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福島第一関連(2013.11.25
- 1. 福島第一原発事故関連
AMR 2013/11/25
目次
米ゴールドマンがウラン取引部門の売却を模索-関係者........................................................................... 2
秘密保護法案できょう地方公聴会=衆院特別委 ......................................................................................... 2
原発20キロ圏 帰還目標16年4月 南相馬市が説明会 ....................................................................... 3
【茨城】89歳西山さん 「福島帰る日まで頑張る」 水戸に避難 ........................................................ 3
秘密保護法案:首相補佐官インタビュー詳報 ............................................................................................... 4
福島第1原発:除染遅々、見えない復興…地方選現職6敗目 ...................................................................... 8
東日本大震災:福島第1原発事故 飯舘村民、被ばく7ミリシーベルト−−事故後、全村避難完了までの5
カ月 /福島 ................................................................................................................................................ 9
◇県算出の2倍 国指示遅れ、次々帰村−−京大・広島大調査 ............................................................... 9
森林のセシウム土壌 5 センチに沈着 周辺流出しにくく
原子力機構 北茨城で調査 移動ごくわずか . 10
26日にも燃料取り出し再開 使用済み燃料も 福島第1原発.............................................................. 10
【秘密保護法案、国際基準を逸脱】米政府元高官ハルペリン氏
1
秘密多いと管理困難に .................... 11
- 2. 福島第一原発事故関連
AMR 2013/11/25
米ゴールドマンがウラン取引部門の売却を模索-関係者
ブルームバーグ 2013/11/25 07:06 JST
11 月 22 日(ブルームバーグ)
:米ゴールドマン・サックス・グループ がウラン取引部門を売りに出
したことが、事情に詳しい関係者1人の話で分かった。ウラン価格が下落している上、銀行の商品関連
業務に規制当局が監視を強めていることが背景にある。
決定は公表されていないとして関係者は匿名を条件に語った。この動きについては、エネルギー関連
のニュースサイト、スパークスプレッドが 22 日に先に報じていた。
東京電力福島第1原発事故後の相次ぐ原発運転停止でウランの需要が落ち込み、価格も下落している。
JPモルガン・チェース やUBSなどの銀行は、汚染水漏れ問題で日本の原発の再稼働には予想以上に
時間がかかるとの観測から、来年のウラン価格見通しを下方修正している。
米議会や規制当局は、銀行が自社の利益のために商品現物市場でのさまざまな役割を乱用したり、こ
うした業務が銀行財務の安定にリスクを突き付けたりする恐れがあると懸念しており、米連邦準備制度
理事会(FRB)はゴールドマンなどの企業の審査を進めている。
原題:Goldman Sachs Said to Seek Buyer for Uranium Unit asPrices Fall(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Michael J. Moore mmoore55@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Peter Eichenbaum peichenbaum@bloomberg.net
秘密保護法案できょう地方公聴会=衆院特別委
時事通信 2013/11/25-06:00
衆院国家安全保障特別委員会は25日午前、福島市内のホテルで特定秘密保護法案に関する地方公聴
会を開催する。馬場有・福島県浪江町長、槇裕康・福島県弁護士会副会長、二瓶由美子・桜の聖母短大
教授ら計7人が法案への意見を述べる。
福島県では、
東京電力福島第1原発事故で放射性物質の拡散予測の情報公開が遅れ、
「国家の情報隠し」
