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LiBRA 01.2019 / SIerのデジタルトランスフォーメーション

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LiBRA 01.2019 / SIerのデジタルトランスフォーメーション

  1. 1. デジタル・トランスフォーメーション と これからのビジネス戦略 2019年1月10日
  2. 2. ビジネスの在り方を根本的に変える デジタル・トランスフォーメーション
  3. 3. CPSとデジタル・トランスフォーメーション データ収集 IoT/Mobile/Web データ解析 データ活用 Webサービス ヒト・モノ 日常生活・社会活動 環境変化・産業活動 現実世界/Physical World サイバー世界/Cyber World Cyber Physical System/現実世界とサイバー世界が緊密に結合されたシステム デジタル トランスフォーメーション
  4. 4. デジタル・トランスフォーメーションの3つのフェーズ 第1 フェーズ 第2 フェーズ 第3 フェーズ われわれ人間の生活に、何らかの影響を与え、 進化し続けるテクノロジーであり、その結果、 人々の生活をより良い方向に変化させる 生産性向上 コスト削減 納期の短縮 スピードの加速 価値基準の転換 新ビジネス創出 2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱 IT利用による業務プロセスの強化 ITによる業務の置き換え 業務がITへITが業務へとシームレスに変換される状態 支援 支援 人間による業務プロセス 人間による業務プロセス+機械による自動化 情報システム 情報システム
  5. 5. アマゾンのデジタル・トランスフォーメーション 広範な顧客接点 ビッグデータ 最高の顧客体験 機械学習による最適解 経営戦略・製品/サービス戦略 & 0.1 to One マーケティング テクノロジーを駆使して徹底した利便性を追求 顧客理解のための情報を徹底して収集する 業務(デジタル) 業務(アナログ) IT 40機の航空機 数千台のトラック
  6. 6. 業務がITへITが業務へとシームレスに変換される状態 IT (デジタル技術) 業務 (人間との関係) 配送・リアル店舗・接客 カスタマー・サービスなど 受発注・配送手配・商品管理 レコメンデーションなと 業務にITは埋没し、渾然一体となってビジネスの成果を達成する
  7. 7. デジタル・トランスフォーメーションを加速するサイクル サービス を利用する データ を収集する 機械学習 で分析する 戦術的施策  魅力的で便利な顧客体験 を提供  買いたくなる品揃えや サービスを充実  個々人の趣味嗜好や購買 動向に基づき推奨 戦略的施策  顧客の期待に応える事業 施策  サービスの質や効率を高 める仕組み作り  新たな市場や顧客を開拓 するための施策
  8. 8. デジタル・トランスフォーメーションの実現とは 8 自分たちのビジネス・プロセスにデータの収集・分析・活用のサイクルを埋め込む ビジネス・スピードを加速 ジャストインタイムでビジネスの現場にサービスを提供 現場のリアルタイム把握・徹底した権限委譲・開発や運用のスピードアップで対処する
  9. 9. デジタル・トランスフォーメーションとは  ビジネス・プロセスに関わる 人間の制約を排除し  品質・コスト・期間などの 限界をブレークスルーして  ビジネスに新しい価値基準 をもたらす取り組み 人間を前提に最適化された ビジネスの仕組み から 機械と人間が一体化された ビジネスの仕組み への転換 ビジネス環境への対応 競争優位の確立 不確実性の増大・スピードの加速 製品やサービスをジャストインタイム で提供できる即応力 常識や価値基準の転換 生産性・価格・期間における これまでの常識を覆す破壊力 デジタル トランス フォーメーション
  10. 10. デジタル・トランスフォーメーションとは  ビジネス・プロセスに関わる 人間の制約を排除し  品質・コスト・期間などの 限界をブレークスルーして  ビジネスに新しい価値基準 をもたらす取り組み 人間を前提に最適化された ビジネスの仕組み から 機械と人間が一体化された ビジネスの仕組み への転換 意志決定や業績評価 働き方や組織・体制など デジタル トランス フォーメーション 製品やサービス 事業目的や顧客価値など 経営の変革 事業の変革
