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140510 (質問) 提示降下物量測定について(福島県生活環境部)最終稿
- 1. 2014年5月10日
〒 960-8043
福島県福島市中町 8 番 2 号
自治会館 3 階
福島県生活環境部 放射線監視室 御中
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト・郡山
安全・安心・アクションin郡山
定時降下物測定について(質問)
日ごろの放射線監視業務に、心より敬意を表します。
さて、標記について質問を提出させていただきますので、ご多忙のところ、誠に恐縮ですが、約2
週間を目処に文書にて回答賜りたく、何卒、宜しくお願い申し上げます。
記
○ これまで、福島県庁のWeb 上で公表されています「定時降下物測定」結果などは、県内で生活し
ながら子育てしている保護者からすると、子どもたちを被ばく、特に内部被ばくから守る意味でも非
常に有益な情報と考えています。
しかし、本年4月より、従来の測定方法、すなわち「定時降下物測定(毎日)」が、「定時降水測
定(降雨日)」に変更され、測定日が著しく減少しています。さらに、昨年度までの、福島県庁の
「定時降下物測定」のWeb には、強風時のマスク着用について呼びかけ文がありましたが、今年度の
当該 Web からは削除されています。
そこで、県内で生活する子どもたちの被ばく防止の見地から、以下、質問させていただきます。
・質問① 昨年度までの「定時降下物測定(毎日)」を、今年度より「定時降水測定(降雨日の
み)」に変更していますが、その変更の理由についてお尋ねします。
・質問② 福島県庁のWeb 上の「定時降下物から放射性セシウムが比較的高い濃度で検出された要因
について(PDF:513KB)(24.2.6 更新)」の中でも「空気が乾燥し、地表面の放射性物質を含むじん
埃が乾燥し舞い上がりやすくなったところにやや強い風が吹いたため、放射性セシウムを含むじん埃
が地表面から舞い上がり、採取容器に降下したことによる可能性が考えられます」と、乾燥して強風
の日に測定値が高くなることが想定され、実際の測定値もその通りに推移し、いまだ高い値が検出さ
れ続けています。それなのに、降雨日という測定値がNDとなることが予想される日のみの測定に変
更するのは、福島県の現状に合致しないとは考えなかったのか、お尋ねします。
・質問③ 今回の測定の変更により、乾燥した日に地表面から舞い上がる放射性セシウムや、いまだ
福島第一原発から放出されている毎時 1000 万ベクレルというセシウムの降下を“ 即座 ”に把握でき
なくなるといったデメリットについては考慮しなかったのか、お尋ねします。