との反発を招いた経緯があり、野党側が地方公聴会の福島開催を要求していた。
2
- 3. 福島第一原発事故関連
原発20キロ圏
帰還目標16年4月
AMR 2013/11/25
南相馬市が説明会
河北新報 2013 年 11 月 25 日月曜日
福島県南相馬市は24日、福島第1原発事故で避難指示が続く原発2
0キロ圏の住民への説明会を市内で開いた。集まった約460人に、帰
還目標を2016年4月とする市の方針を初めて伝えた。
市は、国の除染作業が15年度いっぱいかかる見通しから、帰還の目
標時期を設定。希望者には、来年8月から長期の特別宿泊を認める計画
案を示した。避難期間が5年間に及ぶため、隣接の浪江町と同様、1人
月額10万円の慰謝料の一括支給を求めていく考えも明らかにした。
帰還目標時期について住民から強い反対は少なかったが、
「目標までに
安心できる十分な除染ができるのか」
「インフラが整っても原発事故が収
束しないと戻れない」などの不安が数多く出た。
桜井勝延市長は
「目標がないと、
希望が持てない高齢の避難者もいる。
引き続き帰還に対し、住民の不安を取り除くよう取り組んでいく」と話
16年4月の帰還目標が住民に伝
した。
えられた説明会
説明会は25日も開く。今後、県外避難者の説明会を開き、年内にも
目標時期を正式決定する。
【茨城】89歳西山さん
「福島帰る日まで頑張る」
水戸に避難
東京新聞 2013 年 11 月 25 日
東京電力福島第一原発事故のため福島県楢葉町から水戸市のア
パートに避難している西山忠一さん(89)が二十三日、城里町の
サテライト水戸で開かれたイベントで得意の和太鼓を披露した。
西山さんは十代のころから和太鼓をたたき、笛の講師も長く務め
てきた。知人を通じて城里町小松地区の住民でつくる「小松重盛太
鼓」に特別に加わり、この日は歌や動きを交えながら、福島県の盆
踊りなどで演奏する曲を打ち鳴らした。
「古里を懐かしんでもらえたのでは」と小松重盛太鼓の講師の園
部春香さん(63)
。西山さんは「九十歳になるおじいちゃんが太
鼓をたたく姿を見て、感心してくれる人もいたと思う。福島に帰る
力強く和太鼓をたたく西山さん(右)
日まで頑張る」
と話し、
除染作業の終了を心待ちにしていた。 (妹
=城里町で
尾聡太)
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- 4. 福島第一原発事故関連
AMR 2013/11/25
秘密保護法案:首相補佐官インタビュー詳報
毎日新聞 2013 年 11 月 25 日 03 時 30 分
特定秘密保護法案を担当する礒崎陽輔首相補佐官に、同法案の在り方や基本的な考え方を聞いた。イ
ンタビューは19日。
--法案のメリットは何か。
どの先進国でも公務員の守秘義務とは別に秘密保護法制がある。国際標準を導入することで、国家安
全保障会議(日本版NSC)に米国のNSCから直接情報が入るようになる。ホットラインを作ろうと
いう話を米英両国としている。首相官邸に電話でダイレクトに1次情報が入れば(アルジェリアの)人
質事件のような時、危機管理として有効だ。
--法案が秘密指定の対象にする分野(1)外交(2)防衛(3)特定有害活動(スパイなど)の防止
(4)テロ防止--のうち、スパイ防止はどういう経緯で入ったのか。
国家安全保障に関わることは一緒にしないと穴が開く。日本は昔から「スパイ天国」と言われている
から、何とかしないといけないだろう。
--「スパイ天国」を具体的に示す事実は出ているのか。
水面下の話なので、具体的に明らかにはできないだろう。
--国会で明らかにされた情報漏洩事件の摘発は15年で5件だけだ。
これは「備える法律」だ。重大な秘密が漏れてからでは遅い。絶対に漏れてはいけない情報しか指定
しない。世界標準からすれば日本の罰則は軽い。米国は死刑がある。
--それは利敵行為に限っての話ではないか
もちろん部分的にだが。
--日本の最高刑(懲役10年)は、利敵行為以外では欧米諸国以上の重さだ。
以上とは思わない。だいたい標準に近づいたかと思う。
--現行法で対応できないのか。
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- 9. 福島第一原発事故関連
東日本大震災:福島第1原発事故
完了までの5カ月
AMR 2013/11/25
飯舘村民、被ばく7ミリシーベルト−−事故後、全村避難
/福島
毎日新聞 2013 年 11 月 24 日 地方版
◇県算出の2倍 国指示遅れ、次々帰村−−京大・広島大調査
福島第1原発から約30〜50キロ北西に離れた飯舘村で、原発事故後の全村避難がほぼ完了する約
5カ月間に、村民の外部被ばく量が平均7ミリシーベルトに達したとの調査結果を京都大や広島大など
の研究者らがまとめた。一般人の法令上の被ばく限度は年間1ミリシーベルトで、その7倍に当たる。
村民の多くは事故直後に自主避難したものの、その後一時帰村したためとみられ、
「国や自治体がもっと
早く避難させていれば、避けられた被ばくだった」と防災上の問題点を指摘している。
【大島秀利】
調査は京大原子炉実験所の今中哲二助教らの「飯舘村初期被曝(ひばく)評価プロジェクト」
