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GISA学術研究発表web大会(発表資料 地理空間情報の有効活用を追及 20131120)

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災害対策基本法が改正され,災害応急対策責任者は地理空間情報の活用に努めることが明記された.
災害情報システムは,被害・措置情報を一元管理し,意思決定を支援するためのシステムである.この種のシステムは,これまで文字情報を主として扱うものが多く,地理空間情報の有効活用が課題であった.そこで,災害情報を地理空間情報として効果的に利活用するため,GISを基盤とした災害情報システムを構築した.
本稿では,システムの主な機能を概説し,地方公共団体における東日本大震災時の活用事例などを通じ,システムの効果や今後の課題について述べる.

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GISA学術研究発表web大会(発表資料 地理空間情報の有効活用を追及 20131120)

  1. 1. GISA 学術研究発表Web大会 (発表資料) 地理空間情報の有効活用を 追及した災害情報システム 榎本純一・秋田義一 の開発 システム協力 2013 年 10 月 27 日  江東区役所防災課 地図・データ協力  国土地理院   「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図 200000 (海岸線・行政界)、数値地 図 2500 (空    間データ基盤)及び数値地図 50m メッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第158 号)」  ㈱ゼンリン  ㈱昭文社 ( C ) NTT 空間情報 , ジオサイエンス  ㈱ティージー情報ネットワーク  jishin.net 利用しているデータおよび、画面キャプチャは、全てサンプルデータ、イメージです
  2. 2. 1.はじめに ・システムの利活用実績と、その有効性の認識  ・被災者生活再建支援システム他   各災害への適用、それによる活用効果の認識がされ、今後は行政 での導入がさらに加速・促進される ・法整備:平成25年6月21日改正災害対策基本法  ・(一部抜粋)地理空間情報(中略)の活用に努めなければならな い ・災害時の迅速な情報収集、その後の的確な意思決定  情報収集:防災無線、各種防災システム、防災 HP  情報伝達:防災無線、防災メール、行政 HP ・住民との直接関係が深い地方公共団体(以後:基礎自治体)で、地 理空間  情報をより効果的に利活用できる GIS 基盤の災害情報システムにつ いて  機能・活用事例を紹介と今後の課題について以下に示す。
  3. 3. 2.これまでの災害情報システ ム ・多くは、被害・措置情報などの災害情報を文字情報として管理  ・災害情報システムは都道府県中心に導入   ・基礎自治体単位の被害状況の把握   ・域内の基礎自治体からの被害件数報告を、集計・情報共有・管理で 使用  ・必要に応じて、住所情報からその周辺地図の参照 ・マクロ管理→文字情報ベースで十分事足りる→地理空間情報、 GIS 機能 は必須機能ではない、あればよい       ↓  このシステムが徐々に基礎自治体へ展開
  4. 4. 3.基礎自治体に求められる災害情報システ ム ・基礎自治体の災害時  ・住民の生命・財産を守る  ・迅速な情報収集+意思決定+効率的な業務運用  ・家屋倒壊位置、避難住民の詳細な把握 ・ミクロ的な管理→地理空間情報の活用  ・文字情報ベースの災害情報システムでは機能要件が満たせない→   機能拡充・システム切り替え、それに際して求められる要件とは 、    ①地理空間情報の有効活用    ②多様な空間分析    ③事務処理系ソフトとの連携    ④他の防災関連設備、システムとの連携    ⑤高密度震度情報による被害予測    ⑥多様な条件検索によるデータ抽出
  5. 5. 4.基礎自治体に求められる災害情報システ ム・コンセプト  ・災害時に使えてあたりまえ、平常時も、災害収束後も活用できる  ・容易に操作できる  ・大量データ処理が可能  ・震災以外にも利活用できる ・システム構成 既存(他社)システム 防災無線 防災カメ ラ 水位・雨量 被災者生活再建 支援システム 都道府県 DIS et c GIS サーバ 防災 GIS 防災ガイダン ス 防災ファイリ ング モバイル ノート 携帯電話 PC モバイルサーバ インターネット公開サーバ 防災 HP 防災地図 防災メー ル
  6. 6. 5.基礎自治体による活用事例 平常時の活用  ①防災施設・設備の管理    ②訓練における利用    ③住民への情報提供
  7. 7. 5.基礎自治体による活用事例 災害時の利用  ①情報収集、状況把握・共有    ②上部組織への状況報告      ③情報提供
  8. 8. 5.基礎自治体による活用事例 災害収束、復旧・復興時の利用  ①応急危険度判定  ②り災証明書発行支援  ③災害情報分析 前に提示した、様々な機能を応用して、該当業務に利用
  9. 9. 6.今後の課題 ① 操作習熟   被災情報の入力方法の工夫  ② 平常時の利活用促進 ③ 地域防災計画、職員行動マニュアルなど各種マニュアルで、システ ムの利活用を具体的に明記 ④OneAction   既存システムとの連携 ⑤ 広域・隣接自治体における情報連携 ⑥ 最新法令への機能追従
  10. 10. 6.今後の課題 ① 操作習熟   被災情報の入力方法の工夫  ② 平常時の利活用促進 ③ 地域防災計画、職員行動マニュアルなど各種マニュアルで、システ ムの利活用を具体的に明記 ④OneAction   既存システムとの連携 ⑤ 広域・隣接自治体における情報連携 ⑥ 最新法令への機能追従

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