  11. 11. デジタライゼーションとデジタル・トランスフォーメーション デジタル・テクノロジーを使って 製品やサービスの付加価値を高める 業務の効率化を図る デジタル・テクノロジーを使って 経営や事業の在り方を変革する 生活や働き方を変革する デジタライゼーション Digitalization デジタル・トランスフォーメーション Digital Transformation
  12. 12. UBERとTaxi Taxi  タクシー資産  コールセンター運営経費  施設維持管理  事務・管理経費 など ドライバー収入 運賃 UBER  アプリ開発・保守費  クラウド利用量など ドライバー収入 機械を前提とした ビジネスプロセス の最適化 人間を前提とした ビジネスプロセス の最適化
  13. 13. デジタル・トランスフォーメーションの実際 UBER airbnb NETFLIX Spotify PayPal タクシー・レンタカー業界 レンタル・ビデオ業界 ホテル・旅館業界 レコード・CD業界 銀行業界(決済・為替)
  14. 14. デジタル・トランスフォーメーションの実際 World’s largest taxi company, Owns no vehicles. World’s most popular media owner, Creates no content. World’s most valuable retailer, Has no inventory. World’s largest accommodation provider, Own no real estate. 世界最大のタクシー会社ですが、 車両は一台も所有していません。 世界一有名なメディアですが、 コンテンツは作りません。 世界で最も種類が豊富な商店ですが、 在庫は一切ありません。 世界最大の旅行代理店ですが、 不動産は一切所有していません。 自前の資産を 持たない/小さい 対象とする市場は 最初からグローバル サービスが プラットフォーム デジタル・ディスラプター(デジタル・テクノロジーを駆使した破壊者)
  15. 15. デジタル・ディスラプターの創出する新しい価値 コスト・バリュー  無料/超低価格  購入者集約  価格透明性  リバース・オークション  従量課金制(サブスクリプション) エクスペリエンス・バリュー  カストマー・エンパワーメント  カストマイズ  即時的な満足感  摩擦軽減  自動化 プラットフォーム・バリュー  エコシステム  クラウド・ソーシング  コミュニティ  デジタル・マーケットプレイス  データ・オーケストレーター 自前の資産を 持たない/小さい 対象とする市場は 最初からグローバル サービスが プラットフォーム デジタル・ディスラプター(デジタル・テクノロジーを駆使した破壊者)
  16. 16. もし、変わることができなければ 1996 $ 28 billion 145,000 2012 $ 0 17,000 2012 $ 1 billion 13 企業評価額: 従業員数 : vs Facebook が買収 倒産
  17. 17. デジタル・トランスフォーメーションとシステム開発 デジタル・トランスフォーメーション ビジネス・プロセスのデジタル化 あらゆる業務をITで行う 開発すべき プログラムが増大する あらゆる業務が データとして把握できる ビジネス・テーマが生まれる 業務がITへITが業務へとシームレスに変換される状態
  18. 18. 変わるビジネスとITの関係 開発・運用 開発・運用 少ない生産量(工数)で開発・運用のサイクルを高速で回転させる 現場のニーズにジャストインタイムで成果を提供し続ける
  19. 19. ウォーターフォール開発×オンプレミス×開発・運用業務委託の限界 アジャイル開発 Agile Development  ビジネスの成果に貢献するコードだけを  変更に柔軟・迅速に対応して  バグフリーで提供する DevOps Development & Operation  運用の安定を維持しながら  本番環境への迅速な移行と  継続的デリバリー クラウド Cloud Computing  高速で俊敏な開発実行環境の調達  経費化の拡大による不確実性への担保  運用やセキュリティから解放と人材の再配置 デジタル・トランス・フォーメーション 業務がITへITが業務へとシームレスに変換される状態 これからの開発と運用
