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高岡ゼミ澤村班 エシカル消費
- 2. Ethical Outline 現状分析 問題提起 Study 1 Study 2 インプリ 参考文献 研究余地
- 3. 現状分析 • 現在の市場 • 新規市場 • 社会貢献欲求 • MOTHER HOUSE • エシカル消費の現状
- 4. 現状分析 問題提起 Study 1 Study 2 インプリ 研究余地 現在の市場 従来の市場 価格 機能 これ以上値下げは不可能 機能のコモディティ化 消費者の価値観 4
- 5. 現状分析 問題提起 Study 1 Study 2 インプリ 研究余地 新たな価値観 従来の市場 現在の市場 主観的 価値観 主観的価値観 社会貢献欲求の充足 グロービス［2014］ 5
- 12. 問題提起
- 14. Study 1 • 既存研究 • モデル構築 • 仮説提唱 • 仮説検証
- 17. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 過去のモデル 行動 意図 態度 主観的 規範 TRA Ajzen and Madden［1986］ 行動 自分の行動の善し悪しの判断 他者の視線を考えた上で、 行動するか否かの判断 18
- 18. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 過去のモデル 行動 意図 態度 主観的 規範 行動 新たな 変数 新たな 変数 19
- 19. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 加えられた変数 研究者 変数名 1.Gorsuch and Ortberg [1995] 2.Shaw and Shiu[2002] 3.Sparks, Shepherd and Frewer ［1995] 5.Yoon[2011] 4.Fukukawa[2002] 道徳的義務 知覚された倫理的義務 社会的影響、機械、不公平感 倫理的義務、自己同一性 道徳的義務、正義、知覚された便益、 知覚された危険、習慣 義務や正義は 行動に強い影響を与えない 【辻本（2014）】 20
- 20. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 本研究概要 本研究 義務や正義以外の要因 直近の エシカル研究 定性調査 21
- 23. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 エシカル研究 定性調査 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 エシカル・モチベーション （EM） 定性調査エシカル研究 ①・②・⑤ ③・④ 行動意図 態度 主観的規範 ① ② ③ ④ ⑤ 認知的共感 情動的共感 ＊EM＝「態度」と「主観的規範」に影響を与える新たな変数 24
- 24. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 エシカル研究 定性調査 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 他者の感情を自分の ことのように感じる能力 ①・②共感 認知的 共感 情動的 共感 他者の感情的な状態や文脈を 理解したり共有する能力共感 エシカル 消費 行動 意図 態度 ① ② 他者の感情を理解する能力 玉置 了［2015］ Hoffman［1987］ 共感 態度 25
- 25. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 エシカル研究 定性調査 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 共感の考察 購買 意図 態度 ① ② 消費者 社会的困窮者 エシカル商品 好意的な態度形成 26
- 26. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 エシカル研究 定性調査 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 エシカル・モチベーション （EM） 定性調査エシカル研究 ①・②・⑤ ③・④ 行動意図 態度 主観的規範 ① ② ③ ④ ⑤ 認知的共感 情動的共感 承認欲求 ＊EM＝「態度」と「主観的規範」に影響を与える新たな変数 27
- 28. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 エシカル研究 定性調査 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 承認欲求の考察 行動 意図 主観的 規範⑤ 消費者 承認 欲求 29
