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MS MATRIX STRATEGY
- 2. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
ジコ、ショウカイ。
• H/N: You&I(読み:ユーアンドアイ)
• SNS: @you_and_i
• 出身: 生まれも育ちも名古屋市
• 年齢: 40歳代
• 本職: 商学部出身の職業プログラマ
• 言語: C++, C#他
•所属: プロ生勉強会 名古屋支部
名古屋アジャイル勉強会
わんくま同盟 名古屋勉強会
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- 5. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
1. 概要
• MSマトリクスとは
– 書籍「全員経営者マインドセット」で紹介されている、
マインドセット(M)/スキル(S)の二軸のマトリックス上に
組織内メンバーをプロットするフレームワーク。
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サポートサイト
https://growth-mindset.jp/ms-matrix/
- 7. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
1. 概要
• 社員も経営者視点を持つとは
– これが良く理解できないので、今回調べてみよう。とい
うのが動機です。
– 軽く「”経営者視点” + 社員」で検索した限りでは、
2001年頃には既に使われていたようです。
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- 8. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
1. 概要
• 余談1
– [Lifehacker] 10年前のサイトはGoogle検索に表
示されない
– https://www.lifehacker.jp/2019/04/how-
to-find-old-websites-that-google-won-t-
show.html
• どうやらGoogleはインターネット全体をインデックスするのを
やめ、そのせいで一部の古いサイト(10年よりも前のも
の)はGoogle検索に表示されなくなったようなのです。
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- 11. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
2. 内容まとめ
• 心の叫び
– 社長
• 当事者意識を持って業務して
– 中間管理職
• 間に挟まれてツラみ・・・
– 社員
• 言われた通りにやってれば良いんでしょwww
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- 12. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
2. 内容まとめ
• MSマトリクス
– 著者の吉田行宏氏が命名した用語。
– アルファベット「MS MATRIX STRATEGY」でウェブ
検索しても、本書以外の情報は出てきません。
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- 14. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
2. 内容まとめ
• MSマトリクス:人材ゾーニング
– MSSゾーン
• 会社の経営者・経営幹部。
– M100ゾーン
• 当事者意識100%。
– Aゾーン
• 中間管理職相当。転職市場にはあまり流出しない。
– Bゾーン
• 創業時メンバー等。リーダー候補。
– Cゾーン
• 自分のこだわりが強くて協調性がないので簡単に転職してしまう。
– Dゾーン
• 新卒社員。
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全員経営者マインドセットと
は、全社員がMSS/M100
ゾーンにいる状態を指す。
- 15. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
2. 内容まとめ
• MSマトリクス:縦軸=マインドセット
– 6つの要素で構成される
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マインド
セット
当事者
意識
覚悟
オーナー
シップ
全体最
適
ミッション
フィット
バリュー
体現
- 16. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
2. 内容まとめ
• MSマトリクス:縦軸=マインドセット
– 6つの要素で構成される
16
マインド
セット
当事者
意識
覚悟
オーナー
シップ
全体最
適
ミッション
フィット
バリュー
体現
自分の目指す方向性
が会社のミッションと同
じか
会社のミッションと自分
の日常業務をフィットさ
せられるか
ロールモデル/メンター/
師匠となる社員はいる
か
- 17. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
2. 内容まとめ
• MSマトリクス:縦軸=マインドセット
– レベルの目安(%)
• 0~29
– 体現度は低く、組織にマイナスの影響を与える
• 30~59
– 体現度は平均以下で、迷いやブレーキが見られる。
• 60~99
– 体現度は高い。まだ向上の余地がある。
• 100
– 体現度は非常に高く、ロールモデルとなる存在。組織に好影響を
与える。
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- 18. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
2. 内容まとめ
• MSマトリクス:縦軸=マインドセット
– そもそもマインドセットとは
• モチベーションとは異なり、時間によって上下に変動しない
• 一度上がったマインドセットは、簡単に下がらない
• マインドセットは時間で計れない
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- 19. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
2. 内容まとめ
• MSマトリクス:横軸=スキル
– 4つのスキルで構成される
• テクニカルスキル
– 業務遂行の専門知識や技術的能力
• 組織マネジメントスキル
– 経営資源(ヒト・カネ・モノ)の管理運営能力
• コンセプチュアルスキル
– 俯瞰的・複眼的に事業や課題を把握し、解決策を見つけ出す能
力
• 戦略思考力
– 限られたリソースで、実現性や効果の高い施策を導き出す能力
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- 20. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
2. 内容まとめ
• MSマトリクス:横軸=スキル
– レベルの目安
• SS
– 4つのスキルの内、3つ以上を保有し、発揮する
• S
– 4つのスキルの内、2つ以上を保有し、発揮する
• A
– 業務スキルだけでなく、組織マネジメントでも役割を期待される
• B
– 一定レベルのテクニカルスキルを保有し、自立して業務遂行できる
• C
– 新卒社員レベル
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- 21. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
2. 内容まとめ
• 弁証法会議
– 弁証法とは
• アウフヘーベンする事ですね
• 矛盾する諸要素を、対立と闘争の繰り返しの過程を通じ
て発展的に統一すること。
– カレーライスが食べたい
– うどんが食べたい
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カレーうどんを食べる
- 22. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
2. 内容まとめ
• 弁証法会議
– 弁証法会議とは
• ある提案(A案)に対して、対案(B案)をぶつける事で、元
の案をより良い案(C案)にブラッシュアップし、それを繰り返し
ていく会議。
1. 居酒屋で愚痴を言わなくなる方法
2. 心理的安全性の確保
3. 人の意見に相乗りできない全員同時アウトプット法
4. 制限時間・最終意思決定者を最初に決める
5. 「正解はない」という共通認識
6. 成長・育成の場
7. 戦略向上と目標の達成
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- 24. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
3. 所感
• MSマトリクスについて
– メンタルとスキルを組み合わせて可視化するのは面白
い。ただ、単なる可視化フレームワークなので、人材
ゾーニングで欲しい人材を育成・獲得する方法は考
えなくてはならない。
– 経営層や管理職層が使うフレームワークという印象。
一般社員がスキルマップ等の用途で使うのには、スキ
ルセットが抽象的で向かない。
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- 25. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
3. 所感
• MSマトリクスについて
– 人材ゾーニングのCゾーンは、スキルは高いが協調性
がなく帰属意識が薄いので転職しやすいというのが一
番ためになった。常々疑問に思っていた某外資系ベン
ダーの伝道師のような方々って、ちょくちょく転職されて
いるのはそういう理由なのかな?と思ったり。
• 全体的な内容としては先日、上司との期首
1on1ミーティングで弊社の社員は当事者意識が
薄い人が多いと話をした所でタイムリーだった。
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- 26. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
3. 所感
• 結論として
– 本書は経営者視点で語られている
– そもそも経営層はスキルも高いというのもちょっと見当
違いな気がする
– 経営層が社員へのビジョンの説明責任を果たしてい
ないのを、別なものですげ替えているように思う
• 会社経営として、インセンティブにより会社に帰属
させるよりも、仕事やりがい等の本書で言う当事
者意識を持つ方が良いとは思います。
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- 27. わんくま同盟 名古屋勉強会 #48
3. 所感
• 概要では話しませんでしたが、昔マネジメントしな
いリーダーの下で仕事していたときに、リーダーの上
司に文句を言った所、You&Iさんは優秀だから
リーダーをうまく使いなさいよ。と言われたことがあり、
マネジメントを理解していればリーダーをお飾りに
することも出来るんだなと後日理解しました。
• でもそもそもリーダーが説明責任を果たしていない
だろと。思う所があります。
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