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Code4lib2023_practice_of_generativeAI
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図書館を使った探究学習 への生成AIの活用 高橋菜奈子(東京学芸大学附属図書館) 大芝健人, 大津毅朗, 中井晴菜,
平松和馬, 藤村拓未, WANG XIAOTONG (東京学芸大学大学院修士課程教育支援協働実践開発専攻) 2023/9/3 1 Code4lib Japan Conference2023
2.
自己紹介&背景 2023/9/3 Code4lib Japan
Conference2023 2
3.
発表者自己紹介 3 所属:東京学芸大学 学術情報課長(併:情報基盤課長) 勤続経験:東北大学図書館→新潟大学図書館→宮城教育大学図 書館→一橋大学図書館→国立情報学研究所→千葉大学図書館→ 東京学芸大学図書館<5年目> 委員: • オープンアクセスリポジトリ推進協会JPCOAR運営委員 •
東京学芸大学学校図書館運営専門委員会委員 個人的な活動・関心 • メビウス・オープン・ライブラリー(「知の循環」の再構築) • メタデータ・オープンアクセス・オープンデータ(小倉百人一首 LOD等) • 学校図書館と大学図書館の連携 高橋 菜奈子(たかはし ななこ) 2023/08/08 奈良県図書館研究大会
4.
東京学芸大学 •教員養成系大学 • 学生4,408人、大学院生798人 • 大学教員278人、職員216人 •組織 •
研究組織:4学系 • 教育組織:学校教育系A~D類、教育支援系E類 • 大学院:教育学研究科、教職大学院 •附属学校 • 12校園(5キャンパス、幼稚園~高校) • 附属学校教員340人、児童生徒数 5,411人 2023/5/1現在 4 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023
5.
Explayground推進機構 • 民間企業Mistletoe Japanとの協働事業 •
遊びを通じて、新しい学びをつくる取り組み • 2019年9月~図書館と知の未来を考えるMoebius Open Library を立ち上げ、「知の循環」の再構築を目指すラボ活動を展開 5 https://explayground.com/ https://note.com/mol_expg 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023
6.
MOLのコアメンバー 2023/9/3 Code4lib Japan
Conference2023 6 そす ミカン ななたん フジムー ケンケン ちょび れんさん よこ 20230518 ぬま ちゃん くも さん にい さん Mistletoe 東京学芸大 図書館 附属 小金井中
7.
Meobius Open Library •
コンセプトは「知の循環」の再構築 7 Code4lib Japan Conference2023 2023/9/3
8.
教職支援協働学概論について • 大学院修士課程の基盤科目「教職支援協働学概論」 • 教育支援協働における多様な主体の学びやその意義、課題、あり方につ いて探ること、また研究成果を社会的に共有・発信する試行に取り組む ことで、教育支援協働についての実践的な力を養う、サービスラーニン グの視点を取り入れた科目 •
Explaygroundの12のラボが協力 ① 調査:Explaygroundラボの目的や背景、活動過程・内容・成果等について実態把 握および教育支援協働の視点からの分析 ② 実践:ラボやプロジェクトリーダー・メンバーと協議・連携・協働した、受講生 チームが主体となる市民・学生向け体験・交流・参加型展示等の活動(ワーク ショップ)の企画・運営 ③ 分析・発信:調査・実践研究の成果取りまとめ(レポート) • 今年度の課題 • 2023年7月8日にワークショップフェスに出展すること • https://www.u-gakugei.ac.jp/pickup-news/2023/06/202378explayhub.html • MOLチームの編成 • 3つのプログラム混合のチーム(指導教員:池田 一成 教授) • 教育AI研究プログラム(大津毅朗, 平松和馬, WANG XIAOTONG ) • 臨床心理学プログラム(藤村拓未) • 教育協働研究プログラム(大芝健人, 中井晴菜) 8 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023
9.
実践内容 2023/9/3 Code4lib Japan
Conference2023 9
10.
「勝手に空想科学AI」企画の概要 • 中学生数名のグループで図書館を使った探究学習を行い、各グ ループに大学院生1名がファシリテーターとして加わる。 • 「問い」をたてるためのフックとして、フィクション作品の一 場面を科学的に解説する「空想科学」の手法を用いる。 •
中学生がまとめたレポートを生成AI(ChatPDF)に読み込ませ、 ワークショップフェスの参加者が生成AIと対話し、「知の循 環」を促す。 • 狙い:分身エージェントである生成AIとの対話ログを見ること で、中学生が気づきを得て、探究学習を深化させる。 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 10
11.
