Hinemosのすゝめ(監視編)

Copyright © 2014 NTT DATA Corporation
Hinemosのすゝめ（監視編）
2014年4月16日
株式会社NTTデータ基盤システム事業本部

2Copyright © 2014 NTT DATA Corporation
本セッションでお伝えしたい事
Hinemos特徴として
・十分な監視機能を持つこと
・使い勝手が良いこと
を、正確にお伝えできればと思います。
ちょっとした設定方法から、手の込んだ監視環境の構築まで、
ありがちな事例との対比を交えながら説明いたします。

ＩＮＤＥＸ
1. Hinemosのすゝめ
2. 環境構築
3. 監視設計・設定登録
4. 運用
5. より高度な監視もHinemosで

Copyright © 2014 NTT DATA Corporation 4
1. Hinemosのすゝめ

監視ソフトウェアの導入
監視ソフトウェアを導入する理由とは？
大量の機器に対する監視夜間帯の監視
zzz...
障害
複雑な監視
障害
もっと簡単に、もっと確実に
システム監視したい
監視ソフトウェアを実際に導入してみたところ。。。
監視ソフトウェア自体の設定、操作が複雑・・・
監視設定が複雑すぎて、誰もメンテナンスできない・・・
システム運用の
負荷やコストを下げたい
Job1 Job4
Job3
Job2
障害
ジョブ実行結果の監視
?!
障害
ジョブは別の
ソフトウェア。。。

Hinemosをお勧めする理由
Hinemosを使えば、必要十分なシステム監視をシンプルに実現できます！
- 環境構築
- 監視設計・設定登録
- 運用
監視設定のテンプレート
が見つからない。。。
インターネット上に情報が見当たらない。。。
「不要」です
「簡単」です
ジョブ管理ソフトと
監視管理ソフトの
連携方式を考えないと。。。

2. 環境構築

監視ソフトウェアの環境構築
Hinemosの
インストール
Hinemosの
起動 !!!
OSインストール OSの
初期設定
OS同梱パッケージを
インストール
Hinemosの環境構築を行う場合
コマンド1つで
インストールできた！
OSに同梱されてない
パッケージは不要
リポジトリサーバ
も不要！
手順書が日本語！
インストーラ同梱物が全て
保守サポート対象なので
安心！
DBの初期設定も
インストーラが
やってくれる！
・インストール手順書も、パッケージも、全てSourceforge.jpからダウンロードできます
・内部DBのインストールや、面倒な初期設定は、全てHinemosのインストーラ内で行われます
・パッケージのビルドを行う必要もありません！
導入作業の流れ

監視ソフトウェアの環境構築
以下環境でHinemosをインストールし、
Ping監視を設定してみたところ…
インターネット作業端末(Windows) インストール先サーバ(Linux)
SSHHTTP
※インターネット接続無し
サーバルーム
作業者 Hinemos
担当者A
(Hinemosインストール経験あり)
15分
担当者B
(Hinemosインストール経験なし)
78分
※インターネット接続有
ICMP
検証環境の概要
インストール手順探し
パッケージの準備
初期設定の作業時間を含む

2.監視設計・設定登録

Hinemosを用いた監視の概要
Hinemosの監視設計における3ステップ
スコープA(Linux)
ノードA
1. リポジトリ設定 3. 監視設定
監視設定A
(システムログ監視)
監視設定B
(Ping監視)
監視設定C
(Windowsサービス監視)
スコープB(Windows)
ノードC
監視設定D
(Windowsイベント監視)
通知A
通知B
通知C
2. 通知設定
ノードB
ノードD
1. 「ノード」「スコープ」を定義(リポジトリ設定)
2. 「通知」設定を定義
3. 「監視設定」定義し、監視対象「スコープ」、運用者への「通知」方式を指定
スコープC(サーバ機器)
設定例

Hinemosを用いた監視の概要
Hinemosを用いた監視の処理フロー
スコープ
ノード
リポジトリ設定監視設定
監視設定
(Ping監視)
通知
通知設定
ノード
(例)Ping監視の場合
1. Pingの送受信
2. Ping応答時間に
応じた監視結果の
判定（重要度付）
情報
警告
危険
A秒未満
B秒未満
その他
通知
3. 監視結果の
重要度に応じた
通知の実行
1. 監視対象機器に対する、情報取得処理
2. 取得した情報に応じた、監視結果の判定（重要度付）
3. 通知の実行

