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平成21年12月17日(木曜日)


出 席 議 員
    1番   平   良   木  哲  也          2番   上  野  公  悦
    3番   波   多   野  一  夫          4番   林     辰  雄
    5番   中  川  幹  太          6番   滝  沢  一  成
    7番   鴨  井  光  夫          8番   大  島  洋  一
    9番   瀬  下  半  治         10番   武  藤  正  信
   11番   内  山  米  六         12番   草  間  敏  幸
   13番   笹  川  栄  一         14番   柳  沢  周  治
   15番   塚  田  隆  敏         16番   高  波  勝  也
   17番   橋  爪  法  一         18番   樋  口  良  子
   19番   山  崎  一  勇         20番   矢  野     学
   21番   吉  田     侃         22番   宮  崎  政  国
   23番   渡  辺     隆         24番   松  野  義  之
   25番   飯  塚  義  隆         26番   滝  沢  逸  男
   27番   江  口  修  一         28番   田  中      男
   29番   田  村  武  男         30番   小  関  信  夫
   31番   塚  田  俊  幸         32番   岩  野  虎  治
   33番   杉  田  勝  典         34番   上  松  和  子
   35番   近  藤  彰  治         36番   森  田  貞  一
   37番   水  澤  弘  行         38番   小  林  克  美
   39番   石  平  春  彦         40番   永  島  義  雄
   41番   栗  田  英  明         42番   岩  崎  哲  夫
   43番   古  澤     弘         44番   大  島  武  雄
   45番   本  城  文  夫         46番   佐  藤     敏
   47番   小  林  章  吾         48番   山  岸  行  則


説明のため出席した者
 市    長  村  山  秀  幸
   中  野  敏  明
                          
   市  村  輝  幸               土  橋     均
                          
   山  口  宗  夫         野  口  壮  弘



                          1
 
         竹  田  淳  三       市民生活部長  佐  藤  重  幸
 
   川  上     宏       都市整備部長  笠  原     博
 産業観光部長  澤  海  雄  一         佐  野     隆
 農林水産部長  野  口  和  広       健康福祉部長  野  澤     朗
   横  山  厚  平         笹  井  隆  夫
 ガス水道局長  秀  澤  光  夫
   塚  田  弘  幸


職務のため出席した事務局職員
   片  岡     明       次    長  白  石  行  雄
   高  原  る   み   子       主    事  小  森  佑  太


議 事 日 程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 議案第180号より第203号
  第3 請願第  7号 後期高齢者医療制度のすみやかな廃止の意見書を国に提出することを求める
請
             願
  第4 同意案第 5号 上越市副市長の選任について
     諮問第  6号 人権擁護委員候補者の推薦について
  第5 発議案第10号 たばこ税の増税に反対する意見書の提出について
  第6 閉会中の所管事務調査について


本日の会議に付した事件
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 議案第180号 平成21年度上越市一般会計補正予算(第8号)
     議案第181号 平成21年度上越市下水道事業特別会計補正予算(第4号)
     議案第182号 平成21年度上越市新幹線新駅地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第
2
             号)
     議案第183号 平成21年度上越市ガス事業会計補正予算(第4号)
     議案第184号 上越市出張所設置条例及び上越市地域自治区の設置に関する条例の一部改正
に
             ついて



                          2
     議案第185号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正に
つ
             いて
     議案第186号 上越市介護保険条例及び上越市後期高齢者医療に関する条例の一部改正につ
い
             て
     議案第187号 上越市ガス供給条例及び上越市液化石油ガス供給条例の一部改正について
     議案第188号 上越市企業振興条例の一部改正について
     議案第189号 上越市大潟区における漁業振興基金条例の廃止について
     議案第190号 新たに生じた土地の確認について
     議案第191号 字の変更について(直江津港内公有水面埋立地)
     議案第192号 字の変更について(関川東部オフィスアルカディア土地区画整理事業区域)
     議案第193号 字の変更について(樋場新町土地区画整理事業区域)
     議案第194号 字の変更について(土橋南土地区画整理事業区域)
     議案第195号 字の変更について(大字黒井ほかの一部)
     議案第196号 字の変更について(大字島田下新田ほかの一部)
     議案第197号 市道路線の廃止について
     議案第198号 市道路線の認定について
     議案第199号 工事施行協定の締結について
     議案第200号 財産の取得について
     議案第201号 財産の処分について
     議案第202号 指定管理者の指定について
     議案第203号 平成21年度上越市一般会計補正予算(第9号)
  第3 請願第  7号 後期高齢者医療制度のすみやかな廃止の意見書を国に提出することを求める
請
             願
  第4 同意案第 5号 上越市副市長の選任について
     諮問第  6号 人権擁護委員候補者の推薦について
  第5 発議案第10号 たばこ税の増税に反対する意見書の提出について
  第6 閉会中の所管事務調査について
                                         
          午前10時0分 開議
〇山岸行則議長 これより本日の会議を開きます。
                             〇                        
        ◎ 日 程 第 1   会 議 録 署 名 議 員 の 指 名
〇山岸行則議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。



                         3
  本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において大島洋一議員及び塚田俊幸議
員を指名いたします。
                              〇                        
        ◎ 日 程 第 2   議 案 第 1 8 0 号 よ り 第 2 0 3
号

〇山岸行則議長 日程第2、議案第 180 号より第 203 号を一括議題といたします。

  本件に関し、各委員会における審査の経過並びに結果についての報告を求めます。
  まず、総務常任委員長の報告を求めます。
  41番、栗田英明委員長。
                 〔栗 田 英 明 議 員 登 壇〕
〇41番(栗田英明議員) これより総務常任委員長報告を申し上げます。
  去る12月2日に当委員会に付託されました議案6件について、12月8日に委員会を開催し、慎重審査
の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以下審査の概要を申し上げます。
  まず、財務部に係る議案の審査についてであります。

  議案第 201 号財産の処分について、理事者の説明の後、委員から、13区にある財産の売り払い収入に

ついて、合併協議の中で地域事業費とするという議論があったか確認したい。また、地域事業費に上乗せ
してほしいとの意見もあるが考えを聞きたいとの質疑に、理事者から、合併時、各町村の財産の取り扱い
について具体的な議論はなかった。合併協定で、すべて上越市に引き継ぐことになっているので、市全体
の共有の財産とすることが妥当であると考えているとの答弁がありました。
  以上で質疑を終結し、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、議案第 180 号平成21年度上越市一般会計補正予算(第8号)について、理事者の説明の後、2

