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Piketty
- 1. Thomas Piketty « LE CAPITAL au XXIe siècle » トマ・ピケティ『21世紀の資本』みすず書房, 2014 山形浩生・守岡桜・森本正史（訳） Made byYoshino Hiroki (yoshino.hiroki@gmail.com) on 2015/2/21
- 3. « LE CAPITAL » • 資本論 • 格差論
- 4. 富裕国の資本は国民所得の約6年分（β=6） 歴史的な資本収益率（ r ）は3∼5％ 経済成長率（ g ）＝人口成長率＋ひとりあたり生産性成長率 17世紀以前は0.1%未満／18∼20世紀は年0.8％ 独仏日は戦争で失った資産を50∼70年代に回復 英米は50∼70年代の優位を80年代以降失った 資本と労働への分配は、経済原理ではなく、政治的に決まってきた 経済原理により資本の取り分（α）が下がるとはいえない 資本論
- 5. 富の格差は広がりつつある r > g なので放っておくと格差はどんどん広がる 格差が広がるのはよくない 最もよい解決策は資本税 格差論
- 6. 格差は広がりつつある r > g なので放っておくと格差はどんどん広がる 格差が広がるのはよくない 最もよい解決策は資本税 格差論
- 7. 格差は広がりつつある r > g なので放っておくと格差はどんどん広がる 格差が広がるのはよくない 最もよい解決策は資本税 公債発行してインフレにすればいい 格差は努力と能力の証 格差は経済原理で自然に縮小する ・人的資本比率上昇 ・知識と技術の伝播 経済成長すれば万事解決 平等主義は経済成長を阻害する 格差論
- 8. 格差は広がりつつある r > g なので放っておくと格差はどんどん広がる 格差が広がるのはよくない 最もよい解決策は資本税 公債発行してインフレにすればいい 格差は努力と能力の証 格差は経済原理で自然に縮小する ・人的資本比率上昇 ・知識と技術の伝播 経済成長すれば万事解決戦後の高度成長は極端な例外 高額資産の多くは相続財産 インフレはあまりに粗雑 資本分配率は下がっていない 平等主義は経済成長を阻害する超高額報酬は生産性とは無関係 過去の縮小要因は戦争と累進税 知識の伝播には所得再分配が必要 格差論
- 9. 資本論
- 10. 世界のGDP
- 11. 世界のGDP比率推移
- 12. 経済成長（ g ）
- 14. 国民資本（β）：米国
- 15. 【補】米国の資本と奴隷制
- 17. 国民資本（β）：未来予測（大胆）
- 20. 資本収益率（ r ）：フランス 1820-2010
- 21. 格差論
- 22. 所得格差
- 23. 所得格差：フランス
- 24. 所得構成の変化：フランス
- 25. 所得格差：米国
- 27. 所得格差：米国（トップ所得内訳）
- 31. 所得格差：新興経済国
- 32. 「上位10％」の所得格差
- 33. 富の格差：フランス
- 34. 富の格差：米国
- 35. r > g
- 36. r > g（税引後）
- 37. 累進所得税
- 38. 累進相続税
- 39. 補論・参考
- 40. 「地球は火星から借金をしている」
- 41. 最低賃金
- 42. 遺産の時代の再来
- 43. 遺産の時代の再来
- 44. 社会国家の成立
- 45. インフレの歴史
- 46. 日本の累進所得税 出典：”404 Blog Not Found” http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51308484.html
- 48. 感想 『資本論』の熱さ ＋ 21世紀にふさわしい理論水準 たんなる格差論として読むのはもったいない データの扱い方が誠実で贅沢 r > g はいかにも欧州的な視点 「上位１％」の格差論 階級や集団でなく「個人」を経済論争に回復
- 49. Fin.