仮想化ディザスタリ・リカバリ・プラン
 のエッセンシャル・チェックリスト



     株式会社クライム
     www.climb.co.jp
仮想化DRに対するアプローチ
 アセスメント : DRソリューションに必要なリクアイアメ
 ントの調査

 デザイン : 事業とテクニカルなリクアイアメントに合
 致するDRプランの作成

 ディプロイ:必要なインフラの準備、そしてインストー
 ル、コンフィグレーション、テスト

 管理:できるだけ頻繁にDRプランのテストを行う

                                P-01
アセスメント
BIA :ビジネス・インパクト(事業影響)分析

RPOとRTOの決定

予算管理

アプリケーションの依存性の確認

仮想化環境データの自動収集
デザイン


仮想化への乗り遅れ

リソース・リクアイアメントの分析

仮想化インフラ・コンフィグレーションの決定

継続テストが可能なDRプラン
ビジネス・インパクト分析(BIA)
BIAとは:
• ビジネスとITサービスに対するRPO, RTOの決定
• DRプランナーと管理者に対する目標の設定

主なBIA行動
• 重要なビジネス・システムの特定
• システム・リソースの依存性を特定
• 重要なサポート個人またはチームを特定
• 被害インパクトを想定
• リソース(資産)・リカバリの優先度の決定

BIAテンプレートの活用 (IPA等から提供)
RPOとRTOの決定
 例
教育機関
 • RTO:2日から1週間
 • RPO:24~48時間

会計事務所
 • 通常時のRPO/RTOは24~48時間
 • 納税時期は1時間以下

医療機関
 • 医療システム:ゼロに近いRPO/RTOが要求される
 • 一般的なオフィス・システム:24~48時間
予算管理
できるだけDRオプションを1製品に統合する

段階的な予算
• DR導入を段階的に行う

仮想化DRの長期的なビジョンを持つ
• レガシーなDRからの移行メリットを経営者に提供
• プランがよければ3-5年で低TCOが可能に

経営者にとって仮想化の話は難しいもの
• CIOまたはそれに代わる人に必要性を説明
アプリケーションの依存性の確認
最初にクリティカルなアプリケーションを保護
• DRを必要とするコアのインフラ・サービス
• Active Directory, DNS, IPアドレス・アサインメント( DHCP,等)、ファ
  イヤーウォール
• MS VSS(Volume Shadow Copy Service)対応のツールの採用

ミッション・クリティカルなアプリケーション
• データベース等の重要なデータ
• SQL Server, AD – VSSを必ず使用
• VSSをサポートしないデータベースはDBAと事前に相談
• スクリプトでの対応を検討
アプリケーションの依存性の確認(続)

ステートレスなアプリケーション・サーバ
 • それほどミッションクリティカルでないアプリケーション・サーバ
 • クリティカルな変更がある期間は重要
   • 例:アプリケーションのアップグレード、大きなソフトウェア変更
 • 初期バックアップ後は帯域幅、 I/Oに対応したフル/差分バックアップ

ディプロイメント・システムの保護
 • 例:ターミナルサーバ・ベースのアプリケーション・サーバ、Javaアプリケーション、
   Webサーバ
 • DRサイトで再ディプロイが必要なシステムの依存性と検証
 • エンド・ツー・エンドのプロビジョニングが必要か?
   • いくつのVMに共通なコンフィグレーションを?
   • そのリストアをどの様に短期間で?
仮想化環境データの自動収集
VMインベントリーのデータの自動収集:

DRプランのデザインの可視化:DRプランに重要で正確なプランとジャンプスタートが可能

Veeam ONE:モニター、レポート機能から構築された統合仮想化監視ソリューション
仮想化への乗り遅れ
仮想化DR の機能とコストパフォーマンス > 物理サーバの
DRソリューション

仮想化DRの利点

• スナップショット:クリティカル・パッチのテストとフェイル時にロールバック
  が可能
• サーバ・イメージ全体(OS、アプリケーション、データ)をドライバの心配なく、
  どんなH/Wにリストア可能
• ゼロ・ダウンタイムでH/Wの再起動
• リストアの自動化と必要に応じたテスト
• VMバックアップ・イメージからファイルとアプリケーション・アイテムのリス
  トが可能
• VSSによるアプリケーションの整合性
仮想化への乗り遅れ(続)

