The 5th Lecture Material

1. 情報科学Ⅰ
経済学部
第５回 10/24 (水)

2. 大福帳から
の質問

3. 許可なく勝手に漫画や音楽をフリーで
アップロードしている人がいる
フリーで誰でも利用できるようにする
メリットはない
Q1

4. 許可なく勝手に漫画や音楽をフリーで
アップロードしている人がいる
見つかったら罰せられます
ダウンロードしても罰せられます
罰せられずにフリーで誰でも利用
できるようにしよう
クリエイティブ・コモンズ
オープンソース

5. Q2
著作権、肖像権の細かさの基準は
どうなっているの？
極論
裁判所が決めてくれるまでわかりません
わかりやすい基準として、商用利用、利
害を与えた、広く公開されてしまった

6. Q3
OSS(オープン・ソース・ソフトウェア)
について
Android OSなどがある
https://source.android.com/setup/build/downloading

7. Q4
二次創作について
良いの？ 悪いの？
グレーです
作者に訴えられたら完全に負けです。しかし、
宣伝効果が高いので黙っていることがほと
んどのようです

8. Q5
ディズニーやサンリオは
なぜ厳しいの？
昔、訴えられて負けたので厳しくなったみたいです

9. ２節：情報社会が抱える問題
（P19～P22）
IT技術の危険性と利便性と防御

10. この２節では…
①情報システムのリスク（危険性）
②情報格差（ネットは便利だよね）
③個人情報の保護（防御）

11. 教科書に書いてあるリスク（P19）
2000年問題
バグ（ソフトウェアの欠陥部分）
コンピュータ・ウイルス
個人情報流出

12. 2000年問題
西暦2000年を1900年と間違える
特に大きな問題は起きなかった

13. バグとは？
ソースコードの間違いによって、ソフト
ウェアが正常に動かないこと
バグ（小さな昆虫）が実際にコンピュータ
の中に入って動作できなかったことから
（A）

14. バグによって障害が出た情報サービス
Yhaoo! Japanの顧客データ
金融・証券
電子投票
航空機の予約搭乗
ETC
通販の決済

15. 電子投票
票を入れる行為を電子化した投票方式のこと
投票をインターネットを介して行う
ネット
（B）

16. コンピュータ・ウイルス
コンピュータに被害をもたらすプログラムの一
種で、プログラムファイルからプログラムファ
イルへと感染するもの（C）

17. 正確に表すと…
マルウェア（コンピュータに被害）
ウイルス
（寄生）
ワーム
（単体活動）
トロイの木馬
（なりすまし）

18. https://www.youtube.com/watch?v=Zy4G30kSPnY
WannaCry
2017年5月12日から大規模なサイバー攻撃が開始され、
150か国の23万台以上のコンピュータに感染し、28言語
で感染したコンピュータの身代金として暗号通貨ビットコ
インを要求する

19. フィッシング・メール

22. 個人情報流出
「個人情報を保有する者」および「個人情報
に該当する者」の意図に反して、第三者によ
る「故意」または「過失」によって個人情報が
渡ること
クレジットカード情報、会員名簿、住所、氏名、
電話番号、性別、メールアドレス、ID、パス
ワードなどの情報が流出
（D）

23. 今のニュースとして
Facebookの5,000万人分の情報流出
タイムラインの投稿、友達リスト、グループの
メンバーリスト、メッセンジャーの会話が流出
ハッカー

24. 情報社会は危険が
たくさん!?

25. では、これらはどうでしょう？

26. LINE
安全？ 危険？

27. LINEの安全性
アドレス帳自動登録
個人情報の保護で認められた
トークや通話の暗号化
アカウント乗っ取り（２段階認証）
クローンiPhone

28. Twitter
安全？ 危険？

29. Twitterの危険性
個人が特定される可能性がある
アカウント乗っ取り
ツイッター詐欺
位置情報

30. どんなものにも危険性はある
それをしっかりと理解して利用しましょう

31. 第２節
①情報システムのリスク（危険性）
②情報格差（ネットは便利だよね）
③個人情報の保護（防御）

32. 情報格差
先進国と途上国での格差（南北問題）
インターネット利用も先進国と途上国で格差
がある
障害を持つ人と持たない人の格差
高齢者と若者の格差
Webアクセシビリティ（E）

33. ネットは便利だけど格差はある

34. 第２節
①情報システムのリスク（危険性）
②情報格差（ネットは便利だよね）
③個人情報の保護（防御）

35. 個人情報とは
個人に関する情報。特定の個人を識別するもの
氏名、生年月日など
（F）

36. OECDの個人情報保護8原則
個人情報を持っている人が気を付けること

37. 個人情報のデータを
1. 同意を得て収集
2. 目的に沿ったもので、正確・完全・最新
3. 目的が明確で合っている
4. 目的以外に利用しない
5. 紛失・破壊・使用・修正・開示から保護される
6. 存在、目的、管理者を公開
7. 内容の確認、異議申し立て
8. 責任者を明確