- 29. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 エシカル研究 定性調査 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 エシカル・モチベーション （EM） 定性調査エシカル研究 ①・②・⑤ ③・④ 行動意図 態度 主観的規範 ① ② ③ ④ ⑤ 認知的共感 情動的共感 承認欲求 信用性評価 有効性評価 ＊EM＝「態度」と「主観的規範」に影響を与える新たな変数 30
- 30. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 エシカル研究 定性調査 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 定性調査概要 調査日：2015年10月１日・3日 ・５日 対象者：20代男女 標本数：16名 方法：対面（半構造化インタビュー） 質問内容： 1．エシカル購買の経験およびその理由 2．社会貢献活動の経験およびその理由 3．社会貢献活動とエシカル消費の比較 31
- 31. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 エシカル研究 定性調査 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 調査方法 ▲ ◆ ● 社会貢献活動者エシカル消費者 ▲ ✖ 社会 貢献 32
- 32. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 エシカル研究 定性調査 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 ③信用性評価 行動 意図 態度④ 募金は、お金の行き先が不明確で 信用できないため一切しない。 募金などは、支援先にどのような 経路でお金が行き渡るか 明確な時だけ行う。 募金は、悪用されていないか 疑問を抱くときがある。 エシカル商品に対する 信用性の評価が 購買に影響を与えている 33
- 33. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 エシカル研究 定性調査 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 ④有効性評価 行動 意図 態度④ 募金やエシカル商品は、 自分一人が行うことにどれくらい 意味があるのかわからない。 ボランティアなどは、 自分で支援の前後を比較ができるので、 どれくらい役に立ったかわかる。 募金だとどのくらい現地の 役立っているかわからない。 エシカル商品に対する 有効性評価が 購買に影響を与えている 34
- 34. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 エシカル研究 定性調査 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 評価の考察 行動 意図 態度 ③ ④ 信用性 評価 有効性 評価 評価はその行動の良し悪しの判断 態度 自分の行動の善し悪しの判断 35
- 36. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 エシカル研究 定性調査 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 EC1 行動 意図 態度 募金は現地の人の反応を 見ることができないため、 社会貢献をした実感がない ボランティアに行って感謝された時に 社会貢献の実感ができて 気分が高まった。 被災地の人が「ありがとう」と いってくれた時に 良いことしたなと感じた。 態度 行動 意図 エシカル消費において、 社会貢献を実感できる時 37
- 37. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 エシカル研究 定性調査 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 EC1の考察 行動 意図 態度 好意的な 態度 社会貢献を実感できる 社会貢献を実感できない 38
- 39. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 エシカル研究 定性調査 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 EC2 行動 意図 態度 そういう生き方をしている人を 初めて知った。 エシカル消費をしてみたいと思った。 倫理的な生産・調達をされた 財布には価格以上の価値を感じる。 自分の行動に意味を持ち、 社会的に良い企業に投資したい。 態度 行動 意図 社会貢献者に共感した時 40
- 40. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 エシカル研究 定性調査 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 EC2の考察 行動 意図 態度 エシカル消費者 共感 エシカル商品に好意的 非エシカル消費者エシカル行動意図 41
