1. 時枝文法
宮本花

2. • 時枝誠記（ときえだもとき）：１９００－１９６７年
• 国語学者
• 東京生まれ

3. • ソシュールや橋本のような従来の文法説明を
あらため時枝文法を確立した。
• 例えば「桜の花が」という構造は従来の橋本
文法では[桜の][花が] と分類され、文節間の
関係については別に様々なものを規定しなけ
ればならなかった。

4. • ところが時枝文法では[[桜]の> 花]が>と分類
された。
• “詞”は名詞、動詞、形容詞；“辞”は助詞、助
動詞
• ようするに、”桜”と”花”は”詞”に分けられ、”
の”と”が”は”辞”に分類されるのである。

5. • ところが”詞”にも”辞”にも属さないものがあ
り、それは時枝文法では”零”（ゼロ）と名付け
られた。
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6. 終わり
