Git勉強会の資料です。

1. Git勉強会 #01

2. 今回の目標
• Gitが何かわかる
• Gitの基本的な使い方がわかる
• Gitの内部構造を知って、動作のイメージがわかる

3. Gitとは何か？
• 分散型バージョン管理システム
(Distributed version control)

4. バージョン管理システム？
• ファイルの変更履歴の管理を行う。
• ファイルの変更履歴をみんなで共有。
• Git以外ではCVS, Subversionなどがある。

5. 分散？
• 分散型バージョン管理システムでは、複数のレポジトリが存在し、
それぞれで変更内容の管理を行う。
• レポジトリ間で同期することで変更内容を共有することができる。
• CVSなどとは違いサーバにレポジトリがなくても利用できるため簡
単にはじめられ、ネットワークがつながっていなくても利用できる
。
• レポジトリごとに変更内容の管理を行うので、実験的な変更など他
者と共有したくない変更の管理も簡単である。

6. Git使い方
• 初期設定(名前、メール設定)
• git config --global user.name "Your Name”
• git config --global user.email you@example.com

7. レポジトリ作成
• レポジトリ用のディレクトリ作成
• mkdir gittest
• cd gittest
• レポジトリを初期化
• git init

8. コミット
• コミットするファイル作成
• echo "hello world" > hello.txt
• Gitにファイルを登録
• git add hello.txt
• Gitにコミット
• git commit -m "Add hello.txt"

9. 履歴確認
• 履歴確認
• git log

10. ブランチ
• masterブランチから新しいnew-fileブランチを作成
(masterはデフォルトのブランチ)
• git checkout master -b new-file
• new-fileブランチ上でファイル追加
• echo "Brave New World" > newworld.txt
• git add newworld.txt
• git commit -m "Add newworld.txt"

11. マージ
• masterブランチにnew-fileブランチをマージ
• git checkout master
• git merge new-file

12. Git内部構造
• Gitはオブジェクトストレージ。
• Blob, Tree, Commit, Tagの４つのオブジェクトを管理
• オブジェクト内容からSHA1のハッシュ値をオブジェク
トの一意キーになる。
• ブランチなどはオブジェクトへの参照で表される。
• レポジトリ内の.gitディレクトリに保存される

13. Blob
SHA1 : 3b18e512dba79e4c8300dd08aeb37f8e728b8dad
hello world
ファイル名: hello.txt
ファイルの内容を保持する

14. Tree
100644 blob 3b18e512dba79e4c8300dd08aeb37f8e728b8dad hello.txt
040000 tree a7328a128a47e4ac172f61d055403b32a189b772 subdir
ディレクトリ構成を保持する
Blob, Treeの情報を含みます。
SHA1: 68aba62e560c0ebc3396e8ae9335232cd93a3f60

15. Commit
tree 68aba62e560c0ebc3396e8ae9335232cd93a3f60
author Your Name <you@example.com> 1446829094 +0900
committer Your Name <you@example.com> 1446829094 +0900
Add hello.txt
コミットを表す。
Treeへ参照、親となるCommitの参照、メッセージなどを含む
SHA1: ea30e75531083ef416eb90af8528d9c2ed254ed9

16. 変更履歴
commit
commit commit
commit
HEAD
ブランチ
変更履歴はコミットをノード、
親となるCommitへの参照をエッジとしたグラフになる

17. 質問タイム