検討のポイント • MOLのコンセプトである「知の循環」を実現する • 中学生と大学院生の「知の循環」 •
昨年度の成功例「メビウスの帯」プロジェクト https://note.com/mol_expg/n/ne696513b4dda#222b711f-fc18-431a-a6c8- e9c7b9b5c390 • ワークショップフェスの参加者と中学生との「知の循環」 • Explaygroundらしい新奇性・遊び心 • 空想科学 • 中学生に興味をもって取り組んでもらえる・身近な作品で調べ学習のモチベーション をあげる狙い • 生成AIの活用 • 新しい技術への挑戦 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 11
12.
教育への生成AI活用の可能性 • NGパターン:宿題・読書感想文を生成AIに書かせる • 問題を整理したり、見落としていた視点を得る(アイデア出し・課題 の深堀り) •
表を作成する、図を作成するなど、作業の効率化 • 文章の校正や翻訳など、表現の仕上げ • 生成AIが伴走してくれることで、学習へのモチベーションを保つ <本実践プロジェクトでの検討課題> 生成AIが質問者と探究者を媒介することで、新しい視点を得る「知の 循環」は可能か? 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 12 分身エージェント/eパートナーとしてのAIの可能性の追求
13.
附属小金井中学校の探究学習について • 中学2年生対象 • 5月~10月の間、月2回程度、探究的な学びの時間。 •
宮村教諭から、大学図書館での受入れについて依頼あり。 • 大学院生が中学生の探究学習に伴走するプロジェクトへ。 • フェスだけでなく、プロセスを大事にしたいという大学院生の思い 2023/9/3 13 Code4lib Japan Conference2023
14.
学習計画(各回の内容) • 5月18日 大学院生とMOLの顔合わせ・企画検討 •
5月29日 中学生と大学院生のチームビルディング • 6月1日 大学院生とMOLのMT • 6月7日 探究学習の進め方説明・問いをたてる • 6月15日 大学院生とMOLのMT • 6月30日 大学図書館での調査 • 7月6日 大学院生とMOLのMT • 7月7日 生成AIについての説明・フェス用のまとめ作成 • 7月8日 ワークシップフェス • 7月12日 フェスのフィードバック 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 14
15.
中学生に示したスライド 2023/9/3 Code4lib Japan
Conference2023 15
16.
中学生の選択した作品と問い • 『名探偵コナン』 ➢江戸川コナンが使用している麻酔銃は実現可能か? • 『名探偵コナン』 ➢コナンの体が小さくなったように細胞の成長を止める
アポトキシン4869 のような薬は存在するか? • 『キャプテン翼』 ➢「反動蹴速迅砲」は本当に実現可能なのか? • 『ブルーロック』 ➢現実世界において超越視界 (メタビジョン)は実現するか? • 『ワンパンマン』 ➢ワンパンマンが月から地球まで飛んでいくシーン:月に飛ぶための速度 (初速)、および、大気を通過するときに、どうすれば体にかかる衝撃を耐 えられるか? • 『マシンフッド宣言』 ➢「マシンフッド宣言」における「動的素材」とは何か? 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 16
17.
各チームの探究の様子 • 文献調査 • 大学図書館での調査 •
公共図書館での調査 • 小金井市立図書館を訪問 • オンラインジャーナルの検索 • 実験 • ボールを蹴って成功率を記録 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 17
18.
利用した生成AIについて • ChatPDFを使用 • https://www.chatpdf.com/ •
ChatPDFにPDFをアップロードすると、そのファイルに関する質問に 答えてくれる。ChatGPTのAPIを利用したサービスの一つ。 • ChatPDFを選択した理由 • フェス当日に中学生が参加できなくても実施可能な企画 • 中学生とフェス参加者の間の「知の循環」をAIが媒介できる • AIが分身エージェントとなる可能性を追究 • 利用方法 • 大学院生がそれぞれのPCに自分のチームのPDFを読み込み • フェス当日に応答したログを保存 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 18
19.
