印刷工場における電力ピーク及び 電力消費量削減の取り組みについて

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印刷工場における電力ピーク及び 電力消費量削減の取り組みについて

  1. 1. 印刷工場における電力ピーク及び電力消費量削減の取り組みについて1清水宏和 博士(学術)清水印刷紙工株式会社 代表取締役社長ウィルパワー・コンサルティング株式会社 副代表早稲田大学環境総合研究センター 客員主任研究員ISO TC130 (印刷技術) WG11 (印刷物の環境影響評価) エキスパート(タイ王国)
  2. 2. 本日のトピック1.今夏の電力需給予想2.電力関連情報を”収集して・現状を知る”3.電力関連情報を”見せて・共有する”4.電力関連情報を”分析して・行動する”5.マンローランドへの提案2
  3. 3. 1.今夏の電力需給予想3参照:総合資源エネルギー調査会  総合部会  電⼒力力需給検証⼩小委員会  http://www.meti.go.jp/committee/gizi_̲8/2.html
  4. 4. 1.今夏の電力需給予想4参照:総合資源エネルギー調査会  総合部会  電⼒力力需給検証⼩小委員会  http://www.meti.go.jp/committee/gizi_̲8/2.html国民一人3万円強の負担,販売電力量(9000億kWh)では4円/kWhの負担
  5. 5. 1.今夏の電力需給予想5参照:総合資源エネルギー調査会  総合部会  電⼒力力需給検証⼩小委員会  http://www.meti.go.jp/committee/gizi_̲8/2.html
  6. 6. 2.電力関連情報を”収集して・現状を知る”• 工場全体の電力ピーク及び消費量の把握6
  7. 7. 2.電力関連情報を”収集して・現状を知る”• 工場全体の電力ピーク及び消費量の把握7
  8. 8. 2.電力関連情報を”収集して・現状を知る”• 工場全体の電力ピーク及び消費量の把握8
  9. 9. 2.電力関連情報を”収集して・現状を知る”• 工場全体の電力ピーク及び消費量の把握9参照:東京大学工学系研究科総合研究機構 助教 久保田 雅則氏 資料
  10. 10. 2.電力関連情報を”収集して・現状を知る”• 主力設備(UV10色機+コーター+反転機構)の電力ピーク及び消費量の把握• プラスチック原反への印刷(ストレート)• プライマー+4C+W+W+W+W+OPニス• 80W×2(胴間),160W×5(デリバリ・胴間)• 12:00から23:00の11時間モニタリング10
  11. 11. 2.電力関連情報を”収集して・現状を知る”• 設備毎の電力ピーク及び消費量の把握11機器電気容量(kW)比率 備考本機 126.00 26.3% 菊全10色機+コーター(反転機構付き)ブロアポンプ 61.85 12.9% 各種ブロア一式付属装置(200V)72.96 15.2% 色見台,湿し水,インキ温調,など付属装置(100V)57.06 11.9%コンプレッサー,レシーバタンク,ニスタンク,ブラン洗浄など湿し水濾過装置 1.00 0.2% 湿し水循環濾過装置UV装置 160.00 33.4%160W/cm×7灯(中間固定2灯,移動式2灯,立ち上がり3灯)合計: 478.87 100%UV10TAPLV 設置機器スペックリスト
  12. 12. 2.電力関連情報を”収集して・現状を知る”• 設備毎の電力ピーク及び消費量の把握12UV7LV 実際の監視測定データ
  13. 13. 2.電力関連情報を”収集して・現状を知る”• 設備毎の電力ピーク及び消費量の把握13定格出力MAXの約35%定格出力MAXの約36%
  14. 14. 3.電力関連情報を”見せて・共有する”• 主力設備の電力ピーク及び消費量の把握14051015202512:00 12:30 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 18:30 19:00 19:30 20:00 20:30 21:00 21:30 22:00 22:30Press UVkWhPr:35kWhUV:3kWhPr:57kWhUV:56kWhPr:64kWhUV:80kWhPr:65kWhUV:76kWhPr:50kWhUV:33kWhPr:64kWhUV:78kWhPr:67kWhUV:91kWhPr:71kWhUV:95kWhPr:75kWhUV:99kWhPr:61kWhUV:63kWhPr:32kWhUV:3kWh10分毎の電力ピークと1時間毎の電力消費量
  15. 15. 3.電力関連情報を”見せて・共有する”• 主力設備の電力ピーク及び消費量の把握15kWh05010015020038kWh113kWh144kWh141kWh83kWh142kWh158kWh166kWh174kWh124kWh35kWh12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 19:00 20:00 21:00 22:00Press+UV1時間毎の電力消費量(印刷+UV)約1300kWh→11時間で¥?