  20. 20. DX時代のサービス管理モデル:VeriSM 20 Value-driven (価値主導) Evolving(発展、展開する) Responsive(敏感に反応する) Integrated(統合、結合された) Service(サービス) Management(マネジメント) デジタル・トランスフォーメーションとは全てのビジネスをサービス化すること ITだけでなく企業レベルでサービス管理に取り組むことが必要 全てのビジネスが サービス化 デジタル・トランスフォーメーションを実現するには、業種や業態によ らず、すべての企業や組織が、IoTやAI、クラウド・ネイティブなどの 最新ITを活かしたサービスを提供するプロバイダーになることが必要と される。 ITサービス管理から 企業レベルのサービス管理 が必要 全てのビジネスをサービス化すると企業レベルでサービスを管理するこ とが必要となる。ITサービス管理のフレームワークであるITILでは不十 分でビジネス部門も含めた企業レベルのサービス管理としてのSIAM、 アジャイル開発やDevOpsなどを組み合わせる必要がある。 全ての企業が利用可能な テーラーメイドアプローチ が必要 サービスの種類、ビジネスにおける優先事項、業界の制約、組織の規模、 文化、人の能力・スキルなどに相違がある前提で、オーダーメイド可能 なサービス管理のアプローチを提供する必要がある。アジャイル開発や DevOpsなどはその実現手段となる。 企業レベルでサービス管理を行うための 運 用 モ デ ル
  21. 21. DXを支えるテクノロジー ビジネス環境への対応 競争優位の確立 不確実性の増大・スピードの加速 製品やサービスをジャストインタイム で提供できる即応力 常識や価値基準の転換 生産性・価格・期間における これまでの常識を覆す破壊力 デジタル トランス フォーメーション IoT(Internet of Things)/ CPS( Cyber-physical System ) コンテナ × マイクロサービス サイバー・セキュリティ デジタル・ビジネス・プラットフォーム Digital Business Platform ビッグデータ × AI SaaS/API PaaS/FaaSクラウド・コンピューティング
  22. 22. DXを支えるテクノロジー アプリケーション プラットフォーム インフラストラクチャー デバイス AR(拡張現実) / VR(仮想現実) / MR(複合現実) Augmented Reality / Virtual Reality / Mixed Reality ディープラーニング(深層学習)と関連技術(深層強化学習/DQN、敵対的ネットワーク/GANなど) Deep Learning ブロックチェーン Block Chain HTAP(OLTP/業務系・基幹系とOLAP/分析系の実行基盤を統合) Hybrid Transaction and Analytics Processing LPWAネットワーク Low Power,Wide Area Network 5G通信 5th Generation エッジ・コンピューティング(デバイス側での学習や推論/高機能演算) Edge Computing 量子コンピュータ Quantum Computer 〜2017 2018 2019 2020 2021〜
  23. 23. DXを実現する4つの手法と考え方 現場に足を運ぶ 現物を手に取る 現実を自分で確認する デザイン思考 リーン・スタートアップ アジャイル開発 DevOps デザイナー的なクリエイティ ブな視点で、ビジネス上の課 題を解決する 最小限の機能に絞って短期間 で開発しフィードバックをう けて完成度を高める ビジネスの成果に貢献するシ ステムを、バグフリーで変更 にも柔軟に開発する 安定稼働を維持しながら、開 発されたシステムを直ちに・ 頻繁に本番環境に移行する  共感(Emphasize)  問題定義(Define)  創造(Ideate)  プロトタイプ(Prototype)  検証(Test)  構築(Build)  計測(Measure)  学習(Learn)  開発と運用の協調  自動化ツールの整備  継続的デリバリー (Continuous Delivery)  反復/周期的(Iterative)  漸進的(Incremental)  適応主義(Adaptive)  自律的(Self-Organized)  多能工(Cell Production) イノベーションとビジネス・スピードの融合 イノベーションの創発 ジャスト・イン・タイムで提供 + エスノグラフィー
  24. 24. デジタル・トランスフォーメーションのBefore/After ITは道具  本業は人間  ITは本業を支援する手段  ITは企業のコアコンピタンスではない ITはコストセンター  コスト削減がミッション  コスト削減のために外注化  管理と統制のための自前主義 Before ITは本業  本業はITが前提  人間はITで本業を革新する方法を決定  ITは企業のコアコンピタンスを実現 ITはプロフィットセンター  利益拡大がミッション  戦略的価値を創出するための内製化  スピードと俊敏性のためのクラウド化 After