款1項24目雁木通りプラザ管理運営費で、委員から、同種の施設も含め事故の再発防止に当たり、早急に
点検し対応が必要であると思うが考えを聞きたいとの質疑に、理事者から、施設管理者は事故防止に向け
て日々点検を実施しているが、再度調査した上で改修のための予算化の状況も確認したいとの答弁があり
ました。
  また、歳入において17款2項3目有価証券売払収入で、委員から、直江津海陸運送の株の売却につい
て、 2,500 万円という価格がどのようにして決められたのか聞きたいとの質疑に、理事者から、昭和39年
の出資当時、1株50円で15万株を取得した。このたびの売却に当たり、平成15年度に県が売却した事例や
公認会計士の評価を参考に、1株 167 円に決定したものであるとの答弁がありました。
  以上で質疑を終結し、採決は後回しとしました。
  次に、総務部に係る議案の審査についてであります。




                          4
  議案第 195 号字の変更について(大字黒井ほかの一部)、議案第 196 号字の変更について(大字島田

下新田ほかの一部)、議案第 184 号上越市出張所設置条例及び上越市地域自治区の設置に関する条例の一
部改正について、議案第 185 号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正
については、いずれも理事者の説明に質疑なく、それぞれ採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決す
べきものと決しました。
  次に、企画・地域振興部に係る議案の審査についてであります。

  議案第 180 号平成21年度上越市一般会計補正予算(第8号)について、理事者の説明の後、2款1項

1目バス運行対策費で、委員から、基準となる乗車密度を下回り、県の補助対象から外れると市の負担が
ふえることになる。乗車密度を上げる方策を聞きたいとの質疑に、理事者から、利用促進に向けての宣伝
や働きかけのほか、鉄道との乗り入れを良好にして利便性の向上を図るなどして利用しやすい環境づくり
に努めている。また、平均乗車密度を上げるために乗らないバス便を減らし、乗車している時間帯及び路
線を強化しようということで、路線の再編、見直しに取り組んでいるとの答弁がありました。
  また、2款1項21目小川未明顕彰事業で、委員から、「童話が開く心の扉」(朗読と映画鑑賞会、絵
てがみ展)について、この事業の目的を聞きたい。また、県からの補助は単年度とのことであるが、今後
も事業を継続するのかとの質疑に、理事者から、未明の文学精神を子供たちに知らせ、心身の豊かさをは
ぐくむことを目指している。子供たちにこの精神を広めていく上でボランティアの育成も大切であること
から、未明文学にかかわる市民層の厚みをふやしながら事業を発展させていきたいとの答弁がありました。
  以上で質疑を終結し、採決は後回しとしました。

  最後に、財務部、企画・地域振興部がそろったところで、議案第 180 号平成21年度上越市一般会計補

正予算(第8号)について、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上、当委員会の審査の概要と結果を申し上げましたが、詳細は委員会記録に譲り、総務常任委員長
報告を終わります。
〇山岸行則議長 総務常任委員長報告に対する質疑に入ります。
  質疑はありませんか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇山岸行則議長 質疑はないものと認めます。
  次に、厚生常任委員長の報告を求めます。
  20番、矢野学委員長。
                  〔矢 野 学 議 員 登 壇〕
〇20番(矢野 学議員) これより厚生常任委員長報告を申し上げます。
  去る12月2日の本会議において、当委員会に付託されました議案2件について、4日に委員会を開催
し、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以下、各議案については、理事者の説明の後、質疑に入りました。審査の順序に従い、その主な概要



                         5
を報告申し上げます。
  最初に、健康福祉部の審査を行いました。

  まず、議案第 186 号上越市介護保険条例及び上越市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について、

委員から、今回の改正により、負担が軽減される件数とその金額はとの質疑に、理事者から、延滞金に関
することであり、予測はできないが、平成20年度延滞金収納実績では介護保険料については 570 件、収納
額は10万 1,708 円である。このうち、仮に今回の軽減期間延長措置で試算すると 398 件、影響額は1万
8,103 円となる。また、後期高齢者医療保険料については、月額で約3万 6,500 円以上の方が影響を受け
る見込みであり、現状での試算では約6人、1人当たり 2,000 円と考えているとの答弁がありました。
  以上で質疑を終結し、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、議案第 180 号平成21年度上越市一般会計補正予算(第8号)について、介護給付・訓練等給付

事業で、委員から、行動援護事業について、移動車両に同乗するヘルパーの確保はできているか。また、
現行制度では公共交通機関以外のヘルパーの乗車時間は給付対象にならないため事業者の負担となり、経
営収支に影響が出るため、利用制限につながるのではないかとの質疑に、理事者から、行動援護に従事す
る職員は昨年比11人増となっていることから、事業者からニーズを踏まえた対応をしていただいていると
考えているが、委員の指摘を踏まえ、今後検討していきたいとの答弁がありました。
  扶助費で、委員から、生活保護世帯はどのくらいふえているのか。失業等によるものはどうなのか。
就労支援プログラムへの参加者が少ないようだが、就労支援の効果はどうかとの質疑に、理事者から、生
活保護世帯数は 686 世帯であり、昨年より約 100 世帯の増となっている。今年度10月末までの申請 103 件
のうち、16件が失業によるものと考えられる。雇用支援に関しては、就労支援員を雇用し、ハローワーク
と連携しながら取り組んでいる。効果としては、約40人がプログラムに参加し、就労につながった例もあ
るとの答弁がありました。
  新型インフルエンザ予防接種事業で、委員から、ワクチンの接種費用助成は、なぜ子育て支援の年代
にとどまったのか。高齢者や基礎疾患のある人の助成を考えられないのかとの質疑に、理事者から、国が
示した対象より、市の現状に合わせ、重要施策である子育て支援を一歩進めたと考えていただきたい。
20万人規模でこれだけの補助をしている市はほかにない。子育て支援の年代としたのは、罹患すると重症
化する危険が大きいことからであるとの答弁がありました。
  さらに委員から、基礎疾患のある人の死亡例もあるが、今後上乗せする考えはないかとの質疑に、理
事者から、対象者拡大は政策的な判断によるものであり、今のところ考えはないとの答弁がありました。
  以上で質疑を終結し、採決は後回しとしました。
  次に、上越市病院事業会計について所管事務調査を行いましたので、その概要を報告いたします。
  まず理事者から、病院事業会計における消費税の還付について、今まで消費税法基本通達に基づき交
渉を行ってきたが、11月初旬に新しい見解が判明し、高田税務署に対して、病院事業会計の取り扱いが法
人税法における例外規定に合致するか否かの見解を求めている。この消費税の還付についてさらに協議を
重ね、何としても還元されるよう努力を続けているとの説明がありました。