- 44. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 商材選定 0 5 10 15 20 25 30 35 40 コーヒー チョコレート ティッシュ 洗剤 認知度 購買経験 コーヒーの認知が最高 GAPが最も大きい 分析対象をコーヒーに選定 45
- 46. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 調査設計 社会貢献を実感 エシカル消費者に共感ECが作用しない 100人 100人 100人 EMを作用させる仕掛け 認知的 共感 情動的 共感 信用性 評価 有効性 評価 承認 欲求 主観的 規範 行動 意図 態度 認知的 共感 情動的 共感 信用性 評価 有効性 評価 承認 欲求 主観的 規範 行動 意図 態度 認知的 共感 情動的 共感 信用性 評価 有効性 評価 承認 欲求 主観的 規範 行動 意図 態度 47
- 48. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 調査設計 ECを作用させない状況 ＜共感＞ ＜評価＞ ＜承認＞ ②① ③ POP POP カップ 49
- 49. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 調査設計 購買 意図 態度 ① ② ECを作用させない状況 ①共感 日本の教育を取り上げ、 共通点を想起させる 日本とエチオピアの ギャップを示し、 共感を促す 50
- 50. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 調査設計 購買 意図 態度 ③ ④ ECを作用させない状況 ②評価 賃金とコーヒーのルートを記載 することで信用性を高める 一杯のコーヒーによって貢献 できる度合いを数値で示す ことで有効性を高める 51
- 51. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 調査設計 購買 意図 主観的 規範⑤ ECを作用させない状況 ③承認 エシカルコーヒーのロゴ 他者が見てパッと身に入る デザイン 52
- 52. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 ECを作用させない 社会貢献を実感 エシカル消費者に共感ECが作用しない 53
- 53. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 調査設計 購買 意図 態度 社会貢献を実感 社会貢献の実感 現地からの手紙と 現地の写真をカップに デザインでする 社会貢献の実感 POPの背景を 現地の写真に変更 消費者から現地の人に メッセージを 送れる仕組みを作成 54
- 54. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 社会貢献を実感 社会貢献を実感 エシカル消費者に共感ECが作用しない 55
- 55. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 調査設計 購買 意図 態度 エシカル消費者に共感 社会貢献者への共感 身近な友達の エシカル消費に 関する投稿 エシカル消費を行う 理由まで記載 56
- 56. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 エシカル消費者に共感 社会貢献を実感 エシカル消費者に共感ECが作用しない 57
- 57. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 調査概要 アンケート方法 分析方法 調査日：2015年10月30日 調査対象：大学生 標本数：各質問100人（計300人） 媒体：対面 質問内容 １．態度に影響を与えるもの ２．主観的規範に影響を与えるもの ３．態度について ４．主観的規範について ５．購買意図について 【統計解析ソフト】 Amos Graphics 【分析方法】 パス解析による、多母集団同時分析 58
- 58. 現状分析 問題提起 Study 1 既存研究 モデル構築 仮説提唱 仮説検証 Study 2 インプリ 研究余地 仮説検証 59 信用性評価 有効性評価 承認欲求 態度 主観的規範 情動的共感 認知的共感 行動意図 j) 主観的規範は、 態度に正の影響を与える 社会困窮者への認知的共感は 態度に正の影響を与える 1-1 社会困窮者への情動的共感は 態度に正の影響を与える 1-2 信用性評価は態度に 正の影響を与える 1-3 有効性評価は態度に 正の影響を与える 1-4 承認欲求は主観的規範に 正の影響を与える 1-5 態度は行動意図に 正の影響を与える 1-6 主観的規範は行動意図に 正の影響を与える 1-7 仮 説 １ ✔ ✖ ✔ ✔ ✔ ✔ ✖ 信用性評価と有効性評価は 相関関係にある 1 信用性評価は 主観的規範に正の影響を与える 2 有効性評価は 主観的規範に正の影響を与える 3 主観的規範は 態度に正の影響を与える 4 新 た な パ ス 59
- 61. Study 2 • 仮説2提唱 • 仮説2検証 • 検証1.2のまとめ