  25. 25. 異なるビジネス オンプレ+ハイブリッド オール・イン・クラウド 技術的選択 機能・性能・コストで選ぶ 経営的選択 ビジネス価値で選ぶ 情報システム部門 事業部門 売上や利益の増大 新しい市場で優位なポジョンを構築 顧客や従業員の満足度向上 コスト・パフォーマンスの向上 運用管理負担の軽減 トラブルの減少・安定性の向上 既存システムの維持・強化 事業や経営の変革・競争力の強化 クラウド・ネイティブオンプレ+クラウドとの差異 マイクロサービス・コンテナ アジャイル・DevOps サーバーレス・FaaS 仮想化・ストレージ・ネットワーク ウォーターフォール開発 サーバー・IaaS 専門性の高い技術力やスピード調達力と低価格 既存システム/主に「守りのIT」 新規システム/主に「攻めのIT」 <主管部門> <システム形態> <選択基準> <テクノロジー> <評価軸> <競争優位性>
  26. 26. これからの開発と運用 その背景
  27. 27. これからの開発と運用のあるべき姿 業務=本業 社員(人間)が本業を担い 事業の拡大や競争力を強化 売上や利益の増大をめざす 品質向上/コスト削減/納期短縮 IT=支援 標準化された業務プロセスを 現場に使わせ、徹底させる IT=支援=コスト コストの削減→外注 情シスの要請に応えシステムの構築と運用 デジタル・トランスフォーメーション以前 徹底した管理と統制=自社所有とウォーターフォール 業務とITの一体化 =本業 ITにより業務プロセスを構築 業務とITが渾然一体となって 事業を遂行し、成果を最適化 業務がITへITが業務へと シームレスに変換される状態 IT=本業を実現する要件 IT=本業=投資 投資対効果の最大化→内製 業務現場にジャストインタイムでサービスを提供 デジタル・トランスフォーメーション以降 迅速なサービス提供=クラウド・アジャイル・DevOps
  28. 28. 早期の仕様確定がムダを減らすという迷信 0 3 6 9 12 25% 50% 75% 100% 時間経過(月) 要 求 の 信 憑 性 要求の時間的変質 24ヶ月後に 25%程度 平均的な値 変化が 大きくなっている
  29. 29. 不確実性のコーン システム企画 要件定義 基本設計 詳細設計 プログラミング 4.0x 2.0x 1.0x 0.5x 0.25x 初期の プロダクト定義 承認された プロダクト定義 設計仕様 詳細設計 検収された ソフトウエア 要求仕様 見 積 金 額 の 変 動 幅 プロジェクトフェーズ スティーブ・マコネル著「ソフトウェア見積り 人月の暗黙知を解き明かす」 倍 の 振 れ 幅 16
  30. 30. 根拠なき「工数見積」と顧客との信頼関係の崩壊 手続き型プログラミング COBOLやPL/Iなど オブジェクト指向プログラミング JavaやC++など シーケンシャル・コーディング  上から順に書いてゆく  1ヶ月に書けるステップ数は誰がやっても同じ  工数算定の根拠/基準が明確でぶれが少ない ファンクション・ポイント法  シーケンシャル・コーディングを前提  機能数や複雑さに応じて点数化  点数→ステップ数→工数の一致 妥当な工数が算定可能 開発生産性の飛躍的向上 設計次第/エンジニアのスキル次第で 工数が大幅に変動 KKD(Keiken + Kan + Dokyo)法  過去の経験と勘にもとづく規模感  過去に経験が無い場合は類似例を元に推計  赤字案件が増えコンティンジェンシを上乗せ 見積工数の積算根拠が曖昧 顧客との信頼関係を醸成 顧客との信頼関係が崩壊 利益確保と予測が可能 利益確保と予測が困難瑕疵担保 責任
  31. 31. システム開発の理想と現実 品質 Quality 納期 Delivery 費用 Cost 品質 Quality 納期 Delivery 費用 Cost 品 質 の 低 下 納期とコストの厳守 理想の結果 実際の結果
  32. 32. 早期の仕様確定がムダを減らすというのは迷信 Standish Group Study Reported at XP2002 by Jim Johnson, Chairman ほとんど/決して使われていない: 64% 常に/しばしば使われている: 20%
  33. 33. イノベーションとスピードの融合 デザイン思考 リーン・スタートアップ デザイナー的なクリエイティブな視点で、ビジネス上の課題を解決する 最小限の機能に絞って短期間で開発しフィードバックをうけて完成度を高める イノベーションの創発 アジャイル開発 DevOps ビジネスの成果に貢献するシステムを、バ グフリーで変更にも柔軟に開発する 安定稼働を維持しながら、開発されたシス テムを直ちに・頻繁に本番環境に移行する VeriSMクラウド ITとビジネスを同期 化させ、ビジネス・ スピードを向上させ る取り組み。 オンデマンドで必要 なシステムの機能や 性能を手に入れるた めの仕組み ビジネスへの実装