                           6
  その後、質疑に入り、委員から、新たに法人税法の例外規定ということで提起したということである
が、一定の進展が見られていた中で、交渉事の経過で逆に時間がかかることにならないのかとの質疑に、
理事者から、法人税法による提起について慎重に協議、検討したが、今出すことでむしろ早まるだろうと
判断し、両方から押していくことが有効な手段になると考えたとの答弁がありました。
  さらに委員から、法人税法の例外規定は、今になってわかったものかとの質疑に、委員から、消費税
法、法人税法が極めて精緻にできている中で、実際今この規定でいけるということがわかったということ
であるとの答弁がありました。
  以上で質疑を終結し、本件については今後も引き続き調査を行うこととしました。
  次に、市民生活部の審査を行いました。

  議案第 180 号平成21年度上越市一般会計補正予算(第8号)について、保育所運営費で、委員から、

3歳未満児の増加に伴う臨時保育士の増加ということだが、今後、正規保育士の雇用、施設面なども考え
る必要がないかとの質疑に、理事者から、現在、保育士の配置基準により対応しているが、正規職員の採
用が難しいため当面臨時職員で対応する。未満児の増加に対する受け入れ態勢については、公立、民間と
もに必要と考えているとの答弁がありました。
  また委員から、病児保育について、病児の基準が具体的にどう変わったのかとの質疑に、理事者から、
現行制度は何人いても利用人員4人という定額であったが、実績制に改められたものであるとの答弁があ
りました。
  以上で質疑を終結し、採決は後回しとしました。
  次に、所管事務調査2件について、概要を報告いたします。
  まず、上越市子ども未来応援プラン~次世代育成支援のための後期行動計画~(案)についてであり
ますが、最初に理事者から、本計画は、5年計画である次世代育成支援のための上越市行動計画に続く後
期計画として策定するものであり、平成22年度から平成26年度までの5年間を計画期間としている。後期
計画については、学識経験者や子育ての活動団体などで構成する「上越市少子社会を考える市民懇談会」
において検討していただくとともに、子育てに関する計画であることがわかりやすく、親しみの持てる名
称とするため、計画名を「上越市子ども未来応援プラン」とした。今後、委員会や25日から予定している
パブリックコメントでの市民の皆さんの意見などを踏まえてさらに整理し、年度内に作成したいと考えて
いるとの説明がありました。
  その後、質疑に入り、委員から、通常保育事業について、実施目標の入所児童数は3歳未満児保育の
拡大との整合がとれているのかとの質疑に、理事者から、子供の総数が減少する流れの中、3歳未満児の
入所率は高まることを見込んでおり、3歳未満児と3歳以上児の将来的な入所児童数を見込んだ総計とし
て設定しているとの答弁がありました。
  以上で質疑を終結し、本件は今回をもって調査を終了することとしました。
  次に、上越市子どもの権利基本計画(案)について、概要を報告いたします。
  最初に理事者から、この計画は、「上越市子どもの権利に関する条例」に基づく基本計画として位置
づけ、計画期間は平成22年度から平成26年度までの5年間としている。計画の策定に当たっては、子供の



                        7
意見を反映するため、上越市子どもの権利に関する子ども委員会を設置し、子供の権利の尊重と保障のた
めに大人に望むこと、自分たちがすることなどを話し合ったほか、学識経験者や子供支援活動団体の代表
者等で構成する上越市子どもの権利委員会において検討を重ねた。子どもの未来応援プランと同様、委員
会やパブリックコメントの市民の意見などを踏まえてさらに整理し、年度内に作成したいと考えていると
の説明がありました。
  その後、質疑に入り、委員から、子ども議会の設置は非常にいい取り組みだと思うが、権利委員会か
ら出た意見なのか。実施方法はどのようなイメージか。また、実施スケジュールが平成24年度からとなっ
ているが、早くしてはどうかとの質疑に、子ども議会の設置は、子どもの社会参加を牽引していく取り組
みとして、事務局から提案し了承されたものである。スケジュールについては、啓発や学習プログラムの
試行を踏まえ、子ども議会につなげていくことを想定している。構成員は小学校高学年から高校生までと
し、年度ごとに改選し継続していく予定であるとの答弁がありました。
  以上で質疑を終結し、本件については今回をもって調査を終了することとしました。

  最後に、議案第 180 号平成21年度上越市一般会計補正予算(第8号)について、採決の結果、全員異

議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、14日の本会議において当委員会に付託されました議案第 203 号平成21年度上越市一般会計補正

予算(第9号)について、同日委員会を開催しましたので、報告いたします。
  委員から、新型インフルエンザ予防接種事業について、医療に従事する医師の数と看護師の数が同じ
であるが、予防接種後に何か起こった場合、対応することができるのかとの質疑に、理事者から、各会場
において、1名の医師が接種後の経過観察を行うため残っていただくこととなっている。また、夜間、休
日等の対応については病院から協力をいただけるよう要請しているとの答弁がありました。
  また委員から、集団接種の時間帯が夜間の地域もあるが、どういう基準で決めたのかとの質疑に、理
事者から、希望する時間帯を選択してもらうということを考えたが、申し込み期間や医師数の関係で、午
前、午後、夜間、すべての会場に割り振ることができなかったため、このような形になったとの答弁があ
りました。
  以上で質疑を終結し、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で厚生常任委員長報告を終わります。
〇山岸行則議長 厚生常任委員長報告に対する質疑に入ります。
  質疑はありませんか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇山岸行則議長 質疑はないものと認めます。
  次に、建設企業常任委員長の報告を求めます。
  27番、江口修一委員長。
                 〔江 口 修 一 議 員 登 壇〕
〇27番(江口修一議員) これより建設企業常任委員長報告を申し上げます。



                         8
  去る12月2日の本会議において当委員会に付託されました議案11件について、12月7日に委員会を開
催し、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以下、審査の順序に従い、その概要を申し上げます。
  最初に、都市整備部から審査に入りました。

  初めに、議案第 192 号、第 193 号、第 194 号の3件はいずれも字の変更についてでありますが、それ

ぞれ関川東部オフィスアルカディア土地区画整理事業区域、樋場新町土地区画整理事業区域、土橋南土地
区画整理事業区域については、理事者の一括説明の後、質疑なく、採決の結果、いずれも全員異議なく原
案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、議案第 197 号、第 198 号の2件はそれぞれ市道路線の廃止、市道路線の認定についてでありま

すが、理事者の一括説明の後、委員から、東城町3丁目23号線について、団地内道路と高土町東城町線は、
約1メートルの高低差があるが、改良に当たり問題はないか。また、除雪は可能かとの質疑に、理事者か
ら、県道との接道部分は道路幅があり、カーブを設けることで取りつけは可能と考えている。除雪は、団
地内道路で幅員が狭いため、検証が必要であり、今答えられないとの答弁がありました。

