読書まとめ＋感想 スライド作成：2019/7/1 Scott Barry Kaufman他著『FUTURE INTELLIGENCE これからの時代に求められる「クリエイティブ思考」が身につく10の習慣』 大和書房 (2018/4/21)

1. FUTURE INTELLIGENCE
これからの時代に求められる「クリエイティブ思考」が身につく10の習慣
Scott Barry Kaufman他 著
大和書房 (2018/4/21)
スライド作成
Matsuzawa Takahiro @Mt.Taka
ひらめきを習慣化する事例集

2. クリエイティブ思考の魅惑的な複雑さに光を
当てることで、読者に自らの矛盾や複雑さを
受け入れていただき、より深いレベルの自己
理解と自己表現、ひいてはイノベーションへ
と導くのが本書の目的である。

3. クリエイティブ思考を支える１０の「習慣」
クリエイティブ思考を発揮するには…
↑
自らの多面性を認め、そのまま受け入れる能力
↑
深いレベルの自己理解と自己表現
遊び、情熱、夢想、孤独、直観
好奇心、瞑想、繊細、逆境、異端

4. クリエイティブ思考を支える１０の「習慣」
自己理解
自己表現
遊び＝創作
調和的な情熱
孤独な内省
瞑想
直感
好奇心
繊細な感受性
逆境への挑戦
異端の勇気
外界からの刺激

5. 読み終えて
クリエイティブ思考とは何か、本書で直接定義づけられてはいなかったと思う
が、つまるところ、創造性を生む思考・行動様式だと理解した。
すなわち、外界の刺激を受けた自己の複雑性をよく理解し、自己実現を通して
新しい価値を生み出していくこと。そして、その土台となる知性・感情・動機・
倫理的特徴のパッケージだ。本書で紹介される１０の「習慣」とは、クリエイテ
ィブな人たちが共通して持つことの多い、見えない自己をよく認識するための要
素と、自己と従来の一般常識とのズレに耐えるための要素ということだろう。
こうした思考・行動のパッケージによって、人は、「可塑性」、「多様性」、
「集中力」を発揮することができる。もちろん、簡単なことではなさそうだ。