Lt.20211218.v1
- 2. 目次
• (先に)参考文献・資料
• 中論 第2章 運動(去ることと来ること)の考察
• 説一切有部は何を主張したか
• 法とは
• 中論 第2章 運動(去ることと来ること)の考察(再)
• 縁起・無自性・空
• 空観はニヒリズムか
• 非有非無の中道としての空
• ヒトとして
- 4. 書籍
• フランシスコ・ヴァレラ「身体化された心」
• 中村元「龍樹」
• 中村元訳「ブッダ 悪魔との対話」
• 苫米地英人「超悟り入門」
• 養老孟司「唯脳論」
• 養老孟司「形を読む」
• 松沢哲郎「想像するちから」
• 松沢哲郎「人間とは何か」
• マル激第595回:チンパンジーが教えてくれた−希望こそ人間の証(有料)
• https://vimeo.com/ondemand/marugeki595
- 32. ヒトとして – 京都大学霊長類研究所
ヒトとチンパンジーの比較認知学
ふたつのアプローチ
• 相同に基づく比較: 進化的に起源の近い生き物どうしを比較する。
• 相似に基づく比較: はるか昔に別れて進化的な起源の遠い生き物(例えば鳥類と人類)を比較する。
相同に基づく比較としてのチンパンジー研究
ヒトとチンパンジーのゲノムの違いは約1.2パーセント
人間だけに注目していては気付かないようなことを、チンパンジーと比較してみることによって気付ける可能性。
- 37. ヒトとして – ヒトの時間観念
• 「あの時失敗しなかったら、今頃はもっと違う人生だったはずなのに」
• 子供の躾: (自分だったらそんなふうに間違うことがないのに)、子供がうまくできていないので、ついつい口出ししてし
まう
• 「今頑張ればいつか上手になるだろう」
ヒトは、仮定法の現在を生きる(宮台真司氏発言 in マル激第595回:チンパンジーが教えてくれた−希望こそ人間の証)
= 「いま」の拡張