  以上で質疑を終結し、議案第 197 号、第 198 号を採決した結果、いずれも全員異議なく原案のとおり

可決すべきものと決しました。

  次に、議案第 199 号工事施行協定の締結について、理事者の説明の後、委員から、黒井駅自由通路新

設工事について、大きな費用を投じてどれだけの利益があるのか。この事業を実施して特急が停車するの
かとの質疑に、理事者から、黒井駅の自由通路は頸城区の地域事業であり、地域住民の強い要望により行
ってきたところである。当駅は、ほくほく線が停車していないため、停車について要望している。特急の
停車については、この委員会で話があったことをJRに伝えていくとの答弁がありました。
  また、委員から、協定締結に至るまでのJRとの協議の経緯を聞きたいとの質疑に、理事者から、J
Rは、基本的には自由通路新設の申込者側である市が負担という方針である。しかし、市の負担額が大き
いため、JRとの協議を重ねる中で、既設跨線橋撤去費用をJRが負担することになったとの答弁があり
ました。
  また、委員から、駅の南北広場について、提示された計画で施工するのか。もう少し費用のかからな
いよう見直しをしないのかとの質疑に、理事者から、これまで地域協議会等で意見をいただいており、現
時点では今ある計画で進めていきたいと考えている。ただ、今後の工事発注に当たっては、節約できると
ころは節約していきたいとの答弁がありました。

  以上で質疑を終結し、議案第 199 号を採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決

しました。




                           9
  次に、議案第 180 号平成21年度上越市一般会計補正予算(第8号)について、理事者の説明の後、8

款3項1目中、砂防事業費で、委員から、県事業の市町村負担金について、22年度は選択方式、23年度か
ら廃止と伝えられているが、新年度予算編成に当たり、県から具体的な指示が来たのかとの質疑に、理事
者から、県も市町村負担金については見直すという決定をしており、23年度から廃止となるが、22年度は
経過措置として、これまでどおり負担金を県に支払い、県の上乗せ補助を継続する形か、あるいは負担金
を支払わないで上乗せ補助も廃止する形かのいずれかの選択制にしたいということである。負担金や上乗
せ補助は、各部にまたがっているため、トータルとしてどちらがよいか検討中であり、県に返答すること
になっているとの答弁がありました。

  以上で質疑を終結し、議案第 180 号を採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決

しました。

  次に、議案第 181 号平成21年度上越市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について、理事者の説

明の後、委員から、下水道センター機能高度化事業の委託料について、入札差金の幅が大きいが、設計段
階での積算違いなどがあったのかとの質疑に、理事者から、委託費は、工事費と比較すると入札差金が大
きく出る割合が多い。設計時の違算ではないとの答弁がありました。

  以上で質疑を終結し、議案第 181 号を採決した結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決

しました。

  次に、議案第 182 号平成21年度上越市新幹線新駅地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)

について、理事者の説明に質疑なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しまし
た。
  次に、ガス水道局の審査を行いました。

  議案第 187 号上越市ガス供給条例及び上越市液化石油ガス供給条例の一部改正について、理事者の説

明の後、委員から、原料価格の変動を料金に反映させる原料費調整制度は、毎月の料金が安定せず市民生
活を非常に脅かすものである。また、議会の議決なしに料金を決めることにも疑問を感じる。国に制度の
見直しを求める考えはないかとの質疑に、理事者から、この制度は、基準となる料金を設定した上で、輸
入原料価格の変動に応じ料金を調整する制度で、輸入原料を使う場合はこの制度を導入するよう国から指
導されている。制度の導入に当たっては、消費者保護のため増加額に上限が定められており、平均的な家
庭では月額 4,822 円に対し 199 円が上限であり、これを超えた場合はガス事業者の負担となっている。原
料費調整制度の導入は、経営の安定化には必要と考えており、またことし2月の国の制度改正時に、消費
者の代表や各種関係者の間で制度内容について十分審議されていることから、国に対して制度の見直しを
要望するつもりはないとの答弁がありました。



                         10
  以上で質疑を終結し、議案第 187 号を採決した結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決し

ました。

  次に、議案第 183 号平成21年度上越市ガス事業会計補正予算(第4号)について、理事者の説明に質

疑なく、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上、当委員会における審査の結果と概要について申し上げましたが、詳細は委員会記録に譲り、建
設企業常任委員長報告を終わります。
〇山岸行則議長 建設企業常任委員長報告に対する質疑に入ります。
  質疑はありませんか。
                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇山岸行則議長 質疑はないものと認めます。
  次に、文教経済常任委員長の報告を求めます。
  46番、佐藤敏委員長。
                 〔佐 藤 敏 議 員 登 壇〕
〇46番(佐藤 敏議員) これより文教経済常任委員長報告を申し上げます。
  去る12月2日の本会議において、当委員会に付託されました議案7件について、3日に委員会を開催
し、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。また、教育委員会において所
管事務調査を行いましたので、それぞれ審査及び調査の順序に従い、概要を報告いたします。
  最初に、教育委員会の審査についてであります。

  議案第 200 号財産の取得については、理事者の説明に質疑なく、採決の結果、全員異議なく原案のと

おり可決すべきものと決しました。

  次に、議案第 180 号平成21年度上越市一般会計補正予算(第8号)について、10款1項4目私学振興

費等、私立幼稚園教育振興事業で、委員から、経済・雇用環境の悪化などの影響により、補助金の支援対
象件数が増加したとあるが、裏づけとなるものがあったのかとの質疑に、理事者から、生活保護の認定状
況を確認したところ、今年度に入り急激に増加している実態があり、また就学援助制度の認定状況も大幅
に増加していることから、当初見込みより増加したと見込まれるとの答弁がありました。
  3項2目教育振興費、中学校教育用コンピュータ設置事業で、委員から、電子黒板を活用した教育に
ついて、文部科学省の発言など、国の動向から設置が取りやめになる可能性もあるのではないかとの質疑
に、理事者から、制度の方針は明確にされていないが、現在の電子黒板は、数年前と比べ非常に性能が向
上しており、上越市が導入しているスマートボードは、パソコンとリンクすることで、できることが格段
にふえている。理解されれば問題ないと考えるとの答弁がありました。
  また、委員から、教育は子供に言葉や表現の豊かさを教えることもあると思う。電子黒板が導入され
ることにより、逆に人間形成などの大事なものが失われるのではないかと危惧しているが、どう考えるか



