新たな活動様式のススメ～オンライン活用／ハイブリッド開催～
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特定非営利活動法人 佐賀県CSO推進機構 ・佐賀市市民活動プラザ事業部 ・CSO経営力支援事業部 ・オンラインCSO支援センター 副代表理事 秋山 翔太郎 2022.5.17
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- 1. 新たな活動様式のススメ ▶オンライン活用 ▶ハイブリッド開催 ◼ オンライン活用とZoom ◼ ハイブリッド開催とは ◼ 様々なハイブリッド開催 ◼ ハイブリッドでの役割分担 特定非営利活動法人 佐賀県CSO推進機構 佐賀市市民活動プラザ事業部 CSO経営力支援事業部 オンラインCSO支援センター 副代表理事 秋山 翔太郎 2022.5.17
- 2. ウィズ・コロナにおける 活動継続のキーポイント できることからオンライン活用 情報発信 内部会議 対外活動 ホームページ（ブログ） メールマガジン SNS公式ページ SNSメッセンジャー SNSライブ配信 オンライン会議ツール（Web会議ツール） メーリングリスト Facebook Instagram Twitter LINE 連携 アフター・コロナでも情報のデジタル化は止まらない
- 3. （ズーム）とは？ いつでも、どこでも、ネット回線と端末（スマホやPC）があれば 利用できるテレビ電話（オンライン会議）ツール オンライン 会議ツール 無料で利用できる ◆ 1回の利用時間は40分（最大100名） ◆ 2022年5月以降、2人（1対1）も制限 ◆ 時間切れでも何度でも使える ◆ 有料版は月々2,000円+税～ 会議に便利な機能が盛りだくさん ◆ 反応ボタン・チャット ◆ スライドや動画の画面共有 ◆ ブレイクアウトルーム（小部屋機能） ◆ レコーディング（動画・音声） （実感1）NPO・市民活動で使われている率が高い • セミナーや講座に参加する機会が恵まれている • 人に教えてもらいやすい・インターネット上でも （実感2）機能が日々改良されている（無料機能も拡充）
- 4. 始めるために必要な準備 パソコン・スマホ・タブレット • インターネットに接続できる端末 • フル充電 or ACアダプターを使用する ヘッドセット・イヤホンマイク • ジャックに合うものを選ぶ • 内蔵マイクの場合は周囲の音に注意 Webカメラ（カメラがないパソコン） • パソコンやスマホの内蔵カメラでOK 安定しているインターネット回線 • 映像ありの場合、1時間600MBの通信量 リラックスできる環境（姿勢・飲み物） • 画面を注視するので疲れやすい 600 MB/時間 シンプルスタイル
- 5. を活用して行う 内部会議（面談・MTG） • 面談・インタビュー • ミーティング 対外活動（セミナー・講演） • セミナー（ウェビナー／Webinar） • ワークショップ Google Jamboard Google ドキュメント
- 7. 開催方法の比較（メリット・デメリットなど） リアル開催 • 従来の開催方法 • やるかやらないか • 会場へ足を運んでも らう必要がある • 感染症、風説水害等 のリスクで開催が困 難になる • カードゲームや模造 紙、付箋を活用でき る • 学ぶ、知るだけでな い交流（名刺交換も）や 感動がある オンライン • オンライン上のみ • 端末とネット環境が あればどこからでも 参加できる • 各自が準備 ▶開催が容易 • オンラインツールを フル活用できる • 参加者に端末とネッ ト環境、一定以上IT スキルが求められる • 参加者の様子が分か りにくい ハイブリッド • リアル+オンライン • 参加者が参加方法を 選択、変更できる • 会場に来れなくなっ た▶オンライン参加 • 何れかのみに比べて、 必要となる会場設備、 人的負担が増す • 会場の盛り上がりに オンライン参加者が 置いてきぼりに • 双方に配慮して運営、 進行する