リポジトリ設定の定義
システム内での利用用途、管理手法、関係性等に応じて、
管理対象機器を、「スコープ」でグルーピングします
ユーザ定義のグループ階層
OS
Windows
Windows
Server 2008
Windows
Server 2012
業務
コールセンタ営業支援
端末端末
サーバサーバ
AP DB
スコープ設定例
監視結果の確認・監視の設定、
双方の容易性を両立させる
監視対象のグループピングができます
・スコープの多段定義が可能！
・ノードを複数スコープに
所属させる事が可能

リポジトリ設定の定義
項目名説明
ファシリティID
ノードを一意に識別するHinemos上のID
(重複不可、マルチバイト文字不可)
ファシリティ名ノードの名前
プラットフォーム
ノード上で動作するプラットフォーム名
「Linux」,「Windows」,「Network Equipment」, 「Other」より選択
IPアドレスノードのIPアドレス
ホスト名ノードのホスト名
項目名説明
スコープを一意に識別するHinemos上のID
(重複不可、マルチバイト文字不可)
ファシリティ名スコープの名前
ノード、スコープの定義は簡単です
ノード定義に必須となる情報
スコープ定義に必須となる情報
→その他、利用する監視機能に応じて、SNMP関連情報、デバイス情報を定義していきます
ファシリティID、
ファシリティ名を
決めればOK！

監視対象の登録
ノード（監視対象）、スコープの登録操作は、GUIから容易に行えます
プラットフォームを
プルダウンで指定
IPアドレスを
設定
ホスト名を
設定
SNMPを用いた
機器情報の
一括取得が
可能
ノードの登録画面
スコープの登録画面
必須項目は
ピンク色で表示
ファシリティ名
を設定
設定画面
誰でもできる！

通知設定の定義
通知設定の定義に、複雑な条件式は不要です
Hinemosマネージャ
イベント通知
ステータス通知
ジョブ通知
コマンド通知
メール通知
ログエスカレーション通知
✔
✔
▲
syslog
1. 監視結果を運用者に「通知」する手段（種別）を選択
2. 「通知」を行うタイミング（契機）、通知する際に実行する動作を指定
1. 通知手段（種別）の選択
「通知」は
「ジョブ」からも
利用可能！

通知設定の定義
重要度変化後の初回通知(赤丸部分に数値を設定)
同じ重要度の監視結果が○回以上連続した場合に初めて通知する
重要度変化後の二回目以降の通知(以下から選択)
・常に通知する
・前回通知から○分間は同一重要度の通知はしない
・通知しない
1. 通知するタイミングを定義
2. 通知実施時に実行する動作（コマンド）を、監視結果の重要度毎に定義
情報：実効ユーザ, 実行コマンド
警告：実効ユーザ, 実行コマンド
危険：実効ユーザ, 実行コマンド
不明：実効ユーザ, 実行コマンド
複雑な条件式を
頑張って考えなくても大丈夫！
2. 通知タイミング、通知実施時に実行する動作の指定
（例）コマンド通知の場合

通知設定の登録
通知設定の登録操作も、GUIから容易に行えます
必須項目は
条件式を書く
必要無し
ラジオボタンで
選択
すぐに使える推奨設定が、そのまま利用可能です
安心！
設定画面

監視設定の定義
監視設定の定義も、複雑な条件式は不要です
1. システム監視に必要となる、14種の監視種別から、実行したい監視を選択
2. 監視対象スコープ、通知設定を選択
3. 監視条件（監視間隔等）、監視結果を判定する閾値を定義
監視種別
PING監視
システムログ監視
Hinemosエージェント監視
HTTP監視
プロセス監視
リソース監視
SQL監視
SNMP監視
SNMPTRAP監視
ログファイル監視サービス・ポート監視
カスタム監視
Windowsサービス監視 Windowsイベント監視
選択
・監視対象
ノード
・通知設定
監視設定
ノード
・監視間隔:○分
・判定条件（閾値指定)：
監視設定毎に、監視間隔と、
判定条件の閾値を考えればOK！