                         11
との質疑に、理事者から、電子黒板は、パソコンのデータを活用、保存、再利用できることから、事務の
負担軽減にもつながる。また、黒板に書いたものを保存したり、英語の発音の練習などにも非常に便利だ
と聞いている。デメリットにも配慮し、有効に活用して研究を進めていきたいとの答弁がありました。
  以上で質疑を終結し、採決は後回しとしました。
  次に、通学援助費、スクールバス等運行の新基準(案)について所管事務調査を行いましたので、概
要を報告いたします。
  まず、理事者から、通学における安全の確保と負担の軽減を図るため、平成22年度から新基準により、
小学校片道3キロメートル以上、中学校片道5キロメートル以上の遠距離を路線バスやスクールバスなど
で通学する児童生徒に対し、通学の支援を行いたいと考えている。なお、風雪が厳しい地域、安全確保の
配慮が必要な地域、山間地等通学の負担が大きい地域に対しては特例を設けるなど、これまでの通学支援
制度を維持するとともに、どの地域でも同じような支援ができるように配慮することとした。
  支援については、特例は別として、自転車、自家用車、公共交通機関、スクールバス、タクシーの順
で行い、遠距離通学に要する費用は全額市が負担し、保護者負担は求めないものとする。また、自家用車
で保護者の方などが送迎する場合でも予算の範囲内で支援したいと考えている。なお、公共交通機関を利
用し通学する場合は、定期券の支給または定期券の総額を補助し、スクールバスについては利用料を徴収
しないこととする。また、真にやむを得ない場合に限り、タクシーの利用も支援対象としたいと考えてい
る旨の説明がありました。
  その後、委員から、平成22年4月からのスタートであるが、今回の基準を提案するに当たって、市長
部局と協議があったのかとの質疑に、理事者から、通学の支援体制については昨年から協議してきており、
負担のあり方についても検討させていただいた。教育委員会としても臨むべき方向が同一であるので、市
長協議を済ませた中で進めていくとの答弁がありました。
  また、委員から、支援の基準について、今の時代背景や通学環境あるいは交通量の問題から、果たし
て3キロ、5キロが適当なのかという話も耳にしているがどう考えるかとの質疑に、理事者から、距離が
基準以下でも路線バスで支援をしている地域もあり、必要性も十分あると認識している。支援をしていな
い地域があるとすれば、そういった地域がどこにあるのかも調査しながら進めているところであるとの答
弁がありました。
  以上で質疑を終結し、本件については今後も引き続き調査を行うこととしました。
  次に、農林水産部の審査についてであります。

  議案第 189 号上越市大潟区における漁業振興基金条例の廃止については、理事者の説明に質疑なく、

採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、議案第 180 号平成21年度上越市一般会計補正予算(第8号)については、理事者の説明にさし

たる質疑なく、採決は後回しとしました。
  次に、産業観光部の審査についてであります。




                        12
  議案第 188 号上越市企業振興条例の一部改正について、議案第 190 号新たに生じた土地の確認につい

て、議案第 191 号字の変更について(直江津港内公有水面埋立地)は、理事者の説明に質疑なく、採決の
結果、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、議案第 202 号指定管理者の指定について、理事者の説明の後、委員から、市民から施設運営者

の対応を含め、一部苦情が出ていると聞いているが、運営の実情等をどのように評価しているのか。また、
随意指定では指定管理者からの報告のみで判断することとなるが、評価をどのように担保していくのかと
の質疑に、理事者から、市民からの運営に関する苦情は聞いておらず、事業報告及び事業計画書の精査を
するとともに、管理者のヒアリングを行い審査した。施設運営等について指摘をいただくことがあれば、
事業者に改善を求めていくとの答弁がありました。
  以上で質疑を終結し、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、議案第 180 号平成21年度上越市一般会計補正予算(第8号)について、理事者の説明の後、7

款1項2目商工振興費中、中心市街地活性化対策事業で、委員から、大和は高田地区中心市街地活性化の
核の一つだが、基本計画に影響はないのかとの質疑に、理事者から、基本計画では2核1モールによりに
ぎわいを創出することとしているが、大和はその1核を担っている。歩行者交通量や年間商品小売額に影
響があるため、目標の変更について関係機関と協議していきたいとの答弁がありました。
  また、委員から、ディベロッパーの見通しと既存建物の解体撤去費について質疑があり、理事者から、
ディベロッパーは公募が原則であり、審査の後、来年1月中旬ごろの調印を目指している。既存建物の解
体撤去費は、約3億 2,000 万円であるとの答弁がありました。
  また、委員から、中心市街地活性化基本計画を変更した上で事業を進めていくべきではないか、計画
変更のスケジュールが示されないのはおかしいとの質疑があり、理事者から、基本計画を変更するには、
中心市街地活性化協議会に諮り、内閣府へ申請することとなる。登載した事業の内容を変更するたびに基
本計画を変更するものではないとの答弁がありました。
  以上で質疑を終結し、採決は後回しとしました。

  最後に、議案第 180 号平成21年度上越市一般会計補正予算(第8号)について、採決の結果、全員異

議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上、当委員会の審査の概要と結果を申し上げましたが、詳細は委員会記録に譲り、文教経済常任委
員長報告を終わります。
〇山岸行則議長 文教経済常任委員長報告に対する質疑に入ります。
  質疑はありませんか。
                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇山岸行則議長 質疑はないものと認めます。
  これより討論に入ります。



                         13
  討論の通告がありますので、発言を許します。
  18番、樋口良子議員。
                 〔樋 口 良 子 議 員 登 壇〕
〇18番(樋口良子議員) それでは、日本共産党議員団を代表しまして、今議会に提案された議案の一
部に反対の立場で討論を行います。

  議案第 187 号上越市ガス供給条例及び上越市液化石油ガス供給条例の一部改正について、議案第

183 号平成21年度上越市ガス事業会計補正予算(第4号)を一括討論いたします。この改正は、ガス料金
を決める仕組みの中に原料費調整制度を導入するという中身です。原料費調整制度とは、原料価格の変動
をそのまま市民のガス料金に反映させる仕組みで、経済変動に対応して料金にいち早く反映できると説明
しています。
  しかし、本来、ガス事業が公営事業として行われているのは、市民生活を安定させるために安くて安
全なサービスを提供することが求められているからであります。この制度が導入されれば、毎月毎月料金
は変動し、市民に大変な不安感を与えることになるでしょう。これは公営企業の目的にそぐわないことで
あります。しかも重大なことは、議会の議決なしにガス料金が設定されるもので、議会がチェックできな
い仕組みは大変問題があります。住民の暮らしに欠かせないエネルギーの安定供給は、国の責任でありま
す。異常な原料価格高騰を招く投機マネーの流入を規制することや、安定したエネルギー供給を目指す抜
本的施策を講じるとともに、同時に原料費調整制度の強制履行を直ちにやめて、制度自体を見直すよう国
に強く求めるべきであります。
  よって、原料費調整制度の導入と、それを前提としたガス料金の改定には賛成できず、反対でありま
す。
  以上です。
〇山岸行則議長 以上で通告による討論は終わりました。
  これにて討論を終結いたします。
  これより議題を採決いたします。
  まず、条例関係等の議案について採決いたします。