- 8. カメラ Zoom管理 ホスト 講師 カメラ Zoom管理 ホスト 投影用PC 会場側 様々なハイブリッド開催（セミナー） 講師がオンライン • オンライン上の講師と会場 をつなぐ（オンライン参加可） • 会場の音声とカメラを収録 • オンライン上で会場は一参 加者と同様となる 講師がリアル会場 • 講師が会場で登壇し、オン ラインに音声と映像を配信 • 講師用PC（画面共有）が必要 • 講師もオンラインルームに 入って画面共有等を行う （マイク・スピーカーはOFF） 講師用PC 投影 スピーカー 集音 マイク 投影 会場 音響 会場撮影・ 投影用PC スピーカー
- 9. 会場間サテライト • 複数の会場間をつないで 双方向に交流する • 1会場につきオンライン機 材が1セット必要となる • 実施例：佐賀市地域づくり交流会 円卓会議・座談会 • テーブルの一角にオンライ ン参加者用のスマホ等を設 置する（オンライン席） • マイクの集音範囲に収まる 少人数であれば最適 講師 参加者 カメラ 会場撮影 投影用PC 様々なハイブリッド開催（会議・交流会） 主席者 カメラ アンプ内蔵 スピーカー
- 12. 佐賀市地域づくり交流会 ～心は密につながるさがし～ まち協とNPOの参加者が 公民館等11会場に集い、岡 山の講師とZoomでつなぐ 連 携 Facebookでライブ配信 URLで誰でも視聴できる 動画投稿として記録が残る 配信内容 （Facebook） 講師 NPO法人 岡山NPOセンター 代表理事 石原 達也 氏 会場の一例 NPO・市民活動団体が参加する会場 会場間サテライト カメラ マイク内臓 カメラ 配信用PC 管理・ 配信用PC 音響機器 会場スピーカー マイク 公民館等の各会場
- 14. 講座運営時の役割分担 リアルのみ（最少2名） • 会場受付 • 司会進行 • マイク運び • 記録係（写真・動画） オンライン（1～2名） • 入退室管理（入室許可） • チャット対応 • スポットライト設定 • 話者の画面をピン止め • 会場撮影用カメラ A) 複数カメラをビデオス イッチャーに接続し、 映像を切り替える ▶スイッチャー係（久 留米式） B) カメラ（1台）のズーム 機能や三脚操作で追う ▶ カメラ係（佐賀式）
- 15. 必要な機材・つなぎ方 ◼ 機器接続の勘所 ◼ 外部カメラの接続 ◼ 音声の入出力 ◼ 実践してみよう
- 17. 知っておきたい 外部カメラの接続 A) USB端子とPCをUSBケー ブルで接続 • 所持している一眼レフカメラを活用 すると追加調達が少なくてすむ • 音声が共有されないことに注意 B) HDMI端子からUSBに変換 するキャプチャーボード （ビデオキャプチャー）を中継し てPCに接続 • HDMI端子があれば利用できる汎用 性が高い方法・音声共有も可能 • PCからPCの接続も可 C) 外付けのWebカメラ（USB カメラ）を使用する USB端子のタイプは Type B ？ micro USB ？ カメラメーカー各社が配布している 専用ソフトをインストール • Canon：EOS Webcam Utility • Nikon：Webcam Utility • Sony： Imaging Edge Webcam HDMI端子のタイプは mini ？ micro ？ USBケーブル （映像のみ） A キャプチャー ボード HDMIケーブル USBケーブル（映像&音声） B OR AとB共にバッテリー切れに注意▶AC接続推奨
- 18. カ メ ラ の 接 続 確 認 使用中のカメラにチェックがある （クリックで切り替え可能） • オリジナルサイズ：✓でワイド スクリーンで表示される • HD：✓で画質が良くなる • ミラーリング：✓で左右反転 （相手には正常に映る） • 外見を補正：肌の質感をきれい にする（効果は限定的） • 低照度に対して調整：暗い場所 でも明るく見せる