(参考) 生成AIに対する教育関係者の反応 • 【文部科学省】初等中等教育段階における生成AIの利用に関す る暫定的なガイドライン(2023.7.4) • https://www.mext.go.jp/content/20230710-mxt_shuukyo02- 000030823_003.pdf •
【文部科学省】大学・高専における生成AIの教学面の取扱につ いて(2023.7.13) • https://www.mext.go.jp/content/20230714-mxt_senmon01- 000030762_1.pdf • 生成AIを利用した教育実践やサービスの急激な展開・普及 • 例:東京学芸大学附属小金井小学校鈴木秀樹教諭の実践ブログ https://note.com/ict_inclusive/m/mf97db167ceb9 • 例:ベネッセ自由研究おたすけAI β版 https://sho-aka.benesse.ne.jp/jiyukenkyuouen/ 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 19
20.
生成AIのガイドラインとの整合 • 東京学芸大学のガイドラインは5月10日に学長名で「ChatGPT など生成系AI使用における注意」が発出済み • 機密情報・個人情報の漏洩への注意
⇒ PDF内の情報に注意 • 安易に情報をうのみにすることへの注意 • 著作権侵害への配慮 • 文科省初等中等局のガイドライン(7月4日公表)への対応 • あらかじめ、保護者から許諾をとることが難しい状況 • 中学生の探究学習の時間に生成AIについての説明を実施 • 中学生は直接ChatPDFを利用しない • フェス来場者については、対話しながら、操作は大学院生が行う 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 20
21.
フェス当日の様子 • 来場者 合計
38人 親子(小学生)が多かった • 質問の数 合計132件 • 来場者の感想 <AIに関すること> • チャットPDFに興味を持ちました • AIが人間みたいに答えてくれてびっくりした • ブルーロックでは4次元のことをAIに聞いて、3次元との違いを分かった <探究内容に関すること> • マンガでの技も完全にフィクションではなく、頑張れば可能性があるということが 一番の驚きだった。今まで何も考えずに見ていたものを深く考えることができた • コナンのあまり詳しく語られていない薬(アポトキシン)について分かった • サッカーのことについて、もう少し詳しく説明してほしかった(どうやって練習すれ ば打てるのか?) 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 21
22.
質問の種類(12に分類) 2023/9/3 Code4lib Japan
Conference2023 22 16, 13% 36, 29% 11, 9% 8, 6% 12, 9% 11, 9% 4, 3% 4, 3% 6, 5% 15, 12% 2, 2% 概要を問う質問 事実を確認する質問 理由を問う質問 方法を問う質問 意見を求める質問 仮定の質問 感想 単語だけの質問 意味不明の質問 表現の変更 中国語の質問
23.
AIと来場者のやりとり① • 概要を問う質問 16 ➢要約による回答14、記載なしと回答2 •
事実を確認する質問 36 ➢要約による回答23、記載なしと回答10(うち追加情報を付加7、質問 の促し2)、PDF外からの回答3 • 理由を問う質問 11 ➢要約による回答7、記載なしと回答2 (うち追加情報を付加1)、PDF 外からの回答2 • 方法を問う質問 8 ➢要約による回答4、記載なしと回答3 (うち追加情報を付加1) 、PDF 外からの回答1 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 23
24.
