太陽光発電ムラ勉強会資料です。 2016年度の最適な太陽光発電所設置手法などのノウハウについて勉強してきます。

1. 太陽光発電ムラ勉強会
今年度の最適な太陽光発電所設計を探る
太陽光発電ムラ南関東支部
2016/6/17
太陽光発電ムラ

2. 本日のスケジュール
18時30分〜18時45分 参加者自己紹介
18時45分〜19時 進め方について
19時〜20時 ディスカッション
20時〜20時30分 発表
21時懇親会

3. 本勉強会の目的
今回の勉強会では、今後太陽光発電所を設置していく
にあたり、案件に応じた適切な設置ができるように、
現在の太陽光発電所の設置方法のノウハウについて体
系的に整理します、
セミナーではなく、皆さんで答えを出していく形式を
とりたいと考えています。
まとめたものを太陽光発電ムラで共有し、（有償にし
た場合、）情報の対価は、勉強会参加の皆様に還元で
きれば尚良いと思います。

4. おさらい
再生エネルギーの固定価格買取制度（FIT）
再生エネルギーで発電した電気を電力会社が一定の価
格で買い取ることを国が保証した制度
平成２８年度までは発電事業者の一定の利益を担保す
るため、IRRを基準に市場での導入価格より電気代の
調達価格を決定した。
平成24年〜平成27年7月 IRR6%
平成27年〜平成28年 IRR5%
※買取価格が下がった分、投資金額も下がっている。
全量買取制度 ＝ 営業をせずに売電できる制度
営業、在庫リスクがない事業 ＝ リスクの小さい事業

5. IRRとは何か
IRRとはinternal rate of returnの略で内部収益率のこと
をいう。投資に対して将来のキャッシュフローの割合
を現在価値で評価した収益率で表される。（コトバン
クより）
上記の場合、IRR = 11.3%
ROI = 38%
表面利回り = 23%
−1000万円
+230万円 +230万円 +230万円 +230万円 +230万円+230万円
-20万円の運営費

6. 良い発電所とは
投資家目線
自身の投資にて最大限の利益を取ること。
リスクを勘案した期待値の高い事業への投資を行う。
発電事業者目線
電気事業の一端を担っているという責任を持ち、安定
的な電力供給を行う。
長期間の運営を行う。

7. 太陽光発電所の収益構造
ビジネスの基本
売上を最大化し経費を最小化すること
売上の最大化＝発電量の最大化
最大の発電
安定した発電
経費の最小化
投資費用の効率化
維持費用の効率化