More Related Content
More from NETGEAR Japan (9)
NETGEAR ReadyNAS - 5段階のデータ保護
- 2. 5段階のファイル保護機能
Footer use for Presentation Title or footnotes2
1. 複数HDDのRAIDボリューム構成でHDDの単体故障から
保護
2. 定期的なスナップショット取得。任意の時点のデータへ復
元可能(取得回数は無制限)
3. ライセンスフリーのリアルタイム・アンチウイルス・ソフト
ウェアを標準搭載
4. ビットロット・プロテクション - アクセス頻度の低いファイル
の破損を事前に検知・修復
5. 複数箇所に設置したReadyNAS間で、ファイルをバック
アップ
Editor's Notes
- ここからは、ReadyNASの中で動いているOSのバージョン6.2の機能を紹介します
- 冒頭でお話したとおり、NASで出来ることはいろいろありますが、
NETGEARは、NASの基本中の基本な機能である、データの保護を最も重要視しています。
5段階とありますが、5種類のデータ保護機能で、NASの中のデータを安全に保護します。
順番に見ていきましょう。
- まずは、みなさんおなじみのRAIDです。
2台以上のHDDにデータを分散して保存することで、HDDが一台壊れてもデータが失われないようにします。
- 実施回数が無制限のスナップショット
スナップショットというのは、バックアップ機能の一種です。
データそのものをコピーするのではなく、データが保存されているディスク領域のデータブロックの目次のようなものを保存するだけなので、時間がかからず、ディスクもあまり消費しません。
ReadyNASで、共有フォルダーを選んで定期的にスナップショットを取るように設定してやると、あとは特にやることはありません。
ファイルを間違って消してしまったり、作業前のファイルに戻したいというときに、保存しておいたスナップショットからファイルを復元できます。
このスナップショット、業務用のNASではおなじみの機能ですが、ホーム向けのNASには無いものもあります。
ReadyNASのいいところは、スナップショットの実施回数が無制限ということです。スナップショットが使えるけど、スナップショットを保存する領域が限られていて、実施回数に制限があるNASがほとんどです。
なぜReadyNASは無制限なのかというと、OSのファイルシステムにBtrfs(バターエフエス)という最新のファイルシステムを採用しているからなんですね。市場に出ているLinuxベースのNASのほとんどは、EXT3やEXT4といった世代の古いファイルシステムを使っています。
- 標準搭載のアンチウイルスソフトで、NASに保存するファイルをウィルス感染から守ります。
- ビットロットプロテクションという機能がありますが、始めて聞かれた方も多いと思います。
ビットロットというのは、ビットの腐敗、といった意味です。
ハードディスクに保存しているファイルは、ずーっとアクセスしないでいると、ビットが反転してしまったりして、壊れてしまうことがあります。
ビット反転してすぐにそのファイルへアクセスすれば、修復用のデータを使って元に戻すことが出来ます。
が、たまーにしか使わないファイルだと、ビットの腐敗が進行してしまって、開こうとしたときには手遅れ、ということが多々あります。
ビットロットが良く分かる例は画像です。
左側の画像は、正常なファイルです。 右側は、ビットの腐敗によって正常に開けなくなってしまった画像です。
昔の旅行の写真とか、めったに見返しませんよね。そういったファイルでも、ReadyNASはビットの腐敗が進行する前に自動的に修復してくれます。
- ReadyNAS Replicateです。
ReadyNASが2台必要なので、あまり家庭向けではないですが、2台持っている人にはとても便利な機能です。
ReadyNASのデータを別なReadyNASに自動的に、定期的にバックアップしてくれます。設定はとても簡単で、どのデータをバックアップにするか、また、バックアップ対象から外すかを簡単に設定できます。
以上が、5段階のファイル保護機能です。