PSIM 使い方のヒントとコツ

                  Mywayプラス株式会社
                  技術⻑   杉田 貴紀

                   2012年10月26日




                           www.myway.co.jp
項目
2




    1. 実験結果などの任意波形をPSIMで扱う方法

    2. 外部⼊⼒で変化するR,L,Cを作成する方法

    3. 周波数特性解析(AC sweep)を安定に⾏うコツ

    4. PSIMの便利なカスタマイズ



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1. 実験結果などの任意波形をPSIM
                   PSIMで扱う方法
                   PSIM
3


    オシロスコープなどで計測した波形をPSIMで使用することができます




       ・部分的に実波形を用いてシミュレーションできます
       ・より現実に近いシミュレーションが可能になります
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1. 実験結果などの任意波形をPSIM
                   PSIMで扱う方法
                   PSIM
     (手順1)
        1)
4

1. 計測器から取得したデータをPCに取り込みます。
                       第1カラム:時間データ       カンマ区切り形式
2. データを整形して保存します。                        拡張子は.tbl
                       第2カラム:波形データ
                       1⾏目からデータ(ヘッダなし)   (CSV形式で保存してから
                                         リネームしてください)




             計測データの例
                         整形


                                            時間はゼロから始まるように
                                            調整しておくと、便利です




                                   時間 波形
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1. 実験結果などの任意波形をPSIM
                   PSIMで扱う方法
                   PSIM
       (手順2)
          2
5

3. PSIMのLookup Tableブロックを用いて波形を取り込みます。
       ・Lookup Tableブロックで2で作成したtblファイルを指定
       ・Lookup Tableブロックの⼊⼒にTimeブロックを接続



                                            シミュレーション結果


    Lookup Table
       ブロック




    Time
    ブロック




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1. 実験結果などの任意波形をPSIM
                   PSIMで扱う方法
                   PSIM
     (手順3)
        3
6

4. 制御電圧源、制御電流源などを用いて   シミュレーション結果(理想電源を用いた場合)

   モデルを構築します




    電圧制御
     電圧源               シミュレーション結果(実測波形を用いた場合)




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2. 外部⼊⼒で変化するR,L,C
                R,L,Cを作成する方法
                R,L,C
7




      電圧検出          電流検出
        ↓             ↓
     電流値演算   または   電圧値演算    の構成で
        ↓             ↓
     制御電流源         制御電圧源



    任意の非線形要素をシミュレーションすることが可能です。



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2. 外部⼊⼒で変化するR,L,C
                 R,L,Cを作成する方法
                 R,L,C
      (Rの場合)
           )
8


    外部制御可変抵抗の実現例



                             電圧検出
                   =          ↓
                            電流値演算
                              ↓
                            制御電流源

                       VR = IR × R _ ref
                                     VR
                        IR _ ref =
                                   R _ ref
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2. 外部⼊⼒で変化するR,L,C
                R,L,Cを作成する方法
                R,L,C
     (Rの場合:シミュレーション結果)
     (R              )
9




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2. 外部⼊⼒で変化するR,L,C
                  R,L,Cを作成する方法
                  R,L,C
       (Lの場合)
       (L   )
10


     外部制御可変インダクタの実現例



                                   電圧検出
                       =            ↓
                                  電流値演算
                                    ↓
                                  制御電流源
                                        dIL _ ref
                           VL = L _ ref
                                             dt
                                          VL
                           IL _ ref = ∫         dt
                                        L _ ref
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2. 外部⼊⼒で変化するR,L,C
                 R,L,Cを作成する方法
                 R,L,C
      (Lの場合:シミュレーション結果)
      (L              )
11




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2. 外部⼊⼒で変化するR,L,C
                  R,L,Cを作成する方法
                  R,L,C
       (Cの場合)
       (C   )
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     外部制御可変コンデンサの実現例



                                    電流検出
                       =             ↓
                                   電圧値演算
                                     ↓
                                   制御電圧源
                                        dVC _ ref
                           IC = C _ ref
                                            dt
                                          IC
                           VC _ ref = ∫         dt
                                        C _ ref
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2. 外部⼊⼒で変化するR,L,C
                 R,L,Cを作成する方法
                 R,L,C
      (Cの場合:シミュレーション結果)
      (C              )
13




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2. 外部⼊⼒で変化するR,L,C
                 R,L,Cを作成する方法
                 R,L,C
      (留意事項)
           )
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               本資料で紹介したシミュレーション方法は
         回路構成によって不安定になりやすい特性があります。



