一般社団法人サードパス～医療”学び場”創造機構～の活動報告です。医療関係者の学び場作りを通して、知見の共有や多様な繋がりを生み出すことを目指し、非営利で活動しています。

1. 一般社団法人 サードパス
～医療“学び場”創造機構～
2023年9月

2. サードパスとは？
• 法人名
• 一般社団法人 サードパス（ThirdPath）～医療“学び場”創造機構～
• 設立
• 2013年11月
• 設立趣旨
• 一般社団法人 サードパス（ThirdPath)は、情報の流れが偏在化している医療の
現場において、学びの場・交流の場の提供を通じて全ての医療従事者を支援
することで、医療の質の向上に向けた「第三の道(third path)」 を探し求めていく
中立的な団体です。
中立的な非営利団体として、企業や行政だけでは実現が難しいことに
取り組んでいきたいと考えています。

3. irori（いろり）とは…
irori（いろり）
医療（ir(y)o）を理解（ri）する シリーズワークショップ
囲炉裏（いろり）を囲むように、様々な人が集い、対話する場

4. 現在の主な活動：月１回の yururi オンライン開催
yururi（ゆるり）
ゆるっと（yuru）リモートで（ri）参加して
医療を理解する オンライン勉強会

5. 今年度の活動（2022/10～2023/9 の yururi）
開催日時 テーマ ゲストスピーカー
2022/10/19 「コロナ禍に自治体現場はどう動いたか」
～新型コロナウイルスワクチン接種事業を振り返る～
久保田 健太郎 さ
ん
千葉市保健福祉局 医療衛生部
医療政策課 新型コロナウイルス
スワクチン接種推進室
2022/11/16 「『患者の物語りと医療者の物語りが出会う医療面接』シミュレーショント
ショントレーニングとは」～医療者・患者・家族・地域の＜納得と安心と信頼
心と信頼＞が通い合う “ありがとうが行き交う医療®” を楽しく、次世代へ！
代へ！～
黒岩 かをる さん 一般社団法人 日本医療面接訓
練評価センター：JaMITAC® 代表
代表理事／株式会社薫陶塾代表
取締役
2022/12/06 「薬剤師をもっと身近に！地域と人と健康をつなぐ薬局の姿とは」
～薬剤師DJが取り組む社会的処方・健康サポート～
船戸 一晴 さん ゆう薬局グループ 株式会社ゆう
うホールディングス 取締役
2023/01/16 「地域の特性を活かした医療連携の進め方」
～地域医療連携の事例集からわかる、取り組みのポイントとは？～
荒木 隆一 さん 市立敦賀病院 理事・医療支援部
部部長
2023/03/15 「医療と信仰」
～いのちとこころのケアを考える～
加藤 眞三 さん 慶應義塾大学名誉教授、上智大
学グリーフケア研究所研究員
2023/05/15 「患者・市民の声を医療政策に反映させるために」
～医療政策決定プロセスの現状と患者・市民参画の必要性～
梅田 一郎 さん 一般社団法人新時代戦略研究所
（INES）理事長
2023/07/11 「ネットで故人の声を聴け」
～インターネットに残された病気と死の記録をたどる～
古田 雄介 さん ライター、ジャーナリスト
2023/09/21 「ゆるやかなつながり」
～サードパス設立10周年！活動報告会＆参加者交流会～
2023年～ 隔月開催に

6. 開催日時 テーマ ゲストスピーカー
2022/10/19 「コロナ禍に自治体現場はどう動いたか」
～新型コロナウイルスワクチン接種事業を振り返る～
久保田 健太郎 さ
ん
千葉市保健福祉局 医療衛生部
医療政策課 新型コロナウイル
スワクチン接種推進室
2022/11/16 「『患者の物語りと医療者の物語りが出会う医療面接』シミュレー
ショントレーニングとは」～医療者・患者・家族・地域の＜納得と安
心と信頼＞が通い合う “ありがとうが行き交う医療®” を楽しく、次世
代へ！～
黒岩 かをる さん 一般社団法人 日本医療面接訓
練評価センター： JaMITAC®
代表理事／株式会社薫陶塾代表
取締役
2022/12/06 「薬剤師をもっと身近に！地域と人と健康をつなぐ薬局の姿とは」
～薬剤師DJが取り組む社会的処方・健康サポート～
船戸 一晴 さん ゆう薬局グループ 株式会社ゆ
うホールディングス 取締役
2023/01/16 「地域の特性を活かした医療連携の進め方」
～地域医療連携の事例集からわかる、取り組みのポイントとは？～
荒木 隆一 さん 市立敦賀病院 理事・医療支援
部部長
2023/03/15 「医療と信仰」
～いのちとこころのケアを考える～
加藤 眞三 さん 慶應義塾大学名誉教授、上智大
学グリーフケア研究所研究員
2023/05/15 「患者・市民の声を医療政策に反映させるために」
～医療政策決定プロセスの現状と患者・市民参画の必要性～
梅田 一郎 さん 一般社団法人新時代戦略研究所
（INES）理事長
2023/07/11 「ネットで故人の声を聴け」
～インターネットに残された病気と死の記録をたどる～
古田 雄介 さん ライター、ジャーナリスト
2023/09/21 「ゆるやかなつながり」
～サードパス設立10周年！活動報告会＆参加者交流会～
今年度の活動（2022/10～2023/9 の yururi）
コロナ禍
地域医療
患者市民参画
コミュニケー
ション
死、信仰
2023年～ 隔月開催に