  16. 16. 3.電力関連情報を”見せて・共有する”• 空調設備の電力消費量と外気温の関係性1620253035404523 23 233941 413840 403938423628 2829313335383940 40 40 403905:00 06:00 07:00 08:00 09:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00Elec.(kWh) Temp.(℃)kWh1時間毎の電力消費量と外気温(8月中旬)電力稼働平均39.56kWhー電力ベース平均23.21kWh=16.35kWh→空調の定格に対する負荷率は57.8%
  17. 17. 3.電力関連情報を”見せて・共有する”• 契約電力の見直しによる電気代への影響17値上げ前 値上げ後料金項目 単価(¥)ピーク(kW)・消費量(kWh)金額(¥) 単価(¥)ピーク(kWh)・消費量(kWh)金額(¥)基本料金 1732.50 530 918,225 1732.50 530 918,225その他季 11.47 120,000 1,376,400 14.37 120,000 1,724,400燃料調整額 0.54 120,000 64,800 0.68 120,000 81,600再エネ発電賦課金- - - 0.35 120,000 42,000太陽光促進賦課金0.05 120,000 6,000 0.05 120,000 6,0002,365,425 2,772,22517%上昇,40万円/⽉月の電気代UP,約490万円/年年の電気代UP
  18. 18. 4.電力関連情報を”分析して・行動する”18• 空調設備の専門業者による徹底清掃
  19. 19. 4.電力関連情報を”分析して・行動する”19• 熱源・音源の別室隔離
  20. 20. 4.電力関連情報を”分析して・行動する”1. 工場全体の電力ピーク・電力消費量ポテンシャルの把握→定量評価に基づいた電力会社との契約交渉2.工場全体の電力ピーク時間帯の把握→大型設備最大電力ピークを把握して起動時間帯をずらす3.工場全体の電力ピークカット時の電力消費量への影響を推定→電力ピークカットによる間延びした生産の影響を試算4.工場全体の電力ピーク予想を管理者へeメールにて連絡→空調・照明など即時OFF手順の確立5.工場特定設備の電力使用実績からコスト計算への展開→ジョブ毎に精緻なコスト計算の実施20
  21. 21. 5.マンローランドへの提案•電力測定に対する取り組みの強化→機械・UV装置の省電力化を推進→ジョブ毎の電力ピーク・消費量の測定→一定期間の電力ピーク・消費量の測定→UVランプ使用状況別の電力ピーク・消費量のDB化→工場全体の電力ピーク・消費量監視システムの開発21
  22. 22. 早稲田大学系属早稲田実業学校中学部・高等部を卒業後,1990年 早稲田大学教育学部教育学科社会教育専修を卒業, 1992年米国 ダラス大学大学院経営学修士(MBA,マーケティング・リサーチ専攻)を修了.2012年 早稲田大学大学院 環境・エネルギー研究科 博士後期課程(永田勝也研究室)を修了.博士(学術).研究テーマは,“Environmental improvement methods for Printing Service byutilizing multilateral LCA approaches”(原文は英文,和文タイトルは『印刷サービスにおけるLCAを活用した環境配慮手法の構築に関する研究』).2009年 第6回 LCA日本フォーラム会長賞,2010年日本印刷学会 論文賞など受賞.専門分野は印刷サービスにおけるUV硬化技術とLCA(ライフサイクルアセスメント).2010年よりタイ王国 チュラルンコン大学理学部イメージング・プリンティング学科と印刷サービスの環境影響評価の共同プロジェクトを始め,現在では同校において修士論文指導を行っている.欧文印刷株式会社(92年~94年)を経て,先代社長である第二代 栄太郎社長の急逝に伴い1994年 清水印刷紙工株式会社の代表取締役社長に就任し,現在に至る.2012年4月より早稲田大学環境総合研究センター 客員主任研究員に嘱任される.総合資源エネルギー調査会総合部会 電力需給検証小委員会, 日本商工会議所 中小企業政策専門委員会,日本商工会議所 エネルギー・原子力政策に関する研究会,東京商工会議所 環境委員会,ISO130(Graphic Technology)WG11(Environmental impact assessment of printedmatters),等各種委員会委員及びエキスパートを務める.1967年生まれ,妻・長男・次男と母の5人家族,文京区在住.清水宏和 経歴22
  23. 23. 23ご清聴ありがとうございました本日の資料は以下のサイトにアップロードしていますhttp://www.slideshare.net/ShimizuHiro/

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