      対処方法の例
      ・電圧センサ、電流センサの代わりに電圧制御電圧源、電流制御電圧源
       などを用い、パワー系のデバイスのみでモデルを構築する
      ・タイムステップを細かくする
      ・センサ出⼒の微分処理は⾏わない
      ・制御電流源、制御電圧源の出⼒が急変しないように、微⼩コンデンサ、
       微⼩リアクトル、フィルタ等を接続する
      ・物理的にあり得ない構成になっていないか確認する

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2. 外部⼊⼒で変化するR,L,C
                  R,L,Cを作成する方法
                  R,L,C
          (パワー系ブロックのみで構成した例)
                           )
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                     可変コンデンサをパワー系ブロックのみで実現
                                                              Voltage source
                                                              (input division)

       Voltage-controlled current source




        Variable-gain                            Current-controlled
          controlled                               voltage source
        voltage source


     Lに電流を流し、電圧を測定する                       Lに電圧を印加し、電流を測定する
     → V = L di/dt により微分演算が可能              → i = ∫(V/L) dt により積分演算が可能
                                                                        www.myway.co.jp
3. 周波数特性解析(AC sweep)
               (AC sweep)を安定に⾏うコツ
       (はじめに)
            )
16



     周波数特性解析とは?

     ・被測定回路に正弦波信号を与えて、その周波数応答を
      解析する手法です。
     ・Frequency Response Analyzer (FRA)と呼ばれる
      計測器と同様の処理をシミュレータ上で⾏います。
     ・PSIMでは、被測定回路に注⼊する正弦波信号の周波数を
      変化(Sweep)させながら何度もシミュレーションを⾏い、
      注⼊した周波数成分の応答をボード線図に図示することが
      できます。



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3. 周波数特性解析(AC sweep)
               (AC sweep)を安定に⾏うコツ
         (手順)
            )
17


 周波数特性解析の方法
                        ① 正弦波信号を注⼊するポイントに正弦波
                          電圧源を接続します。
                          この例では降圧チョッパの変調率指令値に
                ③         正弦波信号を加算しています。
                        ※ AC Sweepを有効にしたシミュレーションでは
                          正弦波電圧源の名称以外のパラメータは
                          すべて無視されます。
                    ②
                        ② AC Sweepブロックを置き、パラメータ
     ①                    を設定します。
                        ※ AC Sweepブロックはモデル中に1個のみ
                          配置可能です。

                        ③ 周波数応答を観測したいポイントに
                          AC Sweep Probeを接続します。
                        ※ AC Sweep Probeは複数個使用できます
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3. 周波数特性解析(AC sweep)
               (AC sweep)を安定に⾏うコツ
       (2種類のAC Sweep)
       (2   AC
18


 オープンループ解析                    クローズドループ解析
           AC sweep probe               AC sweep probe
                                        (for closed loop)



                        Vac


           Vin                     V1   V2
     Sweepさせる電源
                                  Sweepさせる電源
      Vac                         V2
          の周波数特性を解析           −      の周波数特性を解析
      Vin                         V1
                              閉ループ系の一巡伝達関数を解析可能
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3. 周波数特性解析(AC sweep)
               (AC sweep)を安定に⾏うコツ
      (シミュレーション結果)
                 )
19


 シミュレーション結果の例




                                www.myway.co.jp
3. 周波数特性解析(AC sweep)
               (AC sweep)を安定に⾏うコツ
      (PSIMの内部処理)
      (PSIM     )
20

 周波数特性解析時のPSIMの処理フロー
                         シミュレーション開始


                         Load flag = 1の場合
                          シミュレーションの
                         初期条件を読み出し

                          正弦波電圧源の
                          周波数・振幅を            Sweep周波数での
                          初期条件に設定           ゲイン・位相角を算出



                          設定された条件で          最終周波数の解析が     Yes
                           シミュレーション           完了している

                                                  No
                         Sweep周波数に対して        周波数・振幅を
                  No      定常状態に達した           次の条件に変更

                                 Yes
             60サイクル経過しても
       No   定常状態に達していない

                                            シミュレーション終了
                   Yes

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3. 周波数特性解析(AC sweep)
               (AC sweep)を安定に⾏うコツ
      (コツ1)
         1)
21



 安定に周波数解析を⾏うためのコツ(1)

        ・まずAC sweep機能をDisableに設定した状態で過渡解析で
         期待通りの結果が得られることを確認し、その後周波数解析
         を⾏う。
        ・最大周波数に対して十分余裕のあるタイムステップを設定する。
         (位相特性を正確に算出するためには、注⼊信号の周期の
         1/1000程度のタイムステップが必要)

