の設定方法をご説明します

1. 02
STEP
1
勤務・賃金の設定

2. 2
初期設定
勤務・賃金設定は、事業所ごと、拠点ごと、雇用形態、従業員ごとなど
に労働時間や休日のルールの設定を個別で行うことができます。
設定は必須ですので、現時点で決められない方などは設定をそのまま保
存して進むことも可能です。
人事労務freeeでは、通常の従業員様の給与計算はこのルールに基づい
て自動で計算されます。

3. ●初めて設定する場合
ホーム画面の［勤務・賃
金設定の設定画面へ］ボ
タンから設定できます。
給与規定の設定を行って
から設定されることをお
勧めします。
3
設定画面を開く
初期設定

4. 複数の勤務形態や・割増賃金の対応ができるよう、名称を付けて管理することができます。
1)名称は部署や雇用形態などを設定します。 (例)本社、正社員、アルバイトなど
2)備考欄は空欄でも設定可能です。
4
①勤務・賃金設定の作成 - [名称]と[備考]を設定する
初期設定 ＞勤務・賃金設定

5. 労働時間制度とは
労働者の働き方を定めた(どの日に何時から何時まで働くのか／働かないのか)もの。
週5日、09:00-17:00勤務のような固定的な働き方を、
人事労務freeeでは「固定時間制」と呼んでいます。
※お試し期間の労働時間制度は、固定時間制度にのみ対応しています。
5
初期設定 ＞勤務・賃金設定
Q.
A.

6. もともと人事労務freeeでは、右記の通り
記載されています。
変更が必要な場合は各項目を自由に変更し
てください。用語については次のページで
ご説明します。
※休日はアルバイトなど曜日が固定的でない場合は、
すべて選択を解除することも可能です。
6
②休日/退勤時刻と労働時間を設定する
初期設定 ＞勤務・賃金設定

7. 7
初期設定 ＞勤務・賃金設定
項目 説明
休日とする曜日
会社として休日とする曜日(所定休日)です。ここで設定した曜日について、時間外労働の割増賃金が発生します。
※所定休日の曜日が一定でない場合は、チェックを入れないでおき、勤怠の入力時に「詳細項目」から特定の勤務日
を所定休日扱いにします。
法定休日
ここで設定した曜日について法定休日に労働した場合、休日労働の割増賃金が発生します。
※法定休日の曜日が一定でない場合は、「指定なし」を選択しておき、勤怠の入力時に「詳細項目」から特定の勤務
日を法定休日扱いにします。
祝日を会社の休日にする 祝日を会社の休日にするかを設定します。その場合、所定休日となります。
所定の出勤時刻/所定の退勤時刻/
1日の所定労働時間
会社・店舗などで決めている、所定の出勤時刻・退勤時刻・所定労働時間を設定します。
1週間の法定労働時間
通常は「40時間」を選択します。
※ 労働基準法で定められている労働時間の上限（法定労働時間）は、1日8時間、1週間40時間が原則です。ただし、
常時10人未満の労働者を使用する、特定事業では、1週間44時間に緩和されています。
1ヶ月の平均所定労働日数
この日数は、残業時などの割増賃金の計算に使用する、「1時間あたりの単価」を算出するために使用します。
給与規定で定めていない場合は、[計算式]で求めることが可能です。
((年間日数-年間所定休日数)÷12)＝1か 月の平均所定労働日数です。

8. ここでは残業時などの割増率の設定を行います。
もともとは法で定められた最低限の割増率に設定さ
れていますが、法定割増率を下回らない範囲内であ
れば変更できます。
割増賃金と割増率についての詳細は次ページをご覧
ください。
8
①割増賃金の設定
初期設定 ＞給与規定の設定

9. 割増賃金と割増率についての詳細
9
初期設定 ＞給与規定の設定
割増賃金の種類 法定割増率(割増率の下限) 想定の対象
法定内残業
(法内残業)
0%
一日8時間・一週間40時間を超えない範囲
かつ
所定労働時間（会社で定めた勤務時間）を超える労働
時間外労働
(法定外残業)
25% 一日8時間・一週間40時間を超える範囲の労働
休日労働 35% 会社で法定休日と定めた日の労働
深夜労働 25% 夜22時〜朝5時の間の労働

10. 勤怠の記録方法を選択します。こちらを設定し[保存]で勤務・賃金設定は完了です。
10
②記録と計算方法の設定
初期設定 ＞給与規定の設定
項目 説明
遅刻・早退時間を記録する
チェックを入れると、勤怠の入力時に遅刻・早退を
記録できるようになります。
給与計算結果には影響されません。
勤怠控除を自動で計算する
勤怠入力画面で遅刻・早退・欠勤と入力した分の控
除を自動計算する場合は、チェックを入れます。
遅刻した場合の1時間を給与から差し引く場合は[す
る]を選択します。
時間外・休日・深夜労働を
1分単位で計算するか
勤務時間を1分単位と1か月の合計時間帯して30分単
位(※)のどちらで計算するか
を設定します。