2019年6月7日に 2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)のOS-6「人工知能と倫理」で報告した「プロファイリングに関する自主的規律導入支援の実践」の資料です。
https://confit.atlas.jp/guide/event/jsai2019/session/4D01-04/tables?ydyGWmQSnz
https://www.ai-gakkai.or.jp/jsai2019/os#os-6
パーソナルデータとアルゴリズムを用いて、特定個人の趣味嗜好・能力・信用力・知性・振舞いなどを分析・予測する「プロファイリング」が普及している。広告などのターゲティングだけでなく、与信、採用・人事などの利用にも広がっています。特に「信用スコア」は、諸外国だけでなく国内でもサービス提供されはじめました。
これは、アルゴリズムが、個人の自由で主体的な生活・人生に重要な影響を与えうることを意味します。また、企業にとっては「炎上」リスクが高まるということでもあります。
そこで、個人の自由で主体的な生活・人生に重要な影響を与えうるプロファイリングを中心に、社会的課題を分析した上で、3つの提言案と19項目のチェックリストを公表しました。
この実践を通じて、レピュテーション・マネジメントの観点から、プロファイリングの自主的規律形成に積極的に取り組む企業や業界団体があることがわかりました。