Maria language 2
- 3. 三上文法
• 主語否定論
• 述語(動詞)の活用論
• コトとムード
• 従属節述部
• 動詞の分類
- 5. 学校文法と三上文法
• 学校文法(日本の学校で教えている日本
語文法)では「『が』も『は』も主語を
示す助詞である」以上のことを説明しな
い。
• 学校文法では、「花は」や「花が」を主
語だと教える。(日本語に主語はある)
• 三上文法では、「花は」を題、「花が」
を主格とする。(日本語に主語はない)
- 6. 日本語には主語がない!
• 三上文法によると、英語などインド・ヨー
ロッパ語では主語は述語動詞の形を決定
する重要な成分で必要不可欠なものだが、
日本語には初めから主語というものは
まったく存在していない。助詞の「は」
と「が」はまったく性質の異なるもので
あり、これに「主語」という同じレッテ
ルを貼っているのはおかしいというので
ある。
- 9. 従属節述部
• 現代日本語においては、形容動詞を除き
終止形と連体形の区別はない。だからと
いって等しい陳述度を担うのではなく、
終止法においては連体法より高い、主節
に近い値を持つ。
• 従属節述部は「~式」という分類がなさ
れる(単式、軟式、硬式、遊式)。
- 10. 動詞の分類
• 従来の他動詞と自動詞という分類とは別に、
「能動詞」と「所動詞」という分類を立てた。
「所動詞」は最近の理論言語学でいう非対格
動詞に相当する。おそらくラテン語の文法な
どにあらわれる「能相所相動詞」(能動態の
まま受動態の意味を表す動詞)に着想を得た
のではないかと考えられるが、「在る」や
「要る」など、受動態にすることが不可能な
動詞のクラスを表す。これは「間接受動」、
あるいは「迷惑の受身」で自動詞を受動化で
きる日本語において重要な意味を持つ。
Editor's Notes
- コト=主格、主題ムード=述語、変わっていく。この言葉によって文章の印象が変わっていく。
- 普通ならば日本語は=〜は〜を〜したので〜ません 理由づけ。 来る言葉によって強さが変わる。 あまり=ネガテいぶ。単式=弱い 単純 軟式=少し後ろに影響する。硬式=絶対に影響する。 文章の流れ。一つの文章の流れとして研究していた。
- 受け身。後ろのほうが変わる。受け身系(れる、られる)とかが能動態。自動詞と他動詞。読む=読まれた 死ぬ=死なれた 英語では絶対に言わない。迷惑受け身。Suffering この人が死んだせいで私は迷惑してますよ。ということ。