監視設定の登録
監視設定の登録操作も、GUIから容易に行えます
プルダウンメニュー
ラジオボタンが使えて
簡単！
必須項目は
プルダウンで
監視対象リソース
を選択
（例）リソース監視
「リソース監視」
を選択
監視対象を
指定
判定閾値を
入力
利用する
「通知設定」を
選択
連動

監視設計情報の管理・登録
Utility オプションを使えば、
設計書（パラメータシート）の作成・管理も容易です
Hinemos
マネージャ
Hinemosクライアント
(+Utilityオプション)
XML
専用の設計書
(パラメータシート) 作業ミスが削減可能
専用ツールで、保守対応も安心
設定の出し入れ

4. 運用

運用
運用開始後の設定変更も、簡単！
Hinemosなら。。。
監視を実現する
複雑な条件式の読み込み
新規作成は不要
設定変更操作も、ラジオボタン、
プルダウンメニューで楽々設定
他製品でありがちなこと
監視設定が複雑すぎる。。。
製品の有識者は
もういないし。。。
マニュアルが英語。。。監視条件を論理条件式で定義
日本語マニュアル！

運用
監視結果は、視覚的に確認できます
監視結果の確認
1画面で、障害の概要から、詳細まで、GUIで確認できる
いつどこで、
何が起こったのかを
確認可能
通知（アラート）が
上がった原因を、
詳細まで確認可能
障害情報確認時に、監視設定を意識する必要が無い！

運用
運用スケジュールの確認・変更も、GUIから容易に行えます
カレンダによる、監視の稼働スケジュール確認・登録
稼働スケジュールを
視覚的に確認
設定変更も
GUIから
複雑な条件式の読み込み・新規作成は不要
設定追加時も、ラジオボタン、プルダウンメニューで楽々設定

運用
Hinemosエージェントの管理もワンクリックで行えます
エージェントアップデート
管理対象機器上で
動作するHinemosエージェントの
アップデートも簡単！
アップデート=未になっている
管理対象機器を選択し、
アップデートをクリック
管理対象機器が
大量に存在しても安心！

5. より高度な監視もHinemosで

より高度な監視
高度で複雑な監視を監視ソフトウェアで実現しようとすると、、、
クラウド/仮想環境の監視監視システムのHA化
障害
複雑な監視
障害
システム運用の負荷を下げるために監視システムを
導入したのに、必要な監視を実現するための
工夫や検証が必要となり、本末転倒の状況に。。。
?
Hinemosを利用すれば、必要十分な監視を、運用負荷を上げることなく
実現できます！
システム監視に必要な
基本的な機能が揃っている！
面倒な工夫や検証、
コーディングは不要！
誰でもできる！
システム監視が担当者の
技術力依存に。。。

Hinemosで利用可能な監視機能
監視項目概要
PING監視対象機器へのping応答の有無により死活状態を監視します。
プロセス監視起動しているプロセス数から状態を監視します。
リソース監視対象機器のリソース情報を取得してその状態を監視します。
サービス・ポート監視特定のサービス・ポートについて、応答有無や応答時間から状態を監視します。
Windows サービス監視 Windows サービスの状態を監視します。
Hinemosエージェント監視 Hinemos エージェントの死活状態を監視します。
HTTP監視 Webサーバの応答有無や応答時間、HTTPレスポンスの内容から状態を監視します。
SQL監視 DBサーバの応答有無や応答時間、SQLレスポンスの内容から状態を監視します。
SNMPTRAP監視対象機器からSNMPTRAPを受信することで、対象機器の状態を把握します。
システムログ監視各種OSのシステムログに出力されたメッセージを監視します。
ログファイル監視特定のログファイルに出力されたメッセージを監視します。
Windowsイベント監視 Windowsイベントログに出力されたメッセージを監視します。
SNMP監視汎用的なプロトコルSNMPの応答の内容を監視します。
カスタム監視ユーザ定義のコマンド/スクリプトの実行結果を監視します。
面倒な工夫や検証、
コーディングは不要！
GUIで簡単に設定可能！

