aとtheの使い分け

1. AとTheの読み分け/使い分け

2. Agenda
• Theの役割
• Aの役割
• 過去のTips投稿から
• オン留レッスンに見られるaとtheの使い分け

3. レッスンのゴール
• ①AとTheの使い分けの事例を知る
• ②オン留レッスンの英文で aが使われる理由/ theが使われる理由がわかる
• ③自分で英作文を作るときにaとtheのどちらを使えば良いかがわかる

4. Theの役割(特定のthe、不特定のa)
• theは「それしかない」「まさにそれである」ものを表し、他に指しうるものがない
ときに使われる 。「その」と訳されることが多い。
• いつtheが使われるか
→相手が何を指しているのかがわかるとき
→聞き手と共有している場面や文脈に指したいものがあるとき
• 例文
I met a man yesterday, and the man was kind to me.（どの男かがわかる）
I want to go to the moon someday.（思い浮かべるのが１つしかないもの）

5. Aの役割(特定のthe、不特定のa)
• Aが使われるとき、あるもののカテゴリーを決める役割を果たしているに過ぎない。
それ以上の情報はない。「とある∼」「ある∼」と訳されることが多い。
• いつ使われるか
→不特定のもの（とある∼と訳されることがある）
→たくさんあるうちの１つ
• 例
This is a pen.

6. ①誰もが知っているものか
• 1. We walked under the moon.
• 2. Venus(金星) doesn’t have a moon.
• 3. We saw a crescent moon. (crescent moon:三日月)
• 4. We saw a full moon.

7. ①誰もが知っているものか
• 1. We walked under the moon.
→the moon＝月（天体そのものを指す）
• 2. Venus(金星) doesn’t have a moon.
→a moon＝衛星
• 3. We saw a crescent moon. (crescent moon:三日月)
• 4. We saw a full moon.
→実際の形ではない。その場所から見た月の１つの
形に過ぎない。

8. ②相手がどれを指しているのかわかっている
•1.Let’s walk to the station.
•2.Let’s walk to a station.

9. ②相手がどれを指しているのかわかっている
•1.Let’s walk to the station.
→会話の中でこの文を話している人も聞いている人も、「駅」が具体的にどの
駅を指しているのかがわかっている状態。
訳「(あなたも知っている例の)駅まで歩こう。」（カッコ内は意味のニュアンス)
•2.Let’s walk to a station.
→聞いている人はどの駅かは知らないはずだ、と話している人は想定してい
る。おそらくどこの駅まで？と聞き返される。
訳「(とある)駅まで歩こう。」

10. ③前に出てきたものについて話す
• 1. I work in a factory. My father works in the factory too.
• 2. I work in a factory. My father works in a factory too.

11. ③前に出てきたものについて話す
• 1. I work in a factory. My father works in the factory too.
→私と父は同じ工場で働いている
• 2. I work in a factory. My father works in a factory too.
→私と父はどちらも工場で働いているが、おそらく別の工場

12. オン留レッスンから

13. オン留レッスンから

14. オン留レッスンから

15. 使い分け
• 「特定」のthe
・相手がどれを指しているかわか
るもの
・誰もが知っているもの/１つしか
ないもの
・「その」と訳せるもの
• 「不特定」のa
・相手が具体的にどれを指して
いるのかがわからないもの
・たくさんあるうちの１つ
・「とある∼」「ある∼」と訳
せるもの