- 66. 現状分析 問題提起 Study 1 Study 2 インプリ 研究余地 調査設計 ①エシカルではないコーヒー ②通常のエシカルコーヒー ③３つのEMを刺激しEC1を作用させたエシカルコーヒー 67
- 68. 現状分析 問題提起 Study 1 Study 2 インプリ 研究余地 調査概要 【統計解析ソフト】 Excel 【分析方法】 PSM分析を参考に、 コーヒーへの最高支払い意思額を聞き、 面グラフに示す。 調査日：2015年10月28日〜30日 調査対象：20代 男女 標本数：各質問50人（計150人） 媒体：インターネット アンケート方法 分析方法 69
- 69. 現状分析 問題提起 Study 1 Study 2 インプリ 研究余地 仮説検証 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 ー100 100ー149 150ー199 200ー249 300ー349 350ー399 400ー449 450ー499 450ー499 500ー549 550ー599 600ー649 649ー699 700ー749 750ー799 ① エシカルではないコーヒー ② 通常のエシカルコーヒー ③ 調査1を基に作成したエシカルコーヒー （人） （円） ① ② ③ 仮 説 ２ 2-1 2-2 仮 説 ２ ３つのEMを刺激し、 EC１を作用させた コーヒーは、 エシカルではない コーヒーよりも 高価格で購入される。 ３つのEMを刺激し、 EC１を作用させた コーヒーは、 工夫を施していない エシカルコーヒーよりも 高価格で購入される。 ✔ ✔ 70
- 71. インプリケーション • 本研究まとめ • インプリ概要 • インプリ • インプリまとめ
- 72. 現状分析 問題提起 Study 1 Study 2 インプリ 研究余地 インプリケーション Ethical Selection 74
- 74. 現状分析 問題提起 既存研究 Study 1 Study 2 インプリ 研究余地 提案のメカニズム 購買前 受取時 購買後 76
- 75. 現状分析 問題提起 Study 1 Study 2 インプリ 研究余地 Ethical Selection ▷ Start▷ Start 支援先の選択 有効性評価 信用性評価 Thank you for your kindness☺ 現地様子はWEBでCHECK！ 77
- 76. 現状分析 問題提起 既存研究 Study 1 Study 2 インプリ 研究余地 提案のメカニズム 購買前 受取時 購買後 有効性評価 信用性評価 78
- 78. 現状分析 問題提起 既存研究 Study 1 Study 2 インプリ 研究余地 提案のメカニズム 購買前 受取時 購買後 有効性評価 信用性評価 承認欲求 80
- 80. 現状分析 問題提起 既存研究 Study 1 Study 2 インプリ 研究余地 提案のメカニズム 購買前 受取時 購買後 有効性評価 信用性評価 承認欲求 有効性評価 信用性評価 実感 82
- 81. 現状分析 問題提起 既存研究 Study 1 Study 2 インプリ 研究余地 インプリまとめ 購買前 受取時 購買後 エシカルセレクションは3つのEMを刺激しECを 整えることで消費者のエシカル消費を促す 企業が必要とされているエシカル消費の有効な 訴求方法である 83
- 82. 現状分析 問題提起 Study 1 Study 2 インプリ 研究余地 インプリケーション Ethical Selection 84
- 83. まとめ
- 84. 現状分析 問題提起 Study 1 Study 2 インプリ 研究余地 本研究まとめ 現状 社会貢献欲求が新たな購買基準になっているが、低価格に勝っていない 問題提起 エシカル消費の購買メカニズム解明、社会貢献欲求が価格に勝るか Study１ 3つのEM(信用性・有効性評価・承認欲求)とEC1(実感)が行動意図を強める Study2 3つのEMとEC1を作用することで、低価格商品に勝る差別化要因になる インプリ 購買前、受け取り時にEM・ECを作用することでエシカル消費を促す １ 企業が他者と差別化を図るための エシカルの訴求方法 ２ 社会をよりよくすることができる 86
- 86. 現状分析 問題提起 Study 1 Study 2 インプリ 研究余地 参考文献 • テクノファ・ウェブ講座、2004年、国際的なCSRの動向 <https://www.technofer.co.jp/downloadfiles/pdf24.pdf>、2015年8月25日． • 亀川雅人・高岡美佳［2007］『CSRと企業経営』学文社 • 日経Bizアカデミー、2013年、社会問題の解決と利益の創出を両立 企業に新たなビジネス機会をもたらす CSVとは（上）、 <http://bizacademy.nikkei.co.jp/feature/article.aspx?id=MMACz2000007012013>2015年9 月1日． • 吉倉秀和［2015］『スポーツビジネスにおけるエシカル消費の可能性』アカデミックアワー研究報告． • 大平修司・薗部靖史・スタニスロスキースミレ［2014］ 『ソーシャル・コンシューマーの消費意思決定プロセスの解明―環境配慮型商品と寄付つき商品の消費意思決定 