        ・注⼊信号の振幅を適切に設定する。
         大きすぎると、回路の動作範囲を超えてしまうことがある。
         ⼩さすぎると、ゲインが⼩さい領域での解析誤差が増大する。




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3. 周波数特性解析(AC sweep)
               (AC sweep)を安定に⾏うコツ
       (コツ2)
          2)
22

 安定に周波数解析を⾏うためのコツ(2)

     ・定常状態に達するまでの時間を短くする。
      たとえば、コンデンサの初期充電や回転数上昇などに非常に時間がかかる
      場合でも、周波数解析時には注⼊信号の周波数で60サイクル経って定常
      状態に達しなければ、その周波数での解析をあきらめて次の周波数に
      移⾏してしまう。
     → コンデンサの初期電圧設定、リアクトルの初期電流設定などを有効活用する。
     → 過渡解析でSave flag=1に設定して定常状態に達するまでシミュレーションを
      ⾏い、周波数解析時にLoad flag=1に設定して定常状態からシミュレーションを
      開始する。
     ・そもそも解析が⾏えないケースも存在する。
      注⼊周波数と同じ周波数成分がもともとモデルに存在する場合、注⼊信号と
      関係なく注⼊周波数成分の振幅が変化してしまい、解析することができない。
      (キャリア周波数付近など)

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PSIMの便利なカスタマイズ
     4. PSIM
23


            素子パラメータのデフォルト値を設定する




       1.   デフォルト値を設定したい素子のパラメータ設定画面を開きます
       2.   パラメータ欄に値を⼊⼒し、右端にある”▼”のボタンを押します
       3.   表示された項目から ”Set as default value” を選択します


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                   ショートカットキーを登録する
                    例) ”Wire”を”Wキー”に登録する




       1.   ”Commands”を選択し、下から4つ目の“Wire“を選択します
       2.   “Press new shortcut”の⼊⼒欄をクリックし、 “W”キーを押します
       3.   “Current shortcut keys”に新しいコマンドが追加されます

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              カスタマイズ設定を別のPCでも使用する




■カスタマイズ設定の書出し                     ■カスタマイズ設定の読込み
1. ”Save Custom Settings”を選択します   1. ”Load Custom Settings”を選択します
2. どの設定を書き出すか選択します                2. 読込みたい”.psimsetting”ファイルを選択
3. “.psimsetting”のファイル名を設定し保存        します。
   場所を選択します                       3. どの設定を読込むか選択します