7. 新たにスタート！：オンライン読書会perari（ぺらり）
perari（ぺらり）
本を片手に ぺらり（perari）とページをめくりながら
本から広がる世界を語り合う オンライン読書会

8. これまでの課題本
回 開催日 タイトル 著者
第0回(ﾄﾗｲｱﾙ)
2022年
6月16日(木)
コーダの世界 澁谷 智子
第1回 8月18日(木) 食べることと出すこと 頭木 弘樹
第2回 10月20日(木) リハビリの夜 熊谷 普一郎
第3回 12月15日(木) べてるの家の「当事者研究」 浦河べてるの家
第4回
2023年
2月16日(木)
シンクロと自由 村瀬 孝生
第5回 4月20日(木) みんな水の中 横道 誠
第6回 6月15日(木) 逝かない身体 川口 有美子
第7回 8月24日(木) あなたの知らない「家族」 柳原 清子

9. 「perari」のかたち
 課題本を読んできて感想を共有するスタイルの読書会です。
 ファシリテーターはいますが、参加者の自然発生的な対話をベースに進
みます。
 サードパスのメンバーもファシリテーターも、参加者として参加します。
 感じたこと、話したいこと、聞きたいことを順不同で自由に述べあいます。
例えば・・・
「ここ面白かった」 「ここでこう感じた」 「ここよくわからない」 「この言葉好き」
「ここ少し違和感がある」 「ここ他の人がどう感じたのか知りたい」 etc.
 「結論」や「まとめ」は追求しません。

10. 多職種でのチーム医療
所属する医療機関
の中で、他の医療
従事者と連携
地域内での施設間連携
地域の中で、他の
施設の医療従事者
と連携
医療以外との連携
地域の中で、医療
以外の関係者と連
携（介護・福祉専
門職／患者・市民
／異業種の専門家
など）
つながり先の広がり：ゲストも参加者もいろいろ！

11. サードパスが目指したいこと･･･
キーワードは
「ゆるさ」？

12. なぜ「ゆるさ」を大切にしているか
1. 間口を広げて、偶然の出会いをつくる
2. コミットメントを求めず、しがらみをつくらない
3. 特定の課題解決を目的とせず、参加者の当事者性を尊重す
る

13. 間口を広げて、偶然の出会いをつくる
 現在の社会＝自分の興味に最適化された情報が入ってく
る
⇒見たいものしか見えにくい
⇒視点がどんどん偏っていく… ⇒分断
 見たいものしか見ない世界にノイズを入れる
 場に参加する（非日常）ことで、自分の仕事（日常）から離
れた視点を体験してもらいたい

14. コミットメントを求めず、しがらみをつくらない
 「常連もいるけど、入りやすい居酒屋」が理想
 その場自体を純粋に、自分のために楽しんでもらう
 でもいざという時には頼りになる関係性
⇒参加者同士でも繋がることができる

15. 特定の課題解決を目的とせず、参加者の当事者性を尊重す
る
 主体は参加者
 当事者意識を持つ人同士が出会う
 それぞれの現場に学びを持ち帰ってもらう
 即効性のある課題解決は目指さない
 いつでも探究心を刺激するようなテーマを紹介する
⇒漢方薬のように、じわじわと良い影響を
「11人いる！」
萩尾望都
最後のコマの絵
https://togetter.com/li/1108367

16. 「生きのびる」だけではなくて「生きる」
不要不急の必要性とは…？
 「はじめての短歌」 穂村 弘 著（河出文庫）
https://amzn.to/450jJnU

17. これからの活動に向けた問い
 ほどよく「ゆるい」場とは何だろう？
 もっと良い場を作るには？
→ 医療・福祉以外の領域の、素敵な活動を探してみる
ＣＯＴＥＮ
ＲＡＤＩＯ
超相対性理論
ＰＯＤＣＡＳＴ
吉田類の
にっぽん百低山

18. 今年度中に10周年イベントやります！
 リアルの場でのワーク
ショップ＆読書会
 リモート参加もOKのハイ
ブリッド開催！
 ＠信州？
 温泉あり？
 お酒あり？
 その他、楽しい企画はこ
れから検討予定（アイディア歓
迎）！

19. ・・・ということで
今後とも
応援よろしく
お願いします！