38. 日本の個人情報保護法
開示
訂正
利用停止
マイナンバー法案（G）

39. マイナンバーの危険性は？
なりすまし

40. ３節：情報社会の見方
（P23～P27）
情報社会の分類と文化と監視？

41. この３節では…
①生産技術革命の視点（工業から情報へ）
②コミュニケーション技術革命の視点（文化）
③監視社会の視点（見られてる？）

42. 生産技術革命の視点
狩猟採集社会
農耕社会
工業社会
情報社会

43. 今は情報社会ですよ

44. 第３節
①生産技術革命の視点（工業から情報へ）
②コミュニケーション技術革命の視点（文化）
③監視社会の視点（見られてる？）

45. コミュニケーションの文化
声の文化
文字の文化
活字の文化
アナログエレクト
ロニクス文化
デジタルネット
ワーク文化
甲骨文字
活版印刷による書籍
テレビ、ラジオ
インターネット
話し言葉
（H）

46. 今はネットワーク社会ですよ

47. 第３節
①生産技術革命の視点（工業から情報へ）
②コミュニケーション技術革命の視点（文化）
③監視社会の視点（見られてる？）

48. Amazonで買物をしたこと
ありますか？

49. 商品をオススメされたこと
ありますか？

50. クレジットカード情報が
覚えられていませんか？

51. それを監視されていると
恐怖することはありますか？

52. 同時多発テロ（2001年9月11日）
インテリジェンス・コミュニティ
（国の諜報機関や情報機関）
通信傍受

53. クッキー
（閲覧履歴）
Amazon Facebook Google
お買い物履歴
クレジットカード情報
プロフィール情報
スマホ位置情報
Gmail情報
カレンダー情報

54. プラダがICタグで
最適な情報を顧客に提供

55. RFIDがユビキタス社会で
個人情報が他人に把握される
可能性がある

56. 電子タグの保護対策（日本）
商品にICタグをついてることを知らせる
ICタグを無効にする方法を知らせる
ICタグと他のデータを組み合わせて個人が
特定できる場合は保護する

57. 例えば、今だとZOZOTOWN
ZOZOSUITで体型を
測ることができる
自分の体型情報でさえ
監視されている？

58. 自分の情報が
どのように利用されているか
注意しなければならない

59. 監視されている？
怖い？
便利？

60. 質問はありませんか？
とりあえず、ここまでで

61. 第１章
情報社会
終了

62. 誰もがスマホを持ち
どこでも高速にネットワークにつながる
いろんなサービスができて
フリーもあれば独占もある
安全かもしれないし、危険かもしれない

63. 第２章
インターネット
（教科書P28～48）

64. 第２章１節 インターネットの歴史
2.1.1 AEPANETの時代（1970年代）
2.1.2 相互接続時代（1980年代）
2.1.3 商用ネットワークの時代（1990年代）
2.1.4 ブロードバンドの時代（2000年代）
2.1.5 ユビキタスネットワークの時代（2010年以降）

65. 2.1.1 AEPANETの時代
（1970年代）
教科書P28

66. インターネットの始まり
そもそもは核戦略の技術
１つの基地指令が破壊されても別の基地か
ら攻撃命令を発することが出来る
ARPANET(アーパネット）
Advanced Research Projects Agency
冷戦終結後、通信技術として浸透
ネットワーク同士の相互接続（I）

67. インターネットの発端？

68. パケット交換方式
通信の方式のひとつ。
パケット（通信用に細切れにしたデータ）をや
り取りすることによって通信する
データ
１
データ
２
データ
３

69. パケット通信の利点①
データ
２
データ
３
データ
A
データ
B
分割しているため、複数の
相手と同時にやり取りできる

70. パケット通信の利点②
データを分割して送るため、ひとつのパケッ
トを送る時間が短く済む
通信回線を長時間、占有することがない
一部のパケットが正常に届かなくても、その
パケットだけを送りなおせばよい
データ
A
データ
B
Bが駄目みたいだ
（J）

71. 世界最初のコンピュータ間
ネットワークが生まれた

72. パケ・ホーダイ
（パケット定額サービス）
NTTドコモ 2008年終了

73. TCP/IPプロトコル
インターネットを支える代表的な通信手続き
プロトコルは規則のこと
TCPは信頼性・確実性を重視したデータ送受
信のこと。送信元ポート・送信先ポート番号
指定する。
IPはデータ・パケットを指定された場所まで
届ける。送信元、送信先IPアドレス指定
教科書P36
（K）

74. Telnet
遠隔地のコンピュータをネットワーク経由で、
自分のコンピュータから操作できるサービス
暗号化ができていないため、セキュリティ的
に安全ではないのでHTTPにとって代わられ
つつある

75. FTP
遠隔地のコンピュータ上にあるファイルを
ネットワーク経由で、自分のコンピュータに
保存できるサービス
今でもインターネットでよく使用される通信プ
ロトコルの1つである。
例えば、ウェブページ用各種データファイル
のアップロードに使われる

76. 大学間で使われていたUSENET
UNIXというOSで動かしていた
ネットニュースを購読できた
貧乏人のARPANET

77. とりあえず、今日はここまで

78. ここで、予告

79. レポートを書いてもらいます
詳しいことは次回に説明しますが

80. 内容を少し…

81. １．ブロックチェーンとは？
言葉の意味を調査

82. ２．仮想通貨とは？
言葉の意味を調査

83. ３．仮想通貨流出とは？
言葉の意味を調査

84. ４．ブロックチェーンとは
安全なのか、危険なのか
考察
なぜ安全か、危険か
自分の考えをまとめる

85. さらに何か課題を出します

86. では、残り時間で
大福帳