  34. 34. ビジネス 開発 運用 アジャイル開発 DevOps アプリケーション開発環境 マイクロ・サービス、ルールエンジン、AI、APIなど ITインフラストラクチャー IaaSなどのクラウド アプリケーション実行環境 コンテナ・オーケストレーション・ツール サーバーレス・FaaS 運用管理 Infrastructure as Code 運用の自動化 SRE Site Reliability Engineer アイデアの創発  デザイン思考  リーンスタートアップ トライ・アンド・エラーのサイクルを高速で回す ビジネス・スピードを加速する方法
  35. 35. なぜ、サーバーレスなのか Functions 開発者は他社と差別化できるビジネスロジックに集中したいのに 付加価値を生み出さない作業で負担を強いられる。  ミドルウェアの設定  インフラの構築  セキュリティ・パッチの適用  キャパシティ・プランニング  モニタリング  システムの冗長化  アプリケーションの認証・認可  APIスロットリング 上記の負担から開発者を解放 コスト削減 + マイクロ・サービス化 アジャイル開発やDevOps
  36. 36. ハードウェアハードウェア FaaS(Function as a Service)の位置付け ハードウェアハードウェア 仮想マシン 仮想マシン 仮想マシン 仮想マシン ミドルウェア アプリケーション コンテナ管理機能 ミドルウェア アプリケーション ミドルウェア アプリケーション コンテナ管理機能 ミドルウェア アプリケーション OS OS OS OS 自社所有 IaaS CaaS PaaS FaaS ユ ー ザ ー 企 業 が 管 理 ク ラ ウ ド サ ー ビ ス 事 業 者 が 管 理 ランタイム ランタイム ランタイム ランタイム データ データ データ データ 仮想マシン コンテナ管理機能 ミドルウェア アプリケーション OS ランタイム データ ハードウェア ハードウェア 仮想マシン コンテナ管理機能 ミドルウェア アプリケーション OS SaaS ランタイム データ 連携機能 Container as a Service Function as a ServiceInfrastructure as a Service Platform as a Service Software as a Service
  37. 37. 開発の自動化とは AIによる自動プログラミング 人手によるプログラミング フレームワーク 超高速開発ツール BRMS(Business Rule Management System) サーバーレス/FaaS SaaS API/PaaS 業務現場にジャストインタイムでサービスを提供 アジャイル開発 Agile Development DevOps Development & Operation クラウド Cloud Computing 機械学習を使ったシステム開発
  38. 38. クラウド移行の方向 38 リフト シフト シフト インテグレーション シフト クラウド クラウド クラウド 既存システムの一部移管 SaaSなどの利用 ハイブリッド・クラウド による連係運用・一元管理 オール・イン・クラウド への全面移行 Webスケール/クラウド技術 を使ったハードやソフト 各社HCI、Azure Stack、AWS Outposts、Google On-Premなど IoT/エッジ・コンピューティング リアルタイム・コンピューティング オンプレミス・コンピューティング 個別専用システム シフト ドロップ
  39. 39. 例:クラウド・インテグレーターになるための要件 1 39  まずは提案するサービスに精通する  従来型のSIと変わらない。クラウド・サービスについての各種トレーニング を活用し、全ての内容を知っておくこと  認定資格を設けているところもあるので利用すべし  「クラウドができます」だけでは仕事は来ない。自分たちならではの得意や 魅力の訴求は不可欠  短納期に慣れる  通常3ヶ月程度で案件クローズ。短い場合は1ヶ月の場合もある  日々の状況整理が重要  朝会、夕会、チケットなどでできるだけメンバーの負荷を軽減する  アジャイル型のプロジェクト運営に慣れる  契約は(定額)準委任契約または請負契約が一般的  ただしアジャイルでは緩すぎてお客様の不審を招く  従来SIのように定例会、成果物を意識しながら柔軟に要件の変化に対応