AIと来場者のやりとり② 2023/9/3 Code4lib Japan
Conference2023 24 ⇒概要を問う質問、事実を確認する質問、理由を問う質問、方法を問う 質問には67%程度がPDFの中から答えている Me: メタビジョンについて教えてください PDF: メタビジョンとは、サッカー作品「ブルーロック」に登場する超越視界の一つで、全体の情報を完璧に把握し て先読みする能力です。この能力を持つことで、相手の動きを予測し、自分たちの攻撃を成功させることができます。 物語の中では、主人公の一人である南雲奏多が、メタビジョンを使って左足ダイレクトシュートを習得するために、 メタビジョンについて研究を始めるところから物語が始まります。また、メタビジョンはものすごく体力の消費が激 しいため、継続的に使用することは難しいとされています。 Me: 麻酔の種類について教えて PDF: このPDFファイルによると、麻酔の種類は大きく分けて全身麻酔と区域麻酔の2つがあります(Text 3)。全 身麻酔は、全身に麻酔薬を投与して意識を失わせる方法で、手術などの大規模な処置に使用されます。区域麻酔は、 局所麻酔と神経ブロック麻酔に分けられ、局所麻酔は局部に麻酔薬を注射して痛みを和らげる方法で、神経ブロック 麻酔は神経をブロックすることで痛みを和らげる方法です。 Me: 反動蹴速迅砲の成功率は? PDF: 反動蹴速迅砲の成功率は、PDFのText 1によると約8%と記載されています。 Me: どんなトレーニングをすれば、ワンパンマンのように飛べますか? PDF: PDFファイルには、ワンパンマンのように月から地球に飛ぶために必要なトレーニングについての情報は含ま れていません。また、ワンパンマンのような超人的な能力を持つことは現実的ではないため、通常のトレーニングで ワンパンマンのように飛ぶことはできません。 Me: コナンが小さくなったのはなぜですか PDF: コナンが小さくなった理由は、『名探偵コナン』のストーリー上の設定であり、アポトキシン4869という架空 の薬物によって引き起こされました。
25.
AIと来場者のやりとり③ • 意見を求める質問 12 ➢要約による回答5
PDF外からの回答6 • 仮定の質問 11 ➢要約とPDF外からの追加による回答5 ➢記載なしと回答 6(うち追加情報を付加5) 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 25 ⇒意見を求めたり、仮定の 質問になると、PDF外か らの情報で回答する傾向 Me: コナンが新一に戻れるか PDF: 『名探偵コナン』のストーリーでは、高校生探偵の工藤新一が、黒ずくめの組織によってアポトキシン4869とい う薬物を飲まされ、体が小さくなってしまいます。現在のところ、コナンが新一に戻ることは描かれていません。ただ し、作品の中で新一が事件を解決するためにコナンとして活躍する様子が描かれており、新一としての活動を再開する ことができた場合でも、コナンとしての活動を続ける可能性があると思われます。 Me:反動蹴速迅砲に失敗するとどうなりますか? PDF: Text 3の2-1によると、反動蹴速迅砲に対する対策として、①シュートを撃つタイミングをずらして、カウンター を失敗させるや②必殺シュートを撃てる選手を複数用意し、蹴り返されたボールをまた蹴り返すといったことが漫画で は見られたとのことです。ただし、失敗した場合の具体的な効果については記載されていません。 Me:サッカーのドリブルのコツは何ですか PDF: サッカーのドリブルのコツには、以下のようなものがあります。 1. ボールを見ること 2. ボールを蹴る足の位置を意識すること 3. ボールを蹴るタイミングを意識すること 4. ボールを蹴る力を調整すること 5. ボールを蹴る方向を意識すること 6. ボールを蹴る角度を調整すること 7. ボールを蹴る速度を調整すること 8. ボールを蹴ると同時に体の向きを変えること 9. ボールを蹴ると同時にステップを踏むこと 10. ボールを蹴ると同時に相手を欺くフェイントを使うこと これらのコツを意識しながら、練習を重ねることで、ドリブルの技術を向上させることができます。
26.
AIと来場者のやりとり④ • 感想 4 ➢追加情報を加えた回答 •
単語だけの質問 4 ➢単語の意味の説明3 記載なしと回答1 • 意味不明の質問 6 ➢質問を促す回答 3 質問を類推して回答2 意味不明な回答1 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 26 ⇒感想に対する返答では 滑らかな応答ができる ⇒不十分な質問に対して は聞き返すこともある Me: 面白かったです PDF: よかったです!何か他にお探しのことがあれば、お気軽にお聞きください。 Me: 実際にあるんですね PDF: はい、実際に「反動蹴速迅砲」という技は存在し、2013年10月5日に行われたJ1リーグの試合で実際に披露され たことが報告されています。 Me: すごい! PDF: はい、非常に難易度が高く、成功率も低い技ですが、成功すれば非常に効果的なシュートとなります。そのため、 多くのサッカーファンから注目を集めています。 Me: 在 PDF: 申し訳ありませんが、質問の「 在」という部分が何を指しているのか理解できません。もう少し具体的な質問 をいただけますか?お答えできる範囲 お答えいたします。
27.