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PSIM使い方のヒントとコツ

  • 1.
    PSIM 使い方のヒントとコツ Mywayプラス株式会社 技術⻑ 杉田 貴紀 2012年10月26日 www.myway.co.jp
  • 2.
    項目 2 1. 実験結果などの任意波形をPSIMで扱う方法 2. 外部⼊⼒で変化するR,L,Cを作成する方法 3. 周波数特性解析(AC sweep)を安定に⾏うコツ 4. PSIMの便利なカスタマイズ www.myway.co.jp
  • 3.
    1. 実験結果などの任意波形をPSIM PSIMで扱う方法 PSIM 3 オシロスコープなどで計測した波形をPSIMで使用することができます ・部分的に実波形を用いてシミュレーションできます ・より現実に近いシミュレーションが可能になります www.myway.co.jp
  • 4.
    1. 実験結果などの任意波形をPSIM PSIMで扱う方法 PSIM (手順1) 1) 4 1. 計測器から取得したデータをPCに取り込みます。 第1カラム:時間データ カンマ区切り形式 2. データを整形して保存します。 拡張子は.tbl 第2カラム:波形データ 1⾏目からデータ(ヘッダなし) (CSV形式で保存してから リネームしてください) 計測データの例 整形 時間はゼロから始まるように 調整しておくと、便利です 時間 波形 www.myway.co.jp
  • 5.
    1. 実験結果などの任意波形をPSIM PSIMで扱う方法 PSIM (手順2) 2 5 3. PSIMのLookup Tableブロックを用いて波形を取り込みます。 ・Lookup Tableブロックで2で作成したtblファイルを指定 ・Lookup Tableブロックの⼊⼒にTimeブロックを接続 シミュレーション結果 Lookup Table ブロック Time ブロック www.myway.co.jp
  • 6.
    1. 実験結果などの任意波形をPSIM PSIMで扱う方法 PSIM (手順3) 3 6 4. 制御電圧源、制御電流源などを用いて シミュレーション結果(理想電源を用いた場合) モデルを構築します 電圧制御 電圧源 シミュレーション結果(実測波形を用いた場合) www.myway.co.jp
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    2. 外部⼊⼒で変化するR,L,C R,L,Cを作成する方法 R,L,C 7 電圧検出 電流検出 ↓ ↓ 電流値演算 または 電圧値演算 の構成で ↓ ↓ 制御電流源 制御電圧源 任意の非線形要素をシミュレーションすることが可能です。 www.myway.co.jp
  • 8.
    2. 外部⼊⼒で変化するR,L,C R,L,Cを作成する方法 R,L,C (Rの場合) ) 8 外部制御可変抵抗の実現例 電圧検出 = ↓ 電流値演算 ↓ 制御電流源 VR = IR × R _ ref VR IR _ ref = R _ ref www.myway.co.jp
  • 9.
    2. 外部⼊⼒で変化するR,L,C R,L,Cを作成する方法 R,L,C (Rの場合:シミュレーション結果) (R ) 9 www.myway.co.jp
  • 10.
    2. 外部⼊⼒で変化するR,L,C R,L,Cを作成する方法 R,L,C (Lの場合) (L ) 10 外部制御可変インダクタの実現例 電圧検出 = ↓ 電流値演算 ↓ 制御電流源 dIL _ ref VL = L _ ref dt VL IL _ ref = ∫ dt L _ ref www.myway.co.jp
  • 11.
    2. 外部⼊⼒で変化するR,L,C R,L,Cを作成する方法 R,L,C (Lの場合:シミュレーション結果) (L ) 11 www.myway.co.jp
  • 12.
    2. 外部⼊⼒で変化するR,L,C R,L,Cを作成する方法 R,L,C (Cの場合) (C ) 12 外部制御可変コンデンサの実現例 電流検出 = ↓ 電圧値演算 ↓ 制御電圧源 dVC _ ref IC = C _ ref dt IC VC _ ref = ∫ dt C _ ref www.myway.co.jp
  • 13.
    2. 外部⼊⼒で変化するR,L,C R,L,Cを作成する方法 R,L,C (Cの場合:シミュレーション結果) (C ) 13 www.myway.co.jp
  • 14.
    2. 外部⼊⼒で変化するR,L,C R,L,Cを作成する方法 R,L,C (留意事項) ) 14 本資料で紹介したシミュレーション方法は 回路構成によって不安定になりやすい特性があります。 対処方法の例 ・電圧センサ、電流センサの代わりに電圧制御電圧源、電流制御電圧源 などを用い、パワー系のデバイスのみでモデルを構築する ・タイムステップを細かくする ・センサ出⼒の微分処理は⾏わない ・制御電流源、制御電圧源の出⼒が急変しないように、微⼩コンデンサ、 微⼩リアクトル、フィルタ等を接続する ・物理的にあり得ない構成になっていないか確認する www.myway.co.jp
  • 15.
    2. 外部⼊⼒で変化するR,L,C R,L,Cを作成する方法 R,L,C (パワー系ブロックのみで構成した例) ) 15 可変コンデンサをパワー系ブロックのみで実現 Voltage source (input division) Voltage-controlled current source Variable-gain Current-controlled controlled voltage source voltage source Lに電流を流し、電圧を測定する Lに電圧を印加し、電流を測定する → V = L di/dt により微分演算が可能 → i = ∫(V/L) dt により積分演算が可能 www.myway.co.jp
  • 16.
    3. 周波数特性解析(AC sweep) (AC sweep)を安定に⾏うコツ (はじめに) ) 16 周波数特性解析とは? ・被測定回路に正弦波信号を与えて、その周波数応答を 解析する手法です。 ・Frequency Response Analyzer (FRA)と呼ばれる 計測器と同様の処理をシミュレータ上で⾏います。 ・PSIMでは、被測定回路に注⼊する正弦波信号の周波数を 変化(Sweep)させながら何度もシミュレーションを⾏い、 注⼊した周波数成分の応答をボード線図に図示することが できます。 www.myway.co.jp
