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ネットワークについて
- 3. OSI参照モデル
• ネットワーク機器の国際標準化のため、1984
年にISO(国際標準化機構)が策定
• 通信プロトコルを7階層に分けて定義したもの
• 各階層は独立しており、上下の階層の通信
内容について意識する必要がない
• OSIよりも早く仕様化されたTCP/IPがデファクト
スタンダードになったため、OSI自体は普及し
なかった
- 4. OSI参照モデル
具体的な通信サービス。HTTPや
7 アプリケーション層 FTP等
データの表現方法。文字コードや
6 プレゼンテーション層 ファイルフォーマット等
通信開始から終了までの手順。
5 セッション層 接続断時の再接続等
ネットワークのデータ伝送の通信
4 トランスポート層 管理。エラー訂正、再送制御等
ネットワークの通信経路のルー
3 ネットワーク層 ティング、データ中継
直接接続されている通信機器間
2 データリンク層 の信号の受け渡し
物理的な接続。コネクタのピン数
1 物理層 や形状、電気信号の変換等
- 9. IEEE802.11の主な規格
方式 最大速度 周波数
802.11 2Mbps 2.4GHz
802.11a 54Mbps 5GHz
802.11b 11Mbps 2.4GHz
802.11g 54Mbps 2.4GHz
802.11n 150Mbps 2.4GHz/5GHz
- 10. 公衆アクセス網
• ネットワーク接続に使用する、通信事業者の
提供するサービス
• 以下の目的で使用
– 家庭や事業所、外出先からインターネットに接続
– 企業の事業所ごとに設置されたLANを接続して、
WAN(Wide Area Network)を構築
– 事業所とデータセンターを接続
– 自宅や外出先等から企業のネットワークにリモー
ト接続
- 11. 電話回線(ダイヤルアップ)
• アナログ回線
– モデム、音響カプラを使用して接続
– 最大56kbps
• ISDN回線
– ターミナルアダプタ(TA)を使用して接続
– 最大64kbps (1B) /128kbps(2B)
• 相手先のネットワークにPPP(Point-to-Point
Protocol)にて接続することで、TCP/IPで通信が可能
• 接続先に、受信用のモデム/TA、ダイヤルアップ(リ
モートアクセス)サーバ等の設備が必要
- 12. ブロードバンド接続
• ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)
– アナログ電話回線を利用
– 電話(音声通話)には使われない高い周波数帯をデータ
通信に使用
– 最大下り50Mbps、上り5Mbps程度
ただし、電話局からの距離や回線品質などによって変化
• FTTH(Fiber To The Home)
– 光ファイバーを自宅や事業所内に引き込み
– 最大1Gbps
安定した高速通信が可能
- 13. ブロードバンド接続
• CATV
– ケーブルテレビをデータ通信にも利用
– 最大160Mbps
安定した高速通信が可能
• フレッツ
– NTT地域会社は、インターネット接続サービスを直接提供
せず、地域IP網への接続のみ
– 地域IP網のPOI(相互接続点)から各インターネットサービ
スプロバイダー(ISP)に接続
– PPPoE(PPP over Ethernet)を利用して、ISPの切り替えや
ユーザ認証、IPアドレス割り当てなどを行う
- 14. モバイル接続
• データ通信カード
– 携帯電話会社の通信ネットワーク経由でダイアルアップ
接続を行う(携帯電話端末とモデムの機能)
– PHS、3G、LTE、WiMAXなどの各種事業者に対応
– 専用の接続ソフトのインストールが必要なケースが多い
• モバイルルータ
– 携帯電話によるネットワーク接続と、無線LAN(Wi-Fi)のア
クセスポイントの両方の機能を有する
– 端末から、モバイルルータにWi-Fi接続することで、携帯電
話で接続されたインターネットを利用可能
– 複数端末でのネットワーク接続の共有も可
- 17. リピーター
• 物理層レベルでネットワークを延長する装置
• データリンク層のエラーはそのまま送信される
• 伝送速度の変換は出来ない
• リピーターの接続段数に制限がある
– 10Mbps:4段、100Mbps:2段
リピーターハブ