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Uploaded byNaoto Miyachi
プログラマの為のESP-WROOM-02開発ボード組み立て
低価格高機能でマイコンとしても利用可能なWiFiチップESP-WROOM-02を使いたいソフトウェアエンジニア向け情報です。
プログラマの為のESP-WROOM-02開発ボード組み立て
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- 3. 3LangEdge,Inc. ESP-WROOM-02 とは？？ 開発：中国上海 EspressifSystems 社 技適WiFiチップESP8266 を利用 32bit マイコンとしても利用が可能 CPU: Tensilica Xtensa LX106 80MHz Flash Memory: 4MByte OS: 無し（リアルタイム動作） Ardino IDE により開発が可能 つまりArduinoと同じように使える 10bit A/D コンバータを内蔵 GPIO/I2C/I2S等が利用可能 安い（ｗ）：550yen（秋月：モジュールのみ） おお！使ってみたい！！ 問題は電源が最低250mA必要だったり開発ボードが 必要だったりと言う点。なので作ってみた記録を公開。
- 4. 4LangEdge,Inc. ESP-WROOM-02 ３０分 クッキング 材料（１人分）（秋月棚） （秋月価格） ESP-WROOM-02 DIP化キット (07) 1セット（650円） FT-232RQ USBシリアル変換キット (28) 1セット（850円） 超高効率DC-DCコンバーター (3.3V/0.5A) M78AR033-0.5 (19) 1個（350円） ブレッドボード BB-801 (11) 1個（200円） スライドスイッチ（モード切替用） (08) 1個（30円） タクトスイッチ（リセット用） (08) 1個（20円） 抵抗10KΩ（プルアップ/ダウン用） (15) 4～5本（4～5円） ジャンパコードまたは電線 --- 少々 合計 2,105円 作り方 １ ESP-WROOM-02とUSBシリアルにピンヘッダをはんだ付けします。 ２ ブレッドボード上に材料（部品）を配置します。 ３ 次ページの結線図に従って結線して出来上がり！
- 5. 5LangEdge,Inc. Vout GND Vin 3V3 EN IO14 IO12 IO13 IO15 IO2 IO0 GND GND IO16 TOUT RST IO5 GND TXD RXD IO4 AE-FT232RQ USBシリアル変換 ESP-WROOM-02 DIP化キット IO15/IO2/IO0でモードを設定する。 ATコマンドはFlash Boot Modeに、 ArduinoIDEから使う場合には UART Download Modeにする。 Mode ＼ Pin IO15 IO2 IO0 UART Download Mode （書き込みモード） Low High Low Flash Boot Mode Low High High SD-Card Boot Mode High Low Low M78AR033-0.5 DC-DCコンバーター 入力：4.75～32V 出力：3.3V 最大500mA クロス結線 Mode ESP-WROOM-02 開発ボード結線図（弐号機） ATコマンド（Flash Boot Mode）は Arduino IDE シリアルコンソールを 「CRおよびLF」「115200 bps」セット。 AT+CWMODE=1 OK AT+CWJAP="SSID","password" WIFI CONNECTED WIFI GOT IP OK AT+CIPSTA? +CIPSTA:ip:"192.168.43.179" +CIPSTA:gateway:"192.168.43.1" +CIPSTA:netmask:"255.255.255.0" OK RTS RXD TXD +5V CTS GND 10KΩ 10KΩ 10KΩ 10KΩ 10KΩ リセット モード切替 スライドスイッチじゃなくてリセットと 同じタクトスイッチでも良いようです。 PCへ 5V/350mA 自分で結線する と勉強になる （・∀・）b ドライバ必要 GitHub esp8266/Arduino が必要 Flash Boot Mode の場合は角電池でも良い 範囲が広い
- 6. 2010/9/8 6 参考： 秋月電子通商秋葉原店 棚案内図
- 7. 7LangEdge,Inc. と…ここまで書いておいてなんですが…(^^;; スイッチサイエンスから同機能のESP-WROOM-02 開発ボードを2,160円で売ってます! （ちゅど～んw） https://www.switch-science.com/catalog/2500/ はんだ付け不要でこれだけ でPC接続できてしまいます! ソフト屋さんはこれを買った 方が良いです╭( ･ㅂ･)و̑̑ ｸﾞｯ 2016/1/23現在は在庫も あるようですが、言い訳する とずっと売り切れでしたw あと私は秋月ラブなのでw
- 8. 8LangEdge,Inc. ATコマンド 動作確認手順（標準ファーム利用） 1. 事前にUSB接続してシリアルドライバをインストール Windows 8.1だと標準のものでOK 2. Arduino IDE シリアルコンソールを開く（TeraTerm等でもOK） ドライバが正しく入っていたらCOM5とかが使える 「CRおよびLF」と通信速度「115200 bps」をセット 3. Flash Boot Mode で開発ボードのリセットを押す 画面に文字化けした文字列が表示される（正常動作） 最後に「Ready」が表示されたらOK 4. ATコマンドでWiFi接続してみる AT+CWMODE=1 OK AT+CWJAP="SSID","password" WIFI CONNECTED WIFI GOT IP OK AT+CIPSTA? +CIPSTA:ip:"192.168.**.***" +CIPSTA:gateway:"192.168.**.1" +CIPSTA:netmask:"255.255.255.0" OK ○ WiFi接続 ○ 接続結果のステータス確認
- 9. 9LangEdge,Inc. Arduino IDE から利用 注意点としてArduino IDE は 1.6.X を利用すること。 1.0.X系 はもちろん 1.7.X系 も駄目です。 https://www.arduino.cc/ から最新バージョン（有料） ではなく、古いバージョンから 1.6.5/1.6.6 がお薦めです。 ネットで調べれば幾つも参考情報が見つかるので以下略w 例：「技適済み格安高性能Wi-FiモジュールESP8266を Arduino IDEを使ってIoT開発する為の環境準備を 10分でやる方法」 http://qiita.com/azusa9/items/264165005aefaa3e8d7d 書き込み時には UART Download Mode にする! ジャンパを変えてリセットする（再起動する）だけで良いらしい。 最後に https://github.com/esp8266/Arduino に感謝!
- 10. 10LangEdge,Inc. 最後にHTTPクライアントの実装例 #include <ESP8266WiFi.h> const char*ssid = "SSID"; const char* password = "YourPassword"; const char* host = "192.168.*.***"; // ホスト. int port = 80; WiFiClient client; // WiFiクライアント. void setup() { WiFi.begin(ssid, password); while (WiFi.status() != WL_CONNECTED) { delay(500); Serial.print("."); } Serial.println("WiFi connected."); Serial.print("IP address: "); Serial.println(WiFi.localIP()); // HTTP開始. if (client.connect(host, port)) { // 接続成功. Serial.println("--- HTTP connected!"); // Make a HTTP request: client.print(“GET /index.html”) // index.html の取得 client.println(" HTTP/1.0"); client.println(); // 送信が終わるまでちょっと待つ. delay(500); } } void loop() { String line = client.readStringUntil('¥r'); Serial.print(line); if(!client.connected()) { client.stop(); for(;;) { delay(1); // これを入れないとWDTが発動してリセット. } } } 世間の実装を見るとHTTP サーバの実装も多いです。 私はESP-WROOM-02は エンドデバイスとしてデータ 送信する側としての利用を 考えているので、クライアン ト実装して利用しています。 後は Enjoy!