AIと来場者のやりとり⑤ • 表現の変更を求める質問 15 ➢子供向けには満足な回答がえられない •
中国語の質問 2 ➢中国語には対応可 • 追加の質問 7 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 27 ⇒子供向けに分かりやすく 説明を行うように求めても 複雑な用語を用いて解説し てしまう傾向 Me: 小学生でもわかるように説明してください。 PDF: 四次元とは、私たちが普段生活している三次元空間に時間を加えたものです。三次元空間は、幅、高さ、奥行 きの3つの次元で表現されますが、四次元空間は、時間を加えた4つの次元で表現されます。例えば、三次元空間で考 えると、机の上にあるボールは、机の上にある位置にあります。しかし、四次元空間で考えると、ボールが机の上に ある時間も考慮する必要があります。つまり、ボールが机の上にある時間も、四次元空間では位置と同じように重要 な概念となります。四次元空間は、私たちが普段生活している三次元空間とは異なり、私たちの感覚では理解しにく いものですが、数学や物理学などの分野では、四次元空間が重要な役割を果たしています。 Me: 8歳でもわかるように Me: ひらがなで教えて PDF: すみません、もう一度簡単に説明します。 このファイルは、手術や治療の時に使うくすりのことを調べたものです。くすりには、全身のどこかをねむらせるく すりと、手術する場所だけをねむらせるくすりがあります。くすりの量や種類、からだの調子によって、副作用が出 ることがあります。手術や治療をする前に、くすりのリスクや副作用について説明がされ、自分で決めることが大切 です。 Me: 柯南里的aptx4869,现实生活中这的存在吗?请用中文回答 PDF: APTX4869是动漫《名侦探柯南》中的虚构物质,在现实世界中并不 存在。在动漫中,APTX4869被设定为黑暗组织将主 公江户川柯南变成幼 儿的原因。然而,在现实的医学和科学领域中,像APTX4869这样破坏细胞 的物质只在特定的用途,如癌症治疗中使用。
28.
AIと来場者のやりとり⑥ その他 • 医療関係の質問には、必ず医師への相談を促す • 全体として、満足を得られる回答の割合:約76% 2023/9/3
Code4lib Japan Conference2023 28 Me: 麻酔とアルコールの関係性について教えて PDF: PDFファイルによると、バルビツレートとアルコールなどと相互に作用が増強する場合があるため、アル コールを飲んでいる場合にバルビツレートを使用することは危険であると考えられます(Text 3)。バルビツ レートは、中枢神経系を抑制する作用があり、アルコールと併用すると、呼吸抑制や意識障害などの副作用が 増強される可能性があります。したがって、バルビツレートを使用する場合は、アルコールを避けることが重 要です。一般的に、麻酔薬とアルコールを併用することは避けるべきであり、医師の指示に従うことが重要で す。 Me: 麻酔が効くための量はどのくらいですか PDF: PDFファイルには、麻酔が効くための量についての具体的な情報は含まれていません。麻酔が効くための 量は、使用する麻酔 の種類や患者の体重、年齢、性別、健康状態などによって異なります。また、麻酔は医 師や麻酔科専門医が管理するものであり、正確な量は医師によって決定されます。麻酔を必要とする場合は、 医師に相談し、適切な処置を受けることをお勧めします。
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大学院生から中学生へのフィードバック (7/12) • 中学生の反応 • レポートに書いてあることに対して質問しているのは「調査を読んでくれ ていないのではないか」
(不満) • 調べた内容と関係のない質問があったことに「どうしてそんなことを質問 したの?」(不満) • 大学院生からのフィードバック • PDFに書いていないが質問が来た点(麻酔量やクロロフォルム)を深めて も良いと助言 ⇒AIに対して感情的になっていたが、気づきがあった様子 • サッカーのルール、シュートの種類や蹴り方といった基本的なことを質問 されることが多く、反動蹴速迅砲について説明する前にサッカーに関する 基本的な知識にも触れていく必要があるとフィードバック。 ⇒中学生たちの中ではシュートの種類や蹴り方など当たり前に思っている/ できていることも一般的にみたら当たり前ではないことに気づき、今まで当 たり前に行なっていたシュートの蹴り方など、どのような表現をすれば分か りやすく伝わるのか考えはじめた。 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 29
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大学院生の感想 • Chat pdfはpdfに記載されている内容に関する質問に対して忠実に答えられる一方で、そこから逸脱し た質問に対しては回答を行えなくなってしまいます。また、子供向けに分かりやすく説明を行うよう に求めても複雑な用語を用いて解説を行ってしまいます。pdfに記載された内容に対するエージェント としては適切ではありますが、aiに対する質問の内容を錯誤する点および対象の属性を考慮すべき点 は今後解決されることを望みます。 •