  議案第 184 号上越市出張所設置条例及び上越市地域自治区の設置に関する条例の一部改正についてを

採決いたします。
  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
  よって、本案は原案のとおり可決されました。

  議案第 185 号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてを採

決いたします。



                         14
  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
   よって、本案は原案のとおり可決されました。

  議案第 186 号上越市介護保険条例及び上越市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてを採決い

 たします。
   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
   よって、本案は原案のとおり可決されました。

  議案第 187 号上越市ガス供給条例及び上越市液化石油ガス供給条例の一部改正についてを採決いたしま

す。
   本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
                  〔賛  成  者  起  立〕
 〇山岸行則議長 起立多数であります。
   よって、本案は原案のとおり可決されました。

   議案第 188 号上越市企業振興条例の一部改正についてを採決いたします。

   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
   よって、本案は原案のとおり可決されました。

  議案第 189 号上越市大潟区における漁業振興基金条例の廃止についてを採決いたします。

   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
   よって、本案は原案のとおり可決されました。

  議案第 190 号新たに生じた土地の確認についてを採決いたします。

   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
   よって、本案は原案のとおり可決されました。



                         15
  次に、議案第 191 号より第 196 号までの6議案は、いずれも字の変更についてであります。

  本件については、一括採決することといたします。
  各議案は、いずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。
                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。

   よって、議案第 191 号より第 196 号は、いずれも原案のとおり可決されました。


  議案第 197 号市道路線の廃止についてを採決いたします。

   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
   よって、本案は原案のとおり可決されました。

  議案第 198 号市道路線の認定についてを採決いたします。

   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
   よって、本案は原案のとおり可決されました。

  議案第 199 号工事施行協定の締結についてを採決いたします。

   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
   よって、本案は原案のとおり可決されました。

  議案第 200 号財産の取得についてを採決いたします。

   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
   よって、本案は原案のとおり可決されました。

  議案第 201 号財産の処分についてを採決いたします。

   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



                           16
〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
   よって、本案は原案のとおり可決されました。

  議案第 202 号指定管理者の指定についてを採決いたします。

   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
   よって、本案は原案のとおり可決されました。
  次に、補正予算を採決いたします。

  議案第 180 号平成21年度上越市一般会計補正予算を採決いたします。

   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
   よって、本案は原案のとおり可決されました。

  議案第 181 号平成21年度上越市下水道事業特別会計補正予算を採決いたします。

   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
   よって、本案は原案のとおり可決されました。

  議案第 182 号平成21年度上越市新幹線新駅地区土地区画整理事業特別会計補正予算を採決いたします。

   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
   よって、本案は原案のとおり可決されました。

  議案第 183 号平成21年度上越市ガス事業会計補正予算を採決いたします。

   本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
                   〔賛  成  者  起  立〕
 〇山岸行則議長 起立多数であります。
   よって、本案は原案のとおり可決されました。

  議案第 203 号平成21年度上越市一般会計補正予算を採決いたします。

   本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。



                          17
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
  よって、本案は原案のとおり可決されました。
                              〇                        
        ◎ 日 程 第 3   請 願 第 7 号
〇山岸行則議長 日程第3、請願第7号後期高齢者医療制度のすみやかな廃止の意見書を国に提出するこ
とを求める請願を議題といたします。
  本件に関し、厚生常任委員会における審査の経過並びに結果についての報告を求めます。
  20番、矢野学委員長。
                  〔矢 野 学 議 員 登 壇〕
〇20番(矢野 学議員) これより厚生常任委員長報告を申し上げます。
  当委員会に付託されました請願第7号後期高齢者医療制度のすみやかな廃止の意見書を国に提出する
ことを求める請願について、12月4日に審査を行いましたが、紹介議員の説明に対し質疑なく、採決の結
果、賛成少数で不採択すべきものと決しました。
  以上で厚生常任委員長報告を終わります。
〇山岸行則議長 厚生常任委員長報告に対する質疑に入ります。
  質疑はありませんか。
                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇山岸行則議長 質疑はないものと認めます。
  これより討論に入ります。
  討論の通告がありますので、発言を許します。
  1番、平良木哲也議員。
                〔平 良 木 哲 也 議 員 登 壇〕
〇1番(平良木哲也議員) 私は、日本共産党議員団を代表して、請願第7号後期高齢者医療制度のすみ
やかな廃止の意見書提出の件について、賛成の立場で討論を行います。
  さきの総選挙では、後期高齢者医療制度の廃止を公約に掲げた民主党に政権が交代しました。ところ
が先般、鳩山由紀夫首相や長妻厚生労働大臣からは、後期高齢者医療制度の廃止を先送りする発言がなさ
れました。新制度の創設まで継続するとのことですが、国民の意思が即時廃止であることは、昨年6月に
参議院本会議で廃止法案が可決されたことや、その後の4党合意でそのことが確認されたことからも明ら
かです。
  皆さんも御存じのとおり、医療費の削減を最大の目的としてつくり出した後期高齢者医療制度は、
75歳以上の高齢者を国保や健保から区別し、別の制度に囲い込んで保険料を年金から徴収する、世界でも
例を見ない医療制度です。うば捨て山の制度だと、高齢者、国民、医療関係者の怒りが集中しました。こ
ういう差別医療の仕組みは一刻も放置できません。すぐ廃止しなければならない根本的な理由がここにあ
ります。
  しかも、この制度は、継続するほど混乱が増します。2年に1回、高齢者人口の増加や医療費増に応



                         18
じて保険料が値上がりします。最初の値上げは来年の4月です。しかも、滞納者には保険証を発行しない
という仕組みも見逃せません。命にかかわる重大な問題です。
  関連する70歳から74歳の窓口負担の1割から2割への引き上げ凍結などの負担軽減措置も来年3月ま
でです。一刻も早い廃止は待ったなしの課題なのです。
  民主党は、もとの老人保健制度に戻せば混乱するなどと言っていますが、老人保健制度は高齢者が国
保などの保険に入り続けたままで現役世代よりも負担を軽減する財政調整のための仕組みです。年齢だけ
で別の制度にする後期高齢者医療制度とは根本的に異なります。
  昨年4月まで混乱なく行われていた老人保健制度に戻しても、混乱などは起こり得ません。民主党政
権は、なぜこの制度に国民が反対しているのかの本質を理解し、後期高齢者医療制度の即時廃止を決断す
べきです。
  以上のことから、後期高齢者医療制度の速やかな廃止を求める意見書の採択に賛成するものでありま
す。
  以上です。
〇山岸行則議長 以上で通告による討論は終わりました。
  これにて討論を終結いたします。
  これより請願第7号を採決いたします。
  本請願を採択と決することに賛成の方の起立を求めます。
                 〔賛  成  者  起  立〕
〇山岸行則議長 起立少数であります。
  よって、本請願は不採択と決しました。
                              〇                        
        ◎ 日 程 第 4   同 意 案 第 5 号 及 び 諮 問 第 6 号
〇山岸行則議長 日程第4、同意案第5号上越市副市長の選任について及び諮問第6号人権擁護委員候補
者の推薦についてを一括議題といたします。
  提出者の説明を求めます。
  村山秀幸市長。
                    〔市  長  登  壇〕
〇村山秀幸市長 おはようございます。本日、提案をいたしました案件につきまして、その理由を御説明
申し上げます。
  同意案第5号は、上越市副市長の選任についてであります。