プロセス―』Japan Forum of Business and Society． • 株式会社デルフィス、2015年、20代のエシカルへの関心が高まる <http://www.delphys.co.jp/ethical/report/ethical2015130.pdf>、2015年9月15日． • 田中洋［2012］『マーケティングから見た倫理的消費の可能性』CEL． • 経済同友会、2010年、企業の社会的責任（CSR）に関するアンケート調査～第3回「自己評価」及び「経営者 意識調査」～、<http://www.doyukai.or.jp/pdf/csr100428_08.pdf>、2015年9月20日． • Ajzen, Icek and Martin Fishbein［1980］， Understanding attitudes and predicting social behavior，Prentice-Hall． • Ajzen, Icek and Thomas J. Madden［1986］， Prediction of goal-directed behavior: Attitudes, intentions, and perceived behavioral control， Journal of Experimental Social Psychology, Vol.22． • Ajzen, Icek ［1991］，The theory of Planned behavior，Elsevier． 88
- 87. 現状分析 問題提起 Study 1 Study 2 インプリ 研究余地 参考文献 • Gorsuch, L.R. and John Ortberg［1995］Moral Obligation and Attitudes: Their Relation to Behavioral Intention，Journal of Personality and Social Psychology, Vol.44 (5)． • Shaw, Deirdre and Edward Shiu［2002］，An assessment of ethical obligation and self-identity in ethical consumer decision-making: a structural equation modelling approach， International Journal of Consumer Studies, Vol.26,4． • Sparks.P and Richard Shepherd and Frewer.J.L. ［1995］，Assessing and Structuring Attitudes Towaed the Use of Gene Technology in Food Production: The Role of Perceived Ethical Obligation，BASIC AND SOCIAL PSYCHOLOGY, Vol.16 (3)． • Fukukawa, Kyouko ［2002］，Developing a Framework for Ethically Questionable Behavior in Consumption，Journal of Business Ethics, Vol.41. • Yoon, Cheollo ［2011］，Theory of Planned Behavior and Ethics Theory in Digital Piracy: An Integrated Model， Journal of Business Ethics, Vol.100. • 玉置了［2015］『倫理的消費におけるアイデンティティ形成意識と節約志向の影響』日本商業学会． • 芳賀康浩［2015］『戦略的ソーシャルマーケティングの基礎概念としての交換概念の再検討』日本商業学会． • 山崎広光［2008］『感情と共感』倫理学研究室 • 辻本まりえ［2014］『内発的環境配慮行動要因としての環境市民意識に関する研究』東京工業大学． • 玉置了［2015］『消費者の共感性が倫理的消費にもたらす影響』日本商業学会． • 澤村［2007］『エチオピアにおける初等教育の普及と質的改善-地方分権化と国際援助のインパクト』 広島大学教育開発国際協力研究センター． • 豊田［1998］『共分散構造分析 入門編―構造方程式モデリング―』統計ライブラリー 89
Editor's Notes
- それではここからは現状分析にうつります。
- 現在消費者は、商品を購買する際に様々な基準を基に購買するかを判断しています。 その中でも特に、価格の安さや品質の高さを重視してました。 企業もこれら２つを差別化要因とし、商品を販売していました。
- ターゲット学生って言ってね！
