1. 今後の取り組みについて
ＮＰＯ法人 緑の列島ネットワーク
理事長
大江忍

2. 検討委員会の方針と目的
• 平成22年度からは、これまでの
調査、実験などの検討結果を踏
まえ、石場建て構法を含む伝統
構法木造建築物の設計法につ
いて検討を行い、実務者が実践
的に使える設計法の作成を目指
す。

3. １、石場建てを含む
伝統的構法の設計法の
告示化を目指す
• 現行の木造一般とは大きく異なるので、枠組
み壁工法や丸太組構法のように、別枠での
法制化を目指す。
• 設計法案をもとに法文の作成にも取り
組む

4. ２、設計事例による検討
• 本日発表した標準設計法は、そのままでは、
実務に使うには、仕様規定を採用したことで、
安全率が高くなりすぎて、実務に使用するに
は、非常に難しいものです。（工学的には完
成している）
• よって、多くの事例により、検証をする必要が
今後ありますので、実務者の方々の協力が
必要であります。

5. ３、設計法のガイドライン、
マニュアルの作成
• 設計法が実務に利用できる段階に
なり次第、ガイドライン、マニュアル
を作成していく。
• 同時に、法制化のための国交省と
の協議も進めていく

6. 最近の国の動き
（配布資料参照）
①国会での付帯決議

7. ②国土強靭化基本計画

8. ③建築基準整備促進事業

9. 今後とも
ご支援、ご協力を
賜りますことを
お願い申し上げます