  上越市副市長に稲荷善之氏を選任したいので、地方自治法第 162 条の規定により、議会の同意を求め

るものであります。
  諮問第6号は、人権擁護委員候補者の推薦についてであります。
  人権擁護委員平井京子氏は、平成22年3月31日をもって任期満了となるため、その後任として、栗原
ノブ子氏を人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に



                         19
より、議会の意見を求めるものであります。
  以上、提案理由を申し上げましたが、慎重に御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願いを
申し上げます。
〇山岸行則議長 これより質疑に入ります。
  質疑の通告がありますので、発言を許します。
  6番、滝沢一成議員。
               〔滝 沢 一 成 議 員 登 壇〕
〇6番(滝沢一成議員) 皆様おはようございます。市民ネット改革、滝沢一成です。
  心に一点の曇りもなく副市長をお迎えするために、あえて質疑させていただきます。県の高齢福祉保
健課長、稲荷善之さん、伝え聞くところによりますと、大変優秀な方ということでございまして、その点
は大いに期待しているところであります。
  ただ、1つ懸念していることがございます。それは、今回の人事は割愛人事だということであります。
割愛というのは、辞書を見ますと愛着のあるものを捨てる、省くという言葉でありますが、これがお役所
の言葉になりますと、県や国から市に職員を迎え入れる、採用するという意味になるそうです。県にとっ
て大事な人を、仕方がない、お分けしましょうということでしょうか。
  問題なのは、この割愛人事の慣例で、一応は退職はするけれども、いつかまた県に戻るということで
あります。稲荷氏の場合は、行く行くは県に戻ることを県知事と市長が正式に合意し、文書を交わしてい
らっしゃるということですが、事実でしょうか。割愛そのものは、いろいろ調べますとそう珍しいことで
はない。我が市の財務部長も割愛でいらっしゃっています。しかし、市民感覚では、副市長が県に戻る約
束を携えて出向していらっしゃるというのは、どうもなじめない。本来であれば、退路を断って骨を埋め
る覚悟で来ていただきたいなというのが素朴な感情であります。行く行く県庁に戻ると、そういう道を残
したまま副市長に就任されることを、市長はどのようにお考えになっていらっしゃるのでしょうか、お聞
き申し上げます。よろしくお願いいたします。
〇山岸行則議長 村山秀幸市長。
                  〔市  長  登  壇〕
〇村山秀幸市長 お答えをいたします。
  当然のことながら、上越市の副市長の選任に当たっては、私自身が人物本位で、そしてまたその持っ
ている能力を発揮していただける、そしてそれが市民にまた市政の運営にとって極めて重要であるし、そ
のことをきちっと意識した副市長を選任したいと常々考えてまいりました。
  今回も、私は稲荷善之氏を副市長に選任することを決め、今、きょう同意を求めているわけでござい
ますけれども、彼の人物、そしてまた人となりは私自身が十分承知をしながら、そしてまた県でともに職
場におったということも含めて、彼自身の持っている能力をぜひ私におかし願いたいという思いで県との
調整の中で今進められて、きょうこの同意の提案をさせていただいたわけであります。
  今御質問の、職員をやめて来るという、制度的には割愛制度の方式で採用させていただいております
けれども、今ほどの滝沢議員の中にありました、退職をして来る、また退職をしないで来る、そのことに
よっていささかも彼自身の上越市に対する思い、また市政運営に対する思いは変わることはないと私は信



                        20
じておりますので、そのことを十分理解した上で、私は今回同意を求めております。
  少し滝沢議員とのお考えは違うかもしれませんが、彼自身も当然退路があるない、退職して来て、そ
してまた戻るという割愛人事の方式の中で、今回上越市に副市長としてということになりますけれども、
その思いの中では全くやめるやめないはなく、十分に彼自身の実力を発揮してくれると、そんなふうに思
っているところでありますので、いささかもそのことの心配はしておりません。
〇山岸行則議長 6番、滝沢一成議員。
               〔滝 沢 一 成 議 員 登 壇〕
〇6番(滝沢一成議員) なるほど、よくわかりました。割愛であろうとなかろうと誠心誠意働かれると
いうことはよくわかりました。今、市長のお答えの中で、人となりはよく知っていると、大変高く買って
いらっしゃるということでありますが、ところで、市長は早い段階から心に決めている方がいらっしゃる
とおっしゃって、それが稲荷さんであったわけですが、その人となりを高く買っていらっしゃるというこ
とでありますけれども、どういうエキスパートとして彼を高く買っていらっしゃるのでしょうか。
  例えば、ここまでの肩書からしますと、福祉分野、保健分野、そのエキスパートであるんじゃないか
なと推測もされますし、例えば行政事務の合理化が得意だとか、あるいはこの市で今抱えている早急に解
決しなきゃいけない新幹線の問題とか市街地活性化に関して非常にネゴシエーションが得意であるとか、
そういった何か推測もされるのですけれども、割愛という手段を使ってまでも来てもらいたいというその
稲荷さんという方は私たちは何を期待したらいいのかということをお聞きしたいなというのが1つござい
ます。
  その辺、こういうところを期待してあげてほしいんだということがあれば、言っていただきたいなと
いうことと、もう一つ、ちょっと言葉はよくないかもしれないんですが、市長も県職の御出身であると、
そして稲荷さんも県職であると。私の知り合いの市民の方から、ちょっときつい言葉をいただきました。
これでは上越市は県の植民地になっちゃうんじゃないかと、お年寄りの方は私に向かって蒲原政治に負け
るのかと言う方もいらっしゃいましたが、私は、いやいや、そんなことは決してありませんよ、そんな問
題ではないと思いますと申し上げましたが、上越市民の琴線に触れる微妙な問題であることは確かであり
ます。
  また今、各自治体の独立性というものも問われております。いつか大きな案件で県と我が市が対決す
るようなことがあるやもしれません。そのときに市長は、そして新しくいらっしゃる副市長は、我が市の
代表として市民の、そしてこの市の利益を最優先にして対決してくださると約束していただけますでしょ
うか。
  今回の人事を、私たち市民が安心して、信頼して、期待を込めて受け入れるためにも、ぜひその点は
お約束いただきたいと思います。
  以上です。
〇山岸行則議長 村山秀幸市長。
                  〔市  長  登  壇〕
〇村山秀幸市長 稲荷氏は上越の出身でございまして、上越の県の出先機関にも勤務した経験があります。
そんなことを含めながら、私自身が彼自身の能力をどう評価したかということについてお答えします。