  40. 40. 例:クラウド・インテグレーターになるための要件 2 40  MS Officeを捨ててください  瞬時にドキュメントを共有できるGoogle AppsもしくはOffice 365 を 使ってください  社内のファイルサーバを捨ててください  Google Drive/BOX/Dropboxを使ってください  メールを捨ててください  Slackを使ってください  Excel/MS Projectのプロジェクト管理を捨ててください  Redmine/Atllasian Confluenceを使ってください  社内のソースコード管理サーバを捨てて下さい  GitHub/Bitbucketを使ってください  社内検証サーバを捨ててください  パブリッククラウドを使ってください  私用のスマートフォンやパソコンで”どこでも”仕事をさせてください  これはオフィスで、といった決まり事はなくしてください
  41. 41. 変革を促すための7ヶ条 第1条・業績評価基準を事業戦略/事業目標と一致させる 売上と利益に固定せず事業戦略/事業目標の達成基準と評価を連動させる 第2条・事実を正直に伝えて議論する 忖度無用、自分たちの現実を真摯に土俵に上げて議論する 第3条・時代にそぐわない手続きやルールを廃止する 暗号化してメールに添付し平文でパスワードを送る など 第4条・スタンダードとなっているツールを使う 時代の思想や文化をツールを通して浸透させる 第5条・仕事の生産性を落とさない環境を提供する 最新のPCやMac、デスクトップの仮想化は使わない など 第6条・服装を”オープン“にする 職場の空気が変わる、変革を身体で感じられる 第7条・Intrapersonal Diversity(個人内多様性) を高める ローテーション、社外のコミュニティや勉強会、対外的の奨励など 言葉で「危機感」を 煽っても現場は変わらない できる人材は どこにもいない
  42. 42. これからの ITビジネスの位置付け
  43. 43. 「IT」の再定義 43 思想としてのIT ビジネスの変革と創造 仕組みとしてのIT 業務プロセスの効率化と実践 道具としてのIT 利便性の向上と多様性の許容 商品としてのIT 収益拡大とビジネスの成長 ビジネス 経営と業務プロセスビジネス プロフェッショナル ITプロフェッショナル
  44. 44. 「道具としてのIT」から「思想としてのIT」への進化 ビジネスビジネス IT IT 1960年代〜1980年代 1990年代〜2000年代 2010年代〜 道具としてのIT 仕組みとしてのIT 思想としてのIT ビジネス+IT (ITと一体化したビジネス) 商品としてのIT
  45. 45. ビジネスのデジタル化 ビジネスビジネス IT IT 1960年代〜1980年代 1990年代〜2000年代 2010年代〜 ビジネス+IT (ITと一体化したビジネス) 商品としてのIT SoR System of Record 結果を処理するシステム SoE System of Engagement 結果を創出するシステム文化 対立
  46. 46. ビジネス価値と文化の違い 46 ユーザー部門のITへの期待の変化 顧客に製品やサービスを“いかに買ってもらうか”を狙う 顧客が製品やサービスを“買ってから”を処理、格納する  ユーザー部門の要求は明確  IT部門はその要求に応える 求められる価値:スピード 求められる価値:安定性 SoE/モード2 SoR/モード1 System of Engagement System of Record 『キャズム』の著者Geoffrey A. Mooreの言葉を参考に作成  ユーザー部門は要求が不明  IT部門はその要求を一緒に探す  ERP  SCM  販売管理など  CRM  MA  ECなど 結果を処理するシステム 結果を創出するシステム
  47. 47. バイモーダルITと人材のあり方 47 ユーザー部門のITへの期待の変化 モード1 変化が少なく、確実性・安定性を重視するシステム モード2 開発や改善のスピードや利便性を重視するシステム  高品質・安定稼働  着実・正確  高いコスト/価格  手厚いサポート  高い満足 (安全・安心)  そこそこ(Good Enough)  速い・俊敏  低いコスト/価格  便利で迅速なサポート  高い満足 (わかりやすい、できる、楽しい) 差別化→利益拡大 効率化→コスト削減 DevOps ITIL ビジネスの成功に貢献すること 開発要求に確実に応えること スキルチェンジ・人材の再配置 ガートナーのレポートを参考に作成
  48. 48. モード1とモード2の特性 モード1 モード2 安定性重視 速度重視 ウォーターフォール アジャイル IT部門が集中管理 ユーザー部門が分散管理 予測可能業務 探索型業務 武士:領地や報酬を死守 忍者:何が有効なのかを探る 運用者(オペレーター) 革新者(イノベーター) 効率性やROI 新規性や大きなリターン 統率力や実行力 機動力や柔軟性 月次〜年次 日次(or 時次)〜週次 性向 手法 管理 業務 例え 対象 期待 実践 期間 トップダウン ボトムアップ経営 方針が確定した後に軍隊的統率力で実行する力 方向性が見えない状況での探索能力や機動力