  • 17.
    3. 周波数特性解析(AC sweep) (AC sweep)を安定に⾏うコツ (手順) ) 17 周波数特性解析の方法 ① 正弦波信号を注⼊するポイントに正弦波 電圧源を接続します。 この例では降圧チョッパの変調率指令値に ③ 正弦波信号を加算しています。 ※ AC Sweepを有効にしたシミュレーションでは 正弦波電圧源の名称以外のパラメータは すべて無視されます。 ② ② AC Sweepブロックを置き、パラメータ ① を設定します。 ※ AC Sweepブロックはモデル中に1個のみ 配置可能です。 ③ 周波数応答を観測したいポイントに AC Sweep Probeを接続します。 ※ AC Sweep Probeは複数個使用できます www.myway.co.jp
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    3. 周波数特性解析(AC sweep) (AC sweep)を安定に⾏うコツ (2種類のAC Sweep) (2 AC 18 オープンループ解析 クローズドループ解析 AC sweep probe AC sweep probe (for closed loop) Vac Vin V1 V2 Sweepさせる電源 Sweepさせる電源 Vac V2 の周波数特性を解析 − の周波数特性を解析 Vin V1 閉ループ系の一巡伝達関数を解析可能 www.myway.co.jp
  • 19.
    3. 周波数特性解析(AC sweep) (AC sweep)を安定に⾏うコツ (シミュレーション結果) ) 19 シミュレーション結果の例 www.myway.co.jp
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    3. 周波数特性解析(AC sweep) (AC sweep)を安定に⾏うコツ (PSIMの内部処理) (PSIM ) 20 周波数特性解析時のPSIMの処理フロー シミュレーション開始 Load flag = 1の場合 シミュレーションの 初期条件を読み出し 正弦波電圧源の 周波数・振幅を Sweep周波数での 初期条件に設定 ゲイン・位相角を算出 設定された条件で 最終周波数の解析が Yes シミュレーション 完了している No Sweep周波数に対して 周波数・振幅を No 定常状態に達した 次の条件に変更 Yes 60サイクル経過しても No 定常状態に達していない シミュレーション終了 Yes www.myway.co.jp
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    3. 周波数特性解析(AC sweep) (AC sweep)を安定に⾏うコツ (コツ1) 1) 21 安定に周波数解析を⾏うためのコツ(1) ・まずAC sweep機能をDisableに設定した状態で過渡解析で 期待通りの結果が得られることを確認し、その後周波数解析 を⾏う。 ・最大周波数に対して十分余裕のあるタイムステップを設定する。 (位相特性を正確に算出するためには、注⼊信号の周期の 1/1000程度のタイムステップが必要) ・注⼊信号の振幅を適切に設定する。 大きすぎると、回路の動作範囲を超えてしまうことがある。 ⼩さすぎると、ゲインが⼩さい領域での解析誤差が増大する。 www.myway.co.jp
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    3. 周波数特性解析(AC sweep) (AC sweep)を安定に⾏うコツ (コツ2) 2) 22 安定に周波数解析を⾏うためのコツ(2) ・定常状態に達するまでの時間を短くする。 たとえば、コンデンサの初期充電や回転数上昇などに非常に時間がかかる 場合でも、周波数解析時には注⼊信号の周波数で60サイクル経って定常 状態に達しなければ、その周波数での解析をあきらめて次の周波数に 移⾏してしまう。 → コンデンサの初期電圧設定、リアクトルの初期電流設定などを有効活用する。 → 過渡解析でSave flag=1に設定して定常状態に達するまでシミュレーションを ⾏い、周波数解析時にLoad flag=1に設定して定常状態からシミュレーションを 開始する。 ・そもそも解析が⾏えないケースも存在する。 注⼊周波数と同じ周波数成分がもともとモデルに存在する場合、注⼊信号と 関係なく注⼊周波数成分の振幅が変化してしまい、解析することができない。 (キャリア周波数付近など) www.myway.co.jp
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    PSIMの便利なカスタマイズ 4. PSIM 23 素子パラメータのデフォルト値を設定する 1. デフォルト値を設定したい素子のパラメータ設定画面を開きます 2. パラメータ欄に値を⼊⼒し、右端にある”▼”のボタンを押します 3. 表示された項目から ”Set as default value” を選択します www.myway.co.jp
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    PSIMの便利なカスタマイズ 4. PSIM 24 ショートカットキーを登録する 例) ”Wire”を”Wキー”に登録する 1. ”Commands”を選択し、下から4つ目の“Wire“を選択します 2. “Press new shortcut”の⼊⼒欄をクリックし、 “W”キーを押します 3. “Current shortcut keys”に新しいコマンドが追加されます www.myway.co.jp
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    PSIMの便利なカスタマイズ 4. PSIM 25 カスタマイズ設定を別のPCでも使用する ■カスタマイズ設定の書出し ■カスタマイズ設定の読込み 1. ”Save Custom Settings”を選択します 1. ”Load Custom Settings”を選択します 2. どの設定を書き出すか選択します 2. 読込みたい”.psimsetting”ファイルを選択 3. “.psimsetting”のファイル名を設定し保存 します。 場所を選択します 3. どの設定を読込むか選択します www.myway.co.jp
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    質疑応答 お気軽にご質問ください www.myway.co.jp