物理サーバを残さず、すべて仮想化へ


社内での色々な抵抗

VMパフォーマンスに関するバリアーは無くなりましたが、
仮想化に対する適切なキャパシティ・プランは必要です。
• 仮想化のワークロードとハードウェア・リソースの適切なバランス
リソース・リクアイアメントの分析
ディザスタ・シナリオで、そのリクアイアメントに必要な
リカバリ・サイトのサイズと予算

アセスメントの仮想化環境データ収集をベースに


CPU とメモリ

• 本番環境でのワークロードの統計を分析
• クリティカルなワークロードの検証
リソース・リクアイアメントの分析(続)
ストレージ
• 必要な生のストレージ・スペースの確認
• DRサイトへリカバリーするすべてのVMのGB
• プラス日々の差分バックアップ
• ストレージ・パフォーマンスの確認
  • IOPS, ストレージ・バンド幅
  • SSD,SAS,SATA
• 統計と予算の分析が必要

ネットワーク
• VPN, WAN回線のリース
• データ量/日、またはデータ量/レプリケーションの分析
• テープでの輸送
リストアが容易なデザイン
リストアのプロセスには単純化がキー

レガシーなリカバリ手法             VeeamによるVM全体のリカバリ
1. エンプティVMのプロビジョン     1. VM全体のリストア
2. DRサイトに新規システムの再インス  2. SureBackupで検証したVMをパワーオ
   トール                   ン
3. OSにパッチ
4. アプリケーションと他の依存性をイン
   ストール
5. バックアップ・エージェントのインス
   トールとアプリケーション・データのリ
   ストア
6. リカバリ・データに依存するアプリケー
   ションのコンフィグレーション
7. VMがリスタートの準備ができ、最初
   のアプリケーション検証
リストアが容易なデザイン(続)
VMの強力な機能
• カプセル化とH/Wからの独立
• レガシーなリカバリ手法 < VM全体のリカバリ
• ステップ数の削減 ⇒ リスクとコストの低減

レプリケーションからスタート
• VM全体のリカバリ: バックアップとレプリケーション

プライマリ・サイト            バックアップ・ロケーション   プライマリ・サイト              リカバリ・サイト




                                      vSphere    レプリケーション   vSphere
 vSphere    バックアップ
インフラ・コンフィグレーションの決定
H/W, ソフト、オフサイト・データ転送方法、リカバリープラ
ンの決定
• サーバ
  • BIAにガイドされる仮想化環境から最適な容量を割り出す。
• ストレージ

DRサイトへのvMotion, HA :

• NAS, iSCSI, FCを検討


SMB, リモート・オフィス:

• ローカル・ディスクを使用したDR
インフラ・コンフィグレーションの決定(続)
ネットワーク
• 予算↑: しっかりした帯域幅の準備
• 帯域幅↓: RTOの変更
  • サーバ・リソースのプロビジョニングが必要

クラウドDR:仮想化ホスト・プロバイダの活用
• 初期投資の低減
• 充分な事前計画が必要
  • クラウドに対応したSLA
  • クラウド・ベンダのサポート体制に対応する準備
継続的な仮想化DRテストのプラン

最初のバックアップ前にリストア計画と検証


テストを意識したデザイン

• VMのリストア・テストが可能なワークフローの準備

継続テスト(Test Drive)が可能なDRテスト新規VM
追加等に対応
• 仮想化ではテストが継続できるDRプランが可能
• DRプランを守る自動リカバリ検証環境の確立
仮想化DRテスト・ドライブのプラン(続)
Surebackによるリカバリ検証プラン
 • いつでも、すべてのVMをすべてのバックアップでテスト
 • バックアップに対して変更なく
 • 隔離されたテスト環境
 • すべてのOS,アプリケーションに対して

                                          VM
                                          OS
                                          App
                                          Report

       バックアップ・レプジトリ    隔離環境             検証ジョブ




本番VM

                      Veeam Backupサーバ

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