監視システムのHA化
監視システムのHA化も、Hinemosなら簡単に実現できます
自動切り替え
監視、ジョブ
ネットワーク障害
サーバ障害
ストレージ障害
Hinemos HAオプション導入環境
高価な共有ディスク
複雑なクラスタソフトの設定
面倒な検証は不要
サーバを2台用意し、
HAオプションの対話式
インストーラを実行するだけ
障害パターン毎に、
復旧手順が整理されており、
復旧作業時に監視を止める
必要もない
問題発生時の
対処・サポートも
ワンストップで安心！
導入時の負荷
面倒な検証が不要で簡単

クラウド環境の監視
クラウド環境の監視も、Hinemosなら簡単に実現できます
Hinemos クラウド管理オプション導入環境
クラウド環境も、オンプレミス環境も、
Hinemos1台で監視可能
クラウド環境のインスタンス作成から削除までの
一連のプロセスをHinemosで追随・コントロール
従来のシステム運用に必要な監視から、
リージョンの状態、課金状況といった、
クラウド特有の監視が、Hinemosから可能に！
クラウド環境の運用に必要な
操作や知見が製品として整理されており、
システムのクラウド移行も安心！
利用したいクラウド環境の
運用に必要な
API調査、検証も不要！
監視に加え、環境構築作業、ユーザ管理作業も
Hinemosで行える！

仮想環境/クラウド環境の監視
仮想環境や、クラウド環境を監視しようとすると・・・
アカウント
ハイパーバイザ
仮想
マシン
仮想
マシン
仮想
マシン
仮想
マシン
仮想
マシン
仮想
マシン
仮想
マシン
仮想
マシン
仮想
マシン
移動削除
作成配置場所が分からないと、
障害切り分けが大変
仮想
マシン
仮想
マシン
クラウド
地域(リージョン)や
データセンタ(ゾーン)の
把握が大変
仮想環境
クラウド環境
リージョンリージョン
ゾーン
仮想
マシン
仮想
マシン
ゾーン
仮想
マシン
ゾーン
仮想
マシン
仮想
マシン
ゾーン
構成変更に
どのように
対応しよう。。。
削除
作成
仮想マシン
固有の
リソース値が。。。
作り込みする
時間が。。。
仮想
マシン

仮想環境/クラウド環境の監視
Hinemosを使えば、仮想環境/クラウド環境の監視もすぐに開始できます
1. クラウド環境のアカウントを
Hinemosに登録
1. ハイパーバイザを
Hinemosに登録
2. ハイパーバイザ上の
仮想マシンを自動登録・追尾
アカウント
リージョン
ゾーンゾーン
クラウド環境仮想環境
仮想マシン
アカウント
リージョン
ゾーンゾーン
クラウド環境
Hinemos
マネージャ
2. クラウド環境上の
インスタンスを自動登録・追尾
Hinemos
マネージャ
構成変更も自動で追尾！
簡単な初期登録だけで、
監視の準備が出来る！

仮想環境とクラウド環境の専用の監視
仮想環境/クラウド環境で必要な監視に、複雑な条件式は不要です
VMware専用の
リソース値
vCenterの監視
CloudWatchのメトリクス
AWS自体の正常性
(Health Dash Board)
AWSの利用料金
仮想環境(例VMware) クラウド環境(例AWS)
専用オプションをアドオンすると、
直ぐに使える！
複雑なマクロやスクリプトの
作り込みは不要！
仮想・クラウド環境固有の
リソース値、メトリクス等を、
サーバOSのリソース値と
同様に監視可能！
自動登録された監視対象に、
監視設定を追加するだけ！

まとめ
システム監視ソフトウェアを使いこなすことに悩んでしまっていませんか？
• システムが健全であると判断するための監視設計
⇒より注力しませんか？
• 監視設計を実現する監視システムの構築
⇒Hinemosを使って、楽に構築しませんか？
• 監視システムからの通知に基づく障害への対処
⇒より時間をかけませんか？
「システムを安定的に運用し、ビジネス継続性を担保する」
という目的を達成するために、Hinemosの活用をご検討ください
www.hinemos.info

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