- 19. 知っておきたい 音声の入出力 • 会場内のマイクとスピー カーは端末1台に集約する ＝ハウリング対策 • マイクとスピーカーを分配 • 2、3、4極を見極める • 変換コネクタやケーブル で機材を接続する • 入出力の方向性に要注意 マイクは基本的 にモノラル（2極） RCA（赤白）か AUX（3極）で接続 右 左 ヘッド セット用 ジャック ステレオ マイク用 ジャック ステレオ イヤホン ジャック モノラル 2 極 3 極 4 極 分 か り や す い よ う に 色 分 け し て い ま す PC・スマホ側 音響機器側 外部入力 IN 外部出力 OUT イヤホン端子 マイク端子
- 24. アンプ内蔵 スピーカー 丸ごと揃えて開催したい（or会場のXLR端子で音声接続） XLRオス⇔RCA XLRメス⇔RCA 施設の音響設備を使用する▶ 施設の音響システムに音声入 出力可能なXLR端子がある場 合、同様に接続できる OUTPUT INPUT MAIN IN THRU OUT マイクを使用するための外部入力 有線マイク用 ジャックに挿 す無線機 会場マイク、スピーカーを使用 USB （外部出力）
- 25. マ イ ク と ス ピ ー カ ー の 接 続 確 認 ◀・・・・▶ 入力レベルの反応を確認 （マイクに話しかける） • ない：再接続や再選択 • 弱い：自動調整をオフにし 音量を上げる 使用中のマイク・スピーカーに チェック（クリックで切り替え） スピーカーのテストを実行 （曲が流れる） • 無音：再接続や再選択 • 小音：音量を上げる おすすめ
- 27. 必要なもの ① プロジェクター投影用 パソコン • 投影用とZoom管理用 （ホスト）は極力分ける ② プロジェクター ③ スピーカー • PCから会場に音声出力 ④ 撮影用カメラ • 会場の様子を撮影 ⑤ 集音用マイク • 会場の音声をPCへ入力 あると便利 ⑪ スマホ・タブレット • 参加者用マイクに利用できる • スマホ用三脚で立てかけ使用 ⑫ スピーカー内臓 プロジェクター（②③兼用） • HDMIケーブルで音声出力 ⑬ ミキサー • 複数のマイクを使用する場合、 音声をスピーカーとPCに分配 • USB接続可能なミキサーもしく はオーディオインターフェース を使用してPCに接続する 講師がオンライン
- 28. 追加で必要なもの ⑥ 講師用パソコン • Zoom参加者（ゲスト） として接続 • マイクはミュートにする （ハウリング防止） • オンライン参加者向けに 画面共有 あると便利 ⑭ ポータルアンプ ⑮ 施設の音響機器 ※上記は何れも音声出力が必要 • 音声入出力の各端子とオー ディオインターフェース等 でPCと接続して使用 • 付属マイクの音声をPCへ • PC音声をスピーカーで出力 REC OUT 音響機器 RCAジャック ▶φ3.5mmステレオミニプラグ マイク ジャック 講師がリアル会場 HDMIで会場スピーカーに音声出力 数字は講師がオンラインから連番
- 31. 【機材解説】 HDMIケーブル（ミニ↔標準） エレコム HDMI - mini HDMI ケーブル DH-HD14EM30BK 【ステレオミニジャックケーブル】 DuKabel 5M オーディオケーブル AUXケーブル HDMIケーブル Amazonベーシック ハイスピード HDMI ケーブル 7.6m ビデオカメラ パナソニック HC-WZ590M-W プロジェクター Anker アンカー Nebula Mars II Pro ビデオ用三脚 Velbon ベルボン EX-447 ビデオキャプチャ サンワサプライ USB-HDMIカメラアダプタ USB-CVHDUVC1 ポータブルPAセット Belcat ベルキャット BWPA-40W オーディオインターフェイス ZOOM ズーム U-22 機材詳細はAmazonリスト（https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/OGC8JQD4JV39?ref_=wl_share）を参照 【インターネット環境】有線もしくは無線LAN環境が必要