調べた内容と関係のない質問があったことに疑問を呈していました。「どうしてそんなことを質問し たの?」と発言をしており、aiに対してだからこそ感情の提示が見られたのだろうと思われます。 • 生成AIは0を1にする力はないが、1を100にする力はあると感じ、改めて現在の教育ではAIが持たない 0→1にする力(創造力)を養う必要があると染み染み感じました。また、直接文書化していなくても 参考文献に載っていることについて答えることができる点はとても驚きました。とても興味深かった です。 • 中学生だけで調べ学習を行うには専門的すぎる題材を用いてしまったように思えます。しかしながら 複雑な内容かつ大学院生の専門に結びつけた内容だったからこそ「知の循環」が成立したと思うと、 一概に悪い点ばかりとは言い難いです。大学院生と中学生の協働であったため今回の事例では上記の 題材でも適切に調べ学習を行えましたが、学習者の属性に応じて題材を使い分ける・aiとの関わり方 を変える必要性を感じます。 • möbius open libraryの目的である「知の循環」についておおかた達成することができたと感じました。 参加者-中学生-大学院生と各々新たな知見や経験を得ることができたように考えます。また、今回は 活動の結果と生成AIを絡めましたが、探究学習の過程と生成AIを絡めても面白いのかなと思いました。 もちろん、生成AIの使い方には配慮するべきであるとは思いますが。 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 30
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成果と課題 • PDFを媒介としているので、生成AIの応答は大きく逸脱するものはな かった。生成AIの可能性を体験した。 • 分身エージェントとしては利用可能性がある •
フェスの参加者の質問は直接的に探究を促すものはなかった • 理由:年齢層が低い • 理由:フェス参加者の興味関心は中学生と異なる ⇒質問のやりとりの中から何を掬いあげるかの視点が重要になる • 探究学習として評価 • フェスの日程に制約されたためスケジュールがタイトだった • 空想科学という手法はテーマによって難しい班があった • 大学院生のファシリテーション方法は様々な工夫があり、中学生と大学院 生との交流が促された • 大学図書館の蔵書が中学生の探究学習を支えるのは難しい • 中学生に有効な資料が少ない⇒教育課程にあった蔵書の質を再認識 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 31
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今後の検討の方向性 • 初回のチャットPDF用レポートと夏休み明けのレポートの比較 • ChatPDFへの質問者の変更 •
探究学習の過程での生成AIの活用 • 図書館での生成AIの活用 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 32
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参考文献 • 森本康彦. 「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた教育AI活用の現状と展望. 情報処理学会論文誌.
教育とコンピュータ = IPSJ transactions. TCE / 情報処理学 会 [編]. 8(1) , 1-10, 2022 • 王聰・吉田直人・米澤朋子 "グループ実習の複数周辺エージェントの競争演出によ る学習意欲への影響" 信学技報. 120(64)ET2020-2. 5-10. 2020 • 久保田 秀和, 西田 豊明 "ユーザの過去発言を利用した複数エージェントによる創造 的な対話の生成 " 電子情報通信学会論文誌. D-I, 情報・システム, I-コンピュータ = The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers. 84(8) 1222-1230, 2001 • 東京都立高等学校学校司書会ラーニングスキルガイドプロジェクトチーム.『学校 司書と学ぶレポート・論文作成ガイド』. ペリカン社, 2019.11 • 藤田利江.『図書館で調べる達人になろう (図書館たんけん 2)』国土社, 2023.3 • 赤木かん子.『調べ学習の基礎の基礎』(改訂版). ポプラ社, 2011.2 • 全国学校図書館協議会.『学校図書館学び方指導のワークシート』全国学校図書館 協議会,2007.7 2023/9/3 Code4lib Japan Conference2023 33
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