- 実務的意義としては、市場のコモディティ化が進んでいる中で社会的価値が購買時に、如何に差別化要因となり得るのか解明するとともに、CSR活動が企業に求められている中で適切なCSR戦略を考案することがあげられる。また、学術的意義としては消費者が購買にいたる要因としての社会的価値のメカニズムを解明することがあげられる。 そして、実務的意義が立証されることにより、企業は従来とは異なり、経済的利益を得ることができるようになるだろう。その結果、企業が現在敬遠している社会性の訴求活動を促進することができ、本来の目的である地球汚染や劣悪な労働環境などといった社会問題を解消することができるようになる。
- ここであるとlineいれたい
- 正義や義務などといった新たな変数が態度や主観的規範に加えられることでエシカル消費の購買メカニズムの研究は進みました。 これはこれまでの研究でTRAに加えられた変数です。
- 直近のモデルにはなっていないエシカル研究 定性調査
- その結果、先ほどのTRAモデルに加わる新たな変数として5つの変数を発見しました。 これの５つの新たな変数を本研究では、エシカルモチベーションと定義します。 さらに、本研究では定性調査を行っていく中で、態度から行動意図への影響力を強めることのできる条件を発見しました。 これを本研究では、エシカルコンディションと定義します。 それではこれらの要因をどのように発見したのか、モデル構築で見ていきます。
- ここであるとlineいれたい
- 紫
- 直す 他者の感情を 理解する能力
- 紫
- 字を入れる予定！
- 紫
- その理由は。。。 字を入れる予定！
- 蛍光色使うな
- 蛍光色使うな
- くそ雑
- 元々エシカル商品には好意的な印象を抱いているが、 購買にはいたらない理由がEC１がないため。 またEC2の場合も購買意向が高まった。
- それでは、先ほど提唱した仮説の検証についてお話します。 最初に仮説検証する際の分析対象となる商材をプレ調査より選定しました。
- 本研究では、エシカルコンディション、つまり、状況を変えることで、エシカル消費の態度から行動意図への影響力を高められるという仮説を立てました。 そこで、これに対応した形で、エシカルコンディションが起きない状況、商品購入によって社会貢献を実感できる状況、社会貢献者に共感した上で商品選択をする状況を作り、 それぞれ100人ずつの被験者に同様の調査を行いました。 また、これらすべての状況において、エシカルモチベーションを高めるようなコーヒーの設計をすることで、エシカルモチベーションがエシカル消費に与える影響を解明します。 分析では、全体におけるモデルの検証を行うのと同時に、各グループごとの態度から行動意図への影響力の差を見ます。 それでは、設計したコーヒーについて説明します。
- まず、作成したコーヒーの概要はこのようになっております。 これを基にEMとECを作用させる仕掛けを作りました。
- EMを作用させる仕掛けはこの3つです。
- まず共感を高めるためのPOPを作成しました。 ここでは・・・
- 次に
- さらに
- 本研究では、エシカルコンディション、つまり、状況を変えることで、エシカル消費の態度から行動意図への影響力を高められるという仮説を立てました。 そこで、これに対応した形で、エシカルコンディションが起きない状況、商品購入によって社会貢献を実感できる状況、社会貢献者に共感した上で商品選択をする状況を作り、 それぞれ100人ずつの被験者に同様の調査を行いました。 また、これらすべての状況において、エシカルモチベーションを高めるようなコーヒーの設計をすることで、エシカルモチベーションがエシカル消費に与える影響を解明します。 分析では、全体におけるモデルの検証を行うのと同時に、各グループごとの態度から行動意図への影響力の差を見ます。 それでは、設計したコーヒーについて説明します。
- まず、
- 本研究では、エシカルコンディション、つまり、状況を変えることで、エシカル消費の態度から行動意図への影響力を高められるという仮説を立てました。 そこで、これに対応した形で、エシカルコンディションが起きない状況、商品購入によって社会貢献を実感できる状況、社会貢献者に共感した上で商品選択をする状況を作り、 それぞれ100人ずつの被験者に同様の調査を行いました。 また、これらすべての状況において、エシカルモチベーションを高めるようなコーヒーの設計をすることで、エシカルモチベーションがエシカル消費に与える影響を解明します。 分析では、全体におけるモデルの検証を行うのと同時に、各グループごとの態度から行動意図への影響力の差を見ます。 それでは、設計したコーヒーについて説明します。
- 本研究では、エシカルコンディション、つまり、状況を変えることで、エシカル消費の態度から行動意図への影響力を高められるという仮説を立てました。 そこで、これに対応した形で、エシカルコンディションが起きない状況、商品購入によって社会貢献を実感できる状況、社会貢献者に共感した上で商品選択をする状況を作り、 それぞれ100人ずつの被験者に同様の調査を行いました。 また、これらすべての状況において、エシカルモチベーションを高めるようなコーヒーの設計をすることで、エシカルモチベーションがエシカル消費に与える影響を解明します。 分析では、全体におけるモデルの検証を行うのと同時に、各グループごとの態度から行動意図への影響力の差を見ます。 それでは、設計したコーヒーについて説明します。
- アニメーション！
- なつきが！！！社会価値もっと協調しろ！！！
- 費用対効果