。201
1年3月11日の事故直後から避難がほぼ完了した7月末までの住民の行動を調査するため、今年7〜
10月、498戸から聞き取り、全村民の29・6%に当たる1812人の行動データを集めた。
事故直後に自ら飯舘村で計測した土壌中の放射性物質の種類や濃度、米国が航空機から測定したデー
タを基に村全域の被ばく量推定マップを作製。これに、聞き取りから得た住民の行動状況を反映させ、
一人一人の被ばく量を割り出した。
その結果、村民の平均被ばく量は、県の県民健康管理調査の結果から算出された3・6ミリシーベル
トの約2倍に当たる7・0ミリシーベルトと算出された。最大は原発に比較的近い地区に住んでいた6
0代男性の23・5ミリシーベルトだった。年齢別では、60代の平均8・5ミリシーベルトが最大。
10歳未満は早期避難者が多かったことなどから、平均3・8ミリシーベルトにとどまった。
調査結果によると、飯舘村に残った住民は3月11日から急激に減り、3月21日には53%まで下
がった。ところが、それ以降、村に戻る人が増え、4月20日ごろには75%に。4月22日に計画的
避難区域(約1カ月をめどに避難)の指定を受け、再び残留率が下がった。一時帰村した主な理由は「避
難先の生活が困難になった」
「行政主催の放射能講演会で安心した」
「村内の職場から帰村を要請された」
だった。
今中助教は「最も深刻な放射能汚染は3月15日に起きた。原発20キロ圏内の他町の住民は事故直
後の3月12日に避難指示が出て帰還しなかったため、飯舘村民より被ばく量が少ないとみられる。3
月21日以降の一時帰村による被ばくは避けられた被ばくだったことは間違いない。国などの防災シス
テムが崩壊し、危機対応ができていなかった表れだろう」と指摘している。
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- 10. 福島第一原発事故関連
森林のセシウム土壌 5 センチに沈着
くわずか
AMR 2013/11/25
周辺流出しにくく
原子力機構
北茨城で調査
移動ご
茨城新聞 2013 年 11 月 24 日(日)
東京電力福島第 1 原発事故で、
森林に降り積もった放射性セシウムの大部分が土壌の深さ 5 センチ程度に
とどまっており、地下水を通じた周囲への汚染は拡大しにくいことが、23 日までに日本原子力研究開発
機構の研究チームの調査で分かった。調査は北茨城市内の落葉広葉樹林で実施。研究チームは「セシウ
ムは土壌に沈着して動きにくいという従来の説が裏付けられた。表土を 5 センチ程度削り取るという除染の
手法は問題ない」としている。
研究チームは事故から約 2 カ月後の 2011 年 5 月から今年 7 月にかけ、福島第 1 原発の南西約 65 キロの
北茨城市内の落葉広葉樹林で調査を実施。落ち葉の層と土壌の深さ 5 センチ、同 10 センチの計 3 層の土と水分
に含まれるセシウム 134 と同 137 の濃度を計測、各層の濃度がどのように変化したかを調べた。
調査の結果、落ち葉に付着した大半のセシウムは、事故から約 9 カ月後の 11 年 12 月ごろまでには降
水量の多い時期に雨水で洗い流され、深さ 0〜5 センチの土壌に浸透。さらに落ち葉や枝の分解で土壌への
浸透が進んだ。
しかし、その後の土壌中でのセシウムの移動はごくわずかで、11 年 12 月と 12 年 8 月の各層のセシウ
ム 137 の蓄積量や割合に、大きな変化は見られなかった。
深さ 10 センチに到達したセシウム 137 は、11 年度が年間で全体の 0・2%程度、12 年度は 0・1%程度と
わずかだった。
調査期間中、深さ 10 センチまでのセシウム 137 の量は 1 平方メートル当たり約 20 キロベクレルとほぼ変わらなか
った。
チームの中西貴宏研究員は「(セシウムが)土壌中を移動する割合はごくわずかで、地下水によって森林
地帯から周辺には流出しにくいと考えられる」と説明。ただ「今後も長期的な調査が必要」としている。
調査結果について研究チームは、福島県山間部の約 7 割を占める落葉広葉樹林に降り積もったセシウ
ムの移動の実態解明と、将来予測につながると期待している。(小池忠臣)
26日にも燃料取り出し再開
使用済み燃料も
福島第1原発
産経新聞 2013.11.24 00:54
東京電力が福島第1原発4号機の燃料貯蔵プールで早ければ26日にも2回目の燃料取り出し作業に
着手することが23日、分かった。18~22日に行われた初回の作業にトラブルはなく、社内で作業
の効率化などを検討した上で、問題がなければ正式に決定する。
初回の作業では、習熟などが必要だったため、高い放射線を出さず移送時のリスクが比較的少ない未
使用燃料22体を取り出した。
2回目以降は、
取り出しが急務とされる使用済み燃料を取り出す見通し。
事故以降、1~6号機プールから使用済み燃料が取り出されるのは初めてとなる。
未使用燃料と使用済み燃料は形状が同じことから、取り出し方法に大きな変わりはない。すでに数年
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