1. 停電→K-DiPSアプリからSOS
→給電車がかけつける
Kanazawa Medical University
金沢医科大学看護学部 中井 寿雄
2022年6月16日15時
オンラインMtg資料

2. 中井 寿雄(なかいひさお)
金沢医科大学看護学部 准教授(Ph.D)(保健学)
（災害看護学、GISによる被災リスク評価）
当事者参画型災害備えシステム: K-DiPSの開発
HP→ http://k-dips.jp
看護師
救急救命士
日本ケアマネジメント学会
認定ケアマネジャー
近森病院
日本赤十字社医療センター
高知赤十字病院
芸西病院
高知学園短期大学看護学科
高知県土佐清水市出身
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自己紹介
鹿児島県肝付町での実証実験の際に撮っていただいた写真です

3. • K-DiPSアプリに児の情報を入力
• 有事の際には、スマホ情報をDMAT
や医療チームにに開示することで、
迅速な治療やケア、搬送に貢献
K-DiPS Online
• 自治体・事業者にサーバーを設置
• K-DiPS Soloの情報を接続し蓄積
• 本人の情報をエビデンスとした平時の
対策・備蓄・訓練
効率的なオペレーション
K-DiPS Solo
4
K-DiPSによる地域の要支援者対策
看護師・ケアマネによる入力支援 当事者情報に基づいた備蓄・対策
K-DiPS Online
発災
地域の要支援者を把握

4. 自分(子ども)の最新情報を、すぐに取り出せる
K-DiPS®
Solo
自分(子ども)の情報を
自分の判断で開示！
スマホはいつでも持っている！
誰でも無料で使用できます
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5. ①
②
③
④
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自分(子ども)の判断で、情報を支援者に開示

6. 自分(子ども)の最新情報に基づいた支援体制を、自治体と
協力して構築
K-DiPS®
Online
災害時要支援者台帳
災害時要支援者個別計画
迅速な安否確認・救助
避難訓練(シミュレーション)
自治体がクラウドに
アクセス
K-DiPS
®
Solo を
K-DiPS
®
Onlineに接続
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7. K-DiPS Online(機能を一部抜粋)
•ADLを可視化
•バックアップ電源をリアルタ
ムに集計し可視化
K-DiPS Soloユー
ザーが備蓄して
いるバッテリー
の合計をグラフ
表示
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8. K-DiPS SOS機能開発の背景
• 災害時における電動車両等による給電支援に関する協定が
全国で締結されている。
• 災害時に電動自動車等による避難所等への給電支援等につ
いて必要な事項を定めたもので、例えば2021年3月16日に
高知県内トヨタ販売店5社と高知県が締結した。
• 高知県の協定のフロー：豪雨などで避難指示発令→避難所
開設→停電→高知県→損保ジャパン高知支店→高知県内ト
ヨタ販売店→避難所へ給電車を貸し出し
災害時における電動車両等による給電支援に関する協定締結式
https://www.pref.kochi.lg.jp/press1/2021031000041/
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9. 「災害協定締結」が目的化してないか？
キーワードを「高知県 トヨタ 給電車 災害協定」でGoogle画像検索したスクリーンショット、2022-06-15
検索すると。。。
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10. もっとも困っている人に届けるべきでは？
給電車を届ける協定を県と締結しました。
スマホ充電やご飯炊いたりですか？
締結して写真撮影して、体育館に車を届け
るだけで本当によいのでしょうか？
本来なら本当に困っているいる人の役にた
ちたい。自分たちは少しは我慢できる。
K-DiPS SoloユーザーのSOSを受けて
駆け付けられないでしょうか？
必ず行けるとは限らないが、その方が優先
順位の高い人に役立つかも。。。
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11. K-DiPSに停電時のSOS機能を追加(開発中)
バッテリー搭載車 を給電リソース と捉える
K-DiPS
®
Solo とK-DiPS
®
Onlineの地域との
連携機能の一部として開発中！
地域には給電リソースが存在する！
給電車ユーザーによる共助
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12. 緊急給電システム (動画)
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13. K-DiPSによる停電対策ソリューションのフロー
自治体のK-DiPS Onlineにアラート
損保ジャパン高知支店
HV車を媒介とした電源必須な医ケア児・者への停電対策案
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K-DiPSのSOSをタップ
ネッツトヨタ南国株式会社
給電車が駆け付ける
予備バッテリーを充電
HV車が停電に役立つことを周知
HV車による給電訓練
HV車所有車とのマッチング
HV車を媒介とした共助体制
停電時の助け合い
インフォーマルソリューションとしての選択肢

14. 川崎市 三菱自動車
https://www.city.kawasaki.jp/350/cmsfiles/contents/0000131/131683/chirashi.pdf
事前登録して任意の場所に外部バッテリーを持参する！
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15. 実行性の高いオペレーションの確立が急務
• SOSタップで、必ず駆け付けられるのか？
• 対応できるのは何台まで？
• 駆け付けるスタッフの被災リスクは？
• その際の事故や被災への保障は？
• 医ケア児と養護者の家族でHV車まで行けない場合は？
• 自治体の公用車のなかにHV車のものもあるのでは？
• などなど、検討すべき課題は山積しています。
1つの選択肢として位置付けて、地域の実情に合わせて検討すべき！
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