ISFJ2012ゼミ説明会（東日本）戸崎先生ご講演

1. ＩＳＦＪへの取り組み姿勢につ
いて
早稲田大学アジア研究機構
戸崎 肇

2. 問題意識：何を主張するか？
今、論じる価値ことに対する説得力の
追求
⇒予算制約の中、プライオリティを勝
ち取るための論理構築
地域的な問題を取り扱う際の留意点

3. オリジナリティの追求
ファクト・ファインディング
⇒統計的調査、モデルの構築（ただし、モ
デルを過信しないこと）、アンケート調査
政策の斬新性
⇒本来は政策提言が第一目的であるにも関
らず、この部分が非常に弱い（現状分析で
失速）。
⇒もちろん、フィージビリティは重要

4. 剽窃の問題
参考文献との関係性を常に考える
こと。
⇒昨年度の例
学生といえども、剽窃の問題に関
しては重い社会的制裁が課される
可能性がある。

5. 論文の書き方について
過去の論文を参考に、論文としての体
裁を最低限整えること。
専門用語に踊らされないように。しっ
かりと概念を把握し、自分の言葉とし
て分かりやすく記述すること（政策提
言であることを忘れずに。これはプレ
ゼンテーションも同様）。やたらと専
門用語を振り回さない。
読みやすく、簡潔な文章を心がけるこ

6. プレゼンテーションに仕方につ
いて
自己満足に陥らない。
⇒常に聴衆を意識する。
パネルに情報を盛り込みすぎない。

7. 最後に
指導教授を十分に活用すること。
スケジューリングをしっかりと行うこ
と。
他のチームのプレゼンに対する関心を
高める
⇒何のための相互交流なのか、その意
義をよく理解し、関心領域を広めるこ
と。