                       21
  彼自身は、経験の中では教育委員会にも籍を置いたことございますし、今ほどお話あった福祉につい
ての造詣も深いということでありますが、とりわけ私自身が今思っていますのは組織論、行政の組織につ
いても非常に詳しいという能力を持っておりますので、私自身が不得手であった部分といいますか、私自
身が余り持ち合わせなかった部分も、彼の若さとそしてまたバイタリティーと彼の熱心さでフォローして
もらえる、そしてそれが市の私どもの職員の皆さんと一緒に力を発揮していただける、そんな思いが非常
に強く思ったところであります。
  そしてもう一つは、私自身が稲荷氏についての思いを寄せたときに、新聞報道がありましたときに、
彼自身の中学校の恩師なる方が、私は全く疎遠であった方でございますが、その方から長々とお手紙をい
ただきました。彼自身の中学校時代のその生活、そしてまた学生時代の思いを書いていただきながら、本
当にあなたはすばらしい人を選んだよという話までいただいたようなことがございまして、私が知らない
部分でもそんな評価がある。それは上越においても彼はそういう力を発揮しておったということもありま
すので、私は彼と一緒に頑張ることが、パートナーとなった県、国、市、その関係をきちっと整理をしな
がら、当然上越市民の利益の代表として市民利益を県にも国にもきちっと発言してもらえる、また発言す
る意欲を持っている職員だと思いますし、いささかもそのことについて私は不安を持っていないところで
ありますので、彼のこれからの取り組みをぜひ御支援いただければと思っているところであります。よろ
しくお願いをいたします。
〇山岸行則議長 以上で通告による質疑は終わりました。
  これにて質疑を終結いたします。
  お諮りいたします。
  ただいま議題となっております同意案第5号及び諮問第6号は、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。
  これに御異議ありませんか。
                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
  よって、同意案第5号及び諮問第6号は委員会の付託を省略することに決しました。
  これより討論に入りますが、ただいまのところ通告はありません。
  よって、討論はないものと認めます。
  これより議題を採決いたします。
  まず、同意案第5号を採決いたします。
  同意案第5号は、これに同意することに賛成の方の起立を求めます。
                  〔賛  成  者  起  立〕
〇山岸行則議長 起立全員であります。
  よって、同意案第5号はこれに同意することに決しました。
  次に、諮問第6号を採決いたします。
  諮問第6号はこれに同意することに御異議ありませんか。
                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



                        22
〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
  よって、諮問第6号はこれに同意することに決しました。
                              〇                        
        ◎ 日 程 第 5   発 議 案 第 1 0 号
〇山岸行則議長 日程第5、発議案第10号たばこ税の増税に反対する意見書の提出についてを議題といた
します。
  提出者の説明を求めます。
  26番、滝沢逸男議員。
                 〔滝 沢 逸 男 議 員 登 壇〕
〇26番(滝沢逸男議員) 発議案第10号たばこ税の増税に反対する意見書の提出につきましては、お手
元に配付された案文を読み上げて提案理由にかえさせていただきます。
                  たばこ税の増税に反対する意見書
  国においては、厚生労働省の平成22年度税制改正要望を踏まえ、国民の健康のためという名目のもと、
新たな財源としてたばこ税の増税が政府税制調査会で検討されています。
  過去において、たばこ税の増税は期待される税収増には結びついておらず、マスコミ等で報道されて
いる厚生労働省の研究班等が試算する増収をもたらすかどうかは不透明であります。
  諸外国に比べて日本は、たばこの値段が安いという理由から、値上げして喫煙率を抑制しようとする
健康対策としていますが、たばこを取り巻く環境は非常に厳しく、国内のたばこ総売上本数は平成11年度
以降10年連続で減少している現状であります。
  さらに、たばこの税負担率は、国と地方を合わせて60%を超え、国内担税物品の中でも最も高税率と
なっており、たばこという特定商品に対する税率の引き上げは、愛煙家だけに負担を強いるものであり、
税制上何よりも優先しなければならない税の公平性の観点からも不適切と言わざるを得ません。
  このような状況下で、言われているような大増税が実現すれば、確実にたばこ消費量の減少につなが
り、葉たばこ農家やたばこ販売店は収入の落ち込みなど大きな打撃を受けることとなり、地域農業や経済
に及ぼす悪影響ははかり知れません。
  よって、国会並びに政府におかれては、現状を十分に考慮し、たばこ税の引き上げを行わないよう強
く要望します。
  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
   平成21年12月17日
                                   上 越 市 議 会
  全議員の皆様の御賛同をお願いいたします。
〇山岸行則議長 これより質疑に入ります。
  質疑はありませんか。
                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇山岸行則議長 質疑はないものと認めます。
  お諮りいたします。



                         23
  ただいま議題となっております発議案第10号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託
を省略いたしたいと思います。
  これに御異議ありませんか。
                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
  よって、発議案第10号は委員会の付託を省略することに決しました。
  これより討論に入ります。
  討論はありませんか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇山岸行則議長 討論なしと認めます。
  これより発議案第10号を採決いたします。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
                  〔賛  成  者  起  立〕
〇山岸行則議長 起立多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決されました。
  お諮りいたします。
  ただいま可決されました意見書の提出先、その他の取り扱いについては、議長に一任願いたいと思い
ます。
  これに御異議ありませんか。
                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
  よって、意見書の提出先、その他の取り扱いについては、議長に一任と決しました。
                              〇                        
        ◎ 日 程 第 6   閉 会 中 の 所 管 事 務 調 査 に つ い
て
〇山岸行則議長 日程第6、閉会中の所管事務調査についてを議題といたします。

  本日付をもって総務及び厚生常任委員長から、会議規則第 104 条の規定により、お手元に配付のとお

り申し出がありました。
  お諮りいたします。
  閉会中の所管事務調査について、各常任委員長の申し出のとおり決することに御異議ありませんか。
                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇山岸行則議長 御異議なしと認めます。
  よって、閉会中の所管事務調査については、各常任委員長の申し出のとおりと決しました。
  以上で本日の日程は全部終了いたしました。
  これにて平成21年第8回上越市議会定例会を閉会いたします。



                         24
午前11時8分 閉会


   地方自治法第123条第2項の規定により署名する。




            上越市議会議長     山  岸  行  則




            上越市議会議員     大  島  洋  一




            上越市議会議員     塚  田  俊  幸




                      25

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