  49. 49. モード1とモード2を取り持つガーディアン モード1 モード2 落ち着きなくチャラチャラした 無責任で軽い存在だと煙たがる 古臭く動きが遅い足手まといの 恐竜の化石のように感じる それぞれの強みがありながらも 文化的対立が起きやすい両者を共存させるために 双方に敬意を払いつつ間を取り持ち調整を行う 方針が確定した後に軍隊的統率力で実行する力 方向性が見えない状況での探索能力や機動力 ガーディアン
  50. 50. 3つのIT:従来のIT/シャドーIT/バイモーダルIT 50 SIer/ITベンダー SIer/ITベンダー SIer/ITベンダー モード1 SoR モード1 SoR モード2 SoE 情報システム部門 情報システム部門 事業部門 事業部門 事業部門 モード1 SoR モード2 SoE  堅牢性  安定性  正確性  安全性  完全性  迅速性  柔軟性  スケーラビリティ  低コスト  そこそこ/使える  堅牢性  安定性  正確性  安全性  完全性 情報システム部門  迅速性  柔軟性  スケーラビリティ  低コスト  そこそこ/使える  堅牢性  安定性  正確性  安全性  完全性 従来のIT シャドーIT バイモーダルIT
  51. 51. 技術力 = 少ない手間で最大のパフォーマンスを発揮できる力  実現したい機能を可能な限り少ないステップ数でコーディングできる  クラウドを駆使してシステム運用できる環境を1日にいくつも構築できる など 既存SIモデルから脱却するための3つのシナリオ 7371万人 6773万人 ▲568万人 生産年齢人口の減少 内製化へのシフト 短期離脱 専門特化 サブスクリプション・サービス 技術力の高いエンジニアで内製化 のためのスキル・トランスファー。 少人数を短期集中投入して離脱。 このサイクルを高速で回す。 AIやIoT、クラウド・ネイティブ といった需要の伸びている専門領 域の専門家集団として、スキルを 集中、内製化を支援。 新しいサービスや技術を目利きし、 フレームワークやプラットフォー ム、ツールを整備して提供し、長 期継続的に収益を増やし続ける。
  52. 52. うちも、IoTで何かできないのか? “何か”て言われてもなぁ? 何をすればいいのだろう? いまうちの抱える課題は何だろう? 競争力強化には何をすべきだろう? 現状のプロセスをそのままに 使えそうなところを探す 使えそうなところに使って 使えるかどうかを検証する 使えることは確認できたが、 これで何が実現できるの? 何かを解決/実現することではなく “使ってみる”ことが目的となっている 何を解決すれば、 ブレークスルーできるのか? 業績を向上させられるのか? そのための最適な手段は? IoTは最適な手段なのか? 事業の成果(売上や利益)に どれだけ貢献できたのか? 短期長期の経営課題や事業課題を 解決することが目的となっている 「使ってみた」という成果は残るだけで次に続かない!「ビジネスの成果」で評価し改善のサイクルを回す! 失敗するPoCと成功するPoCの違い
  53. 53. PoCを成功させるための3つのこと 顧客価値(お客さまの事業価値)を明確にせよ! 「使えること」とか「新しいサービスを実現すること」ではなく、結果としてこうなって いたいという「あるべき姿」を実現すること。  お客様のお客様の業績を向上させたい。  世の中の常識をひっくり返したい。  社員に働きがいを感じてもらえる会社にしたい。 提言せよ! 「何をしたいかを決めてもらえれば、それを実現します」ではなく、こんな「あるべき 姿」を実現しましょうと提言する。  テクノロジーやビジネスの常識、その先の未来について精通していること。  「提言」に真摯に耳を傾けるだけの見識、そして信頼される人格や人徳を持つこと。  「提言」をきっかけに対話し、議論を重ねること。 試行錯誤せよ! 何が正解か分からない。議論や検討はそこそこに試行錯誤して、その時々の最適解を作り、 実行し、確かめる。このサイクルを高速に回して、最適解をアップデートし続ける。  外部に丸投げしないこと。自分で手を動かすこと。  制約を排除すること。例えば、クラウド・ネイティブなテクノロジーを活かすこと。  現物で確認し、ビジネスの成果で評価すること。
  54. 54. 自分たちには、 何ができるか? 自分たちには、 何ができないか? お客様は誰? 「お客様」は誰か? 自分たちのできることに都合が良い 市場・顧客・計画 お客様の あるべき姿? 自分たちのできることに都合が良い お客様の「あるべき姿」 お客様のあるべき姿を実現するために 何をすべきか? 具体的にイメージできる お客様の「あるべき姿」 ニーズ起点 シーズ起点 〇山 △男 39歳 ▢▢株式会社 西日本営業部 営業業務課
  55. 55. 新規事業のふたつのタイプ 55 実施するチームを分ける 異なる業績評価基準で評価する スポンサーシップを明確にする 持続的イノベーション 破壊的イノベーション 新規市場 での事業拡大 既存市場 での事業拡大 性能指標の連続性 〜価値指標の継続〜 性能指標の非連続性 〜価値指標の転換〜 性 能 指 標 の 向 上 投入する労力や時間 性 能 指 標 の 向 上 投入する労力や時間 性 能 指 標 の 向 上 性 能 指 標 の 低 下
  56. 56. 注意すべきITベンダー・SI事業者の行動特性 自分たちの「できること」でしか 解決策を示そうとしない。 これからのテクノロジーやその可能性について 分かりやすく説明できない。 機能や性能については説明できるが 経営や事業の成果にどのような貢献が できるのか説明できない。 新しい方法論や見積を求めても 旧来のやり方で提案しようとする。 新しい方法論やテクノロジーの適用を求めると 保証できない、実績がない、時期尚早などの ネガティブ・ワードで翻意を迫る。 注意すべきITベンダー・SI事業者の行動特性  自分たちの収益を優先して考えている。  新しいコトへのリスクを嫌っている。  経営やリソースに余裕がない。  勉強していない。あるいはその習慣がない。  分かってもらおうという意欲が欠如している。  自分たちのできないことに関心がない。  お客様の立場で考える習慣がない。  経営や業務に関心や知識がない。  お客様の成果より自分たちの成果を優先している。  仕事のやり方を変えたくない。  読めないリスクはできるだけ避けたい。  自分たちの業績評価基準に反する。  相手の想いを理解しようという意欲がない。  そもそも知識がなく、学ぶ意欲も乏しい。  新しいコトへチャレンジする意欲がない。 このような行動特性を示す理由
  57. 57. 一緒に仕事をしたいITベンダー・SI事業者 自分たちの事業や経営の価値を意識しているか  ITが自分たちの事業や経営にどのような価値を提供してくれるのかを具体的に説明してくれる  売上増やコスト削減とIT活用をロジカルに分かりやすく結びつけて説明してくれる  自分たちにできることだけではなく、他社も含めた「世の中常識」を客観的に説明してくれる 自分たちの個別の事情に配慮してくれているか  自社の業種や規模などの個別事情を考慮した説明をしてくれる  自社の個別の事情や課題、要件について理解し、営業やエンジニアの誰もが共有できている  自社の業種や業態に関連した専門的知識やスキルを持った人が担当してくれる 一緒になって成功しようという意欲を持っているか  専門用語を乱発することなく、難しいことでも理解できるようにわかりやすく説明してくれる  ヒアリングシートなどが体系化されており、人に依存しない品質維持が確保されている  標準の提案書を手直しするのではなく、自社向けに作る提案書を提示してくれる  初期段階から技術や業務のわかるエンジニアが同席し、生産性の高い議論ができる  自らのリスク・テイクする覚悟でコミットしてくれる  「教師」あるいは「良き相談相手」となれるひとが、参加してくれている
  58. 58. SI事業者とお客様のカタチ 58 大手SI事業者 プロマネ、調達、いざというときの保険 できる中堅SI事業者 新しい取り組み、そのための技術支援 ベンチャー企業 新しい技術やアイデアの提供 従来型の中小SI事業者・SES事業者 工数の提供 未来型のIT 従来型のIT お客様 事業部門・第2情シス 情報システム部門
  59. 59. 売上・利益の拡大 SIビジネスに取り憑く3匹の“お化け” 59 稼働率の向上 人材不足人材育成の停滞 新規事業開発の休止 新事業・新顧客 からの売上拡大 景気に関わらず成長できる 自分で自分の未来を 創り出せる 商品=労働力と調達能力 商品=技術力とチャレンジ力 景気の拡大 景気の変動に左右される 自分で自分の未来を 描くことができない 自動化 クラウド化 内製化
  60. 60. 変革のステージに立てるかどうかの3つの問いかけ 「違和感」を持っていますか? 「地図」を持っていますか? 「向かい風」を感じていますか?
  61. 61. ネットコマース株式会社 180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-4-17 エスト・グランデール・カーロ 